前回6/1の、共産党の体質 と言う記事で、
「共産党の体質(内部のいざこざがあるとかないとか)を気にする以上に、他の党にはない共産党の理念を、日本の標準・指標として浸透させるような、投票行動を考えることを大事にするべき」という意味のことを書きました。
舌っ足らずな説明でも、お察しのよい方は、その言葉の表面には出ていない、私の考え方が伝わるかもしれませんが、
肝心な表現を忘れていたように思います。
(☆この太字部分の表現が誤解を招くという指摘を党員の方からコメント欄にいただきました。よって、この太字の部分を変更しました。そしてこれはあくまで私見です。)
共産党の役割は、「社会の仕組みを整える」ことであって、「人間教育」のために活動するのではない
(党幹部がすべての党員の人格を把握・改善できるとも思えない)
外部の人が、党員の方々に「人格者であること」を強要するのは不自然
(党員個人の元来の性格は共産党が作るものではない、そして支持することは人格に関わらず、誰でもできるので、問題のある人がいる=共産党はダメと早合点するのは不自然)
そして、党内、党員が起こした問題の源泉は、「人間の性+社会状況」であって、共産党の考え方や、教育方針の間違いではない
と、私は言いたいです。
これだけでは意図が伝わりにくいだろうと思うので、説明します。
よく、接した共産党員の人柄が悪かったから、党を支持できないとおっしゃる方がいますが、
共産党の党員たちの人格がどうであれ、
それが嫌な人は、その近くに寄り付かなければいいのであって、
((勧誘が嫌なら、共産党関係の職場を選ぶのを避ければいいですし、
考え方が合わないのに、まちがって党員になってしまっても、さっさと除名処分を受けるなり、自分から辞めるなりできる))
嫌になった人がそこに関わり続ける必要はまったくないのです。
そしてなにも、共産党関係者に睨まれたからって、国の基本的人権を奪われるわけでも何でも無いので、関わった人(加害者)が悪かったというだけの問題だと思うのです。
もちろん党中央の理念的には、憲法の「基本的人権」を大事にするというものなので、(政府の改悪に反対するという行動も、それに則ってますし)、
善良な党員はそれを守ろうとしますが、人間社会なので、人権をないがしろにするような行動がとられることは、共産党系団体だって、多かれ少なかれ発生するでしょう。
そして、人権無視などと言われたりしますが、党の連帯のために「党が処分する」という場合は、それは「党に支障がある行動をしないように指導する」「除名する」というだけであって、
その指導・指令で嫌気がさした場合は出て行けば問題ないですし、
その上で、もし「事件」になるような問題があったのだとしたら、他に助けを求めればいいのです。
ここまで読まれた方で、「支持者の開き直り」と思われる方もいらっしゃるでしょうが・・・もう少しお付き合いを。
私は内部のことはよく分かりませんが、共産党のように、世の中を良くしようと躍起になっている人が集まりやすいところなら、「考え方の合わない人、自分達のしようとしている事を分かってくれないと思う人を排除したくなるという人たち」も、中にはいるのは、自然なことでしょう。(もちろん、間違った考えではありますが。)
何せ、「自分達は正しいことをしようとしているのに」と、多かれ少なかれ被害者意識を持つ人が多いので(私も含めてね、笑)、その内心は変えるのが難しいかもしれない。
そういうことを、反共の人は「党の考え方がおかしい」「あんな、言ってることとやってることが違う団体が信用できるわけがない」と捉えるのでしょうけど、
私から見ると、それらの問題は「人間の性」+「社会の状況」が作り出すものであって、共産党の考え方自体が作り出すものではないと思うのです。
私が、問題を起こすような共産党員の思考回路を想像するなら、
「世の中を良くしようと願っている」→ 「くそ真面目。ときに、人の都合より目的達成が最優先で迷惑をかけていることに気付かない」
もっと悪い場合では、
「世の中を良くするだろう活動をしているという自負がある」→「思い上がり、自分が認めない奴はどうなってもいい」
中にはこういう人もいる、色んな人がいるでしょう。
(ちなみに、共産党員になるのには、ただ署名して、わずかな党費を自己申告で払うだけなので、はっきりいって、人情だけで入る人も多いです。)
でも、そういう人がいたからといって、党の理念が覆るわけではありません。
こういうと、「党の幹部たちは、えらそうな理念を言う割には、共産系社会で起こった問題に対して責任を取ろうとしないし、中央だって、それを見逃してやってるではないか」
と言われると思いますが、
私から見ると、「それも人間の性+社会の状況」であって、党幹部団体だって、中央だって、
「自分達は正しい仕組みの世の中を作ろうとしているのだから、末端・中間管理職の党員たちが血迷って問題を起こしたとしても、それはその中で解決してほしい、自分達は党拡大のためにやることがいっぱいあるから全部感知できないし、人間関係で起こった問題を、「党の問題」としないでもらいたい」
という不可抗力的放任に、結果的になってしまう(仮)としても、それは分かるし、
「それを「党の問題」として外部に漏らす人を、「党の不利益になることをした」として、「除名処分」にする」
という考えに至るのも理解できます。
要するに、冒頭で言った、
共産党の仕事は、「社会の仕組みを変える」ことであって、「人間の教育」ではない
(有権者の信頼の為に、党員の教育も重視はするが、教育自体が目的ではない)
ということだと思います。
例えば、法律の中身がおかしければ、社会はおかしくなる。
法律が優れていれば、社会秩序が保たれやすくなる。
「理念」を優先するのは、それと同じ考えからだと思います。
だから私は、共産党の「理念」を広めるべきだと言いたいのであって、
「共産党や、支持者を信じろ」と言いたいわけではないのです。
なんだったら、本当に変な奴「ばっかり」な団体なら、後で壊してもいいと思いますよ(笑)
私にとって、多くの支持者にとって、「社会の仕組み」さえ整えば、何も困ることはないはずですから。
そして、共産党の内部活動に不信感をもつ人は、なんだったら、選挙に行く時は、「共産党の発展」じゃなく、「社会の仕組みの是正」を目的に、投票行動をすればいいと思います。
政策や理念は、政治家しか変えられないし、作れません。(だから、政策重視で慎重に)
でも、そこから先は、国民全体の性質(行動)で決まることです。
国民ひとりひとりの性質の根本は、どこの政党が政権を握ったって、変わらないのだから、洗脳さえされなければいいのです。
日本人は、経験・知識を積んでいるので、そこまで従順ではないでしょう・・・
~~共産党、みんなで入れれば(投票すれば)恐くない~~
一人でも、恐くないですが(笑)
きっといろんなことがいい方向に動きます。
民主国家である限り、変な体制に動きそうなら、即引きずり降ろせばいい(笑)
~~多勢なら、体質なんて 関わらない~~
多勢なら、「共産党の体質」ではなく、「国民の体質」になりますから。
なんだったら、そうなってから、気にくわない方は党中央の編成を変えるように働きかけてください(笑)
いつも、拙い表現ですみまちぇん。
↓↓コメント欄に、この記事に対する党員の方の見解があります。
「共産党の体質(内部のいざこざがあるとかないとか)を気にする以上に、他の党にはない共産党の理念を、日本の標準・指標として浸透させるような、投票行動を考えることを大事にするべき」という意味のことを書きました。
舌っ足らずな説明でも、お察しのよい方は、その言葉の表面には出ていない、私の考え方が伝わるかもしれませんが、
肝心な表現を忘れていたように思います。
(☆この太字部分の表現が誤解を招くという指摘を党員の方からコメント欄にいただきました。よって、この太字の部分を変更しました。そしてこれはあくまで私見です。)
共産党の役割は、「社会の仕組みを整える」ことであって、「人間教育」のために活動するのではない
(党幹部がすべての党員の人格を把握・改善できるとも思えない)
外部の人が、党員の方々に「人格者であること」を強要するのは不自然
(党員個人の元来の性格は共産党が作るものではない、そして支持することは人格に関わらず、誰でもできるので、問題のある人がいる=共産党はダメと早合点するのは不自然)
そして、党内、党員が起こした問題の源泉は、「人間の性+社会状況」であって、共産党の考え方や、教育方針の間違いではない
と、私は言いたいです。
これだけでは意図が伝わりにくいだろうと思うので、説明します。
よく、接した共産党員の人柄が悪かったから、党を支持できないとおっしゃる方がいますが、
共産党の党員たちの人格がどうであれ、
それが嫌な人は、その近くに寄り付かなければいいのであって、
((勧誘が嫌なら、共産党関係の職場を選ぶのを避ければいいですし、
考え方が合わないのに、まちがって党員になってしまっても、さっさと除名処分を受けるなり、自分から辞めるなりできる))
嫌になった人がそこに関わり続ける必要はまったくないのです。
そしてなにも、共産党関係者に睨まれたからって、国の基本的人権を奪われるわけでも何でも無いので、関わった人(加害者)が悪かったというだけの問題だと思うのです。
もちろん党中央の理念的には、憲法の「基本的人権」を大事にするというものなので、(政府の改悪に反対するという行動も、それに則ってますし)、
善良な党員はそれを守ろうとしますが、人間社会なので、人権をないがしろにするような行動がとられることは、共産党系団体だって、多かれ少なかれ発生するでしょう。
そして、人権無視などと言われたりしますが、党の連帯のために「党が処分する」という場合は、それは「党に支障がある行動をしないように指導する」「除名する」というだけであって、
その指導・指令で嫌気がさした場合は出て行けば問題ないですし、
その上で、もし「事件」になるような問題があったのだとしたら、他に助けを求めればいいのです。
ここまで読まれた方で、「支持者の開き直り」と思われる方もいらっしゃるでしょうが・・・もう少しお付き合いを。
私は内部のことはよく分かりませんが、共産党のように、世の中を良くしようと躍起になっている人が集まりやすいところなら、「考え方の合わない人、自分達のしようとしている事を分かってくれないと思う人を排除したくなるという人たち」も、中にはいるのは、自然なことでしょう。(もちろん、間違った考えではありますが。)
何せ、「自分達は正しいことをしようとしているのに」と、多かれ少なかれ被害者意識を持つ人が多いので(私も含めてね、笑)、その内心は変えるのが難しいかもしれない。
そういうことを、反共の人は「党の考え方がおかしい」「あんな、言ってることとやってることが違う団体が信用できるわけがない」と捉えるのでしょうけど、
私から見ると、それらの問題は「人間の性」+「社会の状況」が作り出すものであって、共産党の考え方自体が作り出すものではないと思うのです。
私が、問題を起こすような共産党員の思考回路を想像するなら、
「世の中を良くしようと願っている」→ 「くそ真面目。ときに、人の都合より目的達成が最優先で迷惑をかけていることに気付かない」
もっと悪い場合では、
「世の中を良くするだろう活動をしているという自負がある」→「思い上がり、自分が認めない奴はどうなってもいい」
中にはこういう人もいる、色んな人がいるでしょう。
(ちなみに、共産党員になるのには、ただ署名して、わずかな党費を自己申告で払うだけなので、はっきりいって、人情だけで入る人も多いです。)
でも、そういう人がいたからといって、党の理念が覆るわけではありません。
こういうと、「党の幹部たちは、えらそうな理念を言う割には、共産系社会で起こった問題に対して責任を取ろうとしないし、中央だって、それを見逃してやってるではないか」
と言われると思いますが、
私から見ると、「それも人間の性+社会の状況」であって、党幹部団体だって、中央だって、
「自分達は正しい仕組みの世の中を作ろうとしているのだから、末端・中間管理職の党員たちが血迷って問題を起こしたとしても、それはその中で解決してほしい、自分達は党拡大のためにやることがいっぱいあるから全部感知できないし、人間関係で起こった問題を、「党の問題」としないでもらいたい」
という不可抗力的放任に、結果的になってしまう(仮)としても、それは分かるし、
「それを「党の問題」として外部に漏らす人を、「党の不利益になることをした」として、「除名処分」にする」
という考えに至るのも理解できます。
要するに、冒頭で言った、
共産党の仕事は、「社会の仕組みを変える」ことであって、「人間の教育」ではない
(有権者の信頼の為に、党員の教育も重視はするが、教育自体が目的ではない)
ということだと思います。
例えば、法律の中身がおかしければ、社会はおかしくなる。
法律が優れていれば、社会秩序が保たれやすくなる。
「理念」を優先するのは、それと同じ考えからだと思います。
だから私は、共産党の「理念」を広めるべきだと言いたいのであって、
「共産党や、支持者を信じろ」と言いたいわけではないのです。
なんだったら、本当に変な奴「ばっかり」な団体なら、後で壊してもいいと思いますよ(笑)
私にとって、多くの支持者にとって、「社会の仕組み」さえ整えば、何も困ることはないはずですから。
そして、共産党の内部活動に不信感をもつ人は、なんだったら、選挙に行く時は、「共産党の発展」じゃなく、「社会の仕組みの是正」を目的に、投票行動をすればいいと思います。
政策や理念は、政治家しか変えられないし、作れません。(だから、政策重視で慎重に)
でも、そこから先は、国民全体の性質(行動)で決まることです。
国民ひとりひとりの性質の根本は、どこの政党が政権を握ったって、変わらないのだから、洗脳さえされなければいいのです。
日本人は、経験・知識を積んでいるので、そこまで従順ではないでしょう・・・
~~共産党、みんなで入れれば(投票すれば)恐くない~~
一人でも、恐くないですが(笑)
きっといろんなことがいい方向に動きます。
民主国家である限り、変な体制に動きそうなら、即引きずり降ろせばいい(笑)
~~多勢なら、体質なんて 関わらない~~
多勢なら、「共産党の体質」ではなく、「国民の体質」になりますから。
なんだったら、そうなってから、気にくわない方は党中央の編成を変えるように働きかけてください(笑)
いつも、拙い表現ですみまちぇん。
↓↓コメント欄に、この記事に対する党員の方の見解があります。