「失職・・・そこに共産党」
1月11日朝日新聞の1面~2面(ルポにっぽん)の見出しです。
朝日がこういう記事を大きく載せるのはいつぶりか? 新聞を普段読まない私には分かりませんが、2007年秋ころから増えたのは確実でしょう。
1面に載せられ目に留まれば黙っちゃいられない性質なので、久しぶりにネコ型新聞(?)発行といきましょう。
ま、大した記事ではないんですけどね。というか、世間一般でこれが、どれくらい伝える意味を持つ内容なのか、よく分かりませんが。
いや、でもやっぱり、「共産党の支部団体は暮らしに困ったときに親身になって世話してくれる」ということをご存知ない人もまだまだいるだろうから、そういう意味では意義のある記事かもしれませんね。
2年ほど前からは、共産党も街頭でまくビラを、雇用問題に焦点を当てたものにするなど工夫しているので、ネットで「雇用」「派遣切り」「リストラ」などといったキーワードで検索すると、日本共産党のページが上位に並ぶらしい。(記事より)
これもいいやり方だ。派遣切りに遭ってしまった人の多くが目にするでしょう。
朝日の記事中で、笑える一文がありました。
『自民党に電話したら、「一般市民の相談には応じない」と言われたという失業中の40台の女性』
いえ・・笑うところじゃないのですが、一般市民の」というところが、自民党の本質をバラしていて、面白かったので。
他にも良い一文が。
『「退職を強要されたが、役所も労組も閉まっていて、土日も相談に乗ってくれるのは共産党だけだった」という25歳の男性・・・。まるで現代の駆け込み寺だ』
そうよ、そういえば、私の育った地域は貧困層もけっこう多かったので、よく市会議員が生活保護の申請や借金問題解決への協力をされてる模様でしたもの。仕事もあるのにね。
ところで、考えるきっかけを与えるのはいいんだけど、朝日のこういう記事で、いつも思うこと・・。
新聞で書くのは限界があるのか、記者自身がいまだ抵抗感を拭えないのか知らないけど、比較的「知識層」が読んでいるという朝日新聞にはどうも、「共産党は深く関わるべき政党じゃない」「共産は庶民の味方だが、先頭に立てる政党じゃない」などという裏メッセージとでもいうものが見え隠れしていて、それが前提だというような空気が多かれ少なかれいつも漂っている気がするのです。
(今回は、事実だけを書いていて、めずらしくそういう空気をあまり漂わせていなかったけど・・。世の流れでしょうか)
いや、気がするだけじゃなく、確かにそうだったのです。
朝日は、産経などよりは一見、中立だという印象を与えますが(最近はどうか知りませんが)、「知識層」が読むというだけあって、かえって、富裕層が好むような?共産党を「ただの庶民の味方の党」として軽く見下すような表現が多いかもしれません。
そこで、私がいつも思うこと・・。
そんな裏メッセージを控えめに、でも確実に発する気なら、その決定論となるような理由を、なぜたまには言えないのか。当然の説明義務ではないのかということ。
私が一応は関心をもってたこの20年もの間で、言われることといったら、「古い体質から脱却しなければ」とか、「理想論に尽きる」とか、その「理想論」に近づこうという気がない人たちの逃げ場のような、よくわからない悪口ばかりで、納得できるような地方政策などの批判は見たことも聞いたこともない。
きっと「なぜなら~・・」と批判理由を言いたくてもいい材料が見当たらないということでしょうが、理由がないならもう少し正当に扱っていただきたいものです。
内部の体質などより、国民のための政策案を出し、国民の意思表示を助けることの方がよっぽど大事なんだから。
まぁマスコミに不偏不党の正当性を期待しても無駄かもしれませんが、、、
でも私たちは、多くはマスコミから情報を得るしかないわけで。。
多くの人がそこのところを真剣に考えて(考えたつもりじゃなく)、情報を選り分けて判断することをしなかったから、今こういう事態になってるのです。
私などは、ちゃんと大学も出ていないし、経済の勉強などしたことがないので、外国経済との関係のことは分かりません。
でも、外国の経済が混乱してどうのこうのと言う前に、自分の国をちゃんとしないとどうしようもないでしょう?
それに景気なんて、本当に良くしようとしたら、政策次第で良くなるものでしょ?違う??
この20年、私がすぐ思いつく単純なことだけでも、なんでみんな流される?少しは考えない?と思うことはいっぱいありました。
最初に腹がたったのは、私が三年生のとき、学校で「4年生になる4月1日から、消費税3%やで」という噂を聞いたあと、親から「ウチは所得税が減るから、かえって得やけど、貧乏な人はえらい困るわなあ」という話を聞いたときかな。
なんで所得税減らすんだったら消費税が必要なん? 社会の保障のために使うんじゃないの?貧乏人苦しめてどないすんねん! ・・・と、子供でも分かる、素朴な疑問が出るはずですが、「後の為に必要だ、文句いうな」という世の風潮で、賛成の方が多かったんじゃないかな。
その後に大きく腹が立ったのは、国連平和維持活動(PKO)。私11歳の誕生日に湾岸戦争勃発。平和維持活動?ここから自衛隊の規定がどんどん崩されて危険思想な国になるだろうという予想は残念ながら当たり、アメリカ追従に突き進み、こんな有様。
中学生の時には、米輸入自由化も激怒したけど、小選挙区制導入、そのやり方の汚さにはまいりました。
考えてもみてください。この制度は、1人しか当選しないんだから、悪い場合は当選した人の票数を上回る数の票を無視できるんです。50%とか60%とか。
比例代表制をなくそうという動きまであります。独裁政治か。おそろしや。
共産党のことは「少数政党」とか言われますが、獲得票が平等に議席に反映されないようにしたのは与党たちで、これは政治的犯罪というべきことじゃないですか。
とりとめもなくだらだらと書いていますが、言いたいのは、みんなが変われば政治は変わるし、未来も変わるということです。踊らされてるという自覚がない人が多いから、いつまでも変わらない。
そういう私も、こんなことたまにしか考えないし、記憶も薄れゆくばかりですが、、もっと考えないとね。
「政治なんて誰がやっても大してかわらないでしょ」と思いながら、でも投票には行く。そして、人柄の良さそうな人を適当に選んで「国民の義務、いちおう果たしてきたよ♪」という・・。
そんな行動だけはしないでいただきたい。人柄なんてどうやって分かりますか?選挙パフォーマンスで心動かされるなんてもってのほかだし、そもそも、人柄で選ぶものじゃない、基本は政党で選ぶものだし。
「人柄が良い(配慮ができる)人」が良い判断をするとは全く言えないのです。(所属政党に配慮し、流される。そもそも、その政党に納得し協力する意思で入党する)
はっきりいって、たとえ性格に欠陥があったとしても、政策案(所属政党から判断)がちゃんとしていればそれでいいと思います。友達選ぶんじゃないんだから。
「ちょっと待て、人柄なんて 分からない」(標語にしたいくらいです。笑)
今、流れが少し変わっている時期。根底から変革するチャンスっぽい
今考えずにいつ考える。
以上、一旦終わります。バカにされるか嫌われるの承知で書いていますが、できるだけまたお越しください。
1月11日朝日新聞の1面~2面(ルポにっぽん)の見出しです。
朝日がこういう記事を大きく載せるのはいつぶりか? 新聞を普段読まない私には分かりませんが、2007年秋ころから増えたのは確実でしょう。
1面に載せられ目に留まれば黙っちゃいられない性質なので、久しぶりにネコ型新聞(?)発行といきましょう。
ま、大した記事ではないんですけどね。というか、世間一般でこれが、どれくらい伝える意味を持つ内容なのか、よく分かりませんが。
いや、でもやっぱり、「共産党の支部団体は暮らしに困ったときに親身になって世話してくれる」ということをご存知ない人もまだまだいるだろうから、そういう意味では意義のある記事かもしれませんね。
2年ほど前からは、共産党も街頭でまくビラを、雇用問題に焦点を当てたものにするなど工夫しているので、ネットで「雇用」「派遣切り」「リストラ」などといったキーワードで検索すると、日本共産党のページが上位に並ぶらしい。(記事より)
これもいいやり方だ。派遣切りに遭ってしまった人の多くが目にするでしょう。
朝日の記事中で、笑える一文がありました。
『自民党に電話したら、「一般市民の相談には応じない」と言われたという失業中の40台の女性』
いえ・・笑うところじゃないのですが、一般市民の」というところが、自民党の本質をバラしていて、面白かったので。
他にも良い一文が。
『「退職を強要されたが、役所も労組も閉まっていて、土日も相談に乗ってくれるのは共産党だけだった」という25歳の男性・・・。まるで現代の駆け込み寺だ』
そうよ、そういえば、私の育った地域は貧困層もけっこう多かったので、よく市会議員が生活保護の申請や借金問題解決への協力をされてる模様でしたもの。仕事もあるのにね。
ところで、考えるきっかけを与えるのはいいんだけど、朝日のこういう記事で、いつも思うこと・・。
新聞で書くのは限界があるのか、記者自身がいまだ抵抗感を拭えないのか知らないけど、比較的「知識層」が読んでいるという朝日新聞にはどうも、「共産党は深く関わるべき政党じゃない」「共産は庶民の味方だが、先頭に立てる政党じゃない」などという裏メッセージとでもいうものが見え隠れしていて、それが前提だというような空気が多かれ少なかれいつも漂っている気がするのです。
(今回は、事実だけを書いていて、めずらしくそういう空気をあまり漂わせていなかったけど・・。世の流れでしょうか)
いや、気がするだけじゃなく、確かにそうだったのです。
朝日は、産経などよりは一見、中立だという印象を与えますが(最近はどうか知りませんが)、「知識層」が読むというだけあって、かえって、富裕層が好むような?共産党を「ただの庶民の味方の党」として軽く見下すような表現が多いかもしれません。
そこで、私がいつも思うこと・・。
そんな裏メッセージを控えめに、でも確実に発する気なら、その決定論となるような理由を、なぜたまには言えないのか。当然の説明義務ではないのかということ。
私が一応は関心をもってたこの20年もの間で、言われることといったら、「古い体質から脱却しなければ」とか、「理想論に尽きる」とか、その「理想論」に近づこうという気がない人たちの逃げ場のような、よくわからない悪口ばかりで、納得できるような地方政策などの批判は見たことも聞いたこともない。
きっと「なぜなら~・・」と批判理由を言いたくてもいい材料が見当たらないということでしょうが、理由がないならもう少し正当に扱っていただきたいものです。
内部の体質などより、国民のための政策案を出し、国民の意思表示を助けることの方がよっぽど大事なんだから。
まぁマスコミに不偏不党の正当性を期待しても無駄かもしれませんが、、、
でも私たちは、多くはマスコミから情報を得るしかないわけで。。
多くの人がそこのところを真剣に考えて(考えたつもりじゃなく)、情報を選り分けて判断することをしなかったから、今こういう事態になってるのです。
私などは、ちゃんと大学も出ていないし、経済の勉強などしたことがないので、外国経済との関係のことは分かりません。
でも、外国の経済が混乱してどうのこうのと言う前に、自分の国をちゃんとしないとどうしようもないでしょう?
それに景気なんて、本当に良くしようとしたら、政策次第で良くなるものでしょ?違う??
この20年、私がすぐ思いつく単純なことだけでも、なんでみんな流される?少しは考えない?と思うことはいっぱいありました。
最初に腹がたったのは、私が三年生のとき、学校で「4年生になる4月1日から、消費税3%やで」という噂を聞いたあと、親から「ウチは所得税が減るから、かえって得やけど、貧乏な人はえらい困るわなあ」という話を聞いたときかな。
なんで所得税減らすんだったら消費税が必要なん? 社会の保障のために使うんじゃないの?貧乏人苦しめてどないすんねん! ・・・と、子供でも分かる、素朴な疑問が出るはずですが、「後の為に必要だ、文句いうな」という世の風潮で、賛成の方が多かったんじゃないかな。
その後に大きく腹が立ったのは、国連平和維持活動(PKO)。私11歳の誕生日に湾岸戦争勃発。平和維持活動?ここから自衛隊の規定がどんどん崩されて危険思想な国になるだろうという予想は残念ながら当たり、アメリカ追従に突き進み、こんな有様。
中学生の時には、米輸入自由化も激怒したけど、小選挙区制導入、そのやり方の汚さにはまいりました。
考えてもみてください。この制度は、1人しか当選しないんだから、悪い場合は当選した人の票数を上回る数の票を無視できるんです。50%とか60%とか。
比例代表制をなくそうという動きまであります。独裁政治か。おそろしや。
共産党のことは「少数政党」とか言われますが、獲得票が平等に議席に反映されないようにしたのは与党たちで、これは政治的犯罪というべきことじゃないですか。
とりとめもなくだらだらと書いていますが、言いたいのは、みんなが変われば政治は変わるし、未来も変わるということです。踊らされてるという自覚がない人が多いから、いつまでも変わらない。
そういう私も、こんなことたまにしか考えないし、記憶も薄れゆくばかりですが、、もっと考えないとね。
「政治なんて誰がやっても大してかわらないでしょ」と思いながら、でも投票には行く。そして、人柄の良さそうな人を適当に選んで「国民の義務、いちおう果たしてきたよ♪」という・・。
そんな行動だけはしないでいただきたい。人柄なんてどうやって分かりますか?選挙パフォーマンスで心動かされるなんてもってのほかだし、そもそも、人柄で選ぶものじゃない、基本は政党で選ぶものだし。
「人柄が良い(配慮ができる)人」が良い判断をするとは全く言えないのです。(所属政党に配慮し、流される。そもそも、その政党に納得し協力する意思で入党する)
はっきりいって、たとえ性格に欠陥があったとしても、政策案(所属政党から判断)がちゃんとしていればそれでいいと思います。友達選ぶんじゃないんだから。
「ちょっと待て、人柄なんて 分からない」(標語にしたいくらいです。笑)
今、流れが少し変わっている時期。根底から変革するチャンスっぽい
今考えずにいつ考える。
以上、一旦終わります。バカにされるか嫌われるの承知で書いていますが、できるだけまたお越しください。
私は大学も出てないし「知識層」じゃないけど、ずっと朝日新聞を取っていて、会社から帰ったらまず新聞を読むのが楽しみのひとつなので。(朝は時間がない)
「上から目線」の記事が多くて笑える事も多いけど。
私的には、やや左寄りかな~、なんて思いながら読んでますけど。産経と真逆な感じで。
共産党は、ある年代以上の人は怖いイメージがあるんだけれど、若い人はどうなのかなぁ。
ベーシックインカム的な社会には憧れはありますけど。
こういう時代だからこそ、みんなが身の丈にあった生活をして、何が大事なのかわかるようになればいいんですけどねぇ。
新聞読むのが楽しみですかぁ。
少しは見習った方がいいかな?
私は新聞読んでも、大して事情わからない気がするし、めんどくさくてほとんど読みません^^;
朝日はやっぱり「やや左寄り」で「上から目線」感じますか。そうですよね(笑)
>共産党は、ある年代以上の人は怖いイメージがあるんだけれど、若い人はどうなのかなぁ。
ある年代以上ってどっからでしょうね。戦争体験した世代の間違ったイメージとか、メディアの影響が、どこまで伝染しているのか・・(笑)
若い人、とりわけ政治に関心がないような人のほうが、むしろ何の抵抗もないのでしょうね。だから派遣問題の志位質問で盛り上がったりするし。
「ある年代以上」でなかったとしても、「なんとなく融通が利かない党」というイメージも払拭されてないでしょうね。私も昔の党のことはあまり知りませんが、少なくとも今は、ばりばりに協力体制張っていると思いますけどね。
これからは皆がなんとか、いろんなことに気付いて、ベーシックな生きる権利を確保して、ベーシックに家庭を守れるようにしないといけないと思いますね。
私も会社が購読している日経新聞は読む所が少なくてあんまり好きじゃありません。
まっ、経済関係に疎いってことなんですけどね。
共産党に対してのある年代というのは戦前生まれの人位ではないかと思ってます。
私は、瀬戸内寂聴さんの本を読んで、大杉栄さんとか荒畑寒村さんを知ったのですが、弾圧する側の方の怖さが強烈で印象的でした。
今日は12チャンネルのカンブリア宮殿で、志位さんが出演するようなので、これから見てみようかなと思ってます。
では。
志位さんうまくしゃべったかしら?
しゃべりうまい方じゃないからねぇ。。
うちも、日経もあります。なぜか一紙分の値段で2紙♪
同じくあまり読みませんが、流行の商品など少し見たり。そして赤旗日曜版。これ真面目そうな十六夜さんにオススメ!(笑)
戦前生まれ。私の祖母もだけど、この年代は、やっぱり聞く耳持たない人も多々いますね。なんでだろう?柔軟な人もいますが。
大杉栄さん、荒畑寒村さん・・すいません、知りませんです。母に聞いたら、「無政府主義者」かなんかだったような気がすると・・。その人たちの弾圧も恐ろしかったんですかぁ。する側も、本意ではない人もいるんでしょうね。ネットで見てみますね^^。
「人権」もなかったような時代に、いきなり無政府とか社会主義とか言っても無理があるでしょうね。
最後は警察に甥と愛人とともに、首を絞められて殺された・・。(甘粕事件)
そういう時代を経て今のようになってきたんだから、もう一歩ずつ進んだ社会になっていけばいいと思いますが。
この人たちの情報どうもありがとうございました。
あ、どうでもいいですが、大杉栄さん、私と誕生日が同じだったです! 1885年生まれだから、私よりちょうど95歳年上です。