2022年3月11日。東日本大震災から11年の今日、こんな戦争のことを書くとは思っていませんでした。
チェルノブイリ原発は、9日にロシア軍の攻撃により(ロシア軍はウクライナ軍のせいにしていますが。)停電。その日の遅くにロシア側はベラルーシと合同で原発を管理すると発表。
10日朝にはベラルーシ大統領自ら指示を出し、専門家がベラルーシから送電を試みて、成功したとロシア政府側が発表。
ところがIAEAは、通信も途絶え、本当に電力をが回復したと確認が取れていないとしています。さらにロシアはウクライナ側に協力を要請しました。
情報が錯綜しており、はっきりしません。
ロシア軍がウクライナの南部にある別の原発に向かっているという情報もあり、ロシアはウクライナの原発を全て制圧したい作戦のようです。
ベラルーシ保健省は、国民に対し、パニックを起こさないよう、勝手にヨウ素剤を服用しないように求めました。
ポーランドなどウクライナの隣国ではヨウ素剤が売り切れているそうですが、ベラルーシ人も急いでヨウ素剤を買っている人が増えたようです。
確かに放射能漏れ事故が起きたときはヨウ素剤を飲むほうがいいです。しかし、今は特に事故は起きていません。大量の摂取は体に悪いし、ベラルーシ人の中にはサプリではなく、ヨードチンキを飲もうとする人もいるので、保健省はそれを心配しているようです。
一方で保健省のサイトには、チェルノブイリ原発には稼働している原子炉は今はない、と太字で書いてあり、国民を落ち着かせようとしていますが、核燃料はまだ原発敷地内に残っているし、稼働中のザポロジエ原発もロシア軍が制圧しています。
10日の現地時間夜9時頃ベラルーシ南部のルイニネツ飛行場から離陸したロシアの軍用機が撃墜された可能性があるとベラルーシメディアが報道しています。詳細は分かりません。またこのニュースも隠蔽されたり、フェイクニュース扱いにされる可能性があります。
この飛行場はロシア空軍のベース基地代わりになっており、ここからロシアの軍用機がウクライナ側に飛行していました。
墜落現場は国境から50キロのベラルーシ側で、地元住民の目撃情報では、爆発音が数十キロに渡って聞こえ、燃え上がる様子が見えたそうです。
さらに現場にベラルーシ非常事態省の所属と思われる救援部隊と3機のヘリコプターが向かったのが目撃されています。
ベラルーシSNSでは、撃墜したのはウクライナ軍だという情報が飛び交っています。
ツイッターは10日、ベラルーシの国営メディアや幹部スタッフからのベラルーシ政府系の投稿に注意喚起のラベルを付け、拡散を制限すると発表しました。
一部の国では、フェイスブックとインスタグラムが、ロシア軍に対する暴力の呼びかけを含むメッセージをブロックしなくなるそうです。それもなあ・・・と思います。
現地時間午前9時、キエフ市内で空襲警報が鳴っています。
キエフ市に向かう戦車の隊列にドローンで攻撃している映像が流れています。
攻撃しているのはウクライナ軍側のアゾフ連隊。ドローンはトルコ製です。
ドローンがあれば、戦闘機をアメリカなどから借りなくてもいいのではないかと思えてきました。
キエフ市内の道路にバリケードが設置された模様です。
幸い攻撃はキエフ市街で阻止されているようです。
ウクライナの街、ドニエプル市とルツク市が今日午前6時過ぎに空爆を受けたとウクライナ側が公表しました。
ドニエプル市では幼稚園、靴工場、集合住宅などに被害が出たもようで、火災が発生し、死傷者も出ているようです。
イワノ・フランコフスク市でも空爆があったという報道もあります。
英国防省は9日、ロシアがウクライナで燃料気化爆弾を使用したことを認めたと発表しました。犯罪ですよ。それにしてもいろんな兵器がどんどん開発されているんですね。
EUの外相に当たるボレル氏は「ウクライナのEU加盟など、できないことを約束したのは間違いだった。」と発言しました。
ロシアのテレビ司会者、イワン・ウルガントが家族とともにイスラエルに移民の申請をしました。
クロアチアの首都ザグレブに無人偵察機と思われるものが墜落しました。幸い被害はありませんでした。
ただ、今回のウクライナ侵攻に関係があるのか、ロシアのものなのかウクライナのものなのか、ハンガリーから飛行してきたとか、ルーマニアを飛んできたとか、ウクライナにある町と同じ名前の町がクロアチアにもあるから間違えたのではないかとか、いろいろな情報があってよく分かりません。
ベラルーシ時間午後8時半の在ベラルーシ日本大使館からの情報です。
「3月11日、報道によれば、ベラルーシとウクライナの国境周辺地域に位置する複数の居住地域に対し、ウクライナからの攻撃に見せかけたロシア軍による航空攻撃が準備されているとの情報があります。
特にブレスト州ストリン地区コパニ町が攻撃対象となっているとの情報がありますので、ウクライナとの国境周辺地域に滞在している邦人の方は、すぐに退避をしてください。」
この領事メールが出された2時間前、国営ベルタ通信の報道では、
「ウクライナのメディアが、ロシア軍用機がウクライナ領からベラルーシ領の村コパニに発砲したと報じましたが、ベラルーシ国防省は、コパニ村へのミサイル攻撃に関する情報はフェイクニュースです。」
となっています。
どちらの情報を信じたら良いのか・・・。おそらく日本大使館からのメールは、念の為、ということだと思います。今コパニ村やその周辺にいる日本人はいないと思いますし・・・。
チェルノブイリ原発は、9日にロシア軍の攻撃により(ロシア軍はウクライナ軍のせいにしていますが。)停電。その日の遅くにロシア側はベラルーシと合同で原発を管理すると発表。
10日朝にはベラルーシ大統領自ら指示を出し、専門家がベラルーシから送電を試みて、成功したとロシア政府側が発表。
ところがIAEAは、通信も途絶え、本当に電力をが回復したと確認が取れていないとしています。さらにロシアはウクライナ側に協力を要請しました。
情報が錯綜しており、はっきりしません。
ロシア軍がウクライナの南部にある別の原発に向かっているという情報もあり、ロシアはウクライナの原発を全て制圧したい作戦のようです。
ベラルーシ保健省は、国民に対し、パニックを起こさないよう、勝手にヨウ素剤を服用しないように求めました。
ポーランドなどウクライナの隣国ではヨウ素剤が売り切れているそうですが、ベラルーシ人も急いでヨウ素剤を買っている人が増えたようです。
確かに放射能漏れ事故が起きたときはヨウ素剤を飲むほうがいいです。しかし、今は特に事故は起きていません。大量の摂取は体に悪いし、ベラルーシ人の中にはサプリではなく、ヨードチンキを飲もうとする人もいるので、保健省はそれを心配しているようです。
一方で保健省のサイトには、チェルノブイリ原発には稼働している原子炉は今はない、と太字で書いてあり、国民を落ち着かせようとしていますが、核燃料はまだ原発敷地内に残っているし、稼働中のザポロジエ原発もロシア軍が制圧しています。
10日の現地時間夜9時頃ベラルーシ南部のルイニネツ飛行場から離陸したロシアの軍用機が撃墜された可能性があるとベラルーシメディアが報道しています。詳細は分かりません。またこのニュースも隠蔽されたり、フェイクニュース扱いにされる可能性があります。
この飛行場はロシア空軍のベース基地代わりになっており、ここからロシアの軍用機がウクライナ側に飛行していました。
墜落現場は国境から50キロのベラルーシ側で、地元住民の目撃情報では、爆発音が数十キロに渡って聞こえ、燃え上がる様子が見えたそうです。
さらに現場にベラルーシ非常事態省の所属と思われる救援部隊と3機のヘリコプターが向かったのが目撃されています。
ベラルーシSNSでは、撃墜したのはウクライナ軍だという情報が飛び交っています。
ツイッターは10日、ベラルーシの国営メディアや幹部スタッフからのベラルーシ政府系の投稿に注意喚起のラベルを付け、拡散を制限すると発表しました。
一部の国では、フェイスブックとインスタグラムが、ロシア軍に対する暴力の呼びかけを含むメッセージをブロックしなくなるそうです。それもなあ・・・と思います。
現地時間午前9時、キエフ市内で空襲警報が鳴っています。
キエフ市に向かう戦車の隊列にドローンで攻撃している映像が流れています。
攻撃しているのはウクライナ軍側のアゾフ連隊。ドローンはトルコ製です。
ドローンがあれば、戦闘機をアメリカなどから借りなくてもいいのではないかと思えてきました。
キエフ市内の道路にバリケードが設置された模様です。
幸い攻撃はキエフ市街で阻止されているようです。
ウクライナの街、ドニエプル市とルツク市が今日午前6時過ぎに空爆を受けたとウクライナ側が公表しました。
ドニエプル市では幼稚園、靴工場、集合住宅などに被害が出たもようで、火災が発生し、死傷者も出ているようです。
イワノ・フランコフスク市でも空爆があったという報道もあります。
英国防省は9日、ロシアがウクライナで燃料気化爆弾を使用したことを認めたと発表しました。犯罪ですよ。それにしてもいろんな兵器がどんどん開発されているんですね。
EUの外相に当たるボレル氏は「ウクライナのEU加盟など、できないことを約束したのは間違いだった。」と発言しました。
ロシアのテレビ司会者、イワン・ウルガントが家族とともにイスラエルに移民の申請をしました。
クロアチアの首都ザグレブに無人偵察機と思われるものが墜落しました。幸い被害はありませんでした。
ただ、今回のウクライナ侵攻に関係があるのか、ロシアのものなのかウクライナのものなのか、ハンガリーから飛行してきたとか、ルーマニアを飛んできたとか、ウクライナにある町と同じ名前の町がクロアチアにもあるから間違えたのではないかとか、いろいろな情報があってよく分かりません。
ベラルーシ時間午後8時半の在ベラルーシ日本大使館からの情報です。
「3月11日、報道によれば、ベラルーシとウクライナの国境周辺地域に位置する複数の居住地域に対し、ウクライナからの攻撃に見せかけたロシア軍による航空攻撃が準備されているとの情報があります。
特にブレスト州ストリン地区コパニ町が攻撃対象となっているとの情報がありますので、ウクライナとの国境周辺地域に滞在している邦人の方は、すぐに退避をしてください。」
この領事メールが出された2時間前、国営ベルタ通信の報道では、
「ウクライナのメディアが、ロシア軍用機がウクライナ領からベラルーシ領の村コパニに発砲したと報じましたが、ベラルーシ国防省は、コパニ村へのミサイル攻撃に関する情報はフェイクニュースです。」
となっています。
どちらの情報を信じたら良いのか・・・。おそらく日本大使館からのメールは、念の為、ということだと思います。今コパニ村やその周辺にいる日本人はいないと思いますし・・・。