夕陽亭にら屋

愛犬と安穏な生活

近況

2010-08-25 14:45:06 | つれづれ
「にらですよ、みなさま、おみまいありがとうございました!」
皆様ご心配をおかけしました。
らーすけ、元気になりました。
「こんなふうに、よこになれます!」
そう、うずくまってばかりいたので、こうやってごろんと転がった時にはとても嬉しかったです。
いつもの寝姿が、本当にリラックスしているあかしなんだなぁ。
昨日再び病院へ行き、血液検査もしてもらいました。
気がかりだった肝機能の数値も正常の範囲内でした。
ヘルニア(?)の根本的な治療をしたわけではないので、痛みがいつまた出てくるかわからないし、今後は腰の負担となる動きをさせないように要注意の日々と成りますが、とりあえずは、一安心です。
「ずんちゃんは、おおげさにさわぎすぎなんです」
だってだって、びっくりしたんだもん。
本当に死んじゃうかと思ったんだもん。
実は、リアルにら家にも、びっくりする出来事がありました。
私の実父が急逝いたしました。
夜、急ににらが具合が悪くなった翌日のことです。
朝一でにらを病院に連れて行った日、父が旅立ちました。
「じーちゃん、くたびれちゃったんですよ」
そうかもしれないねぇ。
病気がわかってからは、忙しかったからねぇ。
79歳と10ヶ月の決して短いとはいえない生涯、最期は潔いものでした。
私は一緒に救急車に乗り込んでいましたが、受け入れ先が見つからず時間がかかっている間に容態が急変し、救急車の中で心臓停止。
救急隊員が駆けつけた時には「面倒をかけます」なんて言ってたのに!
なすすべもなく、ただただ父の足をさすりながら、私は混乱したアタマの中で、
『お父さん、にらを連れていくのはやめてください!』って、真剣に祈ってしまいましたよ。
『お父さん、死なないで!』じゃないのが、私の薄情なところです。
にらは長い間、毎日のように一緒に過していても父には全然なつこうとせず、父がにらをかまうこともないので、フタリの間は疎遠でした。
それが、今年に入って、病気で父が弱り始めてから、にらが一方的に、父に寄り添うようになりました。
かまってもくれない、おやつもくれない父の座ってる椅子の横に寝そべっていたり、ベッドの枕元にお座りしていたり。
入浴中は脱衣所でじっとフセして待っていたり・・・
私や相方が風呂に入っていたって、リビングのソファでぐ~ぐ~寝てるにらが、です。
にらなりに・・・弱ってる父を心配しているのかなぁと思っていました。
だから、一緒に体調を崩したことも、偶然ではなく、もしかして付いて行っちゃうんじゃないかと、今から思えば嘘っぽいけど、その時はまじめに思ってしまったのです。
家に帰って留守番していたにらのきょとんとした顔を見るまでは、気が気じゃありませんでした。
痛み止めが効いて、少しだけ元気になってた様子にほっとしました。
父の死因は食道がんとなりましたが、がんが思っていたよりも深く進行していて、大動脈に癒着、そこから穴があいて、一気に血液が食道に流れ込み血圧が急低下し、意識を失ったとのことです。
だから、あまり苦しみもせず、逝ったみたい。
がん患者とは思えないくらい、健康そうな穏やかな顔をしていました。
これから先全身に転移し、末期がんになって、苦しむ姿を見るのは辛いだろうなと想像していただけに、ほっとしたのもやはり事実。
この夏、家族だけでの介護の限界を感じてヘルパーさんを頼む事になり、少しラクさせてもらおう~っと思っていた矢先に、少しどころか、完全に解放されてしまいました。
「ボクはおともしませんでした・・・」
あたりまえです!
ホイホイ付いてっちゃ、だめに決まってます!
もっともおじいちゃんはにらのヘルニアを、冥土の土産に持っていってくれたのかもしれないね!
亡くなってから葬儀まで都合で間が開いてしまったのですが、この猛暑です。
遠くの親戚や高齢の父の友人の参列を断り、ごくごく内輪の、身内だけでひっそりと執り行いました。
やっとひと段落です。
これからは後片づけに奔走する日々。
父の身の回り品を片付けるだけでなく、今まで父の家に置きっぱなしだった私の荷物を引き取らねばならず、アタマの痛い作業が待ってます。
もうひとがんばりです。
「じいちゃん、さようなら!」
これからはお父さんがにらを守ってやってね!


ご無沙汰でした!

2010-08-20 07:55:56 | つれづれ
「にらですよ、みなさま、ごぶさたでした!」
暑いしィ~忙しいしィ~となまけていたら、新たに思いも寄らない事態が発生、またまた忙しい日々を過しています。
今年の夏は本当に暑い。
大きなひまわりもたくさん咲いていました。
にら家の近所からも、スカイツリーが見える場所がありました。
完成すれば、もっと見える場所が増えることでしょう。
「あのね、ボクね・・・だうんしちゃいました」
そうなのです!
丈夫で元気だけがとりえのらーすけが、ダウンしてしまったのです。
お盆休みのことです。
クーラーのきいた部屋で午睡を楽しんだ私とにらでした。
夕方から用事で出掛けたのですが、駐車場から200メートルくらい歩かねばなりません。
猛暑日だったけど、すでに5時過ぎで日陰だったので強行したところ、途中でよろよろと足取りがおぼつかなくなり、目的地に着いたらぐったり伸びてしまいました。
いえいえ、その時点では伸びてるってほどでもなかったんだけど、全然動かなくなっちゃって、元気がなくなってしまったのです。
やっぱり暑かったのかなぁ・・・熱中症だとやばいな、歩かせてかわいそうだったかなぁ・・・とは思ったけど、いつものことだしそれほど気にもしませんでしたが・・・
「ごはんものこしちゃいました!」
その夜、食いしん坊のにらが、生まれて初めて、ごはんを残したのです!
もう、私、びっくりしちゃった!
それでやっと、本当に具合が悪いんだと認識したのでした。
にぶい飼い主でごめんよ~
「いいんです、いいんです、そんなモンです」
それでもヤギミルクを作ったら全部飲んだから、「ま、暑いし食欲もなくなるわよね~」と、また楽観していたのですが、リビングの床の上にうずくまったまま全然動かなくて、さすがに不安になってきました。
いつもは冷房の中でも、床が熱くなると、少しずつ移動して寝ているし、ごろんと横になることもないのが、また不審。
でもね、ハァハァと息が荒いとかではなくて、ただ静かに動かないでいるだけなので、救急病院に駆け込むってのも、なんか違う感じだったんですよね。
動かないらーすけを見ながら、昼まではとっても元気だったのに、一体どうしちゃったのか、阿呆な私はまったく理解できませんでした。
モンキチ帰宅時にいったん起き上がってしっぽを振ったけど、すぐまたうずくまり微動だにしない。
どうしちゃったの~?
「ボクにだって、わかりませんよ!」
とにかく、明朝一番で病院に行こう!と決めて就寝することに。
抱っこして私の布団の上に寝かせましたが、心持ち呼吸が弱いし、もう、心配で心配で、ほとんど寝られないまま夜を明かしました。
鼻で息をしているけど、ハッハッハッハッハッ、って短い息をしている。
このまま死んじゃったらどうしよう~と、本気で思いました。
涙も浮かんできて・・・
「あさになりました!」
うとうとしながら迎えた朝、らーすけの呼吸を確認して、私が先に起き身支度していると、よろよろだけど布団から出てきたので抱き上げて外へ出ました。
足取りは重いけど、とにかくしっこはたくさん出たし、うんPするまでなんとか歩かせました。
前夜しなかったので、家の近くですぐに出てきました。
くだってない、しっかりしたうんPだったけど、すぐにその場に座り込んでしまい・・・
抱っこして運んでは少し休んで、を繰り返して、なんとか家に帰りつきました。
さすがに重たくて、らーすけを抱っこして歩き続けるのは、私には不可能なのです。
カートで出ればよかったんだけど、そんなことまでアタマが回らなかったのを悔やみました。
ヤギミルクを飲ませ、カリカリフードに水をかけたものも少し食べました。
時間を待って病院へ。
にらの様子(抱き上げるときゃん!と悲鳴を上げる、動かないなど)とレントゲンの結果とかんがみ、診断はヘルニアの疑いでした。
お友達のらぶりちゃんのこと(肝炎をヘルニアと誤診され、手遅れになってしまいました・・・合掌)もあり、ぐったり→ヘルニアの診断に悪寒がしましたが、とにかくお医者様を信頼するしかありません。
すがる思いで様子を見ることに・・・
結局はね、痛み止めの注射と投薬で、少しずつ元気を取り戻しました!
とはいえ、まだ歩くのが遅いから、完全に元通りとはいえない状況ですが、ご飯を残すことはなくなりました。
もう大丈夫なのかな?
本当にヘルニアだとしたら(信用しなくちゃと言いながらあまり信用していない)今後も気をつけなくちゃいけないよね。
しばらくは安静にと言われたけど、もともと寝てばかりで、超安静な暮らしのにらなのですが・・・
階段の上り下りや段差に要注意ですね。
「ごしんぱいを、おかけしました!」
ホント、どうなることかと思ったよ。
ちゃんと気づいてやれなくて、いい加減な飼い主でごめんね。
来月7歳になるらーすけです。
もう若くないんだなぁと、しみじみ思いました。
がんばって生きていかなかきゃね!
「ちゅうねんかぞくですモンね!」
げっ!
中年は男組さんだけです!
私は永遠の25歳なんだから、一緒にしないでね~~~!


ラクをするのも疲れます

2010-08-05 09:59:04 | つれづれ
♪しょちゅうーうーおみまい、もうしあげ~ますー!
キャンディーズが爽やかにこの歌を歌ってた頃、日本はこんなに暑かったかしら・・・?
毎日うだるような猛暑の日々が続いております。
皆様、お加減はいかがでしょうか?
「ボクは、おかげん、よろしくてよ!」
おかげさまで、らーすけはよく食べよく寝て、今のところ元気いっぱいでございます。
誰に似たんだか、食べないってことを知らない犬です。
ありがたいことです。
「どんどん食べるから、もっとたくさんくれなさい!」
そうはいきません!
食べ過ぎてお腹を壊したら困りますからね。
でも・・・お腹を壊すってことも知らない犬ですね、キミは。重畳!
「ずんちゃんゆずりですよ!」
そうね、私とらーすけは消化器系は(も)丈夫みたい。
我が家ではひとりモンキチがぴーぴーしてます。
体質だからしょうがない、がんばってください。
常日ごろ、なにかと『私は丈夫だ』といい続けていますが、ホント丈夫です。
多分ほとんどの人の想像の範囲を超越している丈夫さです。
ありがたいことでございます。
「ちょいとアタマよわいですけどね!」
こらこら、それ、シャレになりませんから!
健康には気を使っていて、それなりに自信があるとかいうのではなく、なんか知らんけど、ものすご~く丈夫なんです。
直近具合が悪くなったのは、はたしていつのことだったか、もう思い出せないくらい・・・
「石器時代ですよ、きっと!」
いえいえ、ナマ肉、食べてませんから!
そんな元気印の私ですが、ちょいとブログを離れていたこの1~2週間は、結構辛いものがありました。
体調は悪くないんですけどね、全然。
ただただ、くたびれてたんです!
「くびれてたなら、ヨカッタのにねぇ~」
おだまり! 体型のことは、放っておいて!
連日の猛暑で、ただでさえしんどいのに、ちょっと前からたまっている疲労が抜けなくて、夜になると、PCを開く気もおきなかった。
たまに開くとお友達のサイトをあちこち見に行って、たまった記事を読んで(まとめ読みは楽しい!)コメントも全然いれられなくて・・・
朝はかなり元気なんですけどね~
日中活動すると、夕方くらいからは眠くて眠くて、夜の散歩から帰ると(夏は暑いので、夕食後に散歩してます)もう、崩れるように寝てしまいます。
「もんちゃんが帰るころには、ふたつの死体が・・・!」
そう、にらと私と、二つの行き倒れが転がってるのです、リビングに。
「ゆかがキモチイイのよ!」
そうそう、ひんやりしててね。
硬くて、起きたときにあちこち痛いのが難点だけど。
ワンコはからだが痛くならないのかしらね・・・?
「面積あたり、かかる重さが、ちがうから~!」
おだまり! 体重のことは、放っておいて!
しかし、どんなに忙しくても気が滅入ってても、食欲の落ちることはありません。
もうそろそろ生まれてから半世紀が見えてきたけど、食欲がなくなった記憶がありません・・・
多分それが丈夫のゆえんなんだろうな。
動物は、食べられなくなると、すぐに弱ってしまうものです。
「だから、がんがん食べますってば!」
お気持ちだけで結構ですってば!
疲労の元は、6月から続いてる父の通院(毎日)の付き添いと、今月のアタマからお願いすることにしたヘルパーさんです。
「なんでヘルパーさんが、疲労なの?」
そう、父の介護の負担を減らすべく頼むことにしたんだけど、人が来ていろいろやってもらうんだから、きれいにしなくちゃ!と、荒れ放題だった父の家の中をせっせと掃除してたらくたびれちゃったのよ~
ご飯作ってもらう台所とか、お風呂とかも入れてもらうのに、汚れてたら申し訳ないじゃない。
古いからピカピカにはならないけど、そこそこ清潔にしておかなくちゃとがんばりました。
あ~くたびれた・・・!
「つまりは、おさぼりのツケですね」
そうです、すべて身から出たサビです。
放っておいて・・・
毎晩にらと散歩中、自動販売機を見るとフラフラ寄っていって、リポDとか、タフマンを買ってゴクゴクと!
なんか体が欲しがってる感じがするの。
こんなことは初めてかも。
でも大丈夫、まだユンケルには手を出してないし・・・ってか、高くてもったいないから手が出せないんだけど!
ユンケル飲んだことないなぁ・・・飲んでみたいなぁ。
誰か買ってくれないかなぁ、モンちゃ〜ん!?
そんなわけでちょっとお疲れモードです。
でも、通院は来週終わるし、ヘルパーさんも来始めていろいろとやってもらえるし、もうすぐラクになるぞ~!
あとちょっと、がんばるぞ~!
「そんなわけで、ボクの出番は、まだ先になりそう・・・ラクさせてもらいます!」
皆様もよく寝てよく食べて、どうぞお体を大切に~!