相場三昧 マーケットウォーカー

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短期トレード手法

2010-07-15 13:21:36 | 定石の入り口
それにしても、よく降るねえ・・・、いい加減勘弁して欲しいよ
何だかんだ言いながらダウは7連騰、しかし此処まで来るとそろそろ下げるだろう
って事で日本株には買いが入らない(苦笑)

仕方ないって訳でもないんだが、安く始まったんでプラチナを買ってみた
何れ4,700円位までは戻るんじゃないか!?と思っているんだがどうだろうねえ。



4、RSIとストキャスティックス

RSIとストキャストは、「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」に着目したオシレーター系の
テクニカル指標だ。
二つはほぼ同様だが、%Kとそれの移動平均である%Dという2本の線があるところが
違う。そして、80以上20以下が、それぞれ「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」の目安となる。
そして、2本の線がクロスしたところでサインが出る。RSIは線が1本である。

問題点、 トレンドに乗るのがトレーディングの基本なので、この「買われ過ぎ」
     「売られ過ぎ」といった概念は危険である。

強力な下降トレンド相場では、「売られ過ぎ」ゾーンで底をはった状態が持続する。
逆に強力な上昇トレンドでは、「買われ過ぎ」ゾーンに張り付いた状態が持続する。

対策、 ストキャス・RSIが、「買われ過ぎ」或いは「売られ過ぎ」にいた期間が
   長ければ、それはトレンドの過程であることを意味する。オーバーゾーンに
   いた期間が短いときのみオーバーゾーンから反発してくるときに仕掛ける。


まあ、基本的にボックス相場では機能するが、トレンドが鮮明な時は使えない。


まもなく、晴れ MISS MONDAY


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短期トレード手法

2010-07-14 11:11:36 | 定石の入り口
3、ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは、移動平均をベースにして、その上下に帯をつけたもの。
高値と安値の中値、その移動平均の上下に2本の線を描いて、平均値からの
バラツキ具合を見ようとする。
平均値±1標準偏差の範囲内に全体の約68%のデータが、±2標準偏差の範囲内に
全体の約95%のデータが入ることが知られている。

相場が上昇する時は、ボリンジャーバンドの基となる移動平均も上昇していく
もしも、こんな上昇トレンドのときに、プラス2を超えたからといって
やみくもにショートを仕掛けたのでは、すぐに破産してしまうので注意が必要だ。


「投資スタイル」 例

5分足のボリンジャーバンドではプラス2の値を超えたら、プラス2で押し目をつけ
ながら上昇していく。プラス2を超えている限りロングを維持しておけば、利は
ドンドン乗ってくる。プラス2か1を割り込んだら利食いする。
上昇に一段落ついて、上昇から横ばいになり、バンドの帯が狭くなり始める。
このバンドのマイナス1~2の付近が買いポイントだ。勿論この手法が機能しない
こともあるだろう。ただし、私は他の強力な売りサインが出るまでは強気でいたい。

また、ボリンジャーバンドの考え方は、寄り付きにギャップを空けて始まる際の
逆張りの根拠の1つともなる。
すなわち、安寄りを買って、高寄りを売るというものだ。





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短期トレード手法

2010-07-13 14:31:46 | 定石の入り口
2、一目均衡表

一目均衡表は、一目山人(織田悟一氏)が編み出した時間軸を中心とした
投資分析の手法だ。

その見方だが、基準線の示す方向は相場の方向性を判断する上で重要な役割を果たす。
転換線が基準線の上に位置するか下に位置するかで、今の相場の強弱がわかる。
先行スパン1と先行スパン2で囲まれた部分を雲と言う。雲が壁のように抵抗と
なったり、また雲の上か下で反発することがよくある。
いったん雲を上抜けると青天井という言葉があるとおり上昇基調となる。

遅行線は、相場の方向性を示す。
基準線を転換線が、下から上に抜いたポイントを買い、逆の場合が売りとなる。
まるで移動平均の長線と短線の関係だ。そして現在の価格が雲の上にあるか
下にあるか、そして遅行線が26本前の価格より上か下かで売買判断する。

問題点、  転換線と基準線の関係は、頻繁にダマシにあう。

対策、 分足の一目均衡表は非常に優れている。あいまいな部分である雲の中に
    突入したときには、違う時間枠の均衡表をみたり、遅行線、転換線と
    基準線の交差で売買する。

    または休む。あるいは他の手法を優先する、あとで紹介する
    レンジ・ブレイクアウトなどが、その際の最も強力な手法となる。




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短期トレード手法 1

2010-07-12 15:13:42 | 定石の入り口
本棚を整理していたら、10年ほど前のテクニカルに関する本が
出てきた。久しぶりに読み返すと、なかなか新鮮であったので少し紹介したい。
「デイトレード大学」岡本 治朗著 ~

今回はメンタル面を置いといて、スキルについて

1、 移動平均

おそらく移動平均というのは、投資やトレードをやっていれば誰もが聞いた事がある
最もよく知られたテクニカル指標の1つだろう。

移動平均は、大きなトレンドを示す極めて有効な指標で、移動平均の「位置」「向き」
は頭にいれておきたいポイントだ。移動平均が上昇中は買いからのみ入るのが
正しいやり方で、空売りする場合の条件はトレンドが下向きであることだ。

問題点、頻繁にダマシにあう。かなり遅くなってからサインが出る。

対策、 以下のようにすれば、いくらか減少させることができる。
1、エントリーとエグジットでは、違う長さの移動平均を使う。具体的には、
  エグジットにより短期間の移動平均の組み合わせを使うことで、トレンドが
  逆転する前に、普通の移動平均よりも早く手仕舞える。

2、シグナルを確認するために、ほかのテクニカル指標と併せて使う。

3、手仕舞いの際には、移動平均ではない、ほかのテクニカル指標を使う。

4、トレイリング・ストップを使えば、利を伸ばし、損失をくい止められる。


どんな指標と組み合わせて使えばよいか?
各自の好みということで(笑)


どうやら移動平均は、エントリーには向いているが決済には不向きと言うことか。






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三位の法

2010-07-11 16:47:14 | 相場の張り方
えっ~~と、前回の続き

宗久は、公案の示す「風・旗・心」の絡みを次のように解いた。

相場は、「旗」すなわち水準、「風」すなわち天候などの材料
そして「心」 すなわち心の動きである人気。この三つによってつくられる。
宗久はこの三つを組み込んで「三位の法」とした。

宗久は大きな悟りを得て、再び米相場に挑戦すべく今度は経済の中心地である
大阪堂島に場所を移した。当時の大阪は、その財力で江戸を上回るスケールだった。
相場の資金をととのえた宗久は、大局観と戦術を立てるためにしばらく静観していたが
まず、買いから出た。その玉に利が乗ってくるとさらに買い進んだ。

はじめのうち堂島では、「出羽の田舎者が意地になって買いよる」と冷ややかだった。
しかし宗久が当たり続けしかも天井でドテン売りに転じ、これも大成功しては
段々と堂島で注目されるようになった。

堂島で成功した宗久は因縁の地、江戸の蔵前に戦場を移した。ここでも
宗久は連戦連勝した。人々は「酒田照る照る、堂島曇る、江戸の蔵前雨が降る」
とはやした。

・・・。

宗久は他人に自分の相場観を説いたり、相場の仕方について語ることはなかった
ただ、故郷からたびたび訪ねてくる善兵衛(本間家出入りの米屋)だけには
心を広げ熱心に話をした。
現在に伝わる「宗久翁秘録」は、善兵衛が宗久の語ったものを書き留めたものである。

宗久は、かたくなまでに相場を客観視しようとした人で、相場は人為の及ぶものでない
という考えを貫いた。このことは「宗久翁秘録」のすべての項に、にじみ出ている。

なかでもたびたび出てくるのは、「相場を休む」ということである。
もう一つは、「人気の逆を突く」ということである。






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