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西川美和監督 しんぶん赤旗インタビュー2009 とスタジオパークでの最新作「夢売る二人」話   

2012-10-05 | 各界インタビュー(新聞赤旗等より)

 西川美和監督 インタビュー 「ゆれる」「ディア・ドクター」


「ゆれる」(06年)で脚光を浴び、国内の主要な映画賞を総なめにした監督です。
「思いがけず評価を得てしまい、重圧に苦しんだことが、「ディア・ドクター」着想のきっかけだった」と話します。

脚本はいずれも監督のオリジナルです。

今回はデビュー作「蛇イチゴ」から3作目の「ディア・ドクター」。
「いろんな矛盾を抱えつつ生きていく、切ない人間の姿に興味があります」。

山あいの村で、へき地医療に手を尽くし、村で唯一の医師として村人から慕われる伊野(笑福亭鶴瓶)の、突然の失踪で巻き起こるひと夏の騒動を描きます。

 失踪の一ヵ月前、彼はかづ子(八千草薫)という女性を診察します。一人暮らしの彼女を、親身に治療する伊野。
しかし東京で医師をするかづこの娘が帰省したことで、隠してきた嘘をつき通せなくなって・・・。

 失そうした伊野の本心はどこにあったのか、答えは観客にゆだねられます。

 「何が本物で何が偽者かを描きたかった」。

 「今まで信じていたものに対し、誰かがにせものだと言ったとたん、人は手のひらを返したように変わってしまう。そんな曖昧さへの興味や腹立ちがありました。」 矛盾をはらみつつ、人はどう生きるかも、この作品で描きたかったテーマです。

 伊野のとった行動は、監督の思いの発露でもあります。

 「彼は医師という形にとらわれて、ひどいジレンマに苦しめられながら人の命に向き合ってきたけれども、ある行動をとることで自由になり、自分の意思だけでかづ子と付き合うという選択肢を見出すんですね。自分がとらわれている形を捨てることも、とても大事だと思う」

 
 出し切った前作

 今回の作品は、自分についての初めての物語です。
 「『ゆれる』で、アイデアや今まで培ってきたものを丸ごと出し切ったんです。けれど周りは『次回作を早く早く』って。空っぽになったところでいろんな人に期待されて、重圧を感じました。自分のような、本来作り手の器量のないものは、映画監督として偽者なのにって。そんな思い自体を映画にしようと」

 「(監督業から)いつ逃げるかわからない」と苦笑します。けれど当分続ける、とも。

 「来た球を打っていきたい。本物になることが最終目的ではなく、止まらずあきらめずに、作り続けていくことが大切だと思います」

  (しんぶん赤旗 日曜版 2009年6月21日号よりネコ型編)
 


 ↑最後に、「来た球を打っていきたい」とありますが、スポーツ観戦が唯一の息抜き(他のものだと映画や脚本考案と結び付けてしまうので)だそうで。 結婚詐欺を働く夫婦を描いた最新作「夢売るふたり」では、騙される色々なタイプの女性を登場させるが、その中に重量挙げ選手も登場させている。実際に、彼女たちが何を思って「鉄のバーベル」にむかっているのか興味があったそうで。(9/14(金)『スタジオパークからこんにちは』の放送での話。)

スタパでは、「人を見る目が厳しい、思いやりに欠けるところを、指輪を見て思い出しなさい」等と言われながらお母さんに露店で買ってもらったという、人型の指輪を見せたりしておられた。

たしかに、人の心の奥底を覗いていそうだから仕方にゃいですにゃ。



以下は、元記事。


今日8/27は梅ちゃん先生の竹夫兄さん役・小出恵介さんでした。
ちらっと見たら、堀北真希さんのことを「鉄の女」「Sっ気がある」とか言ってた。

それに対して、永井アナが「【鉄の女】って、サッチャーみたいですが」とか。
英元首相サッチャーを映画にした【鉄の女の涙】のこと。当ブログも紹介してます。右のワード検索をご利用くだちゃい。

堀北真希ちゃん、スタパでの衣装が白のトップスと真っ青なパンツでした!本人か衣装さんか知らんけど、明らかにドラえもん生誕前100年祭を意識されてましたにゃ!(途中から見たから、話題に上ったかしらん)

ついでに9月3日からの一週間の映画。

9月3日月曜 「ローマの休日」(”赤狩り”でハリウッドを追われた脚本家が、偽名で書いたもの)、

4日火曜は、渥美清の寅さん前の主演作「拝啓天皇陛下様」、
7日金曜は「ネバーエンディングストーリー」ミヒャエル・エンデ原作。


それにしても、クイズ・ホールドオン!はいらんよにゃ~。
スタパ、にゃんだか短くてあわただしいトーク番組ににゃったじゃにゃいか。



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