「ウメーはー咲いたか、桜はまだかいな!」
公園の梅がきれいでした。
はるか昔は桜よりも梅のほうが好まれていたようですが、現在は桜のほうがもてはやされていますね。
戦後しばらくの間、桜は軍隊を連想させ、人々の口ずさむ歌に使われることは無かったと森山良子さんの記述にありました。
息子が桜を歌いヒットして、時代は変わったと感じたと。
歌は世につれ、花も世につれ。
「黒わんこがブレイクする世もそう遠くないかも」
そこの黒わんこは、家の中だけでもてはやしてあげてるから、その程度でがまんなさい。
「別に変な野望をいだいているわけではない」
ま、望みを高くもつのは良いことですけどね。
ボサボサの黒わんこが大人気の世になって、うちのかわいこちゃんが悪人にさらわれちゃったりしたら困るから、そんな世はこなくていいよ。
「ボクはデリケートだから、ワルイ奴にさらわれるのは、すごくこまる」
それに日本人は飽きっぽいでしょう?
流行りものはいっときで、すぐに時代遅れ扱いされちゃう。
人気がないくらいでしぶとく生きるのがちょうど良いんだよ。
「地下アイドルでも目指しますかねー!」