ヒーリング・即興作曲ピアニスト中谷幸代のありのまま気まぐれブログ

心のままに奏でたピアノ曲と共に、日々の気づきや感謝、祈りを綴っています。たまに育児奮闘記。二児の母

19年目の1・17

2014-01-18 13:34:35 | 【その他】日々のつぶやき
メモリアルコンサートの後記も書けないまま この日を迎えてしまいました。
 
(また改めて書きますね!ごめんなさい!)
 
最近は先日のメモリアルコンサートで初披露した大切な歌「今日もおいらは生きている」を、
 
自分もぜひ歌いたいと勇気をだしてくれた子供たちと
 
歌の練習を始めたり 毎日 充実した日々を過ごさせていただいています。
 
 
さて、昨日は19年目の1月17日でした。
 
朝目覚め、たくさんの方々に支えられたおかげで生かされている感謝のきもちで 笑顔で主人を見送りました。

冷たい空気の中、黒い服を着た方々が足早に駅へと向かう姿をみて

当たり前だった笑顔が消えたあの日のことをしみじみ思い出し

そんな直後にテレビをつけたら関西の番組でも

アナウンサーの方々がいつもと変わらない色とりどりの服の色で 芸能ニュース。

なんだかちょっと寂しくなりました。

朝だから爽やかにすること、大切だけど
 
明るい新しい気持ちも大事だけど、この日だけは 関西ローカルだけでもいいから
黒じゃなくてもいいから 
 
たくさんの方々に大事なことを伝えられるお役目だということを改めて感じて

亡くなった方々や遺族の方々のことを思って
せめて服だけでもちょっとだけ清楚な服を着てほしかったな。。

そう感じたのは私だけかな。
私のわがままかな。。
そう思っていたら 同じように思っていた方々が他にもたくさんいらっしゃいました。

それがわかっただけでもなんだか救われた気がしました。
 
 
あの日は我が家の近くの高速道路は倒れ
想い出の家もピアノも
大切な友人も失いましたが

全国のたくさんの方々が支え、
助けてくれたおかげで
今の私がいます。

皆さんのおかげで今の元気な神戸があります。

神戸っ子のひとりとして
あらためて
あのときはありがとうございます。
と全国の皆さんに伝えたいです。

 
震災後、「私の家から一緒に学校に通ったらいいやん!」と
 
大変な中、3か月も一緒に暮らしてくれたMちゃん一家。
 
中学時代に名古屋に引っ越してしまったけど 神戸の大変な様子をテレビで見て素早く動いて
 
1月17日に下着やいろんなものを持って駆けつけてくれたTちゃん一家。
 
大阪から助けにきてくださった父の会社の方々。。
 
思い出したらきりがないほどみなさんに支えられて今があり涙が出てきます。
 
あらためてありがとうと 伝えたいのに
 
連絡先がわからなくて 伝えられなかったり もどかしい想いもあります。
 
 
きっと全国のみなさんも あの時助けてあげたけど今はもう連絡とってないな という方もいると思います。
 
でもきっと お互いに相手を想いやって そうしているということもあると思います。
 
勇気を出して 「あのときはありがとう」 「あれから19年だけど元気にしてる?」と連絡してみたら
 
きっと相手も同じ気持ちで またあたたかい絆がうまれるかもしれません。
 
私も勇気を出して久々に電話してみようかな。。 泣いちゃって声にならないかもしれないけれど。
 
 

私も、今大変な想いをされている方々の為に 
 
自分ができることをあらためて考えたいです。

これからも感謝の気持ちと共に
あの日を忘れず、
天国の友人のためにも今を大切に、
そしてかけがえのない笑顔を守って生きていきたいです。


(↓写真の童は 「今日もおいらは生きている」の作詞をされている馬越正八さんの作品です)
 
写真: 19年目の朝、たくさんの方々に支えられたおかげで生かされている感謝のきもちで 笑顔で主人を見送った。    黒い服を着た方々が足早に駅へと向かう姿をみて    当たり前だった笑顔が消えたあの日を思い出す。    そんな直後にテレビをつけたら  関西の番組でも  アナウンサーの方々がいつもと変わらない色とりどりの服の色で     なんだかちょっと寂しくなった。    朝だから爽やかにすること、大切だけど    今日だけは 関西ローカルだけでもいいから  黒じゃなくてもいいから    亡くなった方々や遺族の方々のことを思って  ちょっとだけでも清楚な服を着てほしかったな。。    そう感じたのは私だけかな。  私のわがままかな。    あの日は我が家の近くの高速道路は倒れ  想い出の家もピアノも  大切な友人も失いましたが    全国のたくさんの方々が支え、  助けてくれたおかげで  今の私がいます。    皆さんのおかげで今の元気な神戸があります。    神戸っ子のひとりとして  あらためて  あのときはありがとうございます。  と皆さんに伝えたいです。    私も、私にできることをあらためて  考えたいです。    これからも  あの日を忘れず、  天国の友人のためにも今を大切に、  そしてかけがえのない笑顔を守って生きていきたいです。      (写真の童は馬越正八さんの作品です)