昨年ウィーンでコンサートをされた私の中学時代の恩師・曽我啓子先生を含む五名のコンサートが
今年は芦屋の歴史を感じる素敵な芦屋仏教会館であり
昨日はウィーンを感じに行ってきました😌✨
先生は歌が専門なのでソプラノで美しく
心に染み入る歌を披露してくださいました。
『くちなし』では思わず泣きそうになりました。
以前、「偉大な作曲家たちが残したこの大切な音楽をちゃんと再現できる日がくるのか、
学べば学ぶほど人生の時間が足りない気がするの」
とおっしゃっていて
音楽にすごく真剣に、そして亡き作曲家と対話するように真摯に向き合う姿に感動したことを覚えています。
次々に即興で奏でたり新しく作り出すのが好きな私には衝撃でした。
こんな風に大切に演奏された音楽だから聴き手に伝わり、作曲家たちもさぞ嬉しいだろうなと感じました。
今日みなさんの演奏を聴いて、
自分の作った我が子のような大切な曲を、
例えば後世でこんな素晴らしい志の方々に演奏していただけるチャンスがあるのだとしたならば、
きちんと楽譜にして遺していくことはやっぱり大切だと改めて感じました。
とはいえ、私は
曲は瞬時にどんどん生まれてきますが
生きている間に楽譜にできる時間はあるのか
先生とはまた違う悩みですがそれが不安です。
せめて震災復興のために作り賞をいただいた『Twinkle memory&Bright future~きらめく想い出・輝く未来~』だけでも
きちんと楽譜にして、後世でも災害等で傷ついた方々の心に少しでも希望や勇気を届けられるように遺したいな。
でも、今日は、全盲で美しく綺麗な音色で奏でるピアニスト小島怜さんや
同じく全盲でいきいき命を奏でているような素敵なバイオリニストの角田育代さんともお話しすることができ、
先生のおかげで出会えたことがとても嬉しくなり
ヒーリングピアニストの仮屋澄江さんもとても感性豊かな音色で、
ソプラノ歌手の渡辺典子さんの澄んだ歌声も聴いていて優しい気持ちになり、
いつかこんな素敵な方に私の音楽も奏でていただけたらいいなあなんて妄想が膨らみました。
先日の緊急入院で一度死んだ気分になったからこそより強く曲を遺すことの重要性を感じたのかもしれません。
このタイミングで先生に再会でき、
音楽の力にあらためて癒され、
初心に戻らせていただいたのもすごいこと。
そして、やっぱりウィーンに行ってみたいなあ🌸
ウィーンのピアノに触れてみたい😌
ウィーンで即興したらどんなメロディになるかなあ。
素敵な作曲家の感じた空気を、風景を私もみてみたい💓
いつの日か夢が叶うよう頑張ります。