北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

芽室岳 (90山目)

2021年11月28日 22時05分20秒 | 山登り 十勝

 

 

登山日:2013/8/4

山名:芽室岳
標高:1,753m
場所:日高山系
コース:芽室川・北尾根コース
標高差:1,146m

ガイド標準時間:登り3時間20分 下り1時間50分 計6時間10分
ガイド評点:70点(中級)

札幌発:2:50
登山口着:6:20
出発:6:50
山頂:10:00
所要時間:3:10 
駐車場着:13:15
登山時間:6:25

 

二週間ぶりのお山は二か月ぶりの新山です
ここんところリベンジだリピートだと同じ山が多かったからね
すごく楽しみにしていた。

 

かねてより予定に入れていた芽室岳に行ってみた。

日高の中では伏見岳と並んで登りやすく展望が良い山で
天気予報はまずまずと

登山口までは二つのゲートを自分で開け閉めして行く。


ダート道を進み、やがて山小屋のある駐車スペースへ

(ちなみに小屋の中は他の登山者が覗いたが虫だらけで入る気にならない
とのことであった)



1団体さんが車5~6台に分譲し総勢15~6名はいたかなぁ
出発を待ってしんがりにつかせていただいた。

 

やがて団体さんが休憩だ
いや、暑さ?で少し参った人がいるみたいだ

仕方なく先へ行く・・・



というのも情報通り笹薮が深いからさ
出来れば後に通過したかった。

こんな感じが結構ある



足元は問題ないが結果として3匹のマダニ発見だった。

 

 

イチヤクソウ発見

 

 

スタートして1時間40分ころ

目指す山頂と西峰が見えてきたぞ。

 




まだまだだけど
あと1時間半くらいのペースかな?

う~~ん
やはり姿は西峰のほうがカッコイイな
でも今回は最初から山頂だけと決めているので
次回は西峰に登ろう
年内でもいいかもね

 

山頂と西峰の分岐に到着。



山頂は左へコブをトラバースして稜線に出る。

そこからは快適な見晴らし抜群な快適な歩きになるはずだ

 

季節的にもそうだろうがあまり花はお目にかからなかった。
リンネソウは結構咲いていたね



 

やっとこの辺でシナノキンバイを見る。



といってもココだけだった
黄色の花は気持ちが和むね

 

 

稜線に出てしまえば左右の景色が広がる

やはり稜線歩きは最高だね
しかし市街地側から霧がどんどん登ってくる。

先に撮影をと山頂手前のピークから
右奥はチロロ岳かな。

 

振り返ると西峰がかっこいいねぇ



ただ登り見ても辛そうだから今回は予定通り本峰だけで終了としよう
別角度から以前登ったペンケヌーシ岳も見えた。

 

 

そして無事に山頂へ
山頂標識はネットで見た通りのレリーフ。



このスタイルは初めて見たかな?
それにしても霧がひどい・・
ピパイロ~伏見岳方面など一切見えない
う~~ん 景観としては残念ながら×だ


でもまたいつかはリベンジする

 

最高に霧が晴れた瞬間。
西峰の奥にペンケヌーシがなんとか




山頂はひとりぼっちで好きなように撮影したけど
10名以上のパーティが到着し賑やかに。

賑やかな山頂も平和でいいもんだよ

 

 

山頂での花は・・・




このイワギキョウ1つだけ
そりゃ目立ちますわ
団体さんもかわいいと喜んでいた。

 

靴を脱いでたっぷりと休憩した
自分にしては長い時間だったね


霧のため見切りをつけ下山に入る。
団体さんもあきらめたか早めの下山だ。

次にまたリベンジに来るよ!

 

 

下山のペースは早い!

笹薮が多いので足元注意だが膝がなんともないかテストもあって早足で。

今回は膝の調子も良く
いいペースで降りることが出来た。



これからのシーズンは花がなくなるので
余計?な撮影タイムも減るのでもっと早くなるはず。

ちなみにマダニが2匹ついていたが
1匹はオーバーシャツの内側まで侵入していた
あー危なかった

ぐしょぐしょに汗を掻きながら登山口の沢に到着
顔を洗う
無事下山したこともあり最高だね




二つのゲートの開け閉めが面倒な芽室岳だけど
帰途は開けっ放しだったよ
後から出る団体さんがいるからいいか


うん

いい山行だったよ


8月4日訪問

 

 


赤岳・白雲岳・小泉岳 (87~89山目)

2021年11月25日 20時26分43秒 | 山登り 上川

 

 

登山日:2013/7/20

山名:赤岳・白雲岳・小泉岳
標高:2,078m・2,229m・2,158m
場所:表大雪
コース:銀泉台コース
標高差:781m

ガイド標準時間:登り4時間10分 下り3時間 計7時間10分
ガイド評点:60点(中級)

札幌発:2:48
登山口着:6:22
出発:6:50
山頂:12:51
所要時間:6:01 
駐車場着:15:29
登山時間:8:39


6月後半のピセナイ山から伏見岳~富良野岳~南暑寒岳
そして今回の登山で5週間連続で山に行っている

その仕上げじゃあないけど、よくご一緒する登山仲間と1泊して表大雪に登る計画を立てた。

先方の希望で銀泉台からまず赤岳に登り、白雲岳を最終目的で
下山し層雲峡で1泊し調子が良ければ簡単な山を一つ登って札幌に帰る予定。

最近は花見に凝っており、このコースは北海道でも有数の花銀座だから
異論があるはずもない。

 

さて、その初日
銀泉台のこの青空はどうだ!

去年まで3年連続で来ている赤岳~白雲岳
こんなに車が少ない時に着いたのは、はじめてだった。

 

登り始めて第一花園の雪渓を超えたところで
駐車場を見下ろすと・・・



おっと
あっという間に満車状態に!
さすが人気のコースですな

 

 

東側には東大雪の山並みが。
中央凹んだ左側にユニ石狩岳、右に雲に隠れた音更山~石狩岳

そして右端に鋭峰ニペソツ
今年の標高年2013m



いつ行こうか。

 

花の撮影スタートは小さなリンネ草から

 

コマクサ平に上がってきたぞ
ここから高山植物が次から次と登場する

 



まずはイワブクロも満開。

 

なんと言っても
コマクサですよ。



だってこの花が見れないならこのルートここへ来る意味がないのだ!

 

 

この花もなに気に好きだなぁ
でもここでは時期が合わず中々見れなかったけど
今回は至るところで満開だった。

かわいい花だね

チシマツガザクラ。

 

メアカンキンバイもコマクサ平に多い花

 

ここは花の山
もう少しお付き合いを


この花は二つの名前があって、どちらも素敵な名前だねぇ

チシマキンレイカ
タカネオミナエシ。

 

大雪以外ではまだ見たことがない
ジンヨウキスミレ

 

いつでもどこでもこの花を見ると気持ちがウキウキするなぁ

やっぱ大好きな花
エゾコザクラ。

 

キバナシャクナゲもあり

 

左奥のニペソツをバックに
これでコマクサ平とはいったんお別れだ。

それにしても
コマクサの復活はうれしい限りだねぇ
二度と盗掘などしないで欲しいものです

 

 

さて登りのハイライト

第三雪渓

今回のルートはいったん右端に行きトラバースして左上のルート。


雪が無ければ左端の直登だね
コケたら下まで滑り落ちるが

さして問題なく通過~

振り返ると平らな平山と右端にニセイカウシュッペ山

 

こんな岩山も

 

 

第三雪渓を登って平坦地へ出る。

春先なら小川が流れているが川は干からびていた。
ここではイワウメとメアカンキンバイの共演を見る。

 

イワギキョウ

 

ウスユキトウヒレン

 

この花もお気に入り
チシマクモマグサ。



ここよりは白雲避難小屋から川へ下ったところでたくさん見たなー
緑岳から行くルートだね。

 

エゾノツガザクラ

 

チングルマ

 

エゾノハクサンイチゲ

 

共演だ チングルマ エゾコザクラ

 

キバナシャクナゲ ジンヨウキスミレ エゾコザクラ

 

ヨツバシオガマ

 

エゾヒメクワガタ

 

気温は暑くもなく寒くもなく丁度いい感じで赤岳は楽々到達。
やっと表大雪の山々も見え出して来た。

 



 

山頂標識近くの岩場にはエゾイワツメクサが

 

ほかにもイワヒゲ

 

チシマキンレイカ

 

イワタデ

 

エゾタカネスミレとエゾツツジ

 

 

左からさすが北海道第二位の高峰。残雪が綺麗な北鎮岳~凌雲岳~手前に烏帽子岳~右奥に黒岳。

 

 

赤岳から小泉岳~白雲岳のルート上では希少な高山植物がいくつも見られる。

砂礫の中、黄色が目立つキバナシオガマ。

 

なんとか
なんとか2輪だけ咲き残りで間に合った!

チョウノスケソウ。

 

エゾオヤマノエンドウは大雪だけ

 

ここで見れて嬉しい リシリリンドウ

 

ホソバウルップソウ

 

 

エゾミヤマツメクサ

 

見ていたらほとんどの人が通りがかりに撮影をしていったエゾツツジ。

確かに艶やかだね

 

たくさんの花の中、次は白雲岳を目指す。

白雲分岐では数人の登山者がザックをデポしているが
何事も訓練訓練で重いザックを背負ったまま向う。


幻の湖火口クレーターまで来ると
エゾコザクラ、ミヤマキンポウゲ、エゾツガザクラ
アオノツガザクラが見事な群生を作っている



さあここから最後の岩場登り。

北海道第三位の白雲岳山頂から雪渓を
ここへ来たならこれを見ないと意味がない

旭岳がちょっとガスがかかっているが
ここはいつもこの流れが変わるのでこんなもんだろう。

やはり今年は雪が多いかないずれにしても見れて良かった!

 

白雲山頂から降りて帰途の途中にやっと今までガスがかりの山が見えた

やはりトムラウシ山は拝みたいよ
でもこれも数分でまたガスの中。
ラッキー!

 

下山で注意は白雲からの下り(今年死亡事故が発生している)
それと急な第三雪渓の下りだ。

前を歩いていた人が転んでドキっとしたが
その場で大丈夫だった ふぅ

白雲岳の花は山頂直下の斜面とクレーター廻りに集中

 

 

 

 

 

 

次に小泉岳は赤、白雲、緑岳への中継点で何もない平坦な砂礫にある
しかし花の多さは見事だ

 

 

 

クモマユキノシタ

 

マルバシモツケ

 

イブキトラノオ

 

ヨツバシオガマを上から

 

ジムカデ

 

帰りも花を見て撮って

ジンヨウキスミレは今が盛り。



同じ黄色のエゾタカネスミレはちょっと早かったかな

 

 

シマリスはいつも愛嬌を振りまいてくれるね
エゾリスも観たいが逃げ足が早い。



やっぱシマリスだよ

 

 

水場の「神の田圃」では定番のワタスゲ

 

 

下山中にまた青空が広がった

いっときは雨が一粒二粒落ちたが一過性でほっとしたなぁ

無事に下山!

 

 

今夜のお宿
ペンションには16時前に入ることが出来て黒岳の湯に入り同じ棟のイタリアン(層雲峡)で夕食。


ビールがめちゃくちゃ美味かったね!!

ゆっくり休めて休みすぎて余裕があれば翌日も登山するはずだったが

寝すぎた



気持ちの良い朝を迎え大雪ダムまで足を伸ばし
ユニ石狩岳と音更山を撮影し帰途に着いた。

 


いろんな面で楽しい楽しい山登りでした。

 

三国峠から右にニペソツ山、左にウペペサンケ山

 

さあニペソツにはいつか?




7月20日 訪問

 

 

 


南暑寒岳 (86山目)

2021年11月24日 21時17分34秒 | 山登り 空知

 

 

登山日:2013/7/15

山名:南暑寒岳
標高:1,296m
場所:増毛山系
コース:ペンケペタン川コース
標高差:756m

ガイド標準時間:登り4時間 下り3時間 計7時間
ガイド評点:50点(初級)

札幌発:3:46
登山口着:6:34
出発:6:53
山頂:11:32
所要時間:4:39 
駐車場着:15:35
登山時間:8:42

 

4年ぶり2度目の雨竜沼湿原と南暑寒岳です。
前回とほぼ同時期。

4年前は本来「白竜の滝」を見に行ったのだが調子に乗って湿原から人生初めての登山までしてしまい
すっかり山のとりこになった記念すべき山です。
(だが膝を痛めて下山中から大変な目にあった…)

今回の目的は湿原の花々と山頂からの眺望。




朝、6時半の到着時はまだまだ駐車場はすいていましたな

 

前回同様、登山受付で協力金500円を払って
出発。


天気は上々で時折の雲が直射日光を浴びず心地良い

目の前の岩峰と同じ高さまで
まずは白竜の滝と湿原を目指します。

 

 

白竜の滝



変わらずいい滝でねぇ
下に人がいるが今は登るだけ

帰りに下へ降りようと思ったけど
結局、疲れ果てて今回も上からだけだった・・・


水の落ち口の赤い葉がいいアクセントだ

種類は少ないけど花の出始め

タニウツギ

 

ネギの種類?

 

 

この滝は沢向こうの断崖で前回も撮影した。



いくつかの水が落ちているけど
撮影に値?するのはこれぐらいか

岩肌から察するに常時流れている滝と思われる。

 

道はすでに登山道であり
ペンケペタン川がすぐ下に見えるともうすぐ湿原。

途中で山側から湧水が(飲めるのかな?)
川側には川に降りて休憩出来る場所などあり
もうすぐ湿原に到達の気分でテンションも上がって来るね。


湿原入口から
右に主峰、暑寒別岳
左にこれから登る南暑寒岳がくっきりと


いい天気だ

 

さあ~湿原に入った

花は・・・ちょっと寂しい!
時期的なのか少なくなっているのかそれでも各種の花を撮影出来た

エゾノリュウキンカ

 

ハクサンチドリ




イワイチョウは盛りだった。

 

大きな葉のホロムイイチゴ

 

他の山ではすでに終わっている
シラネアオイがこの時期見れるのも
道北と積雪の関係かな?

 

オオバタチツボスミレ



この花は是が非とも撮影したかったね
今年の花のテーマはスミレ種だから、たくさん咲いていて良かったなと

 

 

前回と違うのはほぼ同時期なのに
エゾカンゾウの咲き具合が全然違ったことだ
ただ単に今年は遅いだけなら良いが・・・



あとヒオウギアヤメも一輪も見ることが出来なかったなぁ

 

ツマトリソウ

 

池糖とチングルマ


そういえば前回はチングルマは見なかったな
やはり今回は遅れているだけであろう
でもチングルマを見るとほっとするのは私だけか?

 

湿原の花 ヒメシャクナゲ

 

ショウジョウバカマ

 

ミヤマキンポウゲ

 

サンカヨウ

 

早いところでは5月の上旬で咲いているのに
さすがに道北だ
まさか7月の中旬で見れるとは

オオバナノエンレイソウ。

 

共演で

シナノキンバイ
イワイチョウ
ハクサンチドリ
ミヤマキンポウゲ



艶やかだね。

 

 

希少種のクロバナハンショウズル



帰途側の木道すぐ横で3株くらい咲いていた。
なんとも言えない質感だな

 

 

今年も同じ場所で目立たない花
ホソバノキソチドリを見れた。




以前見た花が同じ場所で咲いている安堵感
毎年、きちんと咲いて欲しいね^^

 

ああ何とも言えないいい感じだ。


こんな光景がそこかしこにあるんだからね

 

さて展望台へ向かおう。

 

さー展望台で一服したら
南暑寒岳にリベンジに向かおう!


ちょっと雲が黒くなってきたな~
大丈夫か・・・

 

 

山頂へ向って登りはそんなにきつくない
このぐらいの低山でもこの時期まだ雪渓が登山道に残っていた。

涼しいけどね

登山道にも花があるよ ツバメオモト

 

ザゼンソウ

 

タカネナナカマド

 

タケシマランは葉の裏に

 

イワツツジ

 

ハイオトギリ

 

ウコンウツギ

 

ミヤマキンバイ

 

ミヤマホツツジ

 

アキノキリンソウ

 

 

 

そして楽に山頂に到達。



4年ぶりの山頂だ
前回はガスのため一切何も見えず
無事にリベンジを果たした!

 

 

いや~目の前の暑寒別岳がキレイだ。
山を見るなら残雪時だね




実は中央やや右側の沢に滝が見えているんだよ。
いいもん見つけたね

それがこの滝

残雪からの水流なので季節滝かと思うが
それにしても高い位置から落ちている

 

 

もう一つ滝を見つけた

これは山頂から群別岳を撮影
急登をロープを使い降りて暑寒別岳へ向かうルート。




左側には台形の黄金山も見える



中央の沢に見事な滝を見る。

 

それがこの滝



ズームも限界だが
見事な落差を誇る滝だ。


この沢は徳富川だろうか
良く見ると左上部にも残雪からの滝が見える

 

伏見岳に続いて無事、リベンジを果たした
南暑寒岳を後にする。




 

 

さて
帰りはまた湿原を通るが時期がずれて花が少ない
しかも乾燥化?が進んでいるみたいで野原に木道があるだけみたいな箇所もあった。

それでも定番のワタスゲはちゃんと健在だね。

 

エゾヒョウタンボク

 

 

 

ガスで陰ってきたが
湿原から南暑寒岳へお別れ。


今度はもう少し時期を遅くしてエゾカンゾウの群生を
見たいね。

 

 

道中に川へ降りれる箇所がある。
ちょっと休憩で川中の岩の上でくつろぐも良し
虫がいなければ最高!

 

前回来た時も
今回スタートした時も
この滝を撮影しなきゃと思っていた。



湿原に行く人なら誰もが目にするであろうが
サイトなどでは白竜の滝以外は一切記載がなく?
最もスタート地点に近いのに
無視され続けてきた滝だ。





ということで
花が中心の登山だったけど山頂からの眺めもあったし
これでリベンジ終了でいいだろう


また別の時期の花を見に来年になるか次になるか
ただ間違ってもこっち側から暑寒別岳には行かないようにしよう

疲れるから



7月15日 訪問

 

 

 


富良野岳 (85山目)

2021年11月23日 22時34分42秒 | 山登り 上川

 

 

登山日:2013/7/7

山名:富良野岳
標高:1,912m
場所:十勝連峰
コース:十勝岳温泉コース
標高差:642m

ガイド標準時間:登り3時間20分 下り2時間 計5時間20分
ガイド評点:55点(中級)

札幌発:3:50
登山口着:6:48
出発:7:06
山頂:10:30
所要時間:3:24 
駐車場着:13:54
登山時間:6:48


3度目の富良野岳です。

でも
残雪と朝もやの富良野岳

すでに山頂からの景色はあきらめぎみ
しかし
今日の目的は花にあり。

過去の登頂は8月以降で花のシーズンは終わっていたので
高名な山に花を目指して登ってみた。

雨が降らなきゃいいかくらいの気持ちで。

 

 

この山での雪渓は初めて。

人気の山ゆえ多人数の踏み跡がありがたい
雪渓を渡るときは風がひんやりと心地良い。

 

そろそろ花が現れる


おなじみのチングルマとエゾツガザクラ
どちらも良く見る高山植物だ。

 

黄色いスミレが本当に好きなんだよね
これを見れるとテンションがあがる。

キバナコマノツメ


チシマノキンバイソウ

 

エゾノハクサンイチゲ

 

エゾノツガザクラが綺麗に咲いている

 

 

ここは富良野岳の肩、三峰山への分岐点。

コマクサはここに咲くが今年はまだ少し早かったかぁ

 

コケモモ


ミヤマキンバイ?

 

イワヒゲ


エゾヒメクワガタ

 

やがて斜面にお花畑が広がる。

やはりチングルマだね

 

斜面の谷側にはチングルマやエゾノハクサンイチゲの群落が
ピンク色が混ざっていると思ったらエゾツツジも

 

さらにトカチフウロとホソバベンケイソウ

 

 

登山道の山側はエゾコザクラやコイワカガミが多かった


見事だなぁ

 

 

おっと 久しぶりの

ウズラバハクサンチドリ



実はペンケヌーシ岳でしか見たことが
なかったので嬉しいね~


ミヤマアズマギク

 

そういえばこの花のことすっかり忘れていた。
でも見つけたときはうれしかったね
予想よりたくさん咲いていたし

コイワカガミ。

 

 

カラフトイソツツジ

 

そうそう富良野岳といえばこの花だ

まだ一度も見たことがなく
時期的にも残雪の様子から見て早いだろうなと・・・

他の登山者から
ほら、ここにつぼみがと教えてもらった。

うーん やはりまだか・・・!

ロープの外
ちょっと離れたところに青い色が目に入った。

おお咲いていたよー
ひと株だけだし
あっちゃ向いているしww

だけど立派な開花で、ズームでピントが合わなかったが
なんとかねこれで満足さ

エゾルリソウ

 

三峰山分岐の登りから山頂までの斜面
聞きしに勝る素晴らしいお花畑だった。
花の種類も多い!



そして前回同様360度周りが何も見えない山頂へ到達。



撮影しながらのゆっくり登山
もともと苦しい山ではないが時間さえあればもっとゆっくりでいい

 

下山も花を楽しみながら撮影しながら降りるものだから
時間ばかりかかってしまう。
振り返えるがガス中の山頂は見えない

 


しかし、年に2度も来る予定はないのでこれらのお花を目にしては
撮影しないで帰るわけにはいかないねぇ

 

アイオノツガザクラ





途中にロープの向こう側に
荒地の黄色い花が点在
エゾタカネスミレの群生地だった。



大雪より先にここでお目にかかれた。

 

ピンクの花が共演!



エゾコザクラ
コイワカガミ
エゾノツガザクラ
一つ一つは小さいけれど
立派な主役たる花たちを一枚に収める。

 

おお

やっと霧が晴れて下界が見えてきた!
チングルマ、エゾノハクサンイチゲの群落の向こうに原始ヶ原が。




また、滝コース
行きたくなったよな

 

三峰山の下部をトラバース中
やっとこちら側も霧が一瞬だが晴れた

右に上ふらの岳、中央にドーンと上ホロカメットク山だ

 

ハクセンナズナ

 

 

 

最初の渡渉場所まで帰ってきた。

ここまで来たら下山も終わりのようなもの
前回はここから雨に降られ濡れながら駐車場まで小走りに降りたが
今日は心配なし
いつもより水量豊富な沢をひと跨ぎし最後の一服。

 

だらだらと歩いて駐車場へ いつもの光景だった
降りて来た時は必ず駐車場は満車状態で路肩へ停めている車も多数。

紅葉もいいのだけれど
観光客も多くて・・・



やはり、富良野岳は素晴らしい

今回は霧のため、十勝岳も夕張連山も見ることは出来なかったがあれだけの花を見ればね

もう大満足でいい山行でした。


また来年

7月7日訪問

 

 


伏見岳(84山目)

2021年11月21日 17時33分54秒 | 山登り 十勝

 

山名:伏見岳
標高:1,792m 
場所:日高
コース:芽室山の会コース
標高差:1,062m

ガイド標準時間:登り3時間 下り2時間 計5時間
ガイド評点:40点(初級)

札幌発:3:10
登山口着:7:17
出発:7:33
山頂:10:39
所要時間:3:06
駐車場着:13:10
登山時間:5:37

 

伏見岳に来るのは4回目
日勝峠を超えるのは本当に遠くへ来た感じだ。

一番最初は
雨中と濃霧の中で山頂からは一切何も見えず
リベンジを誓って下山したら登山口は晴れていた。


二度目は昨年
麓は晴れていたが登山口に着くと猛烈な風と雨から雪へ
泣く泣く撤退した。


三度目はその1ヶ月後
登山口までは快適であったが登り始めてすぐに道は雪に覆われ
7合目で吹雪になりこれも撤退。



そしてこの四度目の挑戦

天気予報は晴れのちくもり
とにかく行くしかない
北日高の残雪残る今しかない

登山口では初めての晴天
これ以上はないスタートを切る。

 

花の少ない山と聞いていたがそれでも一通りの花は咲いているのだ
道中の楽しみはやはり花見。



まだミヤマスミレが見れるとは思わなかった。
雪が多かったせいかな

 

ムラサキヤシオツツジが登山道で咲いている

 

まずは登り登り登りだ
途中で向いのトムラウシ山に架かるトムラの滝が見えるスポットを通るが
木々が邪魔をして見えない。
まあこの滝は何度も撮影しているからいいか

 

 




やっと隣の妙敷山が見えた

この山が同じ高度に見えると山頂は間近なのだ。

まだまだ

 

 

なぜか最近、この小さな花が目についてすぐ見つけてしまうんだよね
3年前までは見たことがなかったはずなのに

ツマトリソウ。

 

タカネナナカマド

 

そしておなじみのシラネアオイ
しかも白花のツインズ。




濃い目の紫もいいけど
白花もいいねぇ

 

ショウジョウバカマも

 

 

 

前回の撤退場所を通り抜けて9合目へ
もうここまで来たら登頂は間違いない。

問題は山頂向こうの北日高の山々が見えるかどうかだ
やっと?雪渓を一つ超えるところ
最後のひと踏ん張りだね

 

正確にはこの雪渓を登っている段階で・・・



もう見えている

向こう側の山々が見えている

いやがうえにもテンションが上がる



おっと

桜??

遅いね~

でもこれも大事な一息入れる撮影になる。

 

おー

最高だね

さすがの素晴らしい景観
それもこれもこの晴天のおかげ


ここまで約3時間
前回より30分も余計にかかっている

いや
ゆっくりでいいんだな。

 

 

なんと言っても北日高の盟主で100名山の幌尻岳
手前に戸蔦別岳を従えて。



憧れのカールも見える。

 

 

この山へ行くには伏見岳山頂から縦走することが多い

ピパイロ岳。



左に1967峰。

 

 

隣の妙敷山は登山道が無いが積雪時の稜線で到達出来る。

まだ残雪で行けそう



奥に十勝幌尻岳。

 

 

こちら方面も良く見える。

奥に芽室岳~久山岳
剣山だけ切れてしまった。

 

剣山

 

十勝平野

 

札内岳は登山道なし

 

 

 

 

 

 

山頂にはこれまでの道程で見れなかった花が
まずはイワブクロ。

 

山頂直下の岩場で綺麗な黄色が鮮やかだった
ミヤマダイコンソウ。

 

これも山頂でしか見れなかった
イソツツジ。

 

コケモモ

 

エゾノツガザクラはこれからだ

 

 

 

 

下山中では残念ながらハクサンシャクナゲがもう少しだった

 

オオサクラソウは終わりごろ

 

 

やっぱりこの山は素晴らしい。

山を見るための山だがそんな山が持つ存在感

主役にはならないが主役を引き立てる脇役

しかし登っている登山者には充分に主役になりえる

これからもこういう山、初心者でも大展望を見ることが出来る山が増えていってくれたら

なおさら嬉しいね

7月1日訪問

 

帰途中に車内から見た剣山 今度はあそこに

 

 


ピセナイ山(83山目)

2021年11月20日 09時23分24秒 | 山登り 日高

 

 

登山日:2013/6/23

山名:ピセナイ山
標高:1,027m 
場所:日高
コース:静内ダムコース
標高差:498m

ガイド標準時間:登り1時間50分 下り1時間10分 計3時間
ガイド評点:40点(初級)

札幌発:3:23
登山口着:7:00
出発:7:12
山頂:9:12
所要時間:2:00
駐車場着:11:22
登山時間:4:10

 

初心者レベルの山であれだけの日高山脈の展望の見れる山
ピセナイ山に2回目の登山。


前回はGWでまだまだ残雪豊かな歩きだったけど
今回は完璧な夏山で
しかも日高の高山はまだ雪をかぶってキレイだろうなと


行ってびっくり

締まっていると思われたゲートが空いていた!
確か10日前に確認の電話を入れたらまだ締まっていたので・・・
この場所まで車で来れたのはラッキーだった。




これで1時間の短縮だ
喜び勇んで最高の晴天の中、出発~

 



木漏れ日が綺麗だな。

 

登山口からまずは急登が始まる。

結構キツイ・・・


所要時間、35分で4合目
一休みだが残念なことに花がない
ちょうど春の花が終わったころだがなんとも寂しいものだ。

この山は合目の標識がわかりやすく付いているのがありがたい。

 

 

4合目の標識から10分
樹木の下に?ピンクの色?



おお


オオサクラソウだ。
サクラソウはどれも大好きなので良かった!

結局、オオサクラソウはこの株がラストであった。

 

8合目になれば笹薮も背丈が短くなり見通しが良い。

それにしてもここまでずっと樹林の中を登ってきて気持ちの良い風も吹いていた。
実に楽な登山で結局、ペットボトルは1本しか飲み干さなかった。

 

 

9合目 ここからの山頂はあと少し。

一応最後の登りが待っているが今日は楽勝だ
問題は山頂の向こうに日高山脈が見えるか?だ。

 

山頂までの登りで後ろを振り返ると
ペラリ山はくっきりだが海まではモヤがかかっている


さあ、あと少し

 

3年ぶりの頂上。

山頂標識は何も変わっていない



頂上には1組2人の男性先行者がくつろいでいた。
いい山だなぁ~

 

ちなみにこれが3年前の5月3日の山頂。
疲れた思い出が強いが今思えば楽しい山登りだったね。

 

上空は最高のいい天気なんだけどなー
やっぱり山脈上部は雲に覆われていた。


比較的、見えやすいイドンナップ岳からナメワッカ岳へ。

 

この山は終始きれいに見えていたね
1911峰かな。

 

うーん 一番楽しみにしていた
カムイエクウチカウシ山が見えない!!
隣りのピラミッド峰は低いから見えたのかな。

 

少しの間は待ったが状況は悪くなる一方で
1839峰もルベツネもペテガリも今回は見えなかった。

わずかに南の中ノ岳がとんがって見えただけ
残念!

 

下に高見湖 ダム湖で車は入れない

山脈山頂あたりだけ雲があるのが残念!

 

あきらめて下山に入る。
それでもいい天気に恵まれただけ感謝だ




降りる方向、ペラリ山に向かい降りて行く。

 

 

 

バイケイソウ

 

ヤマツツジ

 

無事に下山です

 

まずはゲート開放のため、ずいぶんと楽が出来た
これなら毎年、簡単に来れる。

だが、ソラチコザクラの群生を見たいなら、まだ林道整備でゲートが締まっている5月下旬から6月上旬。

どっちを取るかだが・・・



それにしても涼しくていい登りであった。

日高山脈の名峰は見れなかったがこれならね
何度でも行きたくなるねぇ

次回は3度目の正直でスッキリと見たいものだ。



おっと

ダニが多いね
これとクマだけ注意。



帰り道にはクリンソウが今が盛り
あ~いい山だった。


6月23日訪問。

 

 

 


長万部岳(82山目)

2021年11月18日 11時18分17秒 | 山登り 桧山・渡島

 

 

登山日:2013/6/9

山名:長万部岳
標高:972m 
場所:渡島
コース:鉱山跡コース
標高差:742m

ガイド標準時間:登り2時間30分 下り2時間30分 計5時間
ガイド評点:45点(初級)

札幌発:4:00
登山口着:6:45
出発:6:55
山頂:10:00
所要時間:3:05
駐車場着:13:55
登山時間:7:00

 

室蘭岳の後、6月1日から知床に1泊旅行をし、さて登山シーズンだ。

まだまだ雪が多いと思い、道南方面の山に行ってきた
長万部岳は姿の中々いい山で登る意欲がわくねぇ。

標高は1000メートルに満たないのでちょっと軽く見たけど
後半はまずまずの登りごたえのある山だった。


最高の天気の中でスタート
先行者は1名のみ

 

この山は途中(以前、山小屋があった)までがいわゆる林道歩きで1合目は遠い
それでもさすがは道南で6月初旬ともあれば登山口でも花がある

 



 

 

5合目で土場がありかつてはここに鉱山の事務所があったそうだ
スキーヤーが鳴らす?鐘もあるがベンチもあり一服にちょうどいい
斜めのベンチを直してくれたらさらに嬉しい


 

 

この5合目を過ぎてから雪道になり夏道は雪に覆われてわからない。

初めて登る山でもありかいもく見当がつかないが
なんとか先行者の足跡をたどりながら肩の箇所まで登りつく。

ここは広い台地のようなところで残雪が綺麗で
さらに羊蹄山など景色が素晴らしい。

ここから山頂までがひと汗絞られそうな急登になる。


これは冬スキー用の標識なので夏は参考にできない

 

 

本来は夏道がしっかりとついているようだが先行者にならって残雪斜面を直登していく。

夏靴では滑落が怖い
ゆっくりとつま先でステップを踏んで登る。

そのためか雪面を登りきったら異常に疲れてしまった

少しの夏道にはハクサンチドリが咲き始め、これからもっと花が多くなりそうだ。

登りきり奥へ進むと山頂になる。

 

 

疲れ果てた山頂だけど
あまりにも周りの景色、特に山々が見事なので列挙してみる。




遠くに遊楽部岳
残雪期の山は本当に綺麗だ。

 

すぐ眼前の通称、利別岳。
この山の雪渓模様が最高に綺麗だなぁ。

奥に右、狩場山と
左にメップ、カスベ岳を従えて。

 

この地区の主峰
狩場山。


まさに堂々たる姿だね
この山は登ったので感慨ひとしおだ。

 

 

北側に目を移し
手前に黒松内岳。

ここも登りたい山の一つ
ここから見ると低くみえるよね?


奥にニセコ連山。
アンヌプリがどっしりとしている。

 

 

真打ちの羊蹄山と昆布岳。


羊蹄山はとっておいて
昆布岳は今秋に登る予定。

 

おもしろいよね
カニカン岳。


やっぱりここの山頂で食べるなら
カニ缶でしょう

 

 

ラストは花のお山

大平山。


貴重な山だけに登らせていただく気持ちで
時を選んで行きたいね

 

後行者が登って来たのが見えたのでそろそろ下りよう。


わずかな稜線歩きが気持ちよい


あーヤマザクラが咲いている!

登りでは知らないで登ったこの急登も
帰りは先行者によってもっと楽な夏道を知った・・・

 

夏道の雪が無いところでは花々が

シラネアオイ

 

ヤマツツジ


オオカメノキ




ツバメオモト


 

カタクリ

 

 

 

フギレオオバキスミレ

 

セミも早いね

 

エゾワサビ

 

 

実は情けないことに帰途に迷ってしまって後続の方たちと同行させていただいた。
足跡もわからず、逆に何も考えずに歩き回ったので余計な足跡を作ってしまった
また沢筋を登山道だと思い入っては戻りで、今までの登山で一番焦ったね


それがなきゃ普通のコースタイムだったけど
この景色を見るなら残雪期だろうな~
今年は雪が多いからそれを計算してね。


花も結構見れたしなにしろ天気は最高だった

春のレギュラーコースにしたい
いい山だねぇ

 

帰途にノビネチドリと羊蹄山

 




6月9日訪問。

 

 

 


鷲別(室蘭岳)(81山目)

2021年11月16日 20時37分28秒 | 山登り 胆振

 

登山日:2013/5/18

山名:鷲別(室蘭)岳
標高:911m 
場所:室蘭市
コース:南尾根コース
標高差:506m

ガイド標準時間:登り1時間15分 下り55分 計2時間10分
ガイド評点:40点(初級)

札幌発:6:00
登山口着:9:00
出発:9:10
山頂:11:00
所要時間:1:50
駐車場着:12:25
登山時間:3:15

 

胆振の山シリーズは3山目になり
残すところはカムイヌプリだけとなった。(2013年時)

今日はいい天気になりそうだ


スタートは公園の立派な駐車場から。
市民の山だね




白鳥ヒュッテで分岐があるが
初めての山なので一番楽な南尾根の夏道コースへ。

 

確かに花は遅れている。

伊達紋別岳のようなエゾアオイスミレでも咲いていれば
テンションも否応なく上がるが・・・


尾根上でやっとヒメイチゲが咲いていた

 

林間でまだたくさんの雪上を歩く
何度か踏み抜いて笑ってしまう



やっと見晴らしの良くなり振り返ると
駒ヶ岳の山頂が拝めた


室蘭港と白鳥大橋

 

 

頂上へ向かっての登り。

片側だけきれいに石が並べてある
ここまで石を上げてきたのだろうか
だとしたら大変にご苦労なことだ。

ありがたく登らせていただく。

 

 

無事に山頂へ



着いてびっくりまだまだたっぷりな雪で
山頂では土や草の上に座ることが出来なかった。

こんなときのためにとビニール袋にタオルをひいて休憩。


天気がいいから気持ちがいいね

とにかくこの山も樹木が少ないので
360度の展望を楽しめる。


室蘭、伊達市街から対岸の駒ヶ岳ほか道南の山々
樽前山~風不死岳
徳舜暼山~ホロホロ山
羊蹄山~ニセコ連山~昆布岳

ぐるっと一回転。

なんといっても
やっと今年初の山頂を拝めた羊蹄山が一番だね

 

ニセコアンヌプリ~連山

 

昆布岳


風不死岳、樽前山

 

 

 

山頂で結構休んだかな そろそろ降りよう

 

 

駒ヶ岳も登ってみたい 1泊が必要だが…

 

 

やはり大雪の影響だろうか
残雪も中々あり
まぁこれは変化があっていいかもだけど
花が少なかった!

何とかフイリミヤマスミレ、エンレイソウ、タチツボスミレがあったが
やはりまだ寂しいねぇ

 

 





それだけ最近の登山には花撮影のウェイトが高いと
いうことだね


お山自体はいい山でした。

次はコースと時期を変えて、また行きたい山になったね




5月18日訪問

 

 


伊達紋別岳 (80山目)

2021年11月13日 12時09分31秒 | 山登り 胆振

 

登山日:2013/5/7

山名:伊達紋別岳
標高:714m 
場所:伊達市
コース:太陽の園コース
標高差:735m

ガイド標準時間:登り2時間10分 下り1時間30分 計3時間40分
ガイド評点:45点(初級)

札幌発:6:00
登山口着:8:50
出発:9:00
山頂:11:00
所要時間:2:00
駐車場着:13:00
登山時間:4:00


胆振地区のお山制覇を目指して
前回の有珠山の次は伊達紋別岳に行って来ました。


この日のこの地区は晴れ予報
(札幌は雨だった)



登山口は施設の太陽の園
そこに登山者用の駐車場があるので園に停めないように。


8時半に着いたときは先行は車1台のみ。
そして空模様が暗くなり霧雨も降ってきて風も出てきた。





嫌なムードの中で先行者(単独女性)が出発したので
こっちも踏ん切りがついた笑



さー行くか!

 

この山に決めた一番の理由は
珍しいエゾアオイスミレを見たいから。

サイトで良く見るがこの山での記録が多い。


加えてこの時期
最初に咲くのはエンレイソウでもナニワズでもなく
このスミレと期待して。



登山口の記帳箱をすぎて
早くも薄青色のスミレが・・・
おーグッドタイミングだったね!

 

まだまだ咲く前のつぼみもあったが
今が盛りで良かった。


本当に他の花に先駆けて咲く花なんだな
何枚も何枚も撮影をした。




さて、空の暗い雲はいなくなり
青空と白い雲になった。

風は強いが汗をかいた顔には心地良い
三合目の一望台からは前回登った有珠山がくっきりと

 

 

他の場所ではあれだけ群生する
エゾエンゴサクだが
この山ではわずかに二株を見ただけ

エゾアオイスミレがあれだけたくさん咲いていたのにね。
いずれにしても
今年初のエンゴサクだね

 


がんばれ岩

 

7合目はいっぷく広場と呼ばれ、一気に眺めが良くなる。
ベンチもあり、まさにいっぷくだ。

北海道の山で7合目あたりにベンチがある山は少なく
的を得たこの7合目に満足。



しばしの休憩とそれより景色の撮影に飽きない
稀府岳が身近で迫力があり、奥に室蘭岳も見える。

 



海の向こうには駒ヶ岳を始め道南の山々が

 

 

 

これより背丈の低い笹の間の稜線を歩くので
とても気持ちが良い。


多少のアップダウンは止む無しで
それよりも景色を見ながらなので疲れを感じにくい

もう少しするとここは花のロードとなるのかな?

 

 




みはらし台に着く。
標識は凍りつき手でほろってやっと字が読めた。
初夏はこの下は黄色のキジムシロが群れて咲くのだっけな

 

道中、前紋別岳の山頂が見えた。
意外と遠くに見えたかな もう一歩だ。

 

やっと前紋別岳に到着。
相変わらず見晴らしが良い




ここが紋別岳でもいいくらいだ
さらに紋別岳へ向けて稜線歩きだ。


このあとはシラネアオイの咲く丘があるようだが
この頃は葉がやっと認められるくらい
今年の時期は遅いのだろう。

 

そして20分もしないで無事に紋別岳山頂へ
支笏湖の紋別岳と分けるため伊達紋別岳と呼ばれている。





とにかく正面の洞爺湖方面の景色が最高だね。
風さえなければゆっくりと一眠りしたいくらいだ

 

 

ちょっと廻りをぐるりと

眼下の伊達市内と対岸は角度的に遊楽部岳や雄鉾岳あたりかな?

 

 

 

前回の有珠山登山からは見えなかった
昭和新山をズームで

 

とにかく洞爺湖が綺麗で綺麗で
周りの山々を見ながら本当に飽きない風景だ。

羊蹄山は今回も頭が見えず・・・残念!

 

徳舜暼山とホロホロ山はまだ真っ白だね

とても綺麗だ。

 

強い風のため長居は出来ない。

下山しよう

 



これは下山中に前紋別から7合目の間で

転がれ~~ww

 

 

前回の有珠山に続き
今回も駒ヶ岳の山頂は隠れたまま
次回こそはその頂きを見てやるぞ。

下山中の楽しみは
再度のエゾアオイスミレの撮影。




登るときより花が開いている気がするぞ

一般的なエンレイソウやナニワズ、エンゴサクより
先に咲くスミレ
エゾアオイスミレに始まり終わるこの山行
景色と相まってこの山の印象は、本当にイイ山だったなぁ




5月7日訪問

 

 

さて伊達紋別岳のアフターは帰り道にポロト湖に立ち寄った。

時間があまりないが、サイトで見た
あちらの入口側にスミレが咲いていると事前に調べていたので

 



山もスミレくらいしか咲いていなかったが
この平地では時期が早いと思ったが・・・



おお いたいた!

目的のヒナスミレ。

 

山ではエゾアオイスミレ平地ではヒナスミレと
初見のスミレ2種大変満足した!

優雅なスミレだ
誰かがスミレのプリンセスと書いてあったけど私もそう思う。


サクラのような花びらの切れ込みがいいね!

 

 


有珠山 (79山目)

2021年11月12日 10時08分04秒 | 山登り 胆振

 

登山日:2013/4/29

山名:有珠山
標高:733m 
場所:洞爺湖
コース:有珠コース
標高差:501m

ガイド標準時間:登り2時間 下り1時間20分 計3時間20分
ガイド評点:40点(初級)

札幌発:6:00
登山口着:8:44
出発:8:50
山頂:10:40
所要時間:1:50
駐車場着:12:40
登山時間:3:50

 

4月の前半は滝ばかり見に行っていたので 山に行こうと

この日は太平洋側だけが天気予報で晴れで
ただ残雪を考えると・・・活火山の有珠山なら暖かいだろうと

そうだ!今回からカメラが変わったのです
そのテストもあったけど使い方をよく見ないで始めたので色がおかしい?

 

 



山頂まで行けない山ですが楽しんで登れた
今年2山目なのでこのくらいが足慣らしでいいですな。

この荒涼としたシーンには曇天がお似合い?

 

 

この日は山開きでたくさんの登山者がいた
ついでに今年一年の安全祈願をちゃっかりと一緒に・・・初体験だった

 

 



ここまでの展望台からロープウェー方面に向かう
下の原っぱからも噴煙が・・・

しかしロープウェー方面は残雪のためでロープが張られていたよ


でも何人もまたいで行くんだよね
そっち方面を見たらとてつもない長い登り階段が・・・



ロープのせいにして行くのをやめた
どうせ山頂ではないので



左から伊達紋別岳、カムイヌプリ、室蘭岳



一応全部、今年の登頂リストに入っている。

 

有珠山と言えば洞爺湖 支笏湖と違い洞爺湖は登れる山が無いよね


ウィンザーのパン屋行きたいw

足慣らし登山で無事に終了した

下山した時にやっと太陽が




まぁ初の山だし
花もエンレイソウとナニワズが咲いていたね。

 

 




有珠、伊達紋別、室蘭、カムイヌプリと
春先はこの辺の山で楽しみたいと思う。



対岸の駒ヶ岳はモヤと山頂の雲が残念でした。





4月29日 訪問