北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

カムイヌプリ (144山目)

2022年03月16日 23時58分30秒 | 山登り 胆振


*室蘭岳より

 

 

登山日:2016/5/21

山名:カムイヌプリ
標高:750m
場所:登別
コース:幌別ダムコース
標高差:535m

ガイド標準時間:3:10
ガイド評点:45点(初級)

札幌発:7:00
登山口着:8:45
出発:9:00
山頂:11:00
所要時間:2:00
駐車場着:13:05
登山時間:4:05


登別のカムイヌプリに登って来ました。

昨年も同じころに行って2年連続。
天気は札幌から青空でこれも2年連続でいい天気になったなぁ。

前回は山菜採りの人が多く駐車場は一杯で手前の林道沿いに停めたが
今回はどうか・・・



朝8時半は過ぎているのに1台だけだった
あれ~~~?って感じw
身支度し9時に出発!

 

気温はまだ高くなく快適だ
最初の小沢を渡る こういうのは癒されるねぇ。

 

水辺の周りに群生が
ワサビ類でしょう たくさん咲いて綺麗だった。

 

タチツボスミレもお迎えだ
スミレ類はホント好きなんだなぁ。

 

これも春の花の代表
今年初見の シラネアオイ。

 

ツボスミレ

 

 

エンレイソウ

 

花が多くて足が止まる
この一株しか見なかった?
コミヤマカタバミ。

 

そしてヌプリの泉まで来た
飲まないけどw



この辺から山菜(ネマガリタケ)目当ての人が増えてくるはず
私も登山道を歩きながら右に左に注意して・・・

 

 

タケノコ探しに忙しく足が前に進まない!
ちょっと笹藪を覗くと・・・なんだものw

ヒュッテに着いたので小休止
ここは外にテーブルイスが複数あるのがありがたいね。

 

鎖場に到着。
ここは登りより降りに注意だけど難しくはない(落ちたらヤバイけど)

 

 

花も止まらない
フデリンドウ 一番早いリンドウかな。

 

 

下ばかり見ているのでたまに上を
青空と白樺 いいね!

 

さあ岩場を乗っこすと昨年も咲いていた場所に
オオサクラソウ。
サクラソウはどれも好きだ

 

八合目から最後の登り。
ここから九合目まで我慢の登りだ
でもここまでゆっくりペースなので疲れはなかったね。

 

 

九合目からは快適な稜線を少しの登りで楽しめる。

山頂標識が見えてきた
まずは無事到着!

 

山頂には単独男性だけだった
ダニチェックをしたら1匹だけいたねぇ。
あれだけ藪に入ったのにね~日高と比べたら天国かな?

それでは、お楽しみの景色を。

まずは登別の市街地、ダム、太平洋。

 

室蘭港~白鳥大橋~対岸に駒ケ岳がくっきりと。

 

 

反対側には羊蹄山が頭を出して自己主張する。
私も羊蹄山が見えるとなにかほっとするのです。

 

そして銃走路と室蘭岳
遠く感じるんで今年も行く気が出ませんw

 

駒ケ岳からさらに右側に雪を被った山群が
どこだっけ?遊楽部?狩場までは行かないと思うけど・・・

 

写真があっちいったりこっちいったりだが
ズームで良く見ると羊蹄山の隣に俺も!と
アンヌプリがいたw

 

約30分 ゆっくり休めた。
結構、水は飲んだかなぁ ペット2本分だね 
気温も上がり汗もたくさんかいた。

一瞬ふらっときたので焦ったけど休んで治った!

それでは下山しよう。

 

九合目の稜線は気持ちいいな。

 

ツツジも咲いていた。
特に珍しくはないけどこの時期は見てみたい花。

 

フッキソウ

 

お まだナニワズもあった!

これは早春の花だから間に合ってよかったね

 

 

エゾノリュウキンカが咲く沢だけど花は終わっていた。
日が当たりキラキラして綺麗だったので思わず撮ってしまったね。

 

 

結局は山菜の山登りになってしまった
しかも昨年より採れてしまったねw

山自体は足慣らしにいい山だし余裕があれば室蘭岳への縦走ピストンもOK
やはり登山者より多い山菜採りが多いのはやむを得ず
笹薮がガサガサいうたびにドキっとするからねぇ。

静かに登りたいなら夏から秋だね
でもいい山登りだった!


登山口9:00~山頂11:30~登山口13:00

(タケノコに時間かけ過ぎ)その替わり晩御飯はタケノコづくし

 

登山アフターは苫小牧の「ファームソレイユ」でケーキ購入



5月21日訪問

 


カムイヌプリ (129山目)

2022年02月03日 23時30分47秒 | 山登り 胆振


*室蘭岳山頂より

 

 

登山日:2015/5/23

山名:カムイヌプリ
標高:750m
場所:登別
コース:幌別ダムコース
標高差:535m

ガイド標準時間:登り1時間50分 下り1時間20分 計3時間10分
ガイド評点:45点 初級

札幌発:6:00
登山口着:8:00
出発:8:20
山頂:10:05
所要時間:1:45
駐車場着:12:15
登山時間:3:55


夏道のOKな山を探して
今回は初めてのカムイヌプリに行ってきました。

室蘭岳から縦走路があるどちらかというと目立たない山の印象なんだけど。

今回は高速に乗って行くから札幌をゆっくり目に出発。
高速なら早いね~
登山口に8時に到着だが・・・


すでに手前の林道に数台の車が!
その中のお一人が先へは×サインを出してくれた

すでに登山口前は満車のようだ・・・

 

ちょっと甘く見てゆっくり来すぎたかな~
まぁすぐ近くだからいいやと8:20に出発。

登山口がすでに3合目ってちょっとうれしいw

今日は青空が最高じゃあないか!

 

 

登山道はすぐにスミレロード。
常にオオタチツボスミレがいてくれたのでとてもいい感じだ

樹林帯も心地よく、いい登山の予感だねぇ

30分後に「ヌプリのいずみ」の標識が木にとりつけてあった。

今回は飲まずに撮影だけ

 

この辺から廻りの笹薮に人影や話声がする
そう・・・

笹の子採りの人が多いのだ!あの車のほとんどは
山菜採りの人たちだったー



 


そうか
そういう山なんだね
登山道にも採り漏れがにょきっと!

お山の恵みを少しおすそ分け戴いて・・・

カムイヒュッテ到着が大幅に遅れてしまった
樹林帯にあるいいヒュッテだね~

ベンチで休憩。

 

 

ここから上は山菜採りの人はぐっと減って
花も色々ね
まずはフデリンドウ

 

シラネアオイは登山道ではこれ1株だけだった!

 

常に目を楽しませてくれたオオタチツボスミレ

 

おなじみのスミレはツボスミレ。花が小さいね

 

またまたおなじみフイリミヤマスミレ

 

フッキソウは咲き始めでエンレイソウはまだ大丈夫。

 

これは下の葉が黒く、初めてみたのでビックリ クルマバツクバネソウ。

 

今年初見のズダヤクシュ。
そういえば久しぶりの花かな?この花も花弁が小さい。

 

同じルイヨウがつく
ルイヨウショウマと
ルイヨウボタン

 

ゆういつのデンジャーゾーン
鎖場はほぼ垂直です!

足場となる岩があるので困難ではないけど
手助けが必要な人もいるかな?

 

 

ここまで本当に鎖場以外にツライところもない
しかも笹の子がまだあるね~根こそぎは良くない。


ムラサキヤシオツツジは日高ピンネシリでは散り際だったけど
こちらはもう少しOKだね

 

それからちょっとした岩場を昇りきるとかたわらにオオサクラソウがいた
もう終わりかな?
それでもここだけに咲いていたので見れてよかった。

 

8~9合目の間が最後の急登

写真ではわからないがまずまずの傾斜が少し続く
でも
ここさえ超えたらあとは快適な稜線歩きだ。

 

 

そして山頂へ
1時間50分かかった

途中の笹の子タイムのおかげで・・・



山頂には先行者2組と水元コースから上がって来た年配女性3人組と
昼食タイムの方が多くまずまずの賑やかさでした。

 

 

意外と?室蘭岳が遠い
ここから縦走できるのにね
何か行く気が失せそう・・・(今回行きません!”)



でも水元コースへ降りるのも楽しいが
車が2台ないとねぇ

 

 

ちょっとモヤのかかる登別市外。
室蘭港や白鳥大橋はモヤでかすかにわかる程度であった。

 

う~~ん いい雲だ

 

そろそろ降りようかと思ったとき
他の登山者が騒ぎ始めたのは

ダニ!

急遽ダニチェックをするが
いるいる!
赤いダニが二つほど付いていた。

他の登山者は男性1名以外は女性7名だから
ダニー!!っと
賑やかなことww

さて下山しよう。

 

帰りの鎖場もなんなくパスし
さらに山の恵みタイムと。


でも藪の中にはダニを見ているので入らず
もちろん細いのは採らないですよ。



 

綺麗な沢を数回渡るが靴が濡れることはない

いいね~この感じ
日光があたりキラキラと水自体が綺麗だ。

 

水辺には1株だけエゾノリュウキンカ、コンロンソウ
そしてエゾワサビも。

 

そして最後の沢沿いにピンクを見つける

おっとオオサクラソウがこんなところにも。



岩場の上や沢沿いと
結局2箇所だったけどもう少し早ければ
まだ咲いているんでしょうね。

 

 

で、まったく疲れず心地よい汗とタラの芽もちょいつまんで・・・
ダニでちょっとした冷や汗をかいてゴール。

 

結局、最高の青空と山菜と花と大満足の一日でした!

またこの時期に来ようと思います
帰りの昼飯とかがまた楽しみですな

白老牛の焼き肉をいただき帰途へ。



8:20出発~10:10山頂~休憩~12:15登山口
所要約4時間

5月23日 訪問

 

 


稀府岳 (99山目)

2021年12月15日 22時55分25秒 | 山登り 胆振

 

 

登山日:2013/11/23

山名:稀府岳
標高:702m
場所:胆振 伊達
コース:
標高差:

ガイド標準時間:
ガイド評点:

札幌発:7:00
登山口着:9:40
出発:9:50
山頂:10:55
所要時間:1:05 
駐車場着:11:55
登山時間:2:00

 

もはや夏道山登りは終了したとしていたが
どなたかのブログでこの山が登山道があって、簡単に登れる山と見たので行ってみた。

この2013年の「夏山ガイド道央の山々」にはまだ稀府岳の案内は記載されていない



当日は残念ながら天気は好天とはいいがたい
早朝の中山峠の下りは神経を使った。

登山口は二股で小さな標識もあり意外と簡単にたどり着いたが
3台ほどの駐車スペースは満車で上のスペースはおろか、車道にも路駐していた。

そんなにたくさんの人が来ている山なのか

何とか一台分のスペースに停めて
曇天の中出発!

 

 

登山口のトイレは作業の方用で使用は不可のようだ。

道は綺麗に刈り分けられており、次回の夏道ガイドには掲載されるだろう

建造物や捨てられた車を横目に針葉樹林から笹の刈り分けと沢形を登って行く。

行き止まりから右の尾根に取り付く
地面は泥で滑りロープがあるが使うなら下りだろう

トラバース気味に登りやがてきつくなる。

 

 

登りがひと段落したところで

お尻愛の木



珍しくユニークな名前をつけたものだ
木の股に一人が座って休める場所であり
休憩にもちょうどいい距離だ。

 

 

ゆるい登りを行くと森林限界から見通しが良くなる。

同じ伊達の紋別岳と感じが似ているかな?

山頂はまだ見えない。

 

左側には伊達市内と有珠山、昭和新山が見える。

 



右側には室蘭港から室蘭岳まで終始見えながら登っていく。

 

 

小ピークのガマ岩展望台から白鳥大橋をズームで

 



どの方向も今日はモヤがかかっていて
ちょっと残念だ。

 

 

前稀府岳の標識があるピークを巻いて行く(この左上がピーク)

やっと左奥に山頂が見えた。



意外と小ピークがあるものだ
そういえば伊達紋別岳から見た稀府岳は、そんな感じがしたのを思い出した

 

この山頂までの稜線は、おそらく気候のいい時など最高だろうなあ

今日はというか今時は風が冷たく寒いのみだ・・・

 

山頂をズームで見ると狭い山頂にグループがいる
少し手前でグループが下山するのを待った。

 

 

少しの休憩を挟み1時間5分で山頂。

膝に不安があるのでダブルストックで良かった
ずいぶんと立派な山頂標識だねぇ。

 

山頂から5月に登った伊達紋別岳を正面に見る



この山も春にはエゾアオイスミレが咲くのだろうか


こちらは室蘭岳方面

 

時間は午前11時くらい
ほんの少しだけ雨が落ちたが一瞬で済み良かった。

室蘭港も曇天のためかちょっと印象的な絵になった。

 

 

山頂は冷たい風が強く座る間もなく撮影し下山に入る

今まで登ってきた稜線がくっきりと見える

 

 

 

 

 

この日は2組のパーティが来ていた
駐車場も満車になるわけだ。

この後は後ろに続いたり抜かさせていただき、50分で無事に下山。

この時期にちょっと登る山として重宝だ

また来たいし今度は天気の良いときに来たいね。

これが今年最後の山、山納めになった。


11月23日 訪問

 

 

 


鷲別(室蘭岳)(81山目)

2021年11月16日 20時37分28秒 | 山登り 胆振

 

登山日:2013/5/18

山名:鷲別(室蘭)岳
標高:911m 
場所:室蘭市
コース:南尾根コース
標高差:506m

ガイド標準時間:登り1時間15分 下り55分 計2時間10分
ガイド評点:40点(初級)

札幌発:6:00
登山口着:9:00
出発:9:10
山頂:11:00
所要時間:1:50
駐車場着:12:25
登山時間:3:15

 

胆振の山シリーズは3山目になり
残すところはカムイヌプリだけとなった。(2013年時)

今日はいい天気になりそうだ


スタートは公園の立派な駐車場から。
市民の山だね




白鳥ヒュッテで分岐があるが
初めての山なので一番楽な南尾根の夏道コースへ。

 

確かに花は遅れている。

伊達紋別岳のようなエゾアオイスミレでも咲いていれば
テンションも否応なく上がるが・・・


尾根上でやっとヒメイチゲが咲いていた

 

林間でまだたくさんの雪上を歩く
何度か踏み抜いて笑ってしまう



やっと見晴らしの良くなり振り返ると
駒ヶ岳の山頂が拝めた


室蘭港と白鳥大橋

 

 

頂上へ向かっての登り。

片側だけきれいに石が並べてある
ここまで石を上げてきたのだろうか
だとしたら大変にご苦労なことだ。

ありがたく登らせていただく。

 

 

無事に山頂へ



着いてびっくりまだまだたっぷりな雪で
山頂では土や草の上に座ることが出来なかった。

こんなときのためにとビニール袋にタオルをひいて休憩。


天気がいいから気持ちがいいね

とにかくこの山も樹木が少ないので
360度の展望を楽しめる。


室蘭、伊達市街から対岸の駒ヶ岳ほか道南の山々
樽前山~風不死岳
徳舜暼山~ホロホロ山
羊蹄山~ニセコ連山~昆布岳

ぐるっと一回転。

なんといっても
やっと今年初の山頂を拝めた羊蹄山が一番だね

 

ニセコアンヌプリ~連山

 

昆布岳


風不死岳、樽前山

 

 

 

山頂で結構休んだかな そろそろ降りよう

 

 

駒ヶ岳も登ってみたい 1泊が必要だが…

 

 

やはり大雪の影響だろうか
残雪も中々あり
まぁこれは変化があっていいかもだけど
花が少なかった!

何とかフイリミヤマスミレ、エンレイソウ、タチツボスミレがあったが
やはりまだ寂しいねぇ

 

 





それだけ最近の登山には花撮影のウェイトが高いと
いうことだね


お山自体はいい山でした。

次はコースと時期を変えて、また行きたい山になったね




5月18日訪問

 

 


伊達紋別岳 (80山目)

2021年11月13日 12時09分31秒 | 山登り 胆振

 

登山日:2013/5/7

山名:伊達紋別岳
標高:714m 
場所:伊達市
コース:太陽の園コース
標高差:735m

ガイド標準時間:登り2時間10分 下り1時間30分 計3時間40分
ガイド評点:45点(初級)

札幌発:6:00
登山口着:8:50
出発:9:00
山頂:11:00
所要時間:2:00
駐車場着:13:00
登山時間:4:00


胆振地区のお山制覇を目指して
前回の有珠山の次は伊達紋別岳に行って来ました。


この日のこの地区は晴れ予報
(札幌は雨だった)



登山口は施設の太陽の園
そこに登山者用の駐車場があるので園に停めないように。


8時半に着いたときは先行は車1台のみ。
そして空模様が暗くなり霧雨も降ってきて風も出てきた。





嫌なムードの中で先行者(単独女性)が出発したので
こっちも踏ん切りがついた笑



さー行くか!

 

この山に決めた一番の理由は
珍しいエゾアオイスミレを見たいから。

サイトで良く見るがこの山での記録が多い。


加えてこの時期
最初に咲くのはエンレイソウでもナニワズでもなく
このスミレと期待して。



登山口の記帳箱をすぎて
早くも薄青色のスミレが・・・
おーグッドタイミングだったね!

 

まだまだ咲く前のつぼみもあったが
今が盛りで良かった。


本当に他の花に先駆けて咲く花なんだな
何枚も何枚も撮影をした。




さて、空の暗い雲はいなくなり
青空と白い雲になった。

風は強いが汗をかいた顔には心地良い
三合目の一望台からは前回登った有珠山がくっきりと

 

 

他の場所ではあれだけ群生する
エゾエンゴサクだが
この山ではわずかに二株を見ただけ

エゾアオイスミレがあれだけたくさん咲いていたのにね。
いずれにしても
今年初のエンゴサクだね

 


がんばれ岩

 

7合目はいっぷく広場と呼ばれ、一気に眺めが良くなる。
ベンチもあり、まさにいっぷくだ。

北海道の山で7合目あたりにベンチがある山は少なく
的を得たこの7合目に満足。



しばしの休憩とそれより景色の撮影に飽きない
稀府岳が身近で迫力があり、奥に室蘭岳も見える。

 



海の向こうには駒ヶ岳を始め道南の山々が

 

 

 

これより背丈の低い笹の間の稜線を歩くので
とても気持ちが良い。


多少のアップダウンは止む無しで
それよりも景色を見ながらなので疲れを感じにくい

もう少しするとここは花のロードとなるのかな?

 

 




みはらし台に着く。
標識は凍りつき手でほろってやっと字が読めた。
初夏はこの下は黄色のキジムシロが群れて咲くのだっけな

 

道中、前紋別岳の山頂が見えた。
意外と遠くに見えたかな もう一歩だ。

 

やっと前紋別岳に到着。
相変わらず見晴らしが良い




ここが紋別岳でもいいくらいだ
さらに紋別岳へ向けて稜線歩きだ。


このあとはシラネアオイの咲く丘があるようだが
この頃は葉がやっと認められるくらい
今年の時期は遅いのだろう。

 

そして20分もしないで無事に紋別岳山頂へ
支笏湖の紋別岳と分けるため伊達紋別岳と呼ばれている。





とにかく正面の洞爺湖方面の景色が最高だね。
風さえなければゆっくりと一眠りしたいくらいだ

 

 

ちょっと廻りをぐるりと

眼下の伊達市内と対岸は角度的に遊楽部岳や雄鉾岳あたりかな?

 

 

 

前回の有珠山登山からは見えなかった
昭和新山をズームで

 

とにかく洞爺湖が綺麗で綺麗で
周りの山々を見ながら本当に飽きない風景だ。

羊蹄山は今回も頭が見えず・・・残念!

 

徳舜暼山とホロホロ山はまだ真っ白だね

とても綺麗だ。

 

強い風のため長居は出来ない。

下山しよう

 



これは下山中に前紋別から7合目の間で

転がれ~~ww

 

 

前回の有珠山に続き
今回も駒ヶ岳の山頂は隠れたまま
次回こそはその頂きを見てやるぞ。

下山中の楽しみは
再度のエゾアオイスミレの撮影。




登るときより花が開いている気がするぞ

一般的なエンレイソウやナニワズ、エンゴサクより
先に咲くスミレ
エゾアオイスミレに始まり終わるこの山行
景色と相まってこの山の印象は、本当にイイ山だったなぁ




5月7日訪問

 

 

さて伊達紋別岳のアフターは帰り道にポロト湖に立ち寄った。

時間があまりないが、サイトで見た
あちらの入口側にスミレが咲いていると事前に調べていたので

 



山もスミレくらいしか咲いていなかったが
この平地では時期が早いと思ったが・・・



おお いたいた!

目的のヒナスミレ。

 

山ではエゾアオイスミレ平地ではヒナスミレと
初見のスミレ2種大変満足した!

優雅なスミレだ
誰かがスミレのプリンセスと書いてあったけど私もそう思う。


サクラのような花びらの切れ込みがいいね!

 

 


有珠山 (79山目)

2021年11月12日 10時08分04秒 | 山登り 胆振

 

登山日:2013/4/29

山名:有珠山
標高:733m 
場所:洞爺湖
コース:有珠コース
標高差:501m

ガイド標準時間:登り2時間 下り1時間20分 計3時間20分
ガイド評点:40点(初級)

札幌発:6:00
登山口着:8:44
出発:8:50
山頂:10:40
所要時間:1:50
駐車場着:12:40
登山時間:3:50

 

4月の前半は滝ばかり見に行っていたので 山に行こうと

この日は太平洋側だけが天気予報で晴れで
ただ残雪を考えると・・・活火山の有珠山なら暖かいだろうと

そうだ!今回からカメラが変わったのです
そのテストもあったけど使い方をよく見ないで始めたので色がおかしい?

 

 



山頂まで行けない山ですが楽しんで登れた
今年2山目なのでこのくらいが足慣らしでいいですな。

この荒涼としたシーンには曇天がお似合い?

 

 

この日は山開きでたくさんの登山者がいた
ついでに今年一年の安全祈願をちゃっかりと一緒に・・・初体験だった

 

 



ここまでの展望台からロープウェー方面に向かう
下の原っぱからも噴煙が・・・

しかしロープウェー方面は残雪のためでロープが張られていたよ


でも何人もまたいで行くんだよね
そっち方面を見たらとてつもない長い登り階段が・・・



ロープのせいにして行くのをやめた
どうせ山頂ではないので



左から伊達紋別岳、カムイヌプリ、室蘭岳



一応全部、今年の登頂リストに入っている。

 

有珠山と言えば洞爺湖 支笏湖と違い洞爺湖は登れる山が無いよね


ウィンザーのパン屋行きたいw

足慣らし登山で無事に終了した

下山した時にやっと太陽が




まぁ初の山だし
花もエンレイソウとナニワズが咲いていたね。

 

 




有珠、伊達紋別、室蘭、カムイヌプリと
春先はこの辺の山で楽しみたいと思う。



対岸の駒ヶ岳はモヤと山頂の雲が残念でした。





4月29日 訪問

 

 


ソウベツ川沢登り

2021年11月06日 20時36分45秒 | 山登り 胆振

 

ひさしぶりです。

沢登りです。 (これは2012年9月の記録です)


2年前の9月以来
お相手には過去2回誘っていただいたKさん。

次に行こうと言っていたソウベツ川へ誘ってくれました
めちゃ嬉しいですね^^
自分1人では行けないので・・・


洞爺湖に注ぐソウベツ川の遡行は
山に登る沢ではなくて最終地は大滝とする人がほとんどのようです。


さて一度は雨のため流れましたが
今回、見事な晴天。

「魚留の滝」看板前で待ち合わせが
現地へ行ってびっくり!

 

落石のため通行禁止・・・


すぐKさんも到着し
歩いて入渓地点まで行くことに
(本来なら駐車スペースから少しで入渓出来た)

30分くらいの距離か
それにしてもこの通行止めは今年?
周りは草ぼうぼうで車の通った痕跡がない


やっとついた看板前の駐車スペースも
数年前に訪問したときに比べ草ぼうぼうだ。

 

砂防ダムをひとつ巻くだけで一つめの滝
F1(魚留の滝)につく
前回も今回もここは暗い。



滝自体の感じがいいので明るい時も見てみたいが谷間はやむを得ずか

ここは左岸上部に巻き道があるが
ロープの練習でKさんが準備をしてくれて
左岸側を登って行った。

 

 

登って見ると川原に花が・・・

ダイモンジソウが終わりかけだが咲いていた。


沢で見る花も清涼剤だね.

 

 

 

次に明確な滝 F2が見えて来た



3メートルはないだろうが釜を持っている。
練習であれば左岸をへつって行くのだろうが
せっかく右岸から簡単に超えて行けるので
そちらから笑

 

 

そして二股をまずは左側へ
本流は右側だがこちら側にも滝がある


通称 「牧場の沢」と言うらしい
まずは3メートル弱の滑滝からスタート
右岸を難なく超える。

 

 

続いてこれも3メートルほど
同じく右岸を超えて行く



沢自体は細い流れではある
この上部あたりからちょっと沢が荒れてきて倒木が目立つ。

 

 

この上部がまた二股になっている。

まずは左へ進むと水量の少ない大滝があった。
やはり水が少ないと迫力がないか



直線にすると15~20メートルくらい

左岸から登って行けそうだがこの先には
もう滝はないらしいのでここで終了。

 

 

戻って今度は右側へ

すぐに顕著な大滝が目に入る。
沢の本には「修行の滝」と書いてあったが



なるほど、最下部に立つと水を頭から受けることができそうだ
もちろんやらないけどww



これは20メートルくらいの高さか
細い落ち口から綺麗に落ちる中々見事な滝だ

 

 

さて本流へ戻りいよいよ2つの大滝を目指す


その前にまだ滝はある
この連続の滝は右岸から簡単に超えて行けるが
練習をするなら左岸をへつって行くのだろう




ちなみにこの前後か忘れたが
一箇所、Kさんにロープを張ってもらい、へつりの練習をした。


なんとかロープに頼らず
超えることが出来たが落ちたら水が冷たさそうだ

 

 

いよいよ一つ目の大滝へ



予想より?は小ぶりだったかも知れない
10~15メートルくらいか?


それでも久々の初見の大滝はうれしい!



下部には日があたり虹が出来ていた



ここでちょっと休憩
場所により飛沫をたっぷり浴びてしまう

 

 

休憩後は今日一番の高巻きだ

細い稜線のようなところを手足を使い登っていく
しかしここへ来た人は誰もが登っていくのだろう
途中までは明確なルートが出来ていた。

とにかく足元注意、手元注意で落ちないように…



Kさんに先行してもらい
降りるルートをチョイスし無事に滝口へ




この降り口は実に高く感じた
近寄りすぎに注意注意とね

 

さて
いよいよ最後の大滝だ。

どこかのサイトで見てもこの大滝が一番見事とのこと。



カーブを曲がってドーンと出現


おお


これはいいぞ!!

 

見事だね!


30メートルはどうだろうか
そこまではない気がするが・・・

 

最後のどんづまりにこんな素晴らしい滝が見れて感激だ


とにかくここは僅かな距離に滝がひしめいており
沢自体も初心者レベルで行ける。


座って休憩ししばしKさんと談笑


ここでソウベツ川の沢登りは終了だ。
その後は左岸にちょっと戻ったところに残置ロープが
あるが朽ちていた…


この崖を上がるのがもしかして一番難儀したかも
登ったあとは藪を漕いで、ちょっと迷いながらも無事林道へたどり着く



めちゃくちゃ楽しい沢旅でした!

 

 

そして林道を歩いて戻るが途中にあるのが早月の滝


ここはもう何度も訪問しているが林道が通行禁止になっているため
降りる道が草ぼうぼうで・・・


しかもあの立派な滝看板が朽ちていた
残念!

これは2008年5月撮影 立派な看板だった




滝はいつもと変わりなく
綺麗に落ちていた。

 



本体が変わっていなければ看板も道もいつかは新しくなるでしょう

 

 

 

続いては同じ洞爺湖近くのキムンドの滝へ
ここへは4年前に来て以来。

その時の標識ほか

この案内看板はもはや無いようだ?

 

 



川床の赤い岩盤は変わっていないね^^

 

 

特異な滝ゆえ記憶にしっかり残っている
このキムンドの滝は本当に珍しい滝だ。

 

 




この向こうはどうなっているか気になる
ところだが・・・



 


ソウベツ川の滝群とお馴染みの観光滝

実に充実した一日でした!
Kさんありがとうでした。


2012年9月23日訪問


*キムンドの滝は現在、遊歩道が崩壊のため
通行禁止のようです。(2018年でも 閉鎖中のレポートあり)



*魚留の滝、駐車場までも年内は車両通行止めのようです。

いずれも2012年時の状況

 

 


オロフレ山 (64山目)

2021年10月23日 00時01分22秒 | 山登り 胆振

 

登山日:2012/6/23

山名:オロフレ山
標高:1,230m
場所:オロフレ峠
コース:オロフレ峠コース
標高差:300m

ガイド標準時間:登り1時間半 下り1時間 計2時間半
ガイド評点:40点(初級)

札幌発:4:30
登山口着:6:30
出発:7:25
山頂:8:58
所要時間:1:33
駐車場着:10:24
登山時間:2:59

 

天気が悪いのはわかっていたが・・・
4年連続のオロフレ山はすべてこんな状態だ!
実は前回も来たがあまりの暴風のため断念した。


今回も景色はまず無理だろうが
あの花を見るために・・・

そうそう到着時間と出発時間が約1時間もあるのは
悪天候すぎてちょっと車で待機していたらライト付けたままエンジンを切ったらしく
バッテリーが上がった……

それで後続の登山者が来るのを待って繋いでいただき
やっとのことで、やはりガスが充満の中、出発

 

さっそく、お目当ての花
「イワカガミ」に出会う



ここでのこの花は2回目だ。

ここからはイワカガミ撮影会

 

前回は時期が早かったのでより多くのイワカガミが見れた。

登山道沿いでこの花がまだこれだけ見れるとは、訪れる人が多いのに・・・
なんか少し安心したね。

 

 

 

やはりと言うか
山頂ではガスどころか霧雨になり
景色どころではない


でも今回はこれで満足
この山での目的は花にありだから




トカチフウロ

 

シラネアオイ

 

ノウゴウイチゴ

 

難所の羅漢岩ではイワヒゲがへばりついていた

 

アカモノ

 

エゾミヤマオダマキ

 

 

去年来たときはミヤマキンバイが登山口に咲き誇っていたが

今年はミヤマダイコンソウであった

時期によって違うのだね。

6月23日訪問

 

 


徳瞬瞥山 (56山目) ホロホロ山 (57山目)

2021年10月07日 21時40分29秒 | 山登り 胆振

 

登山日:2011/11/3

山名:徳舜瞥山、ホロホロ山
標高:1,309m、1,322m
場所:道央 旧大滝村
コース:日鉄鉱山跡コース
標高差:610m

ガイド標準時間:登り2時間50分(2山) 下り2時間10分 計5時間
ガイド評点:40点(初級)

札幌発:5:02
登山口着:7:12
出発:7:25
山頂:9:29、10:49
所要時間:2:04、00:39
駐車場着:13:13
登山時間:5:58


大滝地区にある「徳舜瞥山」と「ホロホロ山」を目指します


札幌出発から天気はまたとない快晴!
先行きが愉しみ

滝マニアにはおなじみの大滝三階滝の公園、向かい道路が登山口に
繋がっています

ここに来るのは2回目
一度でも登っていると安心感があっていい


到着時間は7時ちょっとすぎ
安心したのは先行者の車がすでに3台いた

さあ7時半スタートだ

 

水場から撮影スタート

 

そういえば昔は飛行場があったのかな??

 

この山は9合目付近から真正面に見え出す羊蹄山が最高
並んで手前に子供のような尻別岳
羊蹄山の左隣にニセコアンヌプリがくっきり

 


有珠山と洞爺湖

 

複数回登ったオロフレ山



本当にいい天気だ^^

 

この山登りは本当に楽しい
そんなにきつい箇所がなく
ゆっくりゆっくりあせらず登れる

山頂は円錐形の山だけあって360度の展望だ
羊蹄山と反対側は太平洋が見える

支笏湖も見える 恵庭岳のカッコ良さは群を抜いている
道央を代表する湖の支笏湖と洞爺湖が見える山だ

 

山頂から次に向かうホロホロ山を見る
近いようで直下まで意外と時間がかかる



徳舜瞥山からコルへ下りるときはやはり帰りの難儀
を想像してしまうが何しろ疲れが少ないから楽勝だろう

 

コルからホロホロ山への登りが一番きついところか

それでもわずかな距離のため何のことはない
最後は岩場をひょいと越えて山頂

 



こっちの山側は支笏湖方面の展望がよい 樽前山と風不死岳
良く見ると社台台地がくっきりと見えてあの断層だから大滝が落ちるのだと実感!

 

振り返って徳舜瞥山を・・・

ホロホロ山頂からはやはり羊蹄山も白老三山も良く見えるが
一度コルへ降りてからの見上げる徳舜は何て格好良いのだろう

いや、ホロホロも見上げるといい姿じゃあないか



 

それも今日の晴天
やはり晴れの日登山こそ最も楽しい要因であった 車すごい!




結局これが2011年度、登山3年目の山納め

来年が待ち遠しいよ



11月3日訪問

 

 

 


オロフレ山 (40山目)

2021年09月04日 20時30分38秒 | 山登り 胆振

 

 

登山日:2011/6/12

山名:オロフレ山
標高:1,230m
場所:オロフレ峠
コース:オロフレ峠コース
標高差:300m

ガイド標準時間:登り1時間半 下り1時間 計2時間半
ガイド評点:40点(初級)

札幌発:5:49
登山口着:8:03
出発:8:13
山頂:9:31
所要時間:1:18
駐車場着:11:07
登山時間:2:54

 

3年連続で来たオロフレ山。


ここへのゲートが開いてるかでドキドキだったが開いてて良かった! 
ここから登山口までかなりあるからね

しかし峠は霧で運転も怖いくらい
当然、登山口も濃すぎるほどの霧

こりゃ展望はだめだ