少し古い話ですが、今年4月14日付の新聞網(電子版)等では、急激に進む中国の高齢化社会について取り上げていました。それに拠れば、2013年に老齢人口(注:中国では60歳以上が老人です。)が2億人の大台を超え、2億2千万人に達し、老人が全人口に占める割合は、14.8%となったそうです。
今後も、老人は毎年800万人づづ増え続け2050年には、老齢人口が4億3千万人になるそうで、その時点では、中国も . . . 本文を読む
以前このブログで大理鎮に住む日本人が自然農法で米を栽培している事に触れましたが、その自然農法で育てた米の刈り入れが先日行われました。その自然農法で米を育てている日本人の知人、友人、親戚等も参加してかなり大人数の稲刈りとなりました。私も、事前に米の刈入れに参加したい旨を、その日本人にお願いしてあったので、その自然農法で育てられた米の刈入りの様子を見学すると共に、ほんの少しばかり刈入れ手伝いをして来ま . . . 本文を読む
貴州省の少数民族の村では、「はぜ架け」して天日乾燥した稲は、脱穀しないで、そのままの状態で高床式の倉庫に保管されるようです。高床式の倉庫に、稲を保管する理由の一つとしては、ネズミ等の被害を防ぐ為、そして、湿気などで貯蔵してある米やとうもろこし等の穀物にカビが生える事を防ぐ為との事です。
また、その高床式倉庫は、家から離れた所、又は村から外れた所に倉庫がある村が多いようですが、高床式倉庫を村の外れ . . . 本文を読む
雲南省の大理市、楚雄市等では、稲刈りをしたら、その場で脱穀して、その後に広場や庭、道路端等で乾燥させる場合が多いようで、「はぜかけ」をする光景は今の所見た事はありません。私も雲南省全域を廻った訳でもありませんので、当然雲南省では他の地域には、「はぜかけ」して天日乾燥させる地域もあるとは思います。雲南省は中国の中でも米の生産量は結構多く第十位との事で、年間約670万トンだそうですから、地域により「は . . . 本文を読む
貴州省に住む多く住む苗族、トン族、壮族は、元々はもち米を常食としていたそうです。しかし、もち米は収穫量が少ない事(もち米は、うるち米に比べ 2.3割収穫量が少ない)もあり、政府がもち米から、うるち米への転換を積極的に進めた結果、今では貴州省のこれらの少数民族の間でも、もち米を常食とすると いう伝統的な食生活は廃れつつあるようです。
中国中央TVのドキュメンタリー番組「舌尖上的中国」の第7集では、 . . . 本文を読む