当ブログ記事「だから私は日本共産党」のコメント欄のコピーですが、
憲法学の上脇博之教授のブログを紹介がてら・・・
先生のブログは以前にも、当ブログ「二大政党のための議員削減法案」という記事で紹介し、ブックマークにもリンクしていますが。
私は先生のブログ記事をいくつか読みましたが、見た記事は全面的に賛成できるもので、私に能力があれば、このように明晰に考え、同じように説明するだろうなぁ・・と思うものなのです。
では、以下↓コピーです。下に付け加えた「メール概要の続き」をご覧になって、上脇先生のブログにもぜひジャンプしてみてください
竹内氏と近藤氏も (ネコ型)
2009-09-01 18:31:02
私は無知なので最高裁裁判官国民審査について普段何も考えておらず、今までは適当に全員に×をつけていたのですが・・・
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51041691.html
↑は、私が最近ファンになりつつある(当ブログ→にブックマークもしている→)上脇博之・神戸学院大教授のブログ記事です。
教授は昨年、次のような↓メール(冒頭部分)を受け取られたようです。
「「竹内行夫(元外務事務次官)最高裁裁判官を不信任しよう!」
2008年10月21日,麻生内閣は竹内行夫元外務事務次官を最高裁裁判官に任命しました。
竹内行夫は,インドネシア大使などを歴任後,2002年から2005年まで外務事務次官を務め人物です。
小泉政権のイラク戦争支持やイラク派兵を進めた張本人で,イラク戦争支持の日本政府に抗議した天木直人元レバノン大使をクビにした張本人でもあります。
そもそも,行政組織のトップだった人物が司法府のトップとなること自体,三権分立から問題があります(法律上は禁止規定はありませんが)。」」
わたくし今回も結局、深く調べず、全員に×をつけてきました。
その理由は先のコメントに加えて8月30の記事にも書いたとおりで、選挙公報における近藤崇晴氏の一番目の怪しい業績を、後で見つけたことも関係するのですが、
やっぱり×をつけておいてよかった、と今日、↑の記事を見つけ、思いました。
いやはや、選挙公報にはこんな業績は大々的に書きたくないでしょうから、やはりちゃんとネットなどで調べたほうが良いし、公報にもいちおう経歴は書かれているので、ちゃんと注視しないといけなかったですね。。適当に業績しか読んでいませんでした。
それにしても、竹内氏、公報では
「三権分立の下における司法のあるべき役割を念頭に置く」のが裁判官としての心構えだそうですが・・
経歴の記載と見比べて矛盾を指摘されることは気にならないのでしょうか・・?
好きな言葉が「清流に石を投げれど水清し」でしたか・・・なるほど。。
コメントのコピーもう一件。。
最高裁の裁判官って、内閣に任命されりゃ、司法試験に受かってなくてもなれるんですってよ! そんなこと知らなかったわ!
地方裁判官が司法試験が必要で、最高機関の裁判官が必要でないって、いったいどういうことでしょうね・・・??
政府に都合のいい判断をする人材であることが任命条件のひとつだとは思っていたけど、最高裁が司法試験に通ってもいない官僚も天下りできるところだったとは。
あ、このことは、ひろあき☆彡さまがリンクしてくださったサイトで知りました。↑の竹内行夫氏のページを見て。
竹内氏、まさに好きな言葉が「清流に石を投げれど水清し」なだけありますわ・・・
私たち国民の無知も罪ですが。。
しかし、国民が無知なのも、政府やマスコミのおかげ。
===付け足し:メール概要の続き=======
ーーーー中略ーーーー
違憲判決が出た直後の最高裁人事ということからも,政府による司法への介入の狙いが見え隠れします。
竹内は,小泉の対米盲従外交を支え,違憲の海外派兵を推し進めた本人です。今後政府が海外派兵を進めていく上で,名古屋高裁のような違憲判決を今後出ては困る,そこで政府が司法府に対する縛りをかけるために最高裁に竹内を送り込んだと考えるべきではないでしょうか。
この最高裁人事は,政府の「今後も違憲の海外派兵を進めていく」という明確な意思に基づくもので,その先には明文改憲も視野に入っています。
このような人事を絶対に許してはなりません。
ーーーー中略ーーーー
これまで,外務次官経験者で最高裁裁判官となったのは下田武三ただ一人です。
下田は,石田和外最高裁長官の「司法反動」を支えるために最高裁に送り込まれた人物で、最高裁裁判官任官直後に「裁判官は体制を批判してはならない」と「体制絶対擁護発言」を堂々と行った人物です。
公務員の労働基本権の制約を正当化した全農林警職法事件判決で、多数意見に賛同。
全逓名古屋中郵事件では労働者を弾圧する内容の少数意見を示しています。
他にも,いわゆる尊属殺人罪規定違憲判決について,最高裁裁判官15人中ただ一人合憲の反対意見を出しています。
極端な「体制擁護」の立場であったためか,1972年の国民審査において、不信任率15.17%を得ています。これはこれまで最高の不信任率です。
今回の最高裁人事は平和憲法破壊を目的に、竹内を「第二の下田」として送り込む「新たな司法反動シフト」と見るべきではないでしょうか。
憲法学の上脇博之教授のブログを紹介がてら・・・
先生のブログは以前にも、当ブログ「二大政党のための議員削減法案」という記事で紹介し、ブックマークにもリンクしていますが。
私は先生のブログ記事をいくつか読みましたが、見た記事は全面的に賛成できるもので、私に能力があれば、このように明晰に考え、同じように説明するだろうなぁ・・と思うものなのです。
では、以下↓コピーです。下に付け加えた「メール概要の続き」をご覧になって、上脇先生のブログにもぜひジャンプしてみてください
竹内氏と近藤氏も (ネコ型)
2009-09-01 18:31:02
私は無知なので最高裁裁判官国民審査について普段何も考えておらず、今までは適当に全員に×をつけていたのですが・・・
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51041691.html
↑は、私が最近ファンになりつつある(当ブログ→にブックマークもしている→)上脇博之・神戸学院大教授のブログ記事です。
教授は昨年、次のような↓メール(冒頭部分)を受け取られたようです。
「「竹内行夫(元外務事務次官)最高裁裁判官を不信任しよう!」
2008年10月21日,麻生内閣は竹内行夫元外務事務次官を最高裁裁判官に任命しました。
竹内行夫は,インドネシア大使などを歴任後,2002年から2005年まで外務事務次官を務め人物です。
小泉政権のイラク戦争支持やイラク派兵を進めた張本人で,イラク戦争支持の日本政府に抗議した天木直人元レバノン大使をクビにした張本人でもあります。
そもそも,行政組織のトップだった人物が司法府のトップとなること自体,三権分立から問題があります(法律上は禁止規定はありませんが)。」」
わたくし今回も結局、深く調べず、全員に×をつけてきました。
その理由は先のコメントに加えて8月30の記事にも書いたとおりで、選挙公報における近藤崇晴氏の一番目の怪しい業績を、後で見つけたことも関係するのですが、
やっぱり×をつけておいてよかった、と今日、↑の記事を見つけ、思いました。
いやはや、選挙公報にはこんな業績は大々的に書きたくないでしょうから、やはりちゃんとネットなどで調べたほうが良いし、公報にもいちおう経歴は書かれているので、ちゃんと注視しないといけなかったですね。。適当に業績しか読んでいませんでした。
それにしても、竹内氏、公報では
「三権分立の下における司法のあるべき役割を念頭に置く」のが裁判官としての心構えだそうですが・・
経歴の記載と見比べて矛盾を指摘されることは気にならないのでしょうか・・?
好きな言葉が「清流に石を投げれど水清し」でしたか・・・なるほど。。
コメントのコピーもう一件。。
最高裁の裁判官って、内閣に任命されりゃ、司法試験に受かってなくてもなれるんですってよ! そんなこと知らなかったわ!
地方裁判官が司法試験が必要で、最高機関の裁判官が必要でないって、いったいどういうことでしょうね・・・??
政府に都合のいい判断をする人材であることが任命条件のひとつだとは思っていたけど、最高裁が司法試験に通ってもいない官僚も天下りできるところだったとは。
あ、このことは、ひろあき☆彡さまがリンクしてくださったサイトで知りました。↑の竹内行夫氏のページを見て。
竹内氏、まさに好きな言葉が「清流に石を投げれど水清し」なだけありますわ・・・
私たち国民の無知も罪ですが。。
しかし、国民が無知なのも、政府やマスコミのおかげ。
===付け足し:メール概要の続き=======
ーーーー中略ーーーー
違憲判決が出た直後の最高裁人事ということからも,政府による司法への介入の狙いが見え隠れします。
竹内は,小泉の対米盲従外交を支え,違憲の海外派兵を推し進めた本人です。今後政府が海外派兵を進めていく上で,名古屋高裁のような違憲判決を今後出ては困る,そこで政府が司法府に対する縛りをかけるために最高裁に竹内を送り込んだと考えるべきではないでしょうか。
この最高裁人事は,政府の「今後も違憲の海外派兵を進めていく」という明確な意思に基づくもので,その先には明文改憲も視野に入っています。
このような人事を絶対に許してはなりません。
ーーーー中略ーーーー
これまで,外務次官経験者で最高裁裁判官となったのは下田武三ただ一人です。
下田は,石田和外最高裁長官の「司法反動」を支えるために最高裁に送り込まれた人物で、最高裁裁判官任官直後に「裁判官は体制を批判してはならない」と「体制絶対擁護発言」を堂々と行った人物です。
公務員の労働基本権の制約を正当化した全農林警職法事件判決で、多数意見に賛同。
全逓名古屋中郵事件では労働者を弾圧する内容の少数意見を示しています。
他にも,いわゆる尊属殺人罪規定違憲判決について,最高裁裁判官15人中ただ一人合憲の反対意見を出しています。
極端な「体制擁護」の立場であったためか,1972年の国民審査において、不信任率15.17%を得ています。これはこれまで最高の不信任率です。
今回の最高裁人事は平和憲法破壊を目的に、竹内を「第二の下田」として送り込む「新たな司法反動シフト」と見るべきではないでしょうか。