北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

【新十津川町 ピンネシリの花】

2024年04月16日 09時47分19秒 | 高山植物・花 空知

 

「ピンネシリ」とはアイヌ語で「男の山」といい、北海道では日高にも道北にもピンネシリはある。

今回は空知の樺戸山地にある「ピンネシリ」
この山は山頂にレーダー施設があるので有名だ。

樺戸山地は「道民の森」に指定されており、他の街から縦走登山などで楽しまれている。

この時は新十津川町から登って降りた
山地の最高峰だけありどっしりした山容だ
まずまずの登りごたえがあり、初夏は花が多くなる。

中でも「エゾノクモキリソウ」はここでしか見たことがなかった。

6月も中旬になると各地の山ではタケノコ狩りの人が多くなり
樺戸山地も人や車が多くなる
少しではあるが山の恵をいただいた。

 

登山日
2014年6月21日

 

 

 

「マシケレイジンソウ」

 

「ギンリョウソウ」

 

「マイヅルソウ」

 

「エゾノクモキリソウ」

 

 

 

 

 

「タニウツギ」

 

「ガマズミ」

 

 

 

 

 

「エゾイチゲ」

 

「ミヤマスミレ」

 

「シラネアオイ」

 

「ニリンソウ」

 

「サンカヨウ」

 

 

 

 

 

「フギレオオバキスミレ」

 

「ハクサンチドリ」

 

「チシマフウロ」

 

「マルバシモツケ」

 

「エゾカンゾウ」

 

「カラマツソウ」

 

 

 

 

 

「ミヤマキンバイ」

 

「ハクサンナズナ」

 

 

 

 

「ハイオトギリ」

 

 

 


【美唄市の紅葉】

2024年03月11日 14時26分10秒 | 高山植物・花 空知

 

「美唄市」の花といえば「東明公園の桜」が有名で
一度行ってみたが早くて空振りに終わった。

この時はレトロ建物を訪問した時に見た紅葉を。

市の東部に山が広がるので紅葉も見事になるだろうが
局所的にいい感じの紅葉があった。

 

まずは市内中心部にある「旧桜井家住宅」

国道12号線沿いなのでわかりやすい場所にある
建設年:明治34(1901)年~昭和8(1933)年
指 定:美唄市指定文化財
入館料:無料
開館時間:10時~15時
休館日:水曜日・日曜日以外の曜日、11月1日~4月30日

この旧住宅は桜井家より寄贈されたものである 
敷地内には胸像もあり 桜井氏は2代にわたり美唄市長を務めた地元の名士だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

※2021年11月1日撮影

 

 

 

東部地区には有名な美術館がある

「安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄」

建設年:明治34(1901)年~昭和8(1933)年
指 定:美唄市指定文化財
入館料:無料
開館時間:10時~15時
休館日:水曜日・日曜日以外の曜日、11月1日~4月30日

旧栄小学校の校舎を活用している
堂々とした2階建ての木造校舎自体に味がある

建物の内外に美唄出身の彫刻家、安田侃氏の作品を展示しており
公園やカフェも整備されているので校舎見学だけではなく
色々な楽しみがあるようだ。

 

 

 

 

 

※2021年11月1日撮影

 

 

さらに美術館から東進すると、かつて炭鉱で栄えた町「我路」に着く
美唄川のほとりにあるのが「旧岡田春夫生家」

建設年:大正2(1913)年

岡田春夫氏は社会党で当選15回を数える衆議院議員である
この地で生まれ大学時代は小樽、東京で過ごし
美唄に戻ってから製材業や道議になり中央政界に進出した。

生家は美唄川に面しており、まるで自分のもののように目の前に自然の滝がある
玄関上の窓、川側の出窓、ハーフティンバーなどが印象的

季節は紅葉の時期に
まさにこれ以上ないタイミングで訪問できたことがうれしい

 

 

 

 

※2021年11月1日撮影


【滝川市 滝川市の菜の花】

2024年03月10日 22時01分19秒 | 高山植物・花 空知

 

「滝川市」は北竜町のひまわりのように「菜の花」を町の花として盛り上げている。

毎年5月に「菜の花まつり」が道の駅と点在する菜の花畑で行われている
ちなみに今年のポスターがもう出来ていた。

 


※HPより

 

また、畑の場所に関しては菜の花まつりのHPに出る予定。

同じ空知では美唄市でも菜の花畑を見たが滝川ほどではないか?
滝川市の畑は緩やかな丘陵に多くあり、国道12号線からも見えるので
運転中は注意したい。

それとくれぐれも畑内に入らないことだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※2019年5月24日、2022年5月22日撮影

 


【雨竜町、北竜町、秩父別町の花】

2024年03月09日 23時15分37秒 | 高山植物・花 空知

 

この時は登山ではなくドライブ

まずは「雨竜町」の古民家カフェ「豆」
ここには雨竜沼湿原への登山の際に寄るのもよい

外観だけではなく内部にも懐かしい家電、家具などがあるので
オーダー品を待つ間に見せてもらえる。

現在は長い休業からオーナーが変わるようで「豆」の次章に期待したい。

さて縁側に出ると「タチギボウシ」が咲いていた
野で見る花だが縁側の軒下にあり風情があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

翌2019年5月24日も再来している
庭先に花が咲くが、木々も花を付ける 桜は終わりごろであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に北上して「北竜町」
「ひまわり」で有名な町だ。

町をあげて行われる「ひまわり祭り」にはちょっと間に合わなかった
「道の駅」の裏手にはまだひまわりが咲いていたので撮影をした。

昔は子供たちを連れてひまわりの迷路をやったなぁとカミサンと懐かしがる。

 

 

 

 

 

 

 

次に東進して「秩父別町」

ここはバラに力を入れている町
町の東の丘に「ローズガーデン」がある。

無料で入れるバラ園である
今までバラ自体の撮影も覚えがないくらい興味がなかったが
たくさんのバラを見ているうちに撮影したくなった。

帰りにハウスで食べたバラのソフトクリームも美味しかった
中々行くことのない町だったが機会があればローズガーデンに寄ってみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※2018年8月27日撮影

 


【奈井江町 美唄山の花】

2024年03月08日 21時25分39秒 | 高山植物・花 空知

 

「美唄山」は奈井江町と美唄市に登山道があり、山頂はわずかに美唄市。
ただ今回は奈井江町から登ったので「奈井江町」でクレジットした。

地図で見るより奥深く広い山塊でその周りには滝が多い。

駐車場は二股になっており美唄山登山路と「不老の滝」とに分かれている
花は登り始めからタニウツギの綺麗なピンクに迎えられる。

ジグザグの急登が続くが段々と花も増えてくる
夕張岳や大雪山のような固有種や珍しい花は無いが、一通りの高山植物を見ることが出来る。

山頂には「美唄市」「奈井江町」それぞれの山岳会の標識があるのが珍しい。



左が美唄山、右が不老の滝

 

「タニウツギ」

 

 

「ツバメオモト」

 

 

「ヒメヘビイチゴ」

 

「ノビネチドリ」

 

「ズダヤクシュ」

 

 

「ベニバナイチヤクソウ」

 

「ツボスミレ」

 

「ルイヨウボタン」

 

「ハクサンチドリ」

 

「マイヅルソウ」

 

「ニリンソウ」

 

「エゾノイワハタザオ」

 

 

稜線まで登ると「ムラサキヤシオツツジ」がお迎え

 

 

「不明」

 

「クロツリバナ」

 

「不明」

 

「エゾヤマザクラ」はなんとか残っていた

 

 

※2011年6月19日撮影

 


【夕張市 夕張岳の花②】

2024年03月07日 22時33分34秒 | 高山植物・花 空知

 

前回は8月の登山記録を載せたが「夕張岳」の花は6月からが中心で
それこそ何種類の花があるんだろうかと言えるくらい多い。

特に「ユウバリソウ」「シソバキスミレ」などが咲くころはゲートがまだ
閉まっているころに満開を迎える年もある

かなりの花を見たつもりだったが書籍などを見るとまだまだある
しかし「ユウパリコザクラ」など盗掘によって減少した花も多いのは
「花の山」の宿命だろうか。

 

<2012年6月29日の花>

前回から2年後に再びゲート前に駐車してスタート
この時は晴天で良かった。

 

「ムラサキヤシオツツジ」

 

「ツバメオモト」

 

「タチツボスミレ」

 

「エンレイソウ」

 

「サンカヨウ」

 

「ノウゴウイチゴ」

 

「シラネアオイ」は「石原平」にて

 

 

残雪を横切る

 


ここから湿原に入る 花が非常に多くなる

「エゾノリュウキンカ」

 

 

「ミツバオウレン」

 

「ミヤマキンポウゲ」

 

「コミヤマカタバミ」

 

 

「キバナコマノツメ」

 

「ハクサンチドリ」

 

「チシマヒョウタンボク」

 

 

「ミズバショウ」

 

「トカチフウロ」

 

「コケモモ」

 

「エゾウサギギク」

 

「エゾヒメクワガタ」

 

「ミヤマオダマキ」

 

「フギレキスミレ」

 

「オオバキスミレ」

 

「ミヤマアズマギク」

 

 

蛇紋岩崩壊地~吹き通しへ

 


「ユウパリコザクラ」 ※立入禁止のロープ外からズームで

わずかに一株が見えるだけだった。


こちらは登山道沿いで唯一見つけた終わりごろのユウパリコザクラ

 

 

 

「イワイチョウ」

 

「ムシトリスミレ」

 

 

 

「エゾノハクサンイチゲ」

 

 

「シナノキンバイ」

 


山頂が近くなってきた

 

 

「シロウマアサツキ」

 

 

「チングルマ」

 

 

 

「ミヤマキンポウゲ、シロウマアサツキ」

 

「タカネグンバイ」

 

 

「ミヤマリンドウ」

 

「タカネナナカマド」

 

 

「ミヤマオダマキ」

 

 

「ミヤマアズマギク」

 

「ツマトリソウ」

 

 

 

 

 

 

「ユウバリソウ」

 

 

 

「ホソバツメクサ」

 

 

「エゾタカネツメクサ」

 

 

「チングルマ、ミヤマアズマギク、ミヤマオダマキ」

 

「チシマキンレイカ」

 

「ミヤマアズマギク、ミヤマオダマキ、チシマキンレイカ」

 

「クモマユキノシタ」

 

 

「エゾタカネスミレ」

 

 

 

「ナンブイヌナズナ」

 

 

「ユキバヒゴダイ」

 

 

「カラマツソウ」

 

「エゾミヤマクワガタ」

 

 

「ミヤマダイコンソウ」

 

「ホソバベンケイソウ」

 

 

これでもまだまだ見逃しているほうで
山頂への登山を一番に考えていたので隅々まで花を探してはいなかった。
なので登山道を歩くだけでこれだけの花が簡単に見れる。

ユウパリコザクラ」と「ユウバリソウ」は見れたが
「シソバキスミレ」はついに見ることが出来ずに終わった。

また秋にも貴重種があるが手がとどかずに登山自体を終了した

あれから現在の夕張岳の現況を調べもしていないが
調べてみたくなった。

好天の山頂で飲んだビール(ノンアル)はやっぱり格別だったな

 

 

 


【夕張市 夕張岳の花①】

2024年03月06日 20時08分04秒 | 高山植物・花 空知

 

北海道に「花の山」と冠のつく山は多いが、山の名前を持つ花の固有種があり
あまり他でみないような花が多いこと、春から秋まで次々と咲く花が多いことで「夕張岳」こそ「花の山」の名にふさわしい。

山頂は本来、「南富良野町」になるが「夕張市」の登山口を利用したため「夕張市(空知地区」」とした。

「夕張岳」には2010年の8月14日と2012年の6月29日の2度登っている
咲く花がほとんど違うため分けて投稿します。

またこの無料ブログでは1日の画像投稿は100枚が限度であり
限度数を超える画像投稿があるため2日に分けます。

 

まずは
<2010年8月14日の花>

※当時と現在の登山口までのルートや登山口、花の状態など
変わっている可能性がありますので参考程度に。

 

 

「ホソバエゾトリカブト」

 

「ダイモンジソウ」

 

 

「エゾタツナミソウ」

 

「イブキトラノオ」

 

 

「ミヤマキンポウゲ」

 

「ウメバチソウ」

 

「イワイチョウ」

 

「ミヤマリンドウ」

 

「ミヤマアケボノソウ」

 

 

 

「シオガマキク」

 

 

「シナノキンバイ」

 

「シロウマアサツキ」

 

 

 

 

 

「フタマタタンポポ」

 

「ユウバリリンドウ」

 

 

 

「タカネナデシコ」

 

 

初めての夕張岳をこの時期に選んだのは
1に「ミヤマアケボノソウ」
2に「ユウバリリンドウ」を見たかったから。

二つともたくさん見れて満足した
他にも腕のせいでピンボケしたりと撮影に失敗した花もあり
この時期でもたくさん花が見れることがわかった。

登山自体はとにかく長い
登山口までも長く、登って山頂まで 山頂から下山までと距離があり
また膝を痛めてしまった。

しかしそれがあったから次回は初夏の天気の良い日に
ルートを変えて下山する知識を得たのは良かった。

 

 

 


【雨竜町 雨竜沼湿原の花】

2024年03月05日 18時31分44秒 | 高山植物・花 空知

 

ここから「空知地区」になります
昔の産炭地が多いのが空知の特徴でたくさんの市町村がある。

また固有種が多い花の山として「夕張岳」
広大な高地湿原の「雨竜沼湿原」
観光で有名な花として春の菜の花、夏のひまわりなど花の町も多い。

 

「雨竜沼湿原」は2009年と2013年に登っており、同じ7月でほぼ同じ日にちであったが、咲く花が違ったのが興味深い

いずれもそのまま「南暑寒岳」に登り下山している
まず湿原まで登っていくが個人的にはここまでも立派な登山で
ハイキング気分でとか軽く考えられない。

それというのも最初に湿原~山頂まで登った時に下山で膝を痛めた
今までで一番過酷な下山となったからだ。

とにかく距離が長い
しかも湿原にはたくさんの高山植物があるので見学、撮影で足が止まりすぎるのもよくなかった。

登山を止めた今でもこの湿原までは行ってみたいと思っている
それだけ素晴らしい湿原であります。

 

<登山口から湿原までの花>


管理棟で環境美化協力金を納めます

 

「白竜の滝」 下にも降りれる

 

「エゾアジサイ」

 

「ヤマブキショウマ」

 

吊り橋は2か所あり 

 

「ニリンソウ」

 

「エゾワサビ」

 

「マシケレイジンソウ」 ※増毛、暑寒別だけの固有種

 

「マタタビ」

 

「タニウツギ」

 

 

「ギョウジャニンニク」

 

「オオバミゾホオズキ」

 

「カラマツソウ」

 

「シロバナアマナ」

 

川原に降りて休憩

 

 

<雨竜沼湿原の花>


 

ここで必ず靴を洗います


正面が「南暑寒岳」右の山が「暑寒別岳」

 

 

 

 

 

 

 

 

展望台より ※右側の切れ目から登ってきた

 

残雪あり

 

 

増毛連山を望む

 

 

「ヒオウギアヤメ」

 

 

 

 

「エゾカンゾウ」 雨竜湿原といえばの花

 

 

 

 

 

 

 

 

「シナノキンバイ」

 

 

「エゾシモツケ」は早すぎた

 

「ハクサンチドリ」

 

 

「ミヤマキンポウゲ」

 

 

「ワタスゲ」も湿原の花


 

「オオタカネイバラ」

 

「チシマフウロ」

 

「コバイケイソウ」

 

「クロバナハンショウヅル」

 

 

「チングルマ」

 

 

 

「ホソバノキソチドリ」

 

「チシマヒョウタンボク」

 

「ヒメシャクナゲ」

 

 

「アキノキリンソウ」

 

「ミヤマホツツジ」

 

「ハイオトギリ」

 

 

「イワツツジ」

 

「オオバタケシマラン」

 

「ザゼンソウ」

 

「オオバナエンレイソウ」

 

「シラネアオイ」

 

 

「ツバメオモト」

 

「ウラジロナナカマド」

 

「サンカヨウ」

 

「ショウジョウバカマ」

 

「ツマトリソウ」

 

「オオバタチツボスミレ」

 

 

「ホロムイイチゴ」

 

「イワイチョウ」

 

 

「エゾノリュウキンカ」

 

「コウホネ」※種類はオゼコウホネかウリュウコウホネかは不明

 

「マイヅルソウ」

 

「ミヤマキンバイ」

※2009年7月、2013年7月撮影