この年末年始も各地で大雪になり、雪かきでの事故や渋滞が起こったなどニュースになっていましたね。
読んでくださっている皆様のお近くは大丈夫でしょうか。
今日は、雪のせいで渋滞というと真っ先に思い出すことを書きます。
30年以上前の年末に、当時住んでいた東京から中国地方の夫の実家に車で帰省する際、東名高速はいつも大渋滞になるから、と中央道を使うことになりました。
#これが大きな判断ミスでした!
午前7時ごろに家を出て中央道に入ると、山梨県の上野原I.C.ぐらいから雪が降り始め、
どんどん降る雪で道路も白く見えるようになってしばらくして、突然車の流れが止まりました。ノロノロの渋滞ではなくです。
30分以上してからゆっくりと車が進み始めましたが、我が家の車からほんの100~200m先でスリップ事故があって止まったこと、雪の降りが強すぎるので
その先の区間が通行止めになったことなどで、一番近くの小淵沢I.C.で下されてしまいました。
当日は新品のスタッドレスタイヤを履いていましたが、I.Cを下りてから少し経ったところで少しですがタイヤが滑ったらしく、道沿いにあったどこかの会社の駐車場を借りて二人でチェーンを付けました。チェーンを付けるのに30分近くかかったでしょうか。
チェーンを付けたので我が家の車の走りは安定しましたが、そのあたりは長野の(昔の)道ですので、あまり広くない山道を多く走ることになります。町中でも、チェーンを付けずにフラフラしながら走っている車や、チェーンを付けていても慎重すぎるほどゆっくりと走る車などもいてなかなか進めず、ようやく午後6時頃に岐阜県の中津川I.Cから中央道に乗ることができました。
その後は一般道に下ろされることなく、中央道、名神高速、中国道と乗り継げましたが、名神に入った時に深夜の暗い高速を1時間ほど土砂降りの中を走ることになり、これもなかなか怖い思い出になっています。
家を出てからは、トイレやちょっとした食事の休憩をしただけであとは徹夜で走り続けましたが、夫の実家に着いたのは家を出てから23時間後の翌日午前6時でした。
若い夫婦二人だったのでこんな無理ができましたが、子供がいたり年を取っていたらできませんね。
結婚1年目の初帰省ということもあり、強烈な出来事だったので大雪での渋滞と聞くと必ず思い出します。
この帰省の帰り道でも、ほんの少し変わったことがあったので、これは次で書きたいと思います。