2022年3月14日。
朝、キエフの住宅にロケット砲が撃ち込まれ、1人が死亡しました。6人が怪我をし、2人が救急車で搬送されましたが、火事が発生し、自宅に住めなくなった人が大勢出たと思います。
ベラルーシはインフレが続いていますが、もう前からそのような状態なので、それほど気にする人はなく、砂糖などの買い占め騒ぎなどもありません。
外国為替レートですが、月曜日の今日、さらにベラルーシ・ルーブル安が進みました。
1ドルが3.80ベラルーシ・ルーブルで、1ユーロはおよそ4ユーロで銀行窓口では両替が行われています。
公式には、これほどベラルーシ・ルーブル安は進んでいません。
ドイツはポーランドに対し、ウクライナ避難民を運ぶ列車の運行を停止してほしいと要請しました。
チェコもウクライナ避難民の宿泊先が満杯になったと発表しました。
アメリカのイーロン・マスク氏がプーチン大統領に、1対1での対決を申し出ました。
ロシアのオンラインショッピングモール、ワイルドベリーズのロシアとベラルーシのサーバーが今朝から大規模な不具合を起こし、商品の購入もできないばかりか、顧客のマイページがリセットされた状態になっているそうです。
午後になっても復旧しておらず、ワイルドベリーズが以前、ロシアの軍服の販売も扱っていたことから、ウクライナから非難されていたという経緯もあり、もしかしてサイバー攻撃では、と噂されています。
中国の自動車会社ジーリーがベラルーシ国内の工場(ベルジー)での製造を3月16日から4月1日まで停止すると発表しました。従業員には休暇を与えるとしています。
ベラルーシは中国と引き続き良好な経済面でのパートナーであることを望んでいるとしています。
中国はロシアから軍事支援を要請されたことはないと、そのような報道をしたアメリカを非難しました。
ベラルーシ当局は国内の二つの銀行サイトをブロックしました。
アメリカでも燃料価格が高騰しているそうですが、ベラルーシもまたガソリンが値上がりします。
カザフスタンでは1万ドル以上の現金を国外に持ち出すことが禁止されました。
ロシアの航空会社が外国企業からリース契約に基づいて借り受けている航空機について返還する必要性を否定する法案にロシア大統領が署名しました。これで借りている飛行機を返さなくてよくなります。
ロシアとベラルーシは石油とガスの価格設定や支払いをドルではなく、ロシア・ルーブルで行うことで合意しました。
チェルノブイリ原発の送電線が再び破壊されました。
せっかく復旧させたのに・・・
ウクライナ国営電力会社ウクルエネルゴは、修理したばかりの送電線をロシア軍が破壊したとしています。
もちろんロシア側は、ウクライナの過激派が壊したと発表するでしょう。
ロシアの富豪がロンドンに所有する大邸宅が、無政府主義者のグループによって占拠されました。立てこもっている様子ですが、このグループは、邸宅にウクライナ国旗を掲げ、ロシアへの諸国の経済制裁が遅いと不満を述べ、さらにこの邸宅をウクライナ難民の避難場所にすると主張しています。
今日始まった第4回訂正交渉ですが、オンライン方式で、しかも中断してしまいました。明日、継続します。
ザポロジエ原発で今日「ロシア軍が弾薬を爆発させた」とインタファクス・ウクライナ通信が報じました。
ザポロジエ原発敷地内の訓練施設跡近くで弾薬の爆発が起きたそうです。原子炉建屋とは違う建物のようですが、心配ですね・・・。
ロシア軍指揮官8人ほどが解任されたようです。
マリウポリ市の産科病院で臨月の女性が負傷しましたが、その後帝王切開で出産したものの、女性も子どもも亡くなったそうです。
ロシア大統領はウクライナ人が絶滅あるいは少数民族になってもいいと思っているのでしょうか。このような状態でウクライナがロシアに占拠されてしまうと、ウクライナ人にとってもっと残酷なことが起きます。だから、みんな土嚢を積み、バリケードを作って、国を守り、命をかけて戦うのでしょう。
日本の場合は敗戦となっても、アメリカ進駐軍が来たら、ギブミーチョコレートなどと言えるような状況がありました。しかし、今回のウクライナではそうはなりません。
夜9時のニュースを放映中だったロシア国営放送の第1チャンネル。女性アナウンサーがロシアへの制裁について報道している生放送の真っ最中、同じく第1チャンネルで働くアナウンサー、マリーナ・オフシャンニコワさんが、手書きのプラカードを手にスタジオに乱入。プラカードにはウクライナ国旗とロシア国旗も描かれ、
「NO WAR 戦争をやめて! (ロシア政府の)プロパガンダを信じないで! ここ(国営テレビ局)ではみんな(ロシア国民)に嘘をついている。」
と書かれ、オフシャンニコワさんが「戦争をやめて!」と連呼する声がしっかりマイクに入って、全国、いや世界に放映されました。
女性アナウンサーは何事も起こらなかったかのように、ニュースを読み続けていましたが、画面はVTRに切り替わり、オフシャンニコワさんは身柄を拘束されました。
夜中になった今も、取り調べを受けています。裁判の結果、15年の有罪判決を受ける可能性があると分かっていたのに・・・
アナウンサーとしての仕事も失いました。
日本に置き換えると、9時のニュースの真っ最中にNHKの女子アナが、突然乱入して「日本政府を信じないで! NHKは嘘をついている」と書いたプラカードを持ってカメラに向けるようなものですよ。
わずか5秒でしたが、私にとっては衝撃映像でした。第1チャンネルは当然このニュースをネット配信していませんが、YouTube で見ることができます。
追記です。
この第1チャンネルスタジオ乱入のニュースは日本ではもちろん世界中で話題となりましたが、マリーナ・オフシャンニコワさんは、同テレビ局のスタッフだと報道されています。
私はこちらのニュース、第1報を読んで、その情報からオフシャンニコワさんはアナウンサーだとこのブログに投稿しました。
日本語とロシア語の報道が読めてしまう私は、結局どちらが正しいのかはっきり分かっていません。
朝、キエフの住宅にロケット砲が撃ち込まれ、1人が死亡しました。6人が怪我をし、2人が救急車で搬送されましたが、火事が発生し、自宅に住めなくなった人が大勢出たと思います。
ベラルーシはインフレが続いていますが、もう前からそのような状態なので、それほど気にする人はなく、砂糖などの買い占め騒ぎなどもありません。
外国為替レートですが、月曜日の今日、さらにベラルーシ・ルーブル安が進みました。
1ドルが3.80ベラルーシ・ルーブルで、1ユーロはおよそ4ユーロで銀行窓口では両替が行われています。
公式には、これほどベラルーシ・ルーブル安は進んでいません。
ドイツはポーランドに対し、ウクライナ避難民を運ぶ列車の運行を停止してほしいと要請しました。
チェコもウクライナ避難民の宿泊先が満杯になったと発表しました。
アメリカのイーロン・マスク氏がプーチン大統領に、1対1での対決を申し出ました。
ロシアのオンラインショッピングモール、ワイルドベリーズのロシアとベラルーシのサーバーが今朝から大規模な不具合を起こし、商品の購入もできないばかりか、顧客のマイページがリセットされた状態になっているそうです。
午後になっても復旧しておらず、ワイルドベリーズが以前、ロシアの軍服の販売も扱っていたことから、ウクライナから非難されていたという経緯もあり、もしかしてサイバー攻撃では、と噂されています。
中国の自動車会社ジーリーがベラルーシ国内の工場(ベルジー)での製造を3月16日から4月1日まで停止すると発表しました。従業員には休暇を与えるとしています。
ベラルーシは中国と引き続き良好な経済面でのパートナーであることを望んでいるとしています。
中国はロシアから軍事支援を要請されたことはないと、そのような報道をしたアメリカを非難しました。
ベラルーシ当局は国内の二つの銀行サイトをブロックしました。
アメリカでも燃料価格が高騰しているそうですが、ベラルーシもまたガソリンが値上がりします。
カザフスタンでは1万ドル以上の現金を国外に持ち出すことが禁止されました。
ロシアの航空会社が外国企業からリース契約に基づいて借り受けている航空機について返還する必要性を否定する法案にロシア大統領が署名しました。これで借りている飛行機を返さなくてよくなります。
ロシアとベラルーシは石油とガスの価格設定や支払いをドルではなく、ロシア・ルーブルで行うことで合意しました。
チェルノブイリ原発の送電線が再び破壊されました。
せっかく復旧させたのに・・・
ウクライナ国営電力会社ウクルエネルゴは、修理したばかりの送電線をロシア軍が破壊したとしています。
もちろんロシア側は、ウクライナの過激派が壊したと発表するでしょう。
ロシアの富豪がロンドンに所有する大邸宅が、無政府主義者のグループによって占拠されました。立てこもっている様子ですが、このグループは、邸宅にウクライナ国旗を掲げ、ロシアへの諸国の経済制裁が遅いと不満を述べ、さらにこの邸宅をウクライナ難民の避難場所にすると主張しています。
今日始まった第4回訂正交渉ですが、オンライン方式で、しかも中断してしまいました。明日、継続します。
ザポロジエ原発で今日「ロシア軍が弾薬を爆発させた」とインタファクス・ウクライナ通信が報じました。
ザポロジエ原発敷地内の訓練施設跡近くで弾薬の爆発が起きたそうです。原子炉建屋とは違う建物のようですが、心配ですね・・・。
ロシア軍指揮官8人ほどが解任されたようです。
マリウポリ市の産科病院で臨月の女性が負傷しましたが、その後帝王切開で出産したものの、女性も子どもも亡くなったそうです。
ロシア大統領はウクライナ人が絶滅あるいは少数民族になってもいいと思っているのでしょうか。このような状態でウクライナがロシアに占拠されてしまうと、ウクライナ人にとってもっと残酷なことが起きます。だから、みんな土嚢を積み、バリケードを作って、国を守り、命をかけて戦うのでしょう。
日本の場合は敗戦となっても、アメリカ進駐軍が来たら、ギブミーチョコレートなどと言えるような状況がありました。しかし、今回のウクライナではそうはなりません。
夜9時のニュースを放映中だったロシア国営放送の第1チャンネル。女性アナウンサーがロシアへの制裁について報道している生放送の真っ最中、同じく第1チャンネルで働くアナウンサー、マリーナ・オフシャンニコワさんが、手書きのプラカードを手にスタジオに乱入。プラカードにはウクライナ国旗とロシア国旗も描かれ、
「NO WAR 戦争をやめて! (ロシア政府の)プロパガンダを信じないで! ここ(国営テレビ局)ではみんな(ロシア国民)に嘘をついている。」
と書かれ、オフシャンニコワさんが「戦争をやめて!」と連呼する声がしっかりマイクに入って、全国、いや世界に放映されました。
女性アナウンサーは何事も起こらなかったかのように、ニュースを読み続けていましたが、画面はVTRに切り替わり、オフシャンニコワさんは身柄を拘束されました。
夜中になった今も、取り調べを受けています。裁判の結果、15年の有罪判決を受ける可能性があると分かっていたのに・・・
アナウンサーとしての仕事も失いました。
日本に置き換えると、9時のニュースの真っ最中にNHKの女子アナが、突然乱入して「日本政府を信じないで! NHKは嘘をついている」と書いたプラカードを持ってカメラに向けるようなものですよ。
わずか5秒でしたが、私にとっては衝撃映像でした。第1チャンネルは当然このニュースをネット配信していませんが、YouTube で見ることができます。
追記です。
この第1チャンネルスタジオ乱入のニュースは日本ではもちろん世界中で話題となりましたが、マリーナ・オフシャンニコワさんは、同テレビ局のスタッフだと報道されています。
私はこちらのニュース、第1報を読んで、その情報からオフシャンニコワさんはアナウンサーだとこのブログに投稿しました。
日本語とロシア語の報道が読めてしまう私は、結局どちらが正しいのかはっきり分かっていません。