日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

着てはもらえなかったセーターが/不滅の棘

2017年09月14日 | travail
実はまた
着てはもらえなかったセーターが
返って来てるんである

前日から開封せずに放置
封筒の形状からして
残念ながら入りであることは
間違いないから



先日
前の職場がらみの人に遭遇した
その人に会えたことは
お久しぶりですって感じで
うれしかったわけだけど
今こんな状況に追い込まれてることへの
理不尽な思いがぶり返した

あの非正規雇用システムが
やむを得ないものだとしても
あの状況で私が雇用を打ち切られたのは
あの上司の腹の中に
非正規め ざまあみろ
オレの力見せつけてやったぜ的なものが
あったからじゃないかと…



そんな思いを打ち消すために
「誇りと野心の大地」を
自分の中のテーマソングにすることにした

友達が昔そうやって
自分の気持ちを上げていたのを
思い出して



今 朝夏まなとの歌が
マイブーム(この言葉古い?)



そう
残念ながら入り封筒をそっちのけに
宝塚友の会からのお知らせを開封した



早速ページをめくり

『WEST SIDE STORY』
真風涼帆のトニー
見たいなあ
でもチケット取りにくいだろうなあ



『不滅の棘』も…



愛ちゃん!



本当はこれを望んでた
でも花組2番手の同期が
組替えで来るんじゃあなと思ったし
『不滅の棘』は
芹香斗亜に合いそうだとも思った

芹香斗亜はどうなるの?
もしかして同率2番手とか?

うれしいけど
複雑な気持ち


殿堂『モン・パリより90年』白井編②

2017年09月14日 | Memories of ZUKA
1933年に上演され大ヒットとなった
白井鐵造作のレビュー『花詩集』は
宝塚歌劇100周年の2014年に
『TAKARAZUKA 花詩集100!!』として
再演された

龍真咲率いる月組による公演
藤井大介演出













『虞美人』の展示もあった
今はあたりまえのようになってる1本物を
最初に上演したのも白井鐵造だった



馬や象が舞台に登場するなんて
今じゃ考えられないけど
そんな演出もありの時代だったんだな



白井鐵造作品のタイトルには
すべて"レビュー"と付いていて
グランド・レビュー『虞美人』とある



レビューの王様と呼ばれるだけあって
白井鐵造のこだわりだったのかな
それとも当時の傾向かな

2010年に木村信司演出で
花組が再演した際には
ミュージカル『虞美人』となってる



2010年公演の衣装



歴代の出演者



その中に…



中に…



望海風斗発見
きれい!かわいい!



"XXレビュー"の部分を
ショルダータイトルって呼ぶらしい



レビューとするか
レヴューとするかは



作者次第なのかな



スタンプコーナー



8月に行った時
『シトラスの風』を発見



「明日へのエナジー」の場面
真ん中に立つのは
初代宙組トップスター
姿月あさと



おしまい


殿堂『モン・パリより90年』白井編①

2017年09月14日 | Memories of ZUKA
殿堂3階のゾーンに入ると
いきなりドッカリ現れて
『王妃の館 』の派手な衣装に負けじと
目を引く物がある



白井鐵造の書斎を
再現したブース



置かれてる物はすべて本物
白井鐵造の愛用品





岸田辰彌がレビューの生みの親ならば
白井鐵造はレビューの王様

岸田辰彌の助手として
『モン・パリ〈吾がパリよ〉』では
振付を担当し



その後数々のレビュー作品を手がけた



眼鏡かけてないと
なかなかの男前(?)



本名は白井虎太郎
オペラ歌手だった岸田辰彌に弟子入りしたのが
宝塚歌劇に出逢うきっかけとなった



白井鐵造のデビュー作は
『パリゼット』



フルタイトルは
巴里土産レヴュー『パリゼット』
岸田辰彌と同様にしてパリに赴き
3年間の逗留ののちに生まれた



『モン・パリ』と並べて
語られることが多いから
いっしょくたになってたけど
『パリゼット』は『モン・パリ』の続編
という位置付けらしい

パリゼット=巴里娘



今に受け継がれるあの歌は
『パリゼット』で生まれた



「すみれの花咲くころ」の歌われる場面を
見てみたい気がする



再現された『パリゼット』の衣装









あと1回つづく…