マイ・プライベート・アイダホ

『マイ・プライベート・アイダホ』のDVDを観ました。

《あらすじ》
ストリート・キッズのマイク(リヴァー・フェニックス)は、
ポートランドの街角に立ち、男娼の稼ぎで
どうにか生計を立てている。

彼には持病があり、緊張をすると突然、
深い眠りに落ちてしまう。

そんな彼の親友は、スコット(キアヌ・リーヴス)。

スコットは、市長の息子で裕福であるにもかかわらず、
父親に反抗して家を飛び出し、男娼をしている。

彼は、珍しい病気を持つマイクに優しく接する。

ある日マイクは、自分を捨てた母親を探す旅に出る
決意をする。

母親の居所を知るため、まずは故郷のアイダホを
スコットと訪れるマイク。

アイダホには、マイクの兄リチャードが住んでいるのだ。

マイクたちは、リチャードが教えてくれた手がかりをもとに、
スネーク・リバー、そしてイタリアまで旅することに……。


ちょっと、奥さん! 今は亡きリヴァー・フェニックスと、
若き頃のキアヌ・リーヴスの共演作品ですわよ!!
お宝ですわ、お宝!!!

……ああそうさ、
ストーリーよりもキャスティングで借りたさ。

105分間、美しいリヴァーとキアヌに萌え萌えでした
けれども、ストーリーも良かったです!

シュールな感じが若干あるものの、
孤独に生きてきたマイクの切なさが、
胸に突き刺さりました。

マイクが最後に幸せになれることを祈りながら
観ましたね。

前半、スコットのマイクに対する優しさに
ジーンとしていましたけれども、後半は、
「そりゃあねえだろ、コラァ!」と、
ちゃぶ台をひっくり返したくなりましたよ、わたしゃ。

おでこに、怒りマークたくさん出たっつーのっ!

それにしても、リヴァー・フェニックス、容姿だけではなく、
演技力も素晴らしいモノを持った俳優だったと思います。
(この作品で、ベネツィア国際映画祭主演男優賞を受賞。)

たった23歳でこの世を去ってしまったことが、
非常に残念でなりません。

生きていたら、36歳ですかね?

リヴァーの弟のホアキン・フェニックスが俳優として成功
していますが、ホアキンの活躍ぶりを見る度に、
「リヴァーが生きていたら、
今頃どんな俳優になっていたかな……」
と考えずにいられませんね。

ホントに、『マイ・プライベート・アイダホ』の
リヴァーの演技は特に素晴らしいので、オススメです!

観終わったあと、「惜しい俳優を亡くした」と
思いますよ、きっと。

とにかく、リヴァーの演技がピカイチの1本でした。

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