同居のサイクル

何日か振りに
窓ぎわビアガーデンしたら
まだ７時前なのに薄暗かった

少し前は
余裕で明るかったのに
立秋過ぎると
そういうことかと
しみじみ思った

煮ても焼いても食えない
中年女のセンチメンタル



立秋だった昨日
私の住むあたりも台風の影響があって
断続的に強い雨が降った

家から出たくない気持ちは山々だったけど
激しく雨の降る中ハローワークに行き
帰った後はもう一歩も家から出るものかと
心に誓ったのに

女神様的友達からの電話が鳴った



末っ子をサマーキャンプに送るために
休みを取って
時間ができたからお茶しよう
って



そろそろ
顔を出したいなと思ってる店があったから
ちょうどよかったとばかりに
雨の降る中を再び出かけた


女神様には
いつも何かと感心させられるわけだけど
今日の感心は

同居サイクルの合理性

前も書いたけど
女神様は
結婚する前
付き合い始める前から
二世帯住宅の用意されてた人と
結婚した



当初なかなか授からなかった子供は
１人生まれると
堰を切ったように次々と生まれ
３人



あっという間に成長して
それぞれが活動の幅を広げ
夏休み中の家族の予定表を見せてもらうと
１人は語学学習名目の旅行中
１人はサマーキャンプ
ついでに旦那氏は泊りがけで
アイドルグループのコンサート



子供３人のうち１人だけ家にいて
もうほとんど手のかからない歳だけど
おじいちゃんおばあちゃんが
いてくれるから安心
となる



この先
子供たちに大人の手がいらなくなった頃に
おじいちゃんおばあちゃんに
手が必要になるだろう

今までの恩返しをする
と彼女は言う



そして将来
３人の子供のうちの誰かが
両親と同居することになれば…

このサイクルが繰り返されれば
怖いものなし！
なんじゃないかと
そんなサイクルからすっっっかり
はずれ切ってる私は思った

というわけ



まあ
こんなに
うまくいくケースばかりでは
ないだろうけど



女神様は
女神様だから