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【英単語ターゲットの覚え方】小テストは単語帳と無料アプリ「ターゲットの友」で!(語呂合わせで覚える暗記のやり方)

2024年07月29日 | 英語の勉強のやり方
勉強のやり方専門塾です。高校生の英語の勉強と言えば、何を差し置いてもまず単語が重要です。

特に高校に入学したての高1にとっては、ここが最初の関門です。

使用する教材はとりあえず高校で使用するものでOKですが、

一応、英語初級者におすすめなのがターゲット1400です(次におすすめなのがターゲット1900です)。

この辺では、

ターゲット1400
→江南、一宮南、大府東、瑞陵、名古屋南、熱田、名古屋西、愛知啓成

ターゲット1900
→桜台、愛工大名電(特進)、刈谷北、松蔭、安城、名城大附属

が使用しているようです(学年によって異なる場合があります)。

これらは使用頻度の高い単語を収録しているので、とりあえず高校生が英単語を覚えるのには一番オーソドックスな単語帳となっています。

■おすすめターゲット1400(高1、英検準2級レベル)


■中上級者向けターゲット1900(高2、英検2級以上レベル)


最初に結論を言えば、紙媒体の「ターゲット」と無料アプリの「ターゲットの友」の併用がベストと考えます。

ではターゲット1900で説明していきましょう。

■第1段階:紙の単語帳をくり返し「読む」

1.create=を創り出す
2.increase=増加する
3.improve=を向上させる
4.mean=を意味する
5.own=を所有している
6.include=を含む
7.consider=を見なす

付属の赤シートで日本語訳の部分を隠して、「create=を創り出す」と順に答えを言っていきます。

2~3秒考えてわからない場合は、「すぐに答えを見て意味を覚える」ようにしましょう。

createはクリエイティブ(創造的な)という日本語があるように、「を創り出す」と派生語や他の品詞の単語を参考に覚えるようにします。

これを1~7まで、1ページ分やります。

次に、もう一度1に戻って、同じように単語を見て訳を言ってみます。

とりあえず、1ページにつきこれを4、5周くらいやってください(それより少なくてもダメですし、多すぎてもダメです)。

学習理論では、こういうのは4、5回くらいくり返すのが最もコストパフォーマンスがよいとされています。

1ページ終わったら次のページも、同じように4、5周くらいやります。

■第2段階:「何度も間違える単語のみ」くり返し読む

さて、こうやってやっていくとどうしても覚えられない単語がいくつかでてきます。

例えば、includeという単語。

「を含む」と何度やっても訳が言えなかった単語には、

6.include
□□ ←ここにチェック印を入れる

下にある□にチェック印を入れておきましょう。



次回、勉強する時は、このチェック印の入った単語を重点的に練習するようにします。

こうすることで、すでに覚えてしまった単語を何回も何回も繰り返し練習するということがなくなります。

覚えていない単語だけをくり返し練習すればよいからです。


さて、それでも覚えられない単語、つまり強敵がいくつか出てきます。

例えば、13.requireという単語。

「を必要する(を要求する)」という意味ですが、初見ではまず覚えられません。

そこで、「イラスト記憶法で脳に刷り込む英単語1880(あさ出版)」という本で、requireという単語を調べてみると、

require=リクに上がるのにワイヤー必要とする

という覚え方が載っています。



実は、ほかにもacquire=獲得する、inquire=問い合わせるという激似な単語もあって、やればやるほど意味(日本語訳)がこんがらがってしまいます。

そうならないようにイメージやゴロを活用して、確実に意味を覚え、混同しやすい単語を一つずつなくしていくことが単語学習の王道です。

■第3段階:アプリで一通り「ランダム」で復習する

ターゲットには無料のアプリ「ターゲットの友」があります。

学校名を登録でき、ターゲット1900か1400かなどの選択も出来ます。

ここまできたらアプリもインストールして、毎日こなすようにしましょう。



コンテンツは

・英単語→日本語を答える(4択)
・日本語→英単語を答える(4択)
・日本語→英単語のつづりを入力

の3パターン。

ただし、セクションごとに20問ずつのランダムで出題されるので、全部の問題を復習するには数回、繰り返さないといけないのが難点。

そんな時は、紙の単語帳に戻って、一通り全部を復習するようにしましょう。

■第4段階:派生語や他の意味も覚えよう

ここまで、単語学習の8割くらいは終了です。残りの2割は派生語や類義語を覚えることです。

単語帳ターゲットの特徴は、派生語が多いところです。

ですから、使い倒すつもりで他の品詞や対義語、類義語も合わせて覚えましょう。

また、interest(興味、利子)やconsider(よく考える、みなす)などいろいろな意味がある単語は、他の意味も覚えましょう。

この段階まで来れば、単語学習はほぼ終了です。

あとは、文法問題や長文読解などで実践的な単語力を身につけるように心がければばっちりです。
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