北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

坊主山 (128山目)

2022年02月02日 23時18分40秒 | 山登り 空知

 

 

登山日:2015/5/4

山名:坊主山
標高:790m
場所:夕張山地
コース:旧穂別町稲里コース
標高差:270m

ガイド標準時間:登り1時間20分 下り1時間 計2時間20分
ガイド評点:35点 初級

札幌発:5:00
登山口着:7:10
出発:7:20
山頂:8:15
所要時間:0:55
駐車場着:9:25
登山時間:2:05


写万部山から2日後、今年2山目もハイキング的な坊主山に登って来ました。

国道274号線を日高方面から札幌方面へ向かうとき正面に見える
樹木のない山です。

ここは過去に1度秋に登っているので春は新鮮な気分で登れるかなと



国道274号線の旧穂別町、稲里橋を渡ってから標識に従い右折し稲里へ向かう。
やがて左手に坊主山への標識があり左折して登りに
少し行くと左折の案内でここからダートに。

その後はゲートがあるが道なりに右へ行くと登山口が左手に現れる
道は続いているので気づかずに通りすぎないように。

 

森の中を少し歩くとちょっとだけキツめの登りがあるが
おそらく全工程中でこの登りが一番キツいかも

まぁそれだけお手軽なハイキング登山ですよ

まだ身体も本調子じゃないのでこういう山で楽しむ。

登山道というより車も通れるくらいの幅がある
だからかずっと山肌を捲くように登っていくから谷側の眺めが常によい。


途中に沢を二つほど「またぐ」
ここにはパイプが通されていて飲み水として使用できそうだ
(飲まないけど)

 

ちょっとした樹林帯を抜けると山頂が見えた。

 

 

 

すっかり稜線に出て両側は背の低い笹なので爽快だ
山小屋も見えてきたが、それよりも夕張岳。

 

 

 

ちょっとモヤが多いので夕張岳や北日高の山並みは諦めていただけに
雪をまとった夕張岳が非常に綺麗に見えた。

いっしょに芦別岳も見えたら良いのだが…


さあ~そして坊主山名物の山小屋「山小屋坊主」

 

 

休憩に昼食にいい場所にあるね
中にはストーブもあるし
複数で来たら楽しいだろうなぁ

 

 

ここから山頂はもう目と鼻の先
足元にはタチツボスミレがそこかしこに



 

最後のひと登りで山頂へ
標識のバックに夕張岳。

 

そういえば前回もそうだが風が強い!
確かに遮るものナシの360度の景観

何と言っても100名山の幌尻岳がなんとか見えたのが嬉しい。

 


三角の戸蔦別岳~北戸蔦別岳~1967峰へと続く稜線も見えた。



でも薄すぎる(笑)

 

 

ハッタオマナイ岳の間から見えるのはピパイロ岳かチロロ岳か

 

 

天気はまずまずだが風が強くて疲れる。

ちょっと先へ進むと少しは風除け斜面になるかな
そんなところで咲く花を

ヒメイチゲ
これは登山道でもたくさん見た。

 

これはこれから咲くところ
つぼみは結構あったがこの花が一番先に咲いていたのかな

たぶん?ミヤマキンバイ。

 

 

札幌方面だが天気が良いと羊蹄山も見えていた気がする
今日は残念!まぁ秋のほうが澄んでいるしね

笹ばかりで見晴らしもよし。

 

そんなことで山頂でまったりとはいかなかったが
少し降りただけで風もなくポカポカといい陽気。

それでもこの山には紅葉と展望の秋がいいんだろうなぁ
とにかく気楽に登れるのでリハビリにもいいと思いますよ。

さあ降りよう。

 



あと他の登山者がいないのは寂しいねぇ

あー大勢いるよりいいか!

 

エンレイソウ

 

ナニワズ

 

フイリミヤマスミレ

 




7:20出発~8:20山頂~休憩~9:20登山口
今回も所要時間2時間のお手軽ハイキング登山でした!

 

帰途に夕張の千鳥ヶ滝を見学して
桜が綺麗だったな



5月4日 訪問

 

 


ピンネシリ(106山目)

2021年12月31日 16時42分58秒 | 山登り 空知

 

 

登山日:2014/6/21

山名:ピンネシリ
標高:1,100m
場所:樺戸山地
コース:砂金沢コース
標高差:830m

ガイド標準時間:登り3時間10分 下り2時間10分 合計5時間20分
ガイド評点:50点 初級

札幌発:6:30
登山口着:8:47
出発:9:00
山頂:11:40
所要時間:2:40
駐車場着:14:15
登山時間:5:15

 

樺戸山地の最高峰、ピンネシリに行って来ました。

ちょっと目的の大雪、日高には時期的に早いので
天気予報と相談して新十津川町から登った。

登山口にはすでに3台の車が 先行者がいるんだね。

 

このお山も花が多いと聞いているけどどうだろうか。

最初のお出迎えはレイジンソウ系
固有種のマシケレイジンソウでしょうかね?

 

 

 

これは!いつも登りは登山道にある花を目を凝らして探しているのだけど
どうみても初見の花だ!

葉からラン科でしょうな
この一株だけ見ることができてめちゃ嬉しかったねぇ

まだスタートして1時間経っていないよ。



*家で調べた結果エゾノクモキリソウかと

 

 

山頂まで4km

まだまだあるがこの標識・・・



思わず笑ってしまうね
死んだフリはだめでしょう

最後の最後は戦うのみ!!

 

 

 

スタートから約1時間。

日の差さない場所に大量のギンリュウソウ。



たくさんあるとちょっと不気味なんだけど

 

 

結構登った地点でフギレオオバキスミレ。

日本海や道南ではおなじみだが
黄色いスミレを見るとなぜか元気が出るねぇ



それだけ好きなんでしょう
そろそろスミレのシーズンは大雪クラスまで移るかな

 

 

一度林道を横切ってさらに登っていく。

登山道にはタニウツギ、サンカヨウ、ミヤマスミレ、キクザクイチゲ、シラネアオイなど花も多くなってきたぞ。

 

ミヤマスミレ


サンカヨウ

 

シラネアオイ

 



2時間すぎに当別側からの登山道分岐。

 



ここから最後の登りは花ロード
エゾカンゾウ、ハクサンチドリ、チシマフウロ、マルバシモツケ、カラマツソウにミヤマキンバイなどなど。

 

ハクサンチドリ

 

チシマフウロ

 

マルバシモツケ

 

エジカンゾウ

 

ミヤマキンバイ

 

 

あ、こんな花もあるんだ

ハクサンナズナは北大雪の平山で見て以来だね。

 

 

 

最後のつらい登りも花が咲いているため苦にならない

結局スタートから2時間50分かかったけど
無事、山頂到着。



山頂には3組が休憩中。

 

 

ピンネシリといえばこのレーダーだね!

山神様と併せての撮影を忘れません。

 

 

山頂でのんびり過ごしたので私一人になった

そろそろ下山しよう。


今回は余裕もあり帰りも花々の撮影を

マルバシモツケの淡いピンク色がすごく綺麗でだったよ。

 

ハイオトギリ

 

 

 


タニウツギはもう少し!

 

 

登山口まで往復5時間半の山登りだったが

雨の心配はなかったけどずっと山頂はガスに覆われていて

景色はおろか山頂自体も見えなかった・・・

まぁ花がたくさん咲いていたのでヨシとせねばだが


これはまたいつかのリベンジ対象だね

まぁこの日はどこも仕方ない!と

自分で慰めよう。



6月21日 訪問

 

 


浦臼山 (96山目)

2021年12月09日 21時33分21秒 | 山登り 空知

 

 

登山日:2013/10/14

山名:浦臼山
標高:718m
場所:樺戸山地
コース:浦臼コース
標高差:473m

ガイド標準時間:登り1時間30分 下り50分 計2時間20分
ガイド評点:40点(初級)

札幌発:4:55
登山口着:6:30
出発:7:05
山頂:8:15
所要時間:1:10 
駐車場着:10:30
登山時間:3:25


日帰り登山が多い私としては
もうこの時期になってしまえばさらに近場の山が目標。

まだ一つも登ったことのない樺戸山地の
一番楽そうな山
浦臼山へ出かけた。

この山から樺戸山~隈根尻山と縦走が出来るようだが
取り敢えずの気持ちで・・・

登山口に到着したときは車は一台で
出発の準備中であった。

入口にはいくつも登山道崩壊のため登山禁止とか
クマ出没中により立ち入り禁止の表示が…

考えているうちに先行さんがスタートしたので
後を行く(笑)

 

 

 

 

 

天気は快晴

加えて秋の冷涼な空気と落ち葉、若干ではあるが紅葉の
登山道を行く。

車道ではあるがとても気持ちの良い登りで
時折下界の浦臼の町並みや遠く音江連山も見える。



約45分後に反射板に到達。

 




ここから急な登りになるが
涼しいため苦にならない。

 

 

鳥が何かをついばんでいたので行ってみたら
きれいなマムシソウの実?だった。
この時期に赤い実は目立つねぇ

 

道は山を巻くように登っている
今度は正面にピンネシリと奥に増毛連山も見え出した。



ピンネシリは今年か?
行けなければ来シーズンは必ず行く山である。

 

 

意外とピークが続き、スタートから1時間10分で山頂到達。



ちょっとした広場になっているが
展望は東側が中心で360度ではなく180度ってところかな

 

 

この東側の展望は最高だ

下に石狩川や平地、市街地などを従え
バックには北海道の有名山が連なる。


十勝連山はオプタテシケ山から富良野岳までしっかり見えた。

 

 


表大雪は主峰、旭岳が地獄谷を見せながら白く雪化粧をしている。



とても綺麗だ

 

 

そして中央にトムラウシ山。



この並列を見れただけでも今日来て良かったというものだ
今日は一日中、展望できたのではないか。

 

 

さらに右側には夕張山地
芦別岳から夕張岳までこちらもくっきりと見えた。



真ん中の夕張マッターホルンが印象的だ。

 

 

山頂から先へ進む
ここから樺戸山を経由して隈根尻山までの縦走路なのだ。



東側は切れ込んでいてハングライダーのスタート地がある
それだけ眺めもいいということ

 

 

途中から根曲がり竹が伸び放題で掻き分けながら登ったり崩壊地を注意しながら進むが
目指す樺戸山は眼前ピークの陰。



隈根尻山は右に見えるけどアップダウンの多さと
藪に嫌気がさしてここで撤退とする。

すぐくじけるのだよ(笑)

 

 

浦臼山へ戻り今度は西側をみながら下る。



やっと増毛山地がすっきり見える場所に来た
左から群別岳~奥徳富岳~冠雪の暑寒別岳~南暑寒岳

 

樺戸山地主峰のピンネシリの裾野には少しだが紅葉が見えた。



広大な原始林はそれだけで綺麗だねぇ

 

 

 

 

そろそろ登山口も近いころ
初見だろうか?この時期珍しい花を見つけた。



後でネットで探すのもまた楽しいのだ
本当にこの時期の花は愛おしいよ

 

 

別に樺戸山地を避けていたわけじゃないが

今までひと山も登っていないのが不思議なくらい

中途半端に札幌に近いからかなぁ?

今回は浦臼山だけだったけど予想外の山の展望の素晴らしさ実感した。

他にも登山路はいくつもあるので登るチャンスは大いにある

登ってみたいなと思わせる山地になったね


10月14日訪問

 

 

 


南暑寒岳 (86山目)

2021年11月24日 21時17分34秒 | 山登り 空知

 

 

登山日:2013/7/15

山名:南暑寒岳
標高:1,296m
場所:増毛山系
コース:ペンケペタン川コース
標高差:756m

ガイド標準時間:登り4時間 下り3時間 計7時間
ガイド評点:50点(初級)

札幌発:3:46
登山口着:6:34
出発:6:53
山頂:11:32
所要時間:4:39 
駐車場着:15:35
登山時間:8:42

 

4年ぶり2度目の雨竜沼湿原と南暑寒岳です。
前回とほぼ同時期。

4年前は本来「白竜の滝」を見に行ったのだが調子に乗って湿原から人生初めての登山までしてしまい
すっかり山のとりこになった記念すべき山です。
(だが膝を痛めて下山中から大変な目にあった…)

今回の目的は湿原の花々と山頂からの眺望。




朝、6時半の到着時はまだまだ駐車場はすいていましたな

 

前回同様、登山受付で協力金500円を払って
出発。


天気は上々で時折の雲が直射日光を浴びず心地良い

目の前の岩峰と同じ高さまで
まずは白竜の滝と湿原を目指します。

 

 

白竜の滝



変わらずいい滝でねぇ
下に人がいるが今は登るだけ

帰りに下へ降りようと思ったけど
結局、疲れ果てて今回も上からだけだった・・・


水の落ち口の赤い葉がいいアクセントだ

種類は少ないけど花の出始め

タニウツギ

 

ネギの種類?

 

 

この滝は沢向こうの断崖で前回も撮影した。



いくつかの水が落ちているけど
撮影に値?するのはこれぐらいか

岩肌から察するに常時流れている滝と思われる。

 

道はすでに登山道であり
ペンケペタン川がすぐ下に見えるともうすぐ湿原。

途中で山側から湧水が(飲めるのかな?)
川側には川に降りて休憩出来る場所などあり
もうすぐ湿原に到達の気分でテンションも上がって来るね。


湿原入口から
右に主峰、暑寒別岳
左にこれから登る南暑寒岳がくっきりと


いい天気だ

 

さあ~湿原に入った

花は・・・ちょっと寂しい!
時期的なのか少なくなっているのかそれでも各種の花を撮影出来た

エゾノリュウキンカ

 

ハクサンチドリ




イワイチョウは盛りだった。

 

大きな葉のホロムイイチゴ

 

他の山ではすでに終わっている
シラネアオイがこの時期見れるのも
道北と積雪の関係かな?

 

オオバタチツボスミレ



この花は是が非とも撮影したかったね
今年の花のテーマはスミレ種だから、たくさん咲いていて良かったなと

 

 

前回と違うのはほぼ同時期なのに
エゾカンゾウの咲き具合が全然違ったことだ
ただ単に今年は遅いだけなら良いが・・・



あとヒオウギアヤメも一輪も見ることが出来なかったなぁ

 

ツマトリソウ

 

池糖とチングルマ


そういえば前回はチングルマは見なかったな
やはり今回は遅れているだけであろう
でもチングルマを見るとほっとするのは私だけか?

 

湿原の花 ヒメシャクナゲ

 

ショウジョウバカマ

 

ミヤマキンポウゲ

 

サンカヨウ

 

早いところでは5月の上旬で咲いているのに
さすがに道北だ
まさか7月の中旬で見れるとは

オオバナノエンレイソウ。

 

共演で

シナノキンバイ
イワイチョウ
ハクサンチドリ
ミヤマキンポウゲ



艶やかだね。

 

 

希少種のクロバナハンショウズル



帰途側の木道すぐ横で3株くらい咲いていた。
なんとも言えない質感だな

 

 

今年も同じ場所で目立たない花
ホソバノキソチドリを見れた。




以前見た花が同じ場所で咲いている安堵感
毎年、きちんと咲いて欲しいね^^

 

ああ何とも言えないいい感じだ。


こんな光景がそこかしこにあるんだからね

 

さて展望台へ向かおう。

 

さー展望台で一服したら
南暑寒岳にリベンジに向かおう!


ちょっと雲が黒くなってきたな~
大丈夫か・・・

 

 

山頂へ向って登りはそんなにきつくない
このぐらいの低山でもこの時期まだ雪渓が登山道に残っていた。

涼しいけどね

登山道にも花があるよ ツバメオモト

 

ザゼンソウ

 

タカネナナカマド

 

タケシマランは葉の裏に

 

イワツツジ

 

ハイオトギリ

 

ウコンウツギ

 

ミヤマキンバイ

 

ミヤマホツツジ

 

アキノキリンソウ

 

 

 

そして楽に山頂に到達。



4年ぶりの山頂だ
前回はガスのため一切何も見えず
無事にリベンジを果たした!

 

 

いや~目の前の暑寒別岳がキレイだ。
山を見るなら残雪時だね




実は中央やや右側の沢に滝が見えているんだよ。
いいもん見つけたね

それがこの滝

残雪からの水流なので季節滝かと思うが
それにしても高い位置から落ちている

 

 

もう一つ滝を見つけた

これは山頂から群別岳を撮影
急登をロープを使い降りて暑寒別岳へ向かうルート。




左側には台形の黄金山も見える



中央の沢に見事な滝を見る。

 

それがこの滝



ズームも限界だが
見事な落差を誇る滝だ。


この沢は徳富川だろうか
良く見ると左上部にも残雪からの滝が見える

 

伏見岳に続いて無事、リベンジを果たした
南暑寒岳を後にする。




 

 

さて
帰りはまた湿原を通るが時期がずれて花が少ない
しかも乾燥化?が進んでいるみたいで野原に木道があるだけみたいな箇所もあった。

それでも定番のワタスゲはちゃんと健在だね。

 

エゾヒョウタンボク

 

 

 

ガスで陰ってきたが
湿原から南暑寒岳へお別れ。


今度はもう少し時期を遅くしてエゾカンゾウの群生を
見たいね。

 

 

道中に川へ降りれる箇所がある。
ちょっと休憩で川中の岩の上でくつろぐも良し
虫がいなければ最高!

 

前回来た時も
今回スタートした時も
この滝を撮影しなきゃと思っていた。



湿原に行く人なら誰もが目にするであろうが
サイトなどでは白竜の滝以外は一切記載がなく?
最もスタート地点に近いのに
無視され続けてきた滝だ。





ということで
花が中心の登山だったけど山頂からの眺めもあったし
これでリベンジ終了でいいだろう


また別の時期の花を見に来年になるか次になるか
ただ間違ってもこっち側から暑寒別岳には行かないようにしよう

疲れるから



7月15日 訪問

 

 

 


夕張岳 (65山目)

2021年10月24日 18時48分09秒 | 山登り 空知

 

 

登山日:2012/6/29

山名:夕張岳
標高:1,667m
場所:夕張山地
コース:大夕張コース
標高差:1,168m

ガイド標準時間:登り4時間10分 下り3時間 計7時間10分
ガイド評点:60点(中級)

札幌発:4:17
登山口着:6:18
出発:6:28
山頂:10:32
所要時間:4:10
駐車場着:13:55
登山時間:7:28


夕張岳に行って来ました。
北海道の花の山で5本の指に入る山でしょう。

アポイ岳や大雪同様に季節によって見れる花が続き
春から秋まで飽きさせない

時期は6月も終わりごろ
夕張岳の代表的な花を見るにはちょっと遅かったが…

それでも期待して札幌を出発
この当時はシューパロダムが完成しておらず
夕張岳登山口へは有名な橋を渡って行きました(現在はダム湖に沈んで渇水時期に顔を出すようだ)

ゲート前に着

平日だったけど先行車が3台くらいあったと思う
一応クマ対策のためにも先に人が入っているのは心強い


ゲートをくぐってすぐ正面に見える滝



前回は一昨年の8月に行ったがその時の方が水量が多い
雨が降ったあとだったかな?

そんなことで寂しい流れに。

 

前回は2010年の8月
あきらかに違うのは咲いている花と新設された標識だ

花の夕張岳に登る今回は登山のことより花と新しい標識を
紹介させていただきます。



さてコースは前回同様に冷水コースで




この水場までが一つの登りどころ
登ったところでこの沢水がコルゲートパイプから出ているが
よほど水が無ければ飲むことはしない。

冷水の沢

 

少し登って前岳の沢




さらに登って石原平へ




シラネアオイの群生で有名なところ 白花が多かったねぇ
だが今回は終わり頃でだった。


タチツボスミレ

 

望岳台で一休み


目の前の滝ノ沢岳がかっこいい だが登山道は無い
前回より芦別岳だけがくっきり見える

 

サンカヨウが咲いていたね



ここまで1時間40分
きつい登りは終わった!


ここから前岳の基部をトラバース
廻り終わって返り見る

この山にも高山植物がいそうだね。

 

 

最初の残雪地、ここからは

憩沢
前岳湿原
ガマ岩と

花を見ながらの緩やかな登りや平坦地
夕張岳花の核心部分がずっと続くのだ

 

憩沢

 

水場にエゾノリュウキンカ

 

ミヤマキンポウゲも黄色の花

 

コミヤマカタバミ

 

キバナコマノツメ



咲き始めのキレイなエゾウサギギク 黄色の花が多い

 

湿原に入っていく ここから山頂も望める

 

男岩

 

ここからは花、花、花だ

ハクサンチドリ

 

チシマヒョウタンボク

 

トカチフウロ

 

コケモモ

 

エゾヒメクワガタ

 

がま岩

 

フギレキスミレ

 

ミヤマアズマギク

 

 

そして蛇紋岩崩壊地へ 



ここには固有のユウパリコザクラがある
夕張岳への目的の一つだ

時期的に少し遅いが
すでに登山道から見ることは困難と記載があった
目をこらしてロープの向こうを見ると


あったあった!




確かにあのピンク色が二つ


でも遠すぎて自分のコンデジズームでは
満足に撮影は無理だなぁ


それでも何とか撮影し
先へ進むと!?


すぐ近くにピンク色が・・・

おお いたいた ユウパリコザクラだ




終わりかけだが
まさか登山道のここで見れるとは・・・
良かった!

この唯一の登山道沿いにあった一株
その後どうなったかなぁ

 

もう一つ、初見の花が
ムシトリスミレ
 


この花は食中植物だね
盛りかな
たくさん咲いていて紫がキレイだった。
 
 
いくつか湧き水があるようでカップが置いてあったが
これも飲まないようにしている。


湿原の花 イワイチョウ
 
 
 
シナノキンバイ
 
 

エゾノハクサンイチゲ
 
 
 
シロウマアサツキは群生する
 
 
 
チングルマもあり
 
 

芦別岳がしっかり見えてきたぞ
 



 


芦別岳 (52山目)

2021年09月29日 20時46分01秒 | 山登り 空知

 

登山日:2011/8/29

山名:芦別岳
標高:1,726m 
場所:夕張山地
コース:新道コース
標高差:1,401m

ガイド標準時間:登り4時間20分 下り2時間50分 計7時間10分
ガイド評点:75点(上級)

札幌発:3:51
登山口着:6:10
出発:6:26
山頂:11:19
所要時間:4:43
駐車場着:14:44
登山時間:7:18

 

今回の芦別岳と次回の山は、当初の計画通りガイドブックでは「上級」の山で 初チャレンジだ

果たして今までにない私的に大変な山登りになった
しかし実に記憶に残る山登りとなったねぇ
思えば山登り前半のピークだった。


さて芦別岳、コースはもちろん「新道」だ


朝、6時半に出発。
月曜日で寂しい登山になるはずだったが
直前に二人組みが登って行ったので少し気が楽になった。

よし!と気合を入れて出発



いきなりの急登から始まり
見通しの良くない林間の登りになる
これは8月の直射日光が当たらないのでありがたい

この時点で出発から約45分



やがて急登が続き約1時間ちょっとで見晴台。
表大雪が薄く見える

 

ここでラン科のオオヤマサギソウを見る

 

まだまだ登りは続く しかも泥土が多い
さすがに疲れは早いし汗だくとなる

ここで思わぬ珍客
いや こっちが主か

 

新道と旧道を結ぶコース「覚太郎コース」のある鶯谷
出発から約2時間でもはや疲れはてた


だがガイドでは2時間半だからペースはいいぞ

そういえば数年前に滝を見るために旧道を登ったが、途中で登山者が現れて驚いたのがこの短縮コースだった。

登山者曰く「新道を登っていたがこんなにキツイ山とは思わなかった」
山頂はあきらめたが、せめてもので覚太郎コースから旧道に来たのだ。

一緒に下山し旧道登山口から新道登山口まで、車で送ってあげたら
ミカンやら飲み物とかいただいた思い出がある。。。。。。

 


やっと尾根上に出て登りも一息
正面にドーンと夫婦岩
ここからの眺めは壮観だねぇ


右端はスキー場のある富良野西岳

 

 

暑さと登りでバテバテ状態
早くも疲れがピークになり急登や鶯谷で休憩が長くなる

この時点でガイドのタイムを超えるペースは
やめて、下りのためにゆっくり登山に変えた

やっと上りきった半面山はこんな山頂だった

 

 

 

ここで大休止したら出発からすでに3時間が経っていた

先に進む二人組みは見えず心細いのは
熊の心配よりバテバテの体だった


それでもまだこれからと立ち上がり出発だ!
目指す本峰と霊峰山がやっと見えた




それにしても・・・・これからあの二つを登るのかと
思ったら心が折れそうになった・・・

 

 

ここからはコルまで下りになる
降りたところはちょっとした湿地帯になり
小さな沼もあった 熊が好きそうだなぁ 熊鈴全開で通過。




ここから霊峰山への登りなので気を引き締めて!






残念なことが一つ

霊峰山を登り始めに下りの若い男女とすれ違う
挨拶もそこそこの態度に不審に思い振り返ってみると
その手に大きなビニール袋 

透けて見える中身は色からしてエゾオヤマリンドウだろう……

 

 

この山もジグザグで進むが疲れが取れず
その場その場での休止が多くなる

それでもガイドより10分遅れで山頂だ



いよいよ残すところは本峰だけだ
カッコイイね


ちょっと奥に小高い場所がありそこからの眺めがいい

 

再度、コルまで降りるがここの登り返しはちょっと嫌な感じだ
そのためにも頂上へ行ったらゆっくり休憩が必要

一部道が崩壊して崖側が危険だ


しかし対面や本谷など景色が素晴らしい
最低でもここまで来ないと見れない景色に感動しながら気持ちを奮い立たせる



 

 

 

 

おっと ちょっと古いと見て少し安心

 

 

そして最後の登り

ジグザグに登り振り返ると本当に景色が素晴らしい
休止も繰り返しとりながらゆっくりと登るとそこは
お花畑に


まだヨツバシオガマもウサギギクもオトギリソウも
タカネトウチソウもイブキトラノオもミヤマリンドウも
・・・

 

 

 



よかった

 

勢いが出て直下から

 



 

そして最後の岩稜は適当なところからつめて……



 

 

無事山頂へ




約4時間50分の今までで最長だった

恥を晒すようだが
山頂について涙が出た

それは達成感よりも、もう登らなくていいんだ
のほうが強かったと思う。

 

山頂からはやはり他の山を確認する

夕張岳はガスで見えず、隣のポントナシベツ岳

 

ギザギザの崕山は少ししか見えなかった

 

来た道を振り返る

 

 

山頂で一人の時間をゆっくり過ごしていたら旧道から若者が一人で登ってきた

山に詳しい若者としばし山談義
こうゆう交流が愉しいのも山のいいところ
およそ地上では話などしないだろうに。

 

確か大学で植物を勉強していると言っていたので高山植物に興味があると言ったら
「旧道側に降りた陰にミヤマアケボノソウが咲いていましたよ」

「エ!ホント」と 感謝だなぁこの花が好きでね

 


ガスが多くなり夕張岳や十勝連山ももはや見えない
若者が新道を下山するのを待って下山を始める

 

しばらくは来ないだろうな




山頂から霊峰山方向を見る
登山路がくっきりと

 

下山中も花を撮影しながらゆっくりと降りた
本峰から霊峰山までが花の種類が多い

レブンサイコ


ヤマハハコ

 

チシマフウロ、ハイオトギリ


イブキトラノオ


エゾウサギギク、タカネトウウチソウ、ハイオトギリ


ヨツバシオガマ


チシマアザミかな


エゾトリカブトかな


ウラジロナナカマド

花は時期が変って春から夏はもっと多くの花が咲くことだろう

 

この景色にもサヨウナラだ

 

 

半面山からの下りが異常に長く感じた
日陰は泥のまんまなので滑って尻もちもあった

どの山もそうだが、登山口や駐車場が見えたときの安堵感
これが今回は特にあったなぁ

 

 

山頂にはまずまずゆっくり出来て

花も見れた

景色は今ひとつだったが登頂自体はうれしい限り

しかし帰りが異常に長く感じた

おそらく今までで一番長く感じたのではないか

その割りには足に異常はなく

暑さによる疲れが一番効いたのかも

次回は旧道からの手もあるが・・・

新道含め、暫くは敬遠したいか(笑)


まずは体力をつけること!!

 

山頂での若者との会話に

「新道でヘロヘロ状態なのだからニペソツ山なんて無理だよねぇ」

「いいえ!新道を登れたのならニペソツは登れますよ!」

「ホントに?」

「大丈夫ですよ!」

 

若者よ
君の言葉は十年経った今でも覚えているよ



8月29日訪問

 

 

 


美唄山 (41山目)

2021年09月09日 22時54分29秒 | 山登り 空知

 

 

登山日:2011/6/19

山名:美唄山
標高:986m
場所:奈井江町
コース:奈井江川コース
標高差:582m

ガイド標準時間:登り2時間半 下り1時間20分 計3時間50分
ガイド評点:40点(初級)

札幌発:5:15
登山口着:7:39
出発:7:50
山頂:9:47
所要時間:1:57
駐車場着:12:00
登山時間:4:10

 

今回の山は美唄市と芦別市、奈井江町の境にある美唄山にした
低山ではあるが一等三角点がありなかなか見晴らしが良い評判だ。

登山道は美唄市からと奈井江町からがあるが、美唄市からは途中の美唄ダムでゲートが閉まっており
登山口までかなりの歩きになり、現在はほとんどの登山者は奈井江から登る。

私も早めに札幌を出て奈井江町から登山口へ
正確には駐車スペースというべきか。

分岐を右に行けば不老滝 左の坂を上がれば美唄山だ
先行車は1台。



まずは山へ向かうが
入口に「夢想滝」があるので見てから出発

 

それでは登山のスタート


この山の登山口はこの作業道だろうかこのずっと上にある。

車1台通れる幅だが皆、下の駐車スペースに停めて上る
稀に、ジープやRVなどで山菜採りに上がっていくらしいがどちらでも納得

とゆうのがいきなり急登だ!予想外の急登続きで・・・これは疲れた
林間の部分もあるので日陰はうれしいが

車で登山ポストまで上がれたら楽!
でもこの道は路面が酷すぎて普通車は止めたほうが良い。

 

花的には寂しいかなと思ったけど
行ってみて普通に色んな種類が咲いていたので長い作業道もなんとか超えていけた。
まずは今が満開 各所に見れた綺麗な

タニウツギ

 

ノビネチドリ

 

ベニバナイチヤクソウ

 

ハクサンチドリ

 

初見だが一株しか気づかなかった
ルイヨウボタン

 

 

途中で分岐点があった

これは稜線上に続いている「奈井江槍」~「芦奈江岳」へのルートで、これは帰途に稜線上から
降りるように行った方が楽と判断し帰りに回す。

 

その後も登り一辺倒だし暑いし…

もうバテバテでポストにたどり着く

 

ポストから芦奈江岳と美唄山との分岐



もちろん美唄山へ

前日に奈井江山岳会の皆さんが笹狩りをしてくれたおかげでスイスイ登れた 
ありがとうございます。

ここからは尾根上に出て眺めが良くなり気持ちが良い
一部笹が覆いかぶさるところもあるが大勢に変更はなし

 

 

そして山頂へ

山頂標識が二つあるのは美唄からと奈井江町からのもの
美唄市が新しいね


やっと大休止と

 

山頂にて天気は上々になったが・・・・
遠くの山々が見えない!残念

もう少し待てばとも思ったが帰ってから用事があるので腰を上げる

こちらは美唄市からの登山ルート

 

うーん景色を見たいのでリベンジしたいな またね!


ムラサキヤシオツツジが綺麗だった

 

ここで分岐に戻ってきた
この位置から右の大きめの山が「芦奈江岳」で吊り尾根上にあるのが「奈井江槍」



1.3Kかぁ
疲れたことだし今日はあきらめよう

芦奈江岳と奈井江槍はあきらめてあの長い作業道をとぼとぼと降りていく

それでも道中には上のほうに無かった花が結構
あったので退屈はしなかった。




やはり長い急登が今度は降りるときに難儀した
この坂を思うと次回はあるのか・・・笑

 

無事に駐車場に到着!


車は2台増えていた
最初の車の人に会わなかったのは芦奈江岳に行ってたのかな

 

 

美唄山を降りたら当然、不老の滝へ行かなきゃ



分岐から400メートルくらいだけど
車で行けて転回スペースもあったので楽をした

滝はちょうど太陽光線が当たって
飛沫がキラキラととてもキレイだったよ

 

 

 

 

 


夕張岳 (23山目)

2021年08月09日 16時27分12秒 | 山登り 空知

 

 

登山日:2010/8/14

山名:夕張岳
標高:1,667m
場所:夕張山地
コース:大夕張コース
標高差:1,168m

ガイド標準時間:登り4時間10分 下り3時間 計7時間10分
ガイド評点:60点(中級)

札幌発:3:22
登山口着:5:55
出発:6:09
山頂:10:02
所要時間:3:53
駐車場着:14:09
登山時間:7:38

 

かねてから計画中の花の名山、夕張岳に登る。
アポイ岳、赤岳~小泉岳とならんで固有種の花が多いので有名な山だ 
ユウバリコザクラやユウバリソウなど有名どころは終了しているが最後の花を見るために選んだ 

それにしてもシューパロ湖を渡ってから登山口までが長いな~ 
途中からダートで路肩がえぐれてロープが張られている箇所もあり安全運転のためさらに時間が掛かった。

有名な山のお盆とゆうこともあり混雑を避けるため早朝出発
途中は1台も車の陰もなかったが駐車場にはすでに3台の車がいた。

6時9分記帳し出発



登山口からわずか1分で正面に滝を見る。
ペンケモユーパロ川の支流だがもちろん滝マークはない 

これからの長登山へ向けて幸先のよいスタートだ



そしてコース分岐へ 
水場のある冷水コースを進む 6.7kmかぁ~長いなぁ

 

季節はもう秋に向かう
エゾホソバトリカブト

 

ふぅ~急登続きでバテバテ 
結構しょっぱなからキツイなぁすっかり汗をかかされた。 

この水場はまさに天国の水だ。
もう一つの馬の背コースはすぐ夕張岳ヒュッテがあるので汗のかかないうちに水が手に入るがその後はない
やはり冷水コースを利用する人が多いみたいだ。

 

 

両コースの合流地点 ここまでスタートしてから1時間20分。

コースは水びたしでまるでミニ沢状態 靴も濡れてきた
相変わらず先は長い・・・

 

 

沢地で多く見るダイモンジソウがこんなところに
小さな株も大文字に見える

 

 

石原平はシラネアオイの時期に来たらいいのだろうなぁ

 

望岳台から見た滝ノ沢岳。
とんがり頭がかっこいい ガスさえなければ右側に芦別岳が見えるのだが今日な無理かも
ここはいい大休止場所 休憩休憩と

頂上まであと3.6km 



 

望岳台から少し山側をトラバース的に進むと真上が前岳
見上げると鋭い山頂



前岳を巻くように進み、憩沢に到着。
ここも沢に水パイプが差し込まれているので水場になっているのだろう
おそらく春には結構なお花畑になっているのでは

 

シオガマキク、ミヤマアズマギク

 

イブキトラノオ

 

ミツガシワ

 

他にナガバキタアザミ、ミヤマリンドウなどを見る


ここへ花を見に来た主目的のひとつ 
ミヤマアケボノソウに会えた


これは実に魅力的な花ではないか

 

湿原地帯に入るとさらに前記の花たちが咲き乱れている 
まだ間に合って良かった
シナノキンバイも2輪だけ残っている! 退屈しない行程だ。




名前がかっこいい男岩の前で ガスで暗い
頂上まで2.4km まだあるなぁ 




 

 

行程はガマ岩を越えてひょうたん池も通りすぎる。

この辺はそんなに苦ではないが前岳を巻くときに少しの下りがあっただけで登りばかりだ
帰りは楽だと思うが・・・

 


さらに春はユウバリコザクラで綺麗な蛇紋岩崩壊地を過ぎる 
木道になると足取りも軽くありがたい 

エゾオヤマノリンドウ、シオガマキクやミヤマアケボノソウが増えてくる。

 

 

お花畑へ到着。
あの丘を越えていかないと夕張岳山頂は見えないのだ 
中々姿を現さない山だね~

あと1.2km 

シロウマアサツキ

 

シオガマキク

 

ここで花の主目的のもうひとつ ユウバリリンドウに会えた! 
この花も今が盛りかな 
たくさん見ることが出来ましたよ。






とんがり頭の釣鐘岩を超えて頂上まで残りは 800mになった

 


エゾウサギギクの群落、タカネナデシコなど撮影しながらやっと吹き通しに到着。




なんといってもユウバリソウの群落が有名だが ね 春の花だからさ 今はこんな感じ



頂上まで 500m!!

 

 

やっと夕張岳山頂の全容が 遠かったな~今までで一番遥かなる山だった。
最後の登りも大変そう 

残りあと半分のところで鳥居出現 
ここで最後の休憩をとる この廻りも各種の花が咲いている


さあ あとひと息だ!



ここまで何人かとすれ違ったが最後の方に聞くと今は山頂には誰もいないよとのことで独り占め
でも急登がきついね あれだけ登ってきて最後の登りだから余計につらい
わっせわっせだとかエイホエイホだとか自分に鞭入れて最後のひと頑張りして

10:02 無事頂上到着 所要時間は3時間53分 ゆっくりだった



山頂からの展望は?

ない!笑
ガスが濃くてもう少し太陽が昇るころじゃないと無理みたいだね 
天気予報は見てきたけど山の天気なんて変わりやすくて見れたらラッキーだよ と慰める



市街地が見えた 左側に芦別岳があるはずなので富良野盆地かな?

 

今日は保冷剤セットにチーズ、ソーセージを入れて来てコンビニで買ったパン2個で遅めのブランチを楽しむ 
風がちょっとあったので丁度いい
岩陰で食べたが冷えていてうまいね~次回より毎回用意しよう

食事が終った頃、2名、1名、と次々到着してきたが皆さんやはり最後の登りがこたえてるみたい 
食事とガス晴れを待って大休止40分で山頂をあとにするが結局、景色は見られず・・・ 

ガックリだが仕方ない

 

行きにゆっくり時間をかけて花を探し撮影したので帰りはスイスイと降りるだけ
実際にあまり撮影はしていない。

山頂直下にコケモモの実 これは気づかなかった 花を見たかったな~

 

後ろを振り返ると中央に夕張岳の山頂が 

やはりガスも少しづつはれて来ているみたいだ 現在時刻11:11分

バイバイ 又、来年?かな?w

 

望岳台まで戻ってきたときガスがとれて芦別岳が姿を現した。
左奥の尖っている山は布部岳?その手前にかぶっているのは札振峰か 

いずれにしてもやはり昼過ぎから晴れてきたみたいだね 

 

分岐は馬の背コースをのんびりと森林浴しながら降りた 
ヒュッテも見たかったが多分次回は冷水コースでおいしい水をガブ飲みして下山するかな

 

国土地理院の地図で夕張岳への登山ルートを見るとヒュッテの手前に滝マークがある 
そしてその近辺の登山ルートでコブのカーブが二つあるはず 

その二つ目のカーブにさしかかると大きな轟音が聞こえた 
下山して体も足も疲れてはいたがどうだろうか?おっと滝らしきものが見えているぞ 

踏み跡もない坂道を藪に分け入りミニ沢を3つくらい越えて藪を越えて川を見る 
あまりの水量と規模に言葉を失う 

とにかく1箇所からではとても全容を見ることの出来ない段瀑なのだ。 
これは最上部と思われる

 

 

寄り道したため戻りが遅くなり廻りの車も結構帰っている 
それでもゲート前に止めきれず林道横に駐車している車もありあらためて人気の山と再確認した。
大雪や十勝連山より野性味があり熊の居そうな雰囲気満点だったが会わなくて良かった。



滝も花も初見含め多数撮影出来て展望以外は満足の登山であった
次回は残雪残る春がベストな花の山。
距離があるため今になって腰、膝、アキレスなどが痛い 
あさっても行きたかったがこの状態では無理だろう 

まあ天気も悪そうなのでいいか!

 

 


南暑寒岳 (1山目)

2021年07月11日 13時37分53秒 | 山登り 空知

お越しいただきありがとうございます

このブログはすべて過去の山行で、他所のブログであげたもののまとめです。
現在は山登りは引退したので老後の楽しみと備忘録になるので
新情報はありません。

 

 

登山日:2009/7/12

山名:南暑寒岳
標高:1,296m
場所:増毛山地
コース:ペンケペタン川コース
標高差:

ガイド標準時間:登り4時間 下り3時間 計7時間
ガイド評点:50点(初級)

札幌発:4:10
登山口着:6:16
出発:6:27
山頂:9:40
所要時間:3:13 
駐車場着:12:55
登山時間:6:28

 

予定より2週間遅れの晴れに札幌を4時に出発 ひたすら275号線をまっすぐ北上する 
雨竜町の青看板の指示通り左折しその後も指示通りなので迷うことはない 
ダムを過ぎてから道も細くなるがところどころ舗装されていてありがたみがある

 6時を過ぎる時間だが先行車が3台くらい走っている さすが日曜日の行楽地だね
立派な駐車場にはすでに10台くらいの車がいる 
なるべく近く日陰になるところに止めて身支度するが気持ちばかりはやってミスを犯す。

歩き始めて数分で最初の橋(といっても茶色の鉄板を車が通れるように2枚ひいたもの)を超えたとき山側に滝を見る 
こんな所の滝はどの資料にも載ってなかったような…結構上から落ちているようだが葉が邪魔で見えない 
まあ帰りに沢に下りて直下から撮影しようと後回しにする 
 


つり橋を渡り白竜の滝への分岐に着く まずここでせっかく買ったオニギリや軍手を持ってくるのを忘れたことを思い出す…
入り口からここまで20分