2022年3月30日。ミンスクはようやく強風が収まりましたが、気温は低いままです。少し雪が舞っていました。
ウクライナとベラルーシの国境地帯上空でロシア空軍とウクライナ空軍の空中戦が行われ、ウクライナ軍機一機を撃墜したとロシア軍報道官が発表しました。
さらにロシア軍はスタロコンスタンティノフとフメリニツキー州の燃料貯蔵所を破壊したと発表しました。そこからドンバス地方にいるウクライナ軍の装甲車両に燃料が供給されていたため攻撃目標になったそうです。
ロシア軍報道官によると、ロシア軍はすでにウクライナ軍の124機の軍用機と77機のヘリコプター、214機の対空ミサイルシステム、321機のドローン、1752基の戦車とその他の戦闘装甲車、184基の多連装ロケット砲、734基の銃、1,640基の特殊軍用車両を破壊したと、大きな戦果をあげていることを発表しました。
ロシアのベルゴロド州にある村の近くで爆発が起こった事件の続報です。村の真ん中ではなく近くで爆発が起こり、ロシア治安部隊関係者の4人が負傷しました。州知事の話では、爆発現場に深刻な被害はなく、村の住民も負傷はしていないそうです。(爆発の原因ははっきりしていません。)
タス通信が、ベオグラードからモスクワに向かって離陸したエア・セルビアの旅客機が、爆弾を仕掛けられた可能性があるとして、離陸20分後ベルグラードの空港に戻ったと報道しました。爆発物は見つかりませんでした。
というニュースを読んだのですが、具体的にいつだったのか詳細が報道されていないのが気になります。
ロシア大統領がドイツ首相とイタリア首相にどうやってロシアの天然ガスをロシア・ルーブルで購入できるのか説明中だそうです。
ロシア外相が中国を訪問して、外相と会談。中国からの協力を取り付けたようです。
ベラルーシ・ルーブルは今日対ドル、ユーロともに値を戻し、久しぶりに1ドル3ルーブル台から2ルーブル台になりました。
もっともベラルーシ・ルーブルをドルやユーロに両替するのは予約制のままです。
日本でも話題になりましたが、ベラルーシのニート税。
働いていなくても、ベラルーシでは生活保護はもらえず、税金(罰金)を払わないといけません。そして水道光熱費も払うようになりました。さらに、30日以上家を離れていても、水道光熱費を払うという法律ができました。
バカンスで30日以上家を離れていて、家が留守でも水道光熱費を払わないといけなくなりました。
さらにベラルーシを出国した人も払わないといけません。つまり、亡命していても支払わないといけないということでしょうか? 正直言ってよく分かりません・・・
ロシア大統領は2025年1月1日からロシア国内で外国製のソフトウエアを使用することを禁止する法令に署名しました。え、どうなるの・・・?
アエロフロート傘下のロシア航空が全ての旅客機を国内登録に変更しました。およそ半分がアメリカのボーイング社などからのリースです。借りたものを自分のものにしたということですね。
批判が噴出すると思いますが、部品交換などメンテナンスができなくなるので結局飛ばせないことになりそうです。
停戦協議後、ロシア側が首都キエフなどへの攻撃を減らすと表明しましたが、結局また攻撃が続いています。
ロシア軍は軍の立て直しや軍装備メンテナンスのため、ベラルーシやロシア国内に移動しています。
今、ベラルーシは自国軍で軍事演習中です。(このタイミングでそういうことをするので、周囲から「もうすぐロシア軍と合流か?」と疑われます。)
南オセチア共和国の大統領が、今日、同国がまもなくロシア連邦に加盟すると公表しました。
ジョージア政府がどのような反応を見せるのか・・・
南オセチア共和国をドネツク人民共和国とルハンスク人民共和国は国家として承認しています。また両人民共和国を国家として南オセチア共和国も承認しています。
似たような立場の国同士だからでしょう。
これが刺激となって、ドネツク人民共和国とルハンスク人民共和国のロシア編入が加速するかもしれません。
ウクライナの避難民が400万人を超えました。
ベラルーシには9000人ほどが避難しており、子どもの教育支援をベラルーシ教育省が支援すると発表されました。
娘のウクライナの友人の一人(大学生)はモルドバ国境近くに住んでいるのですが、ウクライナの西側なので比較的安全な地域です。そして大学も近くにあるので攻撃をされておらず、今でもリモートでちゃんと授業をしているそうです。でもいつ攻撃が始まるのかわからないので通学は禁止のようです。