「にらです、きょうは長いらしいよー
」
はい、お時間のある方、お付き合いください。
本日11月23日はにら家の記念日です。
2003年のこの日ににらを迎え、新しい家族になりました。
当時モルモットのずんちゃんを飼っていた我が家ですが、いつかは犬と暮らすことに決めていました。
「もるっちのずんちゃんはちびだったのにねー、いまのずんちゃんときたら・・・
」
でも多分チンチラを飼って、その次あたり・・・5~6年先のつもりでした。
しかも、飼う犬種はJ.R.テリアにしようと思っていました。
なぜかというと・・・
映画『マイ・ドッグ・スキップ』のスキップが可愛かったからです!
またしてもそんな理由!?
モルモットは『Dr.ドリトル』だったよね・・・
・・・そうです、お察しの通り、私とても感化されやすい単純人間なのです。
ラーメン番組を見ればラーメンを食べたくなるし、お寿司番組の後は茶月に買いに行っちゃうのだ。
映像の力って絶大です・・・
「単純というか、おめでたいというか・・・
」
そんなある日のこと、当時ペットのコジマ日暮里店というお店がありまして、いつももるっちのえさなどを買っていましたが、そこに売れ残りの6ヶ月になるJ.R.テリアちゃんがいたのです。
もう大きいからショーケースではなく、じか置きのケージに入れられてました。
値段も超ディスカウントでした。
毎週見に行くんだけど売れてなくてね。
ああいうお店って大きく育たないようにえさをあまりやらないとか言うでしょう。
もう不憫で不憫で。
これは運命なんじゃないかと思い、こうなったら買おう!私が救い出してあげよう!と勇んで出かけて行きました。
店員のお兄さんにモルモットと一緒に飼えるか?なんて質問をしていざ抱かせてもらったら・・・
全身の毛が抜けたのか!と思うくらい私の服に毛が付いたのでした。
犬を飼ったことの無い私達、毛が抜けるものだとは常識として理解してたけど、
あんなに簡単に大量に抜けるとは知りませんでした。
「換毛期だったのね」
それで困った問題がひとつ。
実はモンキチの母が喘息の持病があるのです。
一緒に暮らしてはいませんが、高齢だしこれから先どんな状況に変わるかわからないし、泊まりに行く事もあるしうちに来ることだってある・・・
何をきっかけに発作が起こるかわからないけど、犬の毛は十分きっかけになりうるからと、泣く泣く諦める事にしたのでしたー
ごめんねー、助けてあげられなかった!
あのJ.R.テリアちゃんはその後どうしたかなぁ。
いい出会いがあったらいいんだけど・・・
幸せに暮らしていると信じたいです。
「ぼくだって気になっちゃうよー
」
さて、これではJ.R.テリアどころか犬はもう無理だと、どんより沈んだ気持ちでコジマを後にした私達。
敗戦投手のような気持ちで(ってどんなだか知らないけど!)口数少なくとぼとぼと駅のほうに歩いて行きました。
これまた現在は駅前再開発で休業中のD.D.Jam
というお店が当時はありまして、何の気なしにのぞいたら、ドアの中に看板犬のJam君がちょこんと座っていたのです。
誘われるようにふらふらと近づいて覗き込んだら、中からJamパパさんが開けてくれました。
これがM.シュナウザーとの出会いでした。
「ミニシュナのお昼寝
」
可愛いですねー、とか、なんていう犬ですかー、とかJam君をいじくりながら話を聞いていたら、パパさんが一言
「シュナは飼いやすい犬ですよー、匂いもないし、毛も抜けないし」
と、おっしゃったのです。
毛、毛が抜けない!!?
犬シロウトの私達、そんな犬種があるとは知りませんでした。
なんてったって、ほんの数分前に、抜けまくる毛に初めて遭遇したんだから!
当時のJam君5歳だったかな。
とにかくいい子で器量良しでかわいかった。
さんざんさわりまくったあげく、その場ではシュナのマグネット(350円)だけ購入して家に帰りました。
それが週末の出来事でした。
「じゃむくんはふりすびーも上手なんだよ
」
頭の中はシュナウザー、シュナウザー状態で2~3日過ごし、いてもたってもいられなくて、当時三ノ輪に新しくオープンしたリトル・ファミリーという店に立ち寄って「シュナウザーいますか?」って聞いたのです。
そうしたら・・・
『いるんだけど今日は注射に行ってます、写真見ますか?』
と、黒っぽい毛糸玉が写った写真を見せてくれました。
写真だけじゃあお話にならないからと、とりあえず退散しました。
そしてやはり22〜24の3連休だった連休初日に子犬を見ようと相方をひっぱって行ったのです。
いましたよー
黒い毛糸玉が!しかもきゃんきゃんうるさいのが!
「けいとだまってなんですか
」
でもそのときにはもう飼うしかない!みたいな気持ちになってたので、勢いで購入を決めたのでした!
近くのオリンピックでケージやトイレなどを揃えて帰宅。
翌23日、子犬を迎えに行きました。
「ぼくはほんとは不安だったよー
」
これがにらとの出会いのすべてです。
我が家では、出会いがしらの出会いと呼んでいます。
あれから丸4年、長かったような気もするし、あっという間だったような気もしますね。
なにはともあれ、うちの子になってくれてありがとうという気持ちです。
そしてこれからもよろしくね。
お互いにもっともっと頑張ろうねー!
ここまで読んで下さった方、お疲れ様でしたー
長くなりましたが、お付き合い、ありがとうございました。
今日から5年目突入します!
「ながい付き合いになりそうですー
」