阪神淡路大震災から20年目の
5時46分。
あの日の恐怖がよみがえり、
あの時身代わりのように破片となって命を助けてくれたピアノちゃんを握りしめた。
あの時、私の家は全壊。近所の高速は倒れ本当に命からがら生き延びた。
亡くなった友人のことを思い黙祷していると、旧姓のままの私の名前を呼び
「○○さん、泣きなや~」て言ってくれてる気がして不思議な感覚に。
今はまだみんな寝てるから大きな音で弾けないけど、
今日はちゃんと天国まで聴こえるように精一杯の心を込めてピアノを弾くから聴いててね。
生かされている奇跡に感謝して
今をもっと大切にしよう。
自分らしく、できることから
みんなのためにも心を込めて生きていこう。
あれから20年。
あの中を生き延びた私たちにもそれぞれに課題はあり、
5時46分には当時の亡くなった方々の苦しみも再び感じた気がして
あらためて大切なことに気づかされました。
これからも亡くなった方々が命をかけて残してくれた大切なメッセージを音楽と共に伝え、
みんなの命を精いっぱい輝かせるお役に立てるようがんばります。
亡くなった方々のご冥福を心よりお祈りいたします。