百度で検索すると2012年には、雲南省昆明市で、鸡枞菌(オオシロアリタケ)の人工栽培に成功したとの記事が載っています。また、2014年には、元々鸡枞菌(オオシロアリタケ)が取れない河北省でも、黒皮鸡枞菌の人工栽培に成功したとのニュースも載っています。また、四川省等でも現在では黒皮鸡枞菌の人工栽培が行われているとの事。
2014年10月に、中国中央TV7(軍事 業専門チャンネル)で放送された番組の中では、北京市の鸡枞菌の人工栽培農場を取材した様子を流しています。従って、現在ではかなり広い地域で鸡枞菌の人工栽培が行われている様です。
大理古城の農貿市場で見かけた天然物の鸡枞菌(オオシロアリタケ)。この様な物が一番値段が高い。大理では、鸡枞菌(オオシロアリタケ)の最盛期は過ぎた様で、以前と比べ量は減っている感じがします。
こちらは傘が開き切った鸡枞菌(オオシロアリタケ)。値段が一番安い。以前の様に大量にオオシロアリタケを市場に持ち込んで売っている人は減りましたので、鸡枞菌の最盛期は過ぎた感じがします。
人工栽培された鸡枞菌(オオシロアリタケ)や北京や四川省で人工栽培に成功した鸡枞菌(オオシロアリタケ)は、天然物とは、色や形状がやや違うようで、黒皮鸡枞菌との事です。また、日本では鸡枞菌(オオシロアリタケ)の人工栽培は難しいとの記述がネット上に載って居ましたが、中国では2012年に初めて鸡枞菌(オオシロアリタケ)の人工栽培に成功したとの事。
中国のネット上にも松茸の人工栽培は極めて難しく、いろいろと試行錯誤が重ねられているが未だに成功して居ないとありましたが、案外、日本に先駆けて中国で松茸の人工栽培に成功するかも知れません。
以前、このブログでも鸡枞菌オオシロアリタケに付いて触れた事もあるのですが、その時は勉強不足で鸡枞菌を日本ではオオシロアリタケと云うとは知りませんでした。興味あれば、覗いて見てください。
松茸より高い鸡枞菌(ji cong jun)オオシロアリタケ