勉強のやり方を1から教える江南ネクサスの伊藤です。
「はじき」を忌み嫌うようになったワケということで、中3英語ワーク【受け身】の一コマから。
次の()を適切な形に直しなさい。
1(1)
1(2)My father is ( stand ) by the window.
1(3)
・
・
という問題がありました。はいはい、十中八九「stood」ってやるでしょうね。
だって「受け身」の単元ですから。当然、×ですが、直しをやらせても「十中八九」
1(2)My father is standing by the window.
とただ正答を写すだけになりがちです。
「これどういう意味?」
ってきくと、これまた十中八九
「私のお父さんはその窓によって立たされている」
と答えますね。
え?どういう状況(笑)。
痴話喧嘩かなにか?
そう、意味もわからずに、ただ「過去形」「過去分詞」「現在分詞」をあてはめてるだけなんですよ。
過去分詞で×だったから現在分詞を入れた。
ただそれだけです。
そもそも問題文を読んで理解しようとすらしていないし、
「わかろう(=読解)」
という過程をすっ飛ばしていますから、適当に文脈からあてずっぽうで答えてることになります。
window=窓
+
by=~によって
+
stood=立った(クララか!)
=
私の父は窓によって立った
これは速さの問題で、「はじき」を使わないと解けないのとまったく同じ構図です。
思考の過程をすっ飛ばしている。実に多くの子が、いえ大半の子がこんなことをやっています。
もちろん、ワークの作りもよくありません。こんなふうにワークをただ何回やっても、英語力なんて身につきません。
そもそも、
・表現したいこと
↓
・文法の知識を使って表現する
というプロセスを抜きに、問題演習だけをやらせると、
・文中の単語を拾い読みして妄想的意味を築き上げる
という思考になってしまいます。
簡単に言えば、動詞がing形になっていれば、反射的に「~しています」と訳してしまうようなものです。
was ~ing
と書いてあってもです(wasまで読んでない)。
先ほどの問題では、まず出題者が伝えたいシチュエーションがあって、それを言語を通して表現しているのですが、問題を解く人は()がある英文を通して、出題者が表現したいこと
を読み取らなければいけません。
そう、これが「読解力」です(国語力ではありません)。
この問題では、出題者は、
私の父はその窓のそばに立っています
ということを伝えたい/表現したいわけです。
そうなると、
is stood(立たされている)
ではおかしいですよね。
さらに、中3は中2の3学期から中3の1学期にかけて受け身、完了形を学んできているため、過去分詞表現がこびりついてしまっています。
そこへ、byときたら
「~によって」
と一義的な意味が想起されやすい状態になってしまいます。
だから、
by the window
を「窓のそば」ではなく、「窓によって」という受け身表現と短絡的に結論付けてしまいます。
つまり、思考過程をすっ飛ばして、脊髄反射で問題を解いているのです。
まあ、百歩譲ってひっかけ問題だから間違えるのはある程度仕方がないとしても、
My father is standing by the window.
の意味を正確に読み取ろうとしない、その姿勢/その読解力のなさは大問題です。
江南ネクサスでは、間違えた英文の意味まで考えさせる、そんな直し指導をしています。
■教室はココ!(483-8226江南市赤童子町大間97-1柴垣事務所2F)
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↓
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↓
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090-4268-4939(12時~22時、伊藤まで)
ネクサスは、主に、江南高校、一宮南高校、尾北高校、丹羽高校の高校生と、そこを目指す小中学生が通っています。江南市では、古知野中学校、布袋中学校、江南西部中学校、宮田中学校、一宮市では千秋中学校、岩倉市では岩倉中学校、大口町では大口中学校の中学生が通っています。
■空席状況をチェック
・学年ごとの曜日・空席状況がチェックできます
「はじき」を忌み嫌うようになったワケということで、中3英語ワーク【受け身】の一コマから。
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1(2)My father is ( stand ) by the window.
1(3)
・
・
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だって「受け身」の単元ですから。当然、×ですが、直しをやらせても「十中八九」
1(2)My father is standing by the window.
とただ正答を写すだけになりがちです。
「これどういう意味?」
ってきくと、これまた十中八九
「私のお父さんはその窓によって立たされている」
と答えますね。
え?どういう状況(笑)。
痴話喧嘩かなにか?
そう、意味もわからずに、ただ「過去形」「過去分詞」「現在分詞」をあてはめてるだけなんですよ。
過去分詞で×だったから現在分詞を入れた。
ただそれだけです。
そもそも問題文を読んで理解しようとすらしていないし、
「わかろう(=読解)」
という過程をすっ飛ばしていますから、適当に文脈からあてずっぽうで答えてることになります。
window=窓
+
by=~によって
+
stood=立った(クララか!)
=
私の父は窓によって立った
これは速さの問題で、「はじき」を使わないと解けないのとまったく同じ構図です。
思考の過程をすっ飛ばしている。実に多くの子が、いえ大半の子がこんなことをやっています。
もちろん、ワークの作りもよくありません。こんなふうにワークをただ何回やっても、英語力なんて身につきません。
そもそも、
・表現したいこと
↓
・文法の知識を使って表現する
というプロセスを抜きに、問題演習だけをやらせると、
・文中の単語を拾い読みして妄想的意味を築き上げる
という思考になってしまいます。
簡単に言えば、動詞がing形になっていれば、反射的に「~しています」と訳してしまうようなものです。
was ~ing
と書いてあってもです(wasまで読んでない)。
先ほどの問題では、まず出題者が伝えたいシチュエーションがあって、それを言語を通して表現しているのですが、問題を解く人は()がある英文を通して、出題者が表現したいこと
を読み取らなければいけません。
そう、これが「読解力」です(国語力ではありません)。
この問題では、出題者は、
私の父はその窓のそばに立っています
ということを伝えたい/表現したいわけです。
そうなると、
is stood(立たされている)
ではおかしいですよね。
さらに、中3は中2の3学期から中3の1学期にかけて受け身、完了形を学んできているため、過去分詞表現がこびりついてしまっています。
そこへ、byときたら
「~によって」
と一義的な意味が想起されやすい状態になってしまいます。
だから、
by the window
を「窓のそば」ではなく、「窓によって」という受け身表現と短絡的に結論付けてしまいます。
つまり、思考過程をすっ飛ばして、脊髄反射で問題を解いているのです。
まあ、百歩譲ってひっかけ問題だから間違えるのはある程度仕方がないとしても、
My father is standing by the window.
の意味を正確に読み取ろうとしない、その姿勢/その読解力のなさは大問題です。
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