从江県芭沙村の吃新節は別名秋千節とも呼ばれているそうです。それでこの祭りには、村ごとに秋千つまりブランコが作られ、ブランコ遊びをするそうです。このブランコが作られ、ブランコ遊びが行われる場所は守垴坪(shou nao ping)と呼ばれます。
ある村の守垴坪。
芭沙村は大木も多いこともあり、樹に縄をかけブランコが作られ、ブランコには踏み板もありません。しかし,たまたまブランコ遊びをする人達を見ていたら、棒で踏み板を作りブランコをこぐ人も見かけました。
これは踏み板ありのブランコ。でも踏み板があるのはまれです。
昼は子供達が多いのですが、夜遅くなると若い青年男女がこのブランコ場に集まり、お互い意中の人や気に入った人とブランコに乗るそうです。夜12時頃ブランコ場に行く男性や女性の一群を見かけたので、ついていていっても良いかと尋ねたらOKという答えをもらったので、付いていきそのブランコ遊びを見学しました。深夜12時半頃漸く月も顔を出し会場も明るくなりましが、残念なことに私のデジカメではそのシーンは撮ることが出来ませんでした。
二人乗り、三人乗り、さらには四人乗りなどもあり。皆とても楽しそうです。
この時期は午後8時過ぎまで明るいので、夕食は21時過ぎという家も多いので,祭なのでゆっくり食事をし、その祭りのご馳走を食べ終わると夜も23時頃になるようで、ブランコ場もその頃から人が集まり始め賑やかになります。最初の頃は子供達、深夜0時を過ぎると子供達は家に帰り始め、その後は若い男女達がshou nao pingに集まってブランコ遊びが始まります。