今日は朝から晴天、外はすっかり春模様。
でも今日は作品的な撮影をする気になれず、前回できなかった筍掘りにチャレンジしましたので、その様子といつもの森の様子を投稿します。
森に入ってすぐの獣道。2年前、左手前の檜の幹付近に腐朽木があり、ここでクモノスホコリという変形菌を見つけて撮影していると左手の前腕部付近を何やらモゾモゾと動くものあり、なんと、タカサゴキララマダニだった。これはSFTS(重症熱性血小板減少症候群)という死に至らすウイルスを持っているマダニで、顔が青ざめました。それ以来ほぼここには寄りつきません。
ここは腐朽木が沢山あって、私の変形菌撮影のお気に入りの場所です。
さらに奥へ、最近のナラ枯れ病によって、伐採された木々たち。森の風景が一変しました。
さあ、筍狩りです。この奥の方に孟宗竹が生えています。
イノシシ君たちのおこぼれ頂戴です。やっと見つけた筍、まわりの枯れ葉を取った状態です。
移植ごてしか持って行かなかったのですが、何とか掘ってみたら意外と小さい。
粘土質のところは太いですが、ここは小石が多いみたいで、そのせいかな?
初めてだったので堀かたも、皮むきも不細工ですが、今日の成果です。
皮はもう少し残すべきでした。皮があった方が灰汁が抜けやすいとのことです。
帰りに見つけたとても小さな花、恐らくキュウリグサより小さい。調べたらヨツバムグラのようです。
ブログを始めたお陰で、今まで見向きもしなかったこんな花も調べる癖がつきました。
ムラサキケマンと比べたらその大きさが分ります。
葉の付き方、葉の形がこれで分ります。
花の拡大。
角度を変えると、蕊の様子が分ります。雄しべは4つ、雌しべは二股に分かれているようです。
愛読の「野に咲く花」でもここまでの写真は載っていません。ネットのサイトでも今のところ雌しべの記述は見当たりません。
以上、今日一日楽しみました。知人に感謝です。