中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

雲南省保山市の飯団=焼きおにぎり

2015年03月04日 | 少数民族の食べ物

中国語で「飯団」とは、「おにぎり」の事ですが、今は日系のコンビニ等でも「飯団」を売っているので中国でも「おにぎり」は、以前と比べ割合有り触れた物の一つになっているようです。私が以前滞在して居た貴州省や今私が滞在中の雲南省には日系のコンビニもありませんので、日本の様な「おにぎり」を見かける事は先ずありません。

春節中に、私は雲南省の保山市に出かけていたのですが、その保山市の屋台で「おにぎり」を売っているのを見かけました。それも焼いた云わば「焼きおにぎり」として売っていました。

 

雲南省保山市の屋台で見かけた「飯団」 焼きおにぎり 私はこれを見た時には、てっきり「モチ」と思ったのですが売っている人に尋ねた所、「飯団」との事でしたので一個買いました。2元。

 

この屋台では、焼いた青唐辛子と一緒に売っていました。

 

焼いて居ない状態のおにぎりもありましたが、みんな焼いてから「焼きおにぎり」としてから食べる様です。

 

この屋台では「焼きおにぎり」以外にも、豆粉や巻粉等と一緒に売っていました。焼いたおにぎりにはいろいろなタレをつけ食べるのが一般的な様でした。

 

どのタレが「焼きおにぎり」に合うかどうかは分かりませんでしたので、適当に付けて食べましたが、大変美味しかったです。

「おにぎり」と云えば、日本で売っている様な形の物を想像するので、この様な、丸くて薄い形の「飯団」を見た時は、結構な驚きでした。考えてみれば、こう云う形にした方が、焼き易いし、早く焼けるし「焼きおにぎり」の場合には、このような形が合理的かもしれません。こういう形の「おにぎり」は初めて見たので、これがおにぎりかと驚きました。

中国では北方ではマントウも一般的な食べ物の一つですが、この「マントウ」も焼いて食べると一味違い美味しい物です。「おにぎり」も、そのままて食べても美味しいですが「焼きおにぎり」にして食べると、また、格別で、美味しいもので、私も大好きですが、雲南省は保山市の屋台で「焼きおにぎり」を売っているとは夢にも思いませんでした。外の土地では、この「焼きおにぎり」は、見た事はありませんで、何故保山市には「焼きおにぎり」があるのかは今のところ不明です。

大理古城にも日本料理を売りにしている店があり、一度「焼きおにぎり」を注文した事がありますが、到底焼きおにぎりとは云えない様な、余りに不味い代物が出て来た事があり、今後は中国では焼きおにぎりは食べる事はあるまいと思っていましたが、保山の屋台で「焼きおにぎり」を食べる事が出来るとは思いもしませんでした。

 

 

 

 

 



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