登山日:2011/5/29
山名:黄金山
標高:739m
場所:増毛連山
コース:兼平沢新道コース
標高差:550m
ガイド標準時間:登り1時間40分 下り1時間 計2時間40分
ガイド評点: 45点(初級)
札幌発:9:30
登山口着:11:10
出発:11:34
山頂:13:17
所要時間:1:43
駐車場着:14:57
登山時間:3:23
昨日の日曜日 石狩市浜益の「黄金山」へ行って来ました
朝に用事があり9時半に札幌を出発し約2時間。
これならまだ近いほうで山も標高は低く所要時間も短いので5時までに札幌へ帰ってこれるなと
お チラっと見えた!
着いてびっくり駐車場がほぼ満車!
偶然とゆうか遅く着いたのが幸いで1台分だけスペースがありましたよ
もう登り終えて帰ったのでしょう
なんとマイクロバスもいた!
今日は山開きだった・・・
でも!見事に山開きにあたりスポーツドリンクを貰えたのが
スタートでうれしいwww
登山口には立派なトイレと靴洗い用の蛇口までありとてもこの低い山とは思えない充実。
地元と登山会の努力なんでしょうな
山は2つのコースがあるが昨日の雨のせいもあり道はドロドロ
この状態でトラバースがある旧道は危険と思い往復、新道を選ぶ。
行く前の調べで花が多いことは知っていたが
やはり花が多かったおかげでとても楽しい道中であった
登山口に着く前に林道の両側はニリンソウとミヤマエンレイソウが
咲き誇っていた
登山道に入り色とりどりに
ここも 「オオサクラソウ」が美しい
先週は様似で「エゾオオサクラソウ」ロードだったが
違いはエゾのほうは茎に細かい毛が生えている
低めのところに多い
「クロミノエンレイソウ」
葉がきれいなんだよね
この時期といえばスミレ
まずは「フイリノミヤマスミレ」
そして一番たくさん咲いていたであろう
「ミヤマスミレ」
道は泥から土、草、そして石と地面が変わっていき、途中に道が開け山頂が見える場所くらいが
なだらかで後は基本、登り登りでまずまずの登り応え
随所にロープがあり初心者の私も助かりましたわ
さあ この辺から登りになる
道が泥で滑るので下山が大変そう
ロープや木の根など手と足を使ってとにかく登っていく
結構辛いがなによりどの位置でも次から次と現れる花が辛さを忘れさせてくれる
花という別の意味でもこの山の人気がわかった
おっと見過ごしそう 初見の
「オクエゾサイシン」
なんともいえません
オクエゾサイシンの兄貴分? 父親?に見えるよ
「ザゼンソウ」
登りはさらに険しく、時に岩をよじ登ったりと
そんな時でもロープのおかげで楽にいけた
これも初見
今が盛り 「キバナイカリソウ」
なんかかわいいゾ
今年やっと撮影
「エゾノリュウキンカ」
やはり黄色の花は鮮やか!
ここは新道と旧道の分岐の沢です
旧道との合流点は「こんなとこかい」と
思わず声が出る崖の中腹
どんな登りでここへ着けたのだろう・・・
海が見えた!
そして有名な手前側の岩稜だ
山頂は目と鼻の先なので先行の団体さんの状況を見ながら休憩をした
画は山頂から岩稜を見る ここを通らなければ頂上へ
行けない 怖い怖い
こちらは岩稜から山頂
こんなところから落ちたら死ぬね
山頂には3組10人くらいいたかな?
私のあとからは一人だけで
山頂のこちらまでは行かず岩稜から引き返した
頂上もせまいが廻りに木が生えてる分、岩稜よりずっと良い笑
最初は雲がずっとかかっていた増毛連山も
皆さんが出発するまでゆっくりしていたら少しづつ晴れてきた
左から幌天狗(HPなどでは浜益岳となっているがパンフレット表記)
中央に群別岳 少し尖がりの山頂が見えた
右側が 奥徳富岳 この山は下山まで山頂見えず
まだ右側には一昨年登った最初の山である
南暑寒岳が見えた
右の群別岳がやはりカッコイイ 夏の登山道は無い
日本海も少ししたら夕陽になる
実はこの山頂周辺にも花があるんですよ!
山頂付近から岩場の花
まずは「ヤマザクラ」
前峰の岩場にて
「イワキンバイ」
黄色くて小さくてかわいいね
そして山頂直下の崖にて
「エゾノハクサンイチゲ」
このころから小雨がパラパラと急いで降りたが
岩稜地点で止みましたw
とにかく岩稜~山頂までが危険地帯だ
先行者がひょいひょいと歩いて行ったが高所恐怖症の私じゃ無理!
下山は道が泥で滑るため慎重に慎重に
それでも2回ほど尻餅を
そうそう 何より虫がまとわりついてひどかったな
腕と耳を刺されてかゆい 長袖は必須ですな
撮り漏らした花たちを
この「サンカヨウ」が大好きだ
透明感がある綺麗な白花びら・・・
下山中に地味に一株だけ見つけた
「ツルシキミ」
今年初撮影の「シラネアオイ」も多かったね
よく見ると「ヒトリシズカ」と「キバナイカリソウ」もいるよ
カタクリも忘れずに
ラストはやはり初見で下山中の唯一の株
「センボンヤリ」
このほか アズマギクはもう少しとゆうところ
ミヤマハタザオやオオカメノキは普通に登山道で見れる
ここまで降りたら安心だ
道中は登りも下山も花の撮影ばかりで・・・
途中から沢水の音がしたが笹薮で見えず
今回は滝の香りが一切しなかったのがちょっと残念
それでも山自体は満足で次回は登りに旧道を使ってみたい
実は用意が整わず昼飯など食べ物がなかったのが反省
スリルもあり景色も良い、実にいい山だった
ただ山頂が狭いだけに人数が多いときはちょっとネ
山頂でタバコを何名かの人が吸っていた。
何も山へ来てまでとも思うがまぁ人それぞれだ
花はさすがに種類、量とも楽しめたね。
帰りに実田地区より増毛連山と黄金山がきれいに
見えたのでストップし撮影
右の奥徳富岳の山頂も顔を出した
右端の登った黄金山(浜益富士)が何故、人気が
あるか形見てわかったでしょw でも群別岳だよなぁ