夏が終わります

夏が終わります。

明日から学校が始まります。
嫌だよ～、嫌だよ～。
嫌や～！（ジャルジャル）

７月の中旬、お台場合衆国の初日に放送された特番。
あの番組の最後、特設ステージで、青い空のもと爽やかに歌い踊るレッドシアターズを見て、「あぁ、夏が来たなぁ」と感じたのです。
上手く言い表せないけど、夏の訪れを感じたのです。
そこから、私の夏は始まりました。
最初はテストばかりでした。
やっと終わったと思ったら、８月に突入していました。
悲しかったです。
おまけにこの夏は、どこへも遠出できず、バイトとライブのみ。
去年と何ら変わりません。成長していません。残念な人間です。
だから、ロシモン・ミルクラ・ライスで行っていたツアーの写真を見て、バーベキューとかスイカ割りとか川遊びとかしてる写真を見て、心底うらやましくて～！
私も夏っぽいことしたかった～！！（泣）
それでも、とても楽しいと、心から楽しいと思えた夏でした。
金曜日、３週連続でバイト終わりに向かった品川は、とてもきらびやかで楽しくて、心が躍りました。
KOC３回戦を見終わった後は、なんだか気持ちが晴れ晴れとして、ちょっと涼しい夜風をきりながら走りだしたくなりました。
きれいな夕焼けを見ながら劇場に入るのは、とっても幸せな瞬間でした。
そんな夏でした。

これから私自身、さらに忙しくなると思います。行きたいライブに行けないことだってたくさんあると思う。
けれど、その分一回一回を楽しみに。
夏が終わります。

キングオブコント2009 裏総括

「裏総括」と銘打っていますが、実は私が本当にやりたいのはこちらです（笑）


・去年も思ったけど、審査員席の並び順誰が決めたんだろう

・去年も思ったけど、どこに誰がいるかを探すのが、ウォーリーを探せみたいでちょっと楽しい（笑）

・最初に審査員席が映った瞬間、鬼ヶ島が最前列にいることに爆笑してしまった私（笑）

・大さんだけ帽子かぶっているので、グランジが見つけやすかった（笑）
　大さんと遠山さんよく喋ってたね。特に大さんは、終始楽しそうでした。

・結局、放送時間中にジューシーズを見つけられなかったんです（泣）
　終わった後、友達から教えてもらってやっと気付きました。
　でも未だに、アルコ＆ピースがどこにいるかわからないんですけど……

・これは大会自体に全然かんけいないことなのですが……
　ノンスタの自虐ネタがどうして笑えないのか、なんとなく自分の中で結論が出ました。
　彼らの自虐って、なんとなく、自虐ではあるんですけど、世間に対しての文句って感じがするんです。
　俺ら優勝したのになんでいまいちやねん！って思ってるんだろうな～って。
　それに、自分達が売れない売れないって言うのって、応援している人達に失礼だと思う。
　そこが、私の好きな某コンビの自虐ネタとの違いなのかな～と。まぁ、そのコンビにもそろそろ自虐ネタをやめてもらいたい気もちょっとはありますが（笑）

・03が終わった後、渡部さんがドラドラに何言ってたのか気になるなぁ。

・今年の点数見きれ席はシソンヌでした☆

・後藤「大きい魚を逃したみたいな――まぁ、釣りはやらないですけど」

・ジャルの煽りVTRがかっこよすぎる

・まじめな顔してるのに笑いがきてしまう中岡さんと池田さん（笑）

・「コントと相思相愛」だそうです。
　かっこいいこと言ってるんだけどなぁ～。
普段のキャラがどうも邪魔して、「ひゃぁ～ナルシスト～」ってなっちゃった（笑）

・おいしすぎるD・N・A

・川原さんのコメントがいちいち面白すぎる

・コカド「大事な舞台で、巨乳巨乳言いすぎた～！」
　そんなロッチが好き（笑）

・しずるがCM前に行く時、池田さんのコートから少しだけ見えた白いシャツで、私は完全に消しゴムネタだと思っていました。
　そしたら卓球だったのでびっくりしました。
　個人的には消しゴムはあまり好きではないので、卓球で嬉しびっくりです。

・03に抜かれた時の、「しずるのかお！！」（笑）

自由奔放な池田さんの名言集
・一本目終わり、ダウンタウンに感想を求められたのに、
　「どうでしたか？」
・二本目終わり、
　「みんな面白いと思ってくれてんのかなぁ～？
・03に抜かれた時、
　「絶対負けたもんな～」
　やばい、面白過ぎる！！（笑）
　池田さんがさらに大好きになりました（笑）

・優勝が決まっても、なんだかいつも通りの03。
　飯塚「すっごいたたかれてるね～」
　この言い方もナチュラル（笑）

・KOCはメガネが二人いるコンビ、グループが優勝？
　＝シソンヌ、来年頑張れっ＞＜（笑）

・CMが本当にかっこよかったです。
　で、最後の最後は金田さんの後ろ姿なんですけど、その直前って、ジューシーズの後ろ姿じゃないかと思うんですけど、どうでしょう！？（笑）


最後に。
M-1と違うのは、スタンバイしている芸人さんが映る時、スーツみたいなよくある服装以外は、みんな黒いコートを着ていること。
衣装でネタばれしないように、てことですよね。
その姿がもう、本当に本当にかっこよかった。
そして、当たり前のことかもしれないですけど、そういうことを徹底したスタッフさんがいいなと思いました。
みんな、コントに誇り持ってやってるんだなと思いました。
まだ始まったばかりだから、歴史も権威もあまりない。
おまけに芸人審査ということで、憶測で心ない批判をする人もいる。
けれど、それとは関係なく、芸人さん達は全力でした。
素敵な戦いを見せていただき、ありがとうございました！！

キングオブコント2009 総括

何よりもまず、東京03、本当に本当におめでとう～！！
楽しかった～。
03のコント、本当に笑ったし、本当に心から楽しかった。
一本目はもう何と言っても、飯塚さんの「ちょうどいい奴いねぇのか！！」ってセリフが大好き（笑）
その後がどうなるか全然わからなかったのですが、ずっと１位をキープし続けていて、ご本人たちのプレッシャーも大きかったでしょうね～。
二本目は明転した瞬間、「おぉ～鉄板ネタ持ってきた！」と思いました。
私、最初は……と言っても何年前になるでしょうか、結成当初は03があまり好きではありませんでした。でもこれを見た時に、好きだ！と思って、そこから印象が変わったネタです。
それだけに何回も見ているのですが、それなのに今回ももれなく面白くて、大笑いしてしまいました。
角田さんがハーモニカを吹いた瞬間、会場が揺れましたよね！！
最後まで沸き続けて、今まで見た中で一番の出来、最高の出来だったと思います！！
終わった瞬間に映った、審査員席の芸人さんたちの表情が全てを物語っていたと思う。
みんな笑顔で、本当に楽しそうだった～。
それを見ているだけで幸せな気持ちになりました。
953っていう点数が出た瞬間、思わず立ち上がって叫んでしまいました。すごい！！すごすぎる！！
こんな瞬間に立ち会えたのが幸せだった。
優勝が決まった瞬間の三人が、びっくりしつつもまた素朴な感じで、というか信じられていないようなふわっとした感じで、なんかほっこり（笑）
とにかく本当に本当におめでとうございます！！
これから色々なネタ番組で、さらに色々なネタが見られることを楽しみにしています。

サンドもさすがだったな～！！
一本目のハンバーガー店のネタで、富澤さんがレジをたたくところが本当に面白くて、泣きそうになるほど笑いました（笑）
二本目はちょっと緊張していたのかな？という感じで、それが惜しくもありましたが、本当に楽しませてもらいました。

インパルス、私は一本目の方が好きで、二本目はえ～と思ったんですが、評価が全く逆で、これが芸人さん審査独特の感じなのかなと。男子のあるあるなんですかね？（笑）
それにしても一本目好きだったな～。

モンエンはM-1の時も思いましたが、この二人には賞レースとか関係ないんだなって。いい意味で。
最初から最後までとってもバカバカしくて、にやにやしてしまいました。
私は一本目の方が好きでした。特に麻酔銃（笑）
貯金全部使った（笑）
おばあちゃんで試した（笑）
こんなに面白いのに、最初の入りがさ～、切なくて。
競馬の実況やり続けて降ろされてしまった時の切なさを感じてしまって（笑）
だからもう入りから心を奪われました。

ロッチは、一本目と二本目が全然違うタイプで、そこに惚れました。
ロッチの世界って、ありそうでなさそうっていうギリギリな感じがいいですよね。
一本目も、ありそうななさそうな微妙なラインをついてきて、それがどんどん笑いになっていって。
二本目は、ひたすらバカバカしくて、そのバカバカしさが気持ちよかったです（笑）
「真ん中倒れたらどうします？」「巨乳で」あたり最高でした（笑）

天竺は一本目と二本目の差が（笑）
いいなぁ～、好きだぁ。特に二本目。
どシュール。なのにバカバカしい（笑）
パイの実で完全に心奪われたからなぁ。悔しいなぁ。
そして川原さんはコメントがいちいち面白すぎる。
M-1の笑い飯の位置になりそうな予感がします（笑）

今回、ジャルジャルほど意外な順位になった人はいませんでした。
最下位なんて、今でも信じられないです。
一本目は点数がちょっと低いかな～とは思いますが、でもそれよりも、お二人がちょっと緊張してたかな？
いつもよりも硬い感じがしたし、あと二本目の麦わらは短くなりすぎてちょっと残念……これはジャルジャルだけのことではないですが。
で、また私の「このネタ見たかった病」が発病（笑）
落語ネタがみたかったよ～！！（単に私の好みです）
今回は残念な結果だったかもしれませんが、でもこれだけが全てじゃないと思う。
私が３回戦で見た時、ジャルジャルは圧倒的な面白さだった。それだって同じジャルジャルです。
改善するところはあるのかもしれない。けれど、賞レースを気にしすぎないで、自分達のネタに自信を持ってほしいです。やっぱ面白いもん☆


そして最後に、しずる！！
大健闘、本当にお疲れ様でした！！
大舞台で、あんなに会場を沸かせて、あんなに高評価を受けるしずるを見て、本当にうれしかったです。
まずは一本目。
当初、しずるが決勝進出したと聞いてすごく嬉しかったのですが、でも、それを決めたのが冥土の土産ネタだと知ってすごく意外でした。
以前見た冥土の土産、すごく好きだったのですが、それほど面白かったっけって。
ところが実際見て納得。
「昔、お母さんに塾行かされてたからねぇ」で、私撃沈（笑）
前に見た時、このセリフあったっけ？
いや、ここに限らず、前に見た時よりも格段に面白かったと思います。
本当に本当に面白かった。
ふじふじが車に行った時の、かざかざの「……まさか！」っていう緩急も完璧でしたし。
また、ふじふじが帰ってきた時の「お待たせぇ～」の言い方がそうさせるのね（笑）
超よかった！
そして、二本目は卓球。
正直言って他のネタを見たかった気もする。
けれど去年、このネタで準決勝落ちてしまったんですもんね。
その後のインタビュー類色々なところで、「KOC落ちたのが悔しかった」と言っていましたもんね。
それほど自信があったんですよね。
そして今年決勝進出を決めて、そのネタを昇華させたのってすごいと思う。一年越しの思いがかなったんだね。
一段と村上さんがウザくなってて、一段と池田さんが自由に暴走してて。
大健闘だったと思います。
全部書いた後に言うのもなんですが、一本目前の煽りVTRの最後の最後。
「俺らマジです」
この池田さんの言葉にぐっときました。
今まで見た池田さんの中で一番かっこよかった～！！
あぁ、またこれからどんどんスターへの階段を駆け上がっていくんだろうな。
もちろん嬉しいことですが、舞台には出続けてほしいな。ケチャップは続けてほしいな。私がチケット取れなくてもいいから。二組が楽しくトークしてくれれば、その話を聞くだけでなんか幸せなんだ。二組が仲良しなだけでなんか幸せなんだ。
……いや、今からこんな話をしちゃだめですね。
これからが勝負なんだから。
とにかく、こんなメンバーの中、３位って本当にすごい！おめでとう！

４分のネタを８組２本ずつ。
なんとも豪華で、そして心から楽しかった３時間でした。
こんないいもの見ちゃうとさ、現実に戻りたくなくなっちゃうよ！やだよ、明日学校行きたくない！！（笑）
それほど楽しくて、夢みたいな時間でした。
今回評価が低かった人達には、改善するところはあるのかもしれないけれど、でも賞レースを気にしすぎないで頑張ってほしいし、
今回評価が高かった人達には、この大舞台で堂々と戦った自信を武器に、もっともっと面白くて楽しいネタを作っていってほしいです。
みなさん、本当にお疲れ様でした！

芯からなんとかしようとする

ついについに、綾部さんが熟女芸人にやってきた！！（笑）

いや～面白かったですね。
綾部さん輝いてた（笑）
全体として喋っていた時間は、多分そんなに長くなかったと思います。
なんたって、ウドちゃんがイキイキして喋り倒しているからね（笑）
ただそんな中で、大健闘だったんじゃないでしょうか。
いや、もしかしたら綾部さんは、この番組で結果を残して…なんてことは考えていなくて、
ただただ熟女について語れることが楽しかったんでしょうか（笑）
由紀さんの「携帯の機種が…」の話している時、どこ向いて喋ってるのって感じでしたもんね（笑）
あと、「熟女は芯からなんとかしようとする」って言葉に大笑いしました！
蛍ちゃんの言う通り、熟女じゃなくても言うじゃない（笑）
おっかしかった～。

でも、これは誰にでも言えることですが、自分の好きな芸人さんが地上波に出ると、その人ばかりに注目しちゃってハラハラしませんか？
今回も、綾部さんに注目して見ちゃうと、「あっ、今喋ろうとしてたのに！」みたいな（笑）
正しいテレビの見方ではないとは思います（笑）
でも気になっちゃうんですよね……。
この企画どうやら好評なようなので、ぜひ第三弾を！
そしてまた綾部さんを出して下さい！（笑）
その際には、今回よりさらに前に出れる機会があるといいですね。

綾部さんだけでなく、番組全体としても面白かったです。
特に歌（笑）
最初、秋山さんが歌って言った時、ちょっとえぇっと引いてしまったのですが（笑）、いざ始まると本当に面白かった。
最初の
「いざスイッチ入れると豹変するんだろ？」
みたいなセリフの時点で、私撃沈（笑）
おまけに、平然と歌ってる藤岡藤巻さんが面白すぎた。

最後由紀さんの登場に騒いでいるみなさんを見て、なんか、ホントよかったねって思いました（笑）

ここ数日

ここ数日間の私のテンションの推移。

11日
あっ、写真載っけてくれてうれしい～。仲良しでいいなぁ。
なんかコメント欄にめんどくさい人がいる……
イライラ……。

12日
惚れ直しました。

13日
ちょっと引っ張りすぎ……。
そしてコメント欄のみなさまが示し合わせたようにドSなのがおもしろすぎる（笑）

14日
５期生の威力（笑）
なんか……とりあえずよかったね（笑）


まさか最初に村上さんの写真を載せただけで、こんなことになるとは誰も思っていなかったでしょうね（笑）
途中イラっとしたし、ハラハラすることもあったけど、とりあえず一件落着ってことで。


月曜日のAGEAGE、4位でしたね～。今月も無理かぁ。
本当どうでもいいんですが、関町さんの白シャツにズボンって、たったそれだけで本当にかっこいいです。
背高いしスタイルいいし声もいいし、本当にかっこいいんだよね～ただ残念なおなべ顔。


最後にブログ関係でもう一つだけ。

リクエストにお応えしまして・・・・


……贅沢っ！！！（笑）

８月２３日 キングオブコント３回戦

信じていました。
23日、３回戦に来てくれると。
そのつもりでチケット取りました。
でも落ちたのでねー（苦笑）
行こうかどうしようかと迷っていたところ、犬さんの追加合格。
日程を見て、23日だとわかって、これはやっぱり行こうと思いました。
初めて賞レースという場でのネタを見たのですが、今回出場していた45組、みんな全力で、そして独特な緊張感があって、とても不思議な感覚でした。
ただ、見ている側としては、いつもと変わらずに楽しませてもらった気がします。

決勝進出者が決まった今、もう今更感満載ですが、でもどうしても書きたかったので書くことにしました。
ネタの感想いろいろ書いています。
好きとか嫌いとか、好き勝手に書いています。
もしこの日の出演者の中に好きなコンビがいらっしゃる方は、ご覧にならないほうがいいかもしれません。特にパップコーンと犬さまのファンの方は（笑）すみません（笑）

合格者は赤い字にしました。ちなみに、ビーグル38は追加合格です。



イシバシハザマ　お菓子

グランジ　僧コン

ラフ・コントロール　鶴の恩返し

アームストロング　空手部

平成ノブシコブシ　白バイ

フルーツポンチ　進路面談

アップダウン　神父

ピース　教育テレビのお兄さん

EE男　エディ・マーフィーがファーストフードに

こりゃめでてーな　職務質問

ツィンテル　イタリアへ旅立つ君へ

劇団イワサキマキオ　夫婦のケンカ

エネルギー　狂言師と遊ぶ

少年少女　セーラー服を脱がさないで

フラミンゴ　フリ刑事

ジャングルポケット　修学旅行

パップコーン　待ち合わせ

どりあんず　学校

烏龍パーク　ヤンキーに質問

ムートン　万引き

モダンタイムス　ミトコンドリア大王

ブロードキャスト　父親への挨拶

カレー　制限のある面接

朝倉小松崎　新任の先生

2700　桃太郎

ライパッチ　アトラクション

ドラゴン番長　レストラン

ジャルジャル　キス

デニッシュ　生徒の見送り

爆笑コメディアンズ　ビデオレター

や団　銀行強盗

たんぽぽ　高校生の女子

ザ・ゴールデンゴールデン　コンビニ

キラッキラーズ　B型顔面

ツートンカラー　面接

スリムクラブ　公園

ゆったり感　メリーさん

ジューシーズ　演技ごっこ

アメリカザリガニ　レストラン

犬の心　かくれんぼ

ビーグル38　ネタ合わせ

はんにゃ　寿司職人

アンコン商事　プレゼン

トータルテンボス　レストラン

ペナルティ　ホームレスティーチャー



グランジは本当にすっごいウケてました。こんなにウケてる僧コン見たことないよってくらい（笑）
一つひとつがハマって、何回も拍手がきて。
間違いなくこのブロックの中で一番ウケてたし、全体から見てもだいぶ。
受かってよかったー。本当によかったね。

アームはなんでこのネタ…？他にいいの色々ありそうなのに。
「やめろよ、やめろよ」とか「自分つらいときみんなつらいよー！」とかの方が盛り上がりそうなのに。
ただ、そういうのは面白いけど、ワンパターンになっちゃうから外したのでしょうか。
そっちの方が盛り上がりそうなのに残念…お笑いって難しいですね。改めて。

ピース嬉しかった！
「月の終わりなんで、ローンが――」のくだりがバッサリなくなってたのはちょっと残念でしたが、どんどん盛り上がっていって本当に楽しかった。
改めて考えると、4分でとんでもないドラマ性だよなぁ。

ノブコブは若干すべってたかも（笑）
でもそれも含めて好き（笑）

フルポンよかった！！
無理に亘さんを話に絡ませようとしないで、こうやってぼそぼそつっこんでる方が面白いのかも。
「こいつ自分で自分のこと村上って言ってるよ…」

EE男は、気持ちいいほどのお祭り要員（笑）
こういう人達がいてくれても全然いいんですが、もうちょい後半だとよかったなぁ。
こちら側に疲れが出てくる頃にね。

ツィンテルやっぱいい！！ユッケ～♪

この日は事務所ライブがあったそうで、人力勢全く出ず。
おまけに、ギースもアルコ＆ピースもいない。
そんな私のすさんだ心を癒してくれたのは、劇団イワサキマキオと、ザ・ゴールデンゴールデンでした（笑）
まずはイワサキマキオから！本当に面白かった！！
こんなに振り切ってバカバカしいのに、どこか感心してしまう自分がいる。
信じられない密度でした。

エネルギー、よかったんですが、キャラ押しになっちゃってて、ストーリーはあまりって思ってしまった。
あんなコント見た後だから特に。

少年少女は、多分会場で私が一番笑ってたと思うので、判断ができません（笑）
めっちゃ笑ったー！！
何回見ても涙が出るほど笑えます。

フラミンゴのこのネタ、好きじゃないんだよなー。
何度も言うけど、なんでこれがセミファイナル一位通過だったんだろう。

ジャンポケは、私の好みではないので…（3人自体は大好きなんですけどね）割りと冷静に見てしまったのですが、めっちゃウケてたと思います。

自分は、パップコーンが好きなのではなく、パップコーンのなぞなぞのネタが好きなんだということを実感しました。
このネタやっぱりダメだぁ……。気になるところがいっぱいある。
そもそも入りはけが多くて、気が散って集中出来ない。
なんで競輪選手の格好してるわけ？
「つながってきた！」ってセリフも、わざとらしくてイヤ。あーあ。
でも、こんなに言ってしまうのは、私がある種どこかでこの人達を好きだからなのかもしれない。
新しいツンデレ？

どりあんずドキっとした。切ない。

ムートンよかった！！ありきたりな場面だからこそ際だつ設定。

カレーは、休憩あけ一発目。
私、名前すら聞いたことなくて、どんな人達なのか全く知らなかった。
それなのに言うのも失礼なのですが、「休憩あけすぐなんてかわいそう。あまりウケないんじゃないかな」と思っていました。
そんな私の勝手な憶測を吹き飛ばす大健闘でした！！
じわじわ引き付けられ、「御社すごそう」で一気につかまれた感じでした。
どんなにキツい環境でも、実力を出しきれれば受かるんですね！
ね！（笑）

正直に言うと、私2700すごく苦手です（笑）
なのですが、今回は本当に面白かった！
会場も沸いてたし、間違いなく通ると思いました。
悔しいけど納得です。

ジャルジャルは、さすがの貫禄というか。
素人目にもわかるくらい、余力を残しまくって勝った感じがしました。
トイレに行ったとき、私の後ろに並んでいた方達が、「ジャルジャル絶対いいネタ取っといてるよね」と言っていましたが、本当にその通りだと思いました。
他を寄せ付けないとはこのことだ。すごすぎる！

爆コメ、行ってほしかったな……。
すごくウケていたし、行ったかなと思ったのですが…残念です。
このネタ見た後って、しばらく「半澤♪半澤♪」のリズムが頭から離れません（笑）

や団、確かに面白かったけど、合格するほどかと聞かれると、私はちょっと納得いかないかなぁ。
でも、動きが多いネタってあまり好きじゃないのですが、これは面白かったです。
やっぱり物によるんだね。

そしてもう一組、私のすさんだ心を癒してくれたコンビ、ザ・ゴールデンゴールデン。
前のたんぽぽが結構顔いじりだったので、どうかなと思ってたのですが、そういうのはだいぶ抑えたネタで。
ちょっとブラックなオチに、あぁこういうのもやるんだとびっくりしました。
ただ、最初のざわざわ感が全てを物語っていた（笑）
こんなに説得力のある「お金目当て」って言葉もないんじゃないかと（笑）

ゆったり感はただただ、漫才のメリーさんをイスに座ってやっただけです（笑）
でもめちゃめちゃウケてたなぁ～。
中村さんの第一声での沸き具合がすごかった。
あと、江崎さんが最初にメリーさんの説明する時の間が、漫才より長くなってて。こういうのもコントの魅力の一つですよね。

ジューシーズが受かって、本当に本当に嬉しかった！！
今回の会場、暗転でもかなり明るくて、スタッフさんがイスや小道具などを置いてるところが、普通に見えたんです。
そんなわけで、パップコーンの時は、「イス出てこい、出てこい！」と思って見てました。
なぞなぞのネタが見たかったので。
結局イス出てこなくて、案の定あのネタで、えぇ…と思ったのでした。
で、ジューシーズは、ゆったり感がイス使ってたので、「イスはけて、はけて！」と思って見てました。
そうです、演技ごっこが見たかったんです（笑）
そして、イスが実際ハケられて、誰も板付いてないまま舞台が明転。
白いワイシャツと黒いズボン姿の赤羽さんと松橋さんが出てきた瞬間、私のテンションは最高潮でした！！
本当に嬉しかった～。
最初、松橋さんが「やっぱ楽しいなぁ～、演技ごっこ」って言った瞬間、客席の反応が薄かったので、一瞬どうなることかと思いましたが……。
どんどん盛り上がっていって、最後には爆笑の嵐。
本当にいい4分だったと思います。
舞台上で、ところ狭しと堂々と暴れまわる3人は、とってもキラキラ輝いていました。

犬さんの結果自体には、私は納得がいくというか。
残念だったけれど、落ちても仕方ないだろうなとは思います。
おもしろかったけど、爆発的ってほどのウケじゃないし、シュールだけど、衝撃的ってほどのシュールじゃない。
私がこのどちらも満たされていると思うのは、上下黒いスウェットのネタなんです。ショートコント詰め合わせとか、空手選手権とか、受験より大切なものとか。
というか、私は今回こういうネタを見れることを期待してここに来たんです。
今回ネタ時間４分だし、まぁ多少削らなければいけないかもしれませんが、出来ないってことはないだろうって。
それなのにかけてこないってことは、これが勝負ネタだとは思っていないのかって。
それが一番残念でした。
私の好きな人たちは、私の好きなネタを勝負ネタだとは思っていないのかって。
そりゃ、誰がどんなネタをやるかなんてご本人たちの勝手ですが、でもかくれんぼより、こっちの方がウケると思うんだもの！面白いと思うんだもの！
そう思っていたから、押見さんのブログを見ても、なんでしょう、なんとも思えなかった。
かっこいいとか感動したとか、一切どうとも思えなかった。
薄情でごめんなさい。
でも、それほど期待していたから。
DVD出る、準決勝見れる、その中で輝いているお犬様が見たかったから。
こんなんでも一応ファンです。お犬様大好きです。すいません。

ビーグル38は、なんで一回落とされたのかわからん。
私としてはあまり好きじゃないし、確かにコントの作りとしては、ショートコント詰め合わせみたいなことになってたけど、尋常じゃないくらいウケてたのにねぇ。
拍手の嵐。賞レースであんなのも珍しいんじゃないでしょうか。

トータルはさすが！！
本当に面白かった。
45度は、生で見るとテレビ以上に笑えました。クネクネしすぎ（笑）
オーダーアポーのさりげない繰り返し、素敵だわぁ。


ここまで書いてきて、合格した人の中で私が触れていない人については…察してください（笑）
今回、45組もの真剣なネタを見ることができて、本当にエキサイティングだったしすごく楽しかったです。
だからもう、結果発表いらないんじゃないかと思ってしまうほど（笑）
そしてもうひとつ思ったのは、こうやって本気で戦う人達ってかっこいいなってこと。
このラインナップの中で、セリフが一文字変わったり、山小屋で浪人生みたいな主人と出会ったり、知子を助けるために成金と戦ったり、そんな人達が見られたら、本当に幸せだろうなぁ。
来年楽しみにしています！！

そして、今月の22日も楽しみにしています。
今回決勝に進出したみなさん、全力を出し切って頑張ってください！！

大好きです

惚れ直しました。

正直に言って、すっごくイライラしていました。
なんとか気持ちを抑えつけようと頑張ったけど、本当に不愉快でイライラ。
気にしないように心がけても、結構引きずってイライラ。
そんな私の気持ちを晴らしてくれたのは、ご本人でした。

別に、誰が何を思っていようとどうでもいいです。
ただ、何が嫌かって、それをああやって書くことによって、ご本人がもうあのようなブログを更新してくれることがなくなってしまうことが嫌なんです。
そんな私の杞憂は、関係なかったみたいですね。
イライラしてしまった自分が、とても幼く感じられました。

これからも、ずっとずっと仲良しな二人で、二組でいてください。
世の中の人気なんて気にせずに。
とりあえず私の今一番思っていることはこれかな。

関町さん、ありがとう。大好きです。
今日は素直に言いたい気分。
ほろ酔い気分。

厄介なテンションで

ブログを更新したくてたまらないのですが、ライブ感想を書くのは面倒という、だいぶ厄介なテンションに陥ってしまったため、本当につらつらと。

・カルピスに行きたかった～本当に行きたかったよ。
　次の予定も未定だそうで。
　次こそは行きたいなぁ。

・トライアウトで見た、コマンダンテというコンビに衝撃を受けました。面白かった～！！
　ただ、このコンビを見たときも、いごしょーを見たときも、風藤松原を見たときも、「ポイズンに似てるな～」と思わされたのですが、やっぱりそう思わせるポイズンってすごいんだなと。
　その道でのトップって感じがします。その道って、偉そうに言ってるけどなんだよって話ですが（笑）

・神保町以来、尾形さんが気になる。
　今までの数倍かっこよく感じる。
　だめだ私……だまされちゃいけない。
　私は、尾形さんが好きなんじゃなくて、鉄平が好きなだけなんだ……！
　と、自分に言い聞かせております。

・ヒマネタは、truthに合わせて歌うところこそが好きだったようです私。
　もちろんそれ以外も面白かったんだけど。
　やっぱりヒマジンは秀逸だわ～（笑）

・えぇ～、エントリーしてる！！
　と思ったのもつかの間、合格おめでとうございます。
　人としてどうかと後輩に言われる大人、人間としては不正解ですが、芸人としては正解なのかもしれませんね。
　次は何やるんだろう。
　２回戦ってことは、シード組も出てきますよね？
　予定が合えば行きたいと思ってしまう、この怖いものみたさにも似た感覚。


もうすぐ学校が始まるっていうのに……。
決めたいことから全て逃げ出し、ブログに走る私こそが、人としてどうなのか。
あぁ、もう疲れた…何も考えたくないです。

夢のためには体力が要る

昨日は贅沢な一日でした。
一日に、ライブを3つハシゴしました。
ルミネ１回目、
AGEAGE、
エチュ1-60。
東京よしもとの3常設劇場を巡ってしまいました（笑）
なんとも豪華な一日。
ただ、こんなことはもう出来ないだろうな。
体力が持ちません（笑）
本当に楽しかったのですが、帰ってきたらもうフラフラでした（笑）
後でもう少しまとめられればと思いますが、少しだけ。


久しぶりのルミネ通常公演は、もちろんチュートさんを見に。
通常公演も、チュートさんを見るのも、1年ぶりでした。
ネタは何度も見た絵本作家なのですが、それでも楽しくて楽しくて。
やっぱり私は、楽しそうにネタをするこの人達が好きです。
だからだろうな～誰のとは言いませんが、テンポばっかり速くて、勢い重視の漫才が好きじゃないのは。
だって、感情が見えてこないんだもん。そんな流れ作業的にネタやられたって。
とにかく、すごく楽しかったです。
同じネタなのに同じネタじゃない。それがこの人達の魅力だよなぁ。


次はAGEAGE。
ライスと犬さん以外の出演者をほとんど確認していなかったため、じゃぴょんさんが出てきた瞬間喜ぶ私（笑）
じゃぴょんさんのMC大好きなんです！！
自分の話もしつつだけど、みんなの話をしっかり引き出して、時間配分もぴったり。
MC久しぶりなんでしたっけ？そんな風には全然見えなかったなぁ。
またやってほしいです！
犬さんのネタ、初めて見る気がしていたのですが、全部見終わった後、あれ見たことあるかもと思いました。
しかも、前にAGE来たときに見た気がする（笑）
これは、画面を通してより実際に見た方が、絶対に面白いだろうなぁ。
そしてライスさんはチャーリー。
先ほどチュートさんの時にも書きましたが、この方々も、いつも変えてくるのが魅力です。
特にチャーリーは、見る度に新しいくだりが増えてる気がする。
そして見る度に関町さんの跳び方がおかしくなってる気がする（笑）
ブロック最後だったので、ネタ終わりはハケずにそのままトーク。
その時初めて、田所さんがチャーリーの後、手袋を外しているところを見ました。
いつもは袖にハケてから外しているだろうから、外すところなんて見れないんですよね。
なので初めて見たのですが、なんでしょうね、なんなんでしょうね、あの感じ（笑）
言ってしまえば、ただの緑の手袋なのに、「あぁ、チャーリーが消えちゃう…」って、なんだか悲しくなってきたんです（笑）
言ってしまえば、ただの緑の手袋をした人が手を動かしていただけなのに、たった3,4分で、チャーリーに愛着がわいちゃったんです（笑）
ほんっと、変な感覚だったなぁ～。
それでは、『嗚呼、ライス』でAGEAGEに出る日を楽しみにしています（笑）

最後はエチュ1-60。
五明さん、遠山さん、森本さん、そして女優の遠藤さんのCチームが断トツの優勝！
名コンビの息ぴったり。
最後Dがちょっとかっこよかったよ（笑）
そして関町さんは、出来ないように見せかけて、意外と出来る人なんだということを確信しました。
話を進めるのも、鬼フリするのも、最後まとめるのも、全部やってたもんね。
もちろん一緒にやってた宮地さん、菊池さんが上手かったこともありますが。
田所さんはどうしてこう、おじいさん役が多いのだろう（笑）
犬さんは、ちょっと残念でした。Dチーム全く噛み合ってなかったんだもん（笑）
MVPは遠藤さんと五明さんだったそうです。もちろん納得！


あ～本当に楽しかった。
夢のような一日でした。
ちょっと遊びすぎましたが、でも今回だけは許して下さい。
カルピスのチケット取れなかったし、学校が始まりそうなので課題に忙しいし、ライブ少し間が空きそうなのです。
寂しいし、やってけるのか不安ですが、この豪華ハシゴの一日を糧に頑張ります！

「オカマのフィジカル～！！」 ８月１８日 神保町花月『夕立の忘れ物』

実を言うと、私、少し前までパンサーが大の苦手だったんです。
どうしてだか自分でもわからないのですが、もう何から何まで苦手でした。
３人のキャラはそんなに嫌いではなかったと思うのですが…とにかくネタが徹底的に私にハマりませんでした。
AGEAGEの配信も、それまではずっと他のコンビを見ていても、パンサーだけ見なかったりなんてザラでした。
そんな時、押見さん脚本の「ツノ」にパンサーが出ることがわかりました。
苦手だったのでちょっと迷ったのですが、押見さん脚本ということで見に行くことにしました。
そしたら、その公演の中で、パンサーが本当に輝いてたんです！！
向井さんは、ちょっとクールでひねくれているけど、最後には心を開く弟役。
尾形さんは、いじめてきた奴らに反旗を翻す友達役。
菅さんは、淡々とボケて自由自在に笑いをかっさらうホームレス役（笑）
全員素晴らしくて、私の中では主演のゆったり感を完全に食っていました（笑）
今でもパンサーのネタはあまり好きではないのですが、いつかまた神保町で見れる機会があったら、と思っておりました。
そこで今回の主演！
しかも、『晦の夜の果て』をお書きになった白坂さん！
ということで、だいぶ期待をして行ったのですが、それをはるかに上回るいい作品でした。
いつもの通り、あらすじは楽屋裏ブログにおまかせし、全くまとまっていない感想をつらつらといきますね。


まずは脚本のお話を少しだけ。
前回の晦が、すごく日常に密着したお話だったので、今回のファンタジックでSFチックなお話には、最初はびっくりしました。
でも、根底に流れているのは、家族の愛情。そして家族の繋がりの強さというようなものでした。
派手な展開や、派手なドラマがあるわけではない。
けれど、だからこそ、登場人物たちの気持ちの揺れ動きが、痛いほど伝わってきました。
今回の公演は、とても短くて。トークも含めて、１時間２０分くらいだったでしょうか。
でも、そんな感じが全然しなかったんですよね。
最後カーテンコールの時、向井さんが「いつもより短くて、タイトな作品なんですけどね」と言った時に、初めて時計を見て、８時１０分くらいだったことに本当に驚いたんです。
もっと時間が経っていると思っていたので。
それは悪い意味ではなく、それほど充実してて、密度が濃くて、時計を見るスキさえないほど集中してお話の世界に入り込むことができたからでした。


ではまず尾形さん！！
本当に申し訳ないんですけど、私、パンサー主演と聞いた時、絶対に向井さんが主演だと信じて疑っていませんでした（笑）
だから最初の最初、車のブレーキ音の後、尾形さんのナレーションを聞いて、え～尾形さん！？とびっくりしました（失礼ですみません・笑）
役どころも、いつもの雰囲気とは全く逆。
自分を責め続け、彼女のことが忘れられない。
過去を変えることができるかもしれないと気付いてからは、実花を救うためには、自分と出会わなければいいとまで考えてしまう。
愛しているから。
愛しているから、それが彼女にとって一番いいことだと考えているから。
DVの元カレに連れ去られそうになった実花を、助けたいのに助けられない。
なぜ助けないんだ、彼女は幸せになれないとタクヤに責められた後の、「でも死なない」という言葉はとても胸を打たれました。究極の葛藤だ。
そんな葛藤を突き破って、元カレをボコボコにするシーンは、一番肝だと思うし、本来はシリアスなところ。
でもそれをあえて笑いどころにするのが、白坂さんの魅力なんだなと思いました。
晦で、取り立ての職員を追い出すところもそうだったしね。
この尾形さんかっこよかったな～。
そして一番好きなのは、やはり実花に未来の予言を語るところです。
一つひとつの言葉を、とても苦しそうに話している。
「夢破れた、どうしようもない男と出会うんだ」っていう言葉に、ぐっときました。
そのどうしようもない自分が、彼女の人生を壊してしまったことを後悔していて。
そんな男と出会わなければいい。
愛しているからこそ出てくる表現なんだと。
こうやって、真剣に、シリアスに、遠まわしに、彼女のことを大切に思う気持ちが表れているシーンもすごく好きだったのですが、それとは対照的なところもありました。
序盤の、本当に時が戻っているんだとわかったときに、「実花～！！」と叫びながら飛びついて行くシーンです（笑）
「感情が理性で抑えられねえよ！！」みたいなセリフがあったと思うんですが（笑）、すっごくバカなのですが、あぁ、この人はこんなに純粋に彼女のことを想っているんだっていうのがわかって、とてもキュンとしました。かわいかったです（笑）
とにかく尾形さんがハマり役でした。
アツく話す場面はあるけれども、思いつめて何も言えなくなってしまうようなところも多く。
新しい尾形さんの一面を見れた気がします。

向井さんは本当に完璧だと思います。
キメどころがしっかり決まる。
最初のオープニング、タイトルが出る直前の向井さんのセリフで、私はもうこの時点で来てよかったと思った（笑）
それくらい完璧にキマってました。
この人絶対何かキーマンだ！！と思わされる力があった。
オープニングの雰囲気とも一体になって、かっこよかった～。
途中の「どうして助けてくれたんですか？」ってセリフを聞いて、「くれた？」と引っかかっていたのですが、そういうことだったのですね。
これ、全部わかった上でもう一回見たかったです。
最後、鉄平が意識を失って、なお喋り続けて最後の「お父さん」に鳥肌が立ちました。
あ～、完璧って言葉しか出てこない。悔しい（笑）
それくらい向井さんの演技好みでした。
最初にも述べましたが、私は絶対向井さんが主演だと信じて疑わなかったので、ちょっとびっくりしたのですが、でも、向井さんだからこそこの役だったのですね。
あ～、よかった。

菅さんはズルい（笑）
平然と淡々とボケてくるから、意外性の笑わせ具合が半端じゃない。だって、キティちゃんのエプロンなんて（笑）
大塚さんの部分の応酬もめちゃめちゃ笑いました。
そんな一方、実花を守ろうとするのは、鉄平とは少し違う感じがして。
複雑になってしまった家や村や色々な状況を考えながら、なんとか実花に気付かれないように、そして実花が幸せになるように、ちょっと厳しく。
いいお兄さんだなって思いました。
私、家族ものって元来あまり好きじゃないのですが、晦もこの作品も、すっと胸に入ってきました。それが好き。

ミルクラはどちらも驚くほどの安定感。役にハマりすぎです。
ジェントルさんはオカマ！女装似合いすぎ！（笑）
某ヤングマンさん（笑）が落ちたオーディションに受かり、撮影期間中に痩せていると聞いたのですが、その姿を見るのは今回が初めてだったんです。
本当に、びっくりするほど細くなってました！短期間で、人ってこんなに変わるんですね。
それも相まって女装似合いすぎでした。
でもただのイロモノ役ではなくて、実花を心配して、そして自分の気持ちに気付いてしまった、とってもピュアな人。
実花とすごくいい関係だなって思いました。

で、竹内さんも竹内さんで似合いすぎ！
ちょっと気の弱いサラリーマン役（笑）
稽古中に自分が考えたネタが全然ウケないことでへこんでいたらしいですが（笑）、それは気にならないくらいハマってました。
現在の方で、お父さんが実花を心配していたことを実花には言っていなかった、っていう話を洋と二人でしているシーンとっても好きです。いい意味で、重くなりすぎていなかった。

けんちゃんの演じた、表と裏のある人がとっても切なかった。
表ではあんなに明るいのに、裏の顔になった時、きりっと空気が引き締まったのが印象的です。実花に「本当は遭難したんじゃないんでしょ」って感じで言われるところですね。

てっちゃんは終始楽しそうでした（笑）
とても気持ち悪かったです！（笑）
DV男っていう最低な役なのに、気持ち悪がらせすぎず、それが笑いになってました。
それにしたって自由にやりすぎです（笑）あ～笑った。

そして石井あす香さん。
素朴で、温かくて、親しみやすい感じがして、とてもかわいらしかったです。
鉄平がほれてしまう理由わかるな。歩もね。
歩に話すとき、予言ではあるんだけれども、それが上から物を言う感じになっておらず、でも確信をもっているのを伝えている、っていうのがすごいなと思いました。嫌みがない。持っている魅力がそうさせるのでしょうか。
そしてかぶりますが、やっぱり一番好きなのは、鉄平が予言する二人のシーンですね。
「じゃあ、きっと私も幸せだったんだね」
なんて素敵なんだ……。
いくら夢破れた男と出会ったからって、いくら貧乏な生活だったからって、そしていくら早くに亡くなってしまったからといって、彼と一緒にいたことが幸せだったんだ。
ぐっときました。
宇宙でクロールの半年に聞かせてやりたいです（笑）
飾らない感じが、とてもかわいくて印象に残りました。

あとは、笑いどころメモ。
・先ほども言いましたが、菅さんのキティちゃんのエプロンの衝撃ったらなかった（笑）
　そして、何かのシーンで、お兄ちゃんが変なことを言ったときに、「変なのはお兄ちゃんのエプロンでしょ！？」と言った実花のセリフすっごいよかった（笑）
・「オカマのフィジカル～！！」と言いながらジェントルさんと肩をぶつけ合う尾形さん
てっちゃんお気に入り（笑）
・稽古の時に爆笑だった、竹内さんの子猫のくだりがウケない
　悪意のある袖の笑い声（笑）
・尾形さんの「ポカリ！！」が浮きに浮いてたなぁ～（笑）
　「飲み物は水でいいか？」っていう、たったそれだけの質問に、全力で「ポカリ！！」って、いつもの尾形さんのテンションで（笑）
　それ以外の部分が、とても自信なさげにぼそぼそと喋るシーンが多かったので、本当にここだけ浮いていました！笑った～（笑）


初日しか行けないことを、これだけ残念に思ったことはありませんでした。
シリアスな中にも笑いがあり、切ない話の中にも温かさがある。
本当にいいものを見せていただきました。
出演者のみなさん、そして白坂さん、
サンキュー！！