前に餅のところで書いたように貴州にも餌塊はありますが、雲南のようにその餌塊を麺のように加工して食べるという食べ方は、貴州では見かけません。雲南省では、場所、地域によっては餌塊は、どちらかと言えば、餌塊絲としてつまり麺にして食べることの方が普通のようです。
雲南省の農貿市場などで売っている餌塊絲。よく見ないと米で作る麺の一種である米線と区別がつかない。米線ほど白くなく、ややくすんだ色をしている。米線と違いやや硬い感じがする。
雲南省大理古城にある餌塊絲専門の店。茹で上がった餌塊絲。
この店では、置いてある調味料やいろいろな具の中から自分で好きな物を選んでトッピングして食べるとうい珍しいスタイルをとっています。
出来上がった餌塊絲。私はネギをたくさん入れて食べました。
こちらは雲南省の沙渓鎮という村で食べた餌塊絲。この店ではた餌塊絲が主で米線はない。鎮や村に行くと売っているのは餌塊絲が主で米線はないという店も多い。
こちらは餌塊絲を炒めた物。私は、米線を炒めて食べるというのは見たことがありませんのでこれも餌塊絲ならでの食べ方かもしれません。
このように餌塊を麺にして食べるという食べ方は貴州では、今迄見かけたことがありません。このような食べ方は雲南省ならでは食べ方かもしれません。とにかく雲南省では餌塊絲をよく見掛けます。