北海道の山登り・花・滝 大好きおぢさん日記

過去の記録を一つにまとめたブログで現役ではありません。

昆布岳 (117山目)

2022年01月16日 23時25分30秒 | 山登り 後志


2021年12月ニセコ町より

 

 

登山日:2014/9/21

山名:昆布岳
標高:1,045m
場所:道央
コース:豊浦コース
標高差:790m

ガイド標準時間:登り3時間 下り2時間 計5時間
ガイド評点:65点 中級

札幌発:5:30
登山口着:7:10
出発:7:30
山頂:10:00
所要時間:2:30 
駐車場着:12:30
登山時間:5:00


ニセコ町の昆布岳に行ってきました。

昆布岳は羊蹄山やニセコ地区、または洞爺湖地区から見える
独立峰のような山容だが、緩やかな裾野が広がり山頂部分だけポコンと尖っている山だ。


登山コースは豊浦町から登るのが一般的。

ルートは何度も訪問しているポンベツの滝へのルートをさらに進むんだけど
以前あった滝への案内標識が有ったかなぁ~・・・
たくさん滝があるのにね。



道路沿いの土場が駐車場
トイレはあるけど中はどうなんでしょうか。

 

朝飯食べて身支度しているときに
大ビックリ!!

目の前にいきなりデカいラブラドールレトリバー?が登場!
道路向かいの民家で放し飼いしているようです
ああ野犬かと思って恐い恐い


それでは道路を横断し登山口から出発
納屋の裏手に登山ポストあり。

 

山頂まで5.7km 結構あるなぁ~
最初は作業道のような広めの道を軽く登って行く。

下は刈り取った笹がそのまま捨てられている感じで
やがて右カーブを直進して登山道に入る(標識あり)

廻りが開け明るくなった
今日こそは山頂からいい景色が見られそうだぞ!
各合目ごとに標識があるのでとても励みになりますな。

 

 

それにしてもこの山は平坦な道が多い
以前の暑寒別岳のコースもそんな感じだったけど
ほとんどアップダウンがないのは助かるね

登り応え今のところほとんど無し
思ったのは小学生とかの登山にピッタリだよ。


おっとネジバナ発見。

 

さ~この登山中で一番の個性は!?

このメガネ岩だろう



何と言ってもほぼ平坦な道をづらづら笹薮に囲まれて歩くだけだから
この岩はやっと目印が出来た感じでね

5合目を過ぎてすぐ。

ここから初めて?の降りがあり
ということは帰りは登り返しがあるね。

 

 

ちょうどメガネ岩から木々の間に山頂付近が見える。



あと少しじゃないか

山頂が見えるとファイトが沸くね

 

 

この山に顕著な登りが出てくるのは、やっと7合目を過ぎてから

ここまでお気楽登山だなぁ

あと少し~。

 

 

やがて休憩に丁度いい場所が見晴台のようなところだ

やっとうるさいくらいの笹薮から開放される。

すると
おお羊蹄山の頭が見えるぞ。

 

 

いよいよ山頂部ののぼりに入る。




まずは岩場を越えて向こう側に出るのだ
やっとただ1人の先行者を見つける。

そう
今日のほかの登山者は1名だけだった。

あとから登ってきたけどね。

 

この基部が9合目で残りは500mの登りだけ。

やっぱ前回のウペペと違って楽だなぁ

もう最高の景色は間違いない
やっといい天気に恵まれたぞ!


岩場を越えると山頂までもう一息


そしてゆっくり登山

2時間半で山頂へ

あの山頂標識とご対面だ

 

 

さてそれでは山座同定を・・・


まずは中央にどかーんと羊蹄山ね!

右横の尻別岳が小さく見える
この山もいつか登る予定だ。

 

 

お次はニセコ連山



こちらはあと・・・

ニトヌプリと雷電、岩内岳だね
これは今年行きたい。

 

 

洞爺湖も綺麗に見えた。



山に海に湖にと
そうそう駒ケ岳も海の向こうにシルエットで見えたな



右にルスツリゾートの貫別山と奥に尖がっているのは

恵庭岳かな

 

 

う~~ん モヤで見づらいけど

山が3列あり2列目に長万部岳と重なっている3列目のは大平山かと

 

 

やっぱメインは羊蹄山でしょう

本当にいいスタイルしているな~

 

天気が良いから気持ちがよい
余裕からか登山靴を脱いでのんびりした
こんな気分は久々だね

 

そろそろ下山しよう

 

大満足の山頂から下り、見上げたところ。



少々の風で汗が乾く
それくらい大汗はかかなかったかな
ゆっくり登れば楽なもんだ。

 

おお

この位置から見ると洞爺湖の中島が
畑の中の古墳みたいじゃないか!

 

 

ウペペサンケ山ではほとんど見ることがなかった花が結構咲いてたね

秋の代表 アキノキリンソウ。

 

ヤマハハコ

 

今年初見のキンミズヒキ

 

 

そして可愛いお花

ゲンノショウコ。



この時期の花としては満足満足

 

 

下山はとにかく平坦が多いもんだから早足で下る

顕著なアップダウン(それでもたいしたことない)が二箇所くらいしかない

こんな気持ちよい登山道です


道路を渡って駐車場





子供の登山にもいいな この山。

登り応えもいいけど

たまには楽な山がいいよ

あ~よいお山だった。


下山時間 12:30 所要時間 約5時間


9月21日 訪問

 

 


朝里天狗岳 (98山目)

2021年12月13日 17時18分04秒 | 山登り 後志

 

 

登山日:2013/10/26

山名:朝里天狗岳
標高:683m
場所:小樽朝里
コース:
標高差:

ガイド標準時間:
ガイド評点:

札幌発:9:10
登山口着:11:20
出発:11:30
山頂:12:10
所要時間:0:40 
駐車場着:13:10
登山時間:1:40

 

今回は朝里天狗岳に行きました。

夏山ガイドには掲載されていないが(2013年当時)
何人かのブログを拝見して行けるかなと


天気はくもり時々雨
まぁ近場の山だし一気にピストン出来ると判断。


早速、小樽廻りで定山渓へ抜ける道路を走る
やがて目立つ「魚留の滝」の看板奥に登山道があり

定山渓寄りに少し走ると7~8台は駐車出来るスペースあり。
さっさと身支度して出発。

 


道がしっかり刈分けられていて
ここは送電線の直下を通るので作業道でもあるんだね
おかげ楽に登れた。

最初の鉄塔をくぐり抜ける。

 

下は落ち葉でふかふか状態。



ただ急登もあり、のんびり登る雰囲気じゃないかな
なんと言っても人が少ないのでワイルド感ありあり。

 

二つ目の鉄塔も下をくぐり抜ける。



ここまで迷う道もなし
見通しはきかないけどカエデの紅葉もあり
季節なら秋がいいかな。

 

 

三つ目の最後の鉄塔をこれもくぐり抜ける。



このおかげで道が楽なんだねぇ
ここまではハイキングペースだよ。

 

 

作業道はまだ続く。

時には沢を渡渉(というほどではない)
変化があるのは楽しい。



やがて分岐が
作業道から別れて左に入るように幹にペンキ書きあり。

 

ここからは登山道というよりも踏み跡をたどることになる

ただピンクテープやペンキなどいたるところに印があるので
ほぼ迷うことはないだろう。

うるさいくらいある(笑)でも初心者や単独にはとてもありがたい。

 

とにかくこのような道をぐいぐい登って行く。

足元に不安はなく意外とさくさく行けた
元々低い山なのでほどなくして山頂直下へ。



ここは岩が露出して「天狗岳」にふさわしいか

 

 

スタートから約40分で山頂到着。



さすがに頂上からは見晴らしが良い
そして北峰へ行かないと小樽方面が見えないとのことで
さらに踏み分けを奥に進む。

 

山頂から北峰に踏み分け道を進むが全行程でこの辺が一番ワイルドかな

それでも10分もかからないので何ともない
ここにもピンクテープが導いてくれる。

 

 

北峰にはどこかのブログでは標識があったがケルンしかなかった。



山頂を振り返り見る。

 

小樽の市街地から朝里のダムまで

 



天気が良ければすっきり見えるだろう
この景色は北峰でなければ見ることは出来ない。

 

 

 

 

少し霧雨が降って来たのですぐ下山に。

下りも特に難しいところはなくどんどん歩を進める

こんな小さな沢がある
清流を見るとホっとする。

 

 

 

色づいたカエデもいくつかあった。



燃えるような赤ではないが、やはり秋もいいね

 

 

そして久しぶりの魚留の滝へ

5年ぶりかな
近くにあるとついつい何時でも行けると後回しになる。

 



 

谷川の入口へ入ると分岐で新しい標識があった。



左へ行けば滝見台
右へ行けば川岸に出るが結構下りそうなので
今回もパスww

 

 

久々の滝は豪快で大きく見えた。



前の滝もそうだが今新たに見直すと以前より大きく感じるのは何故か
札幌と小樽の市境にこんなに野趣溢れる滝が存在するなんて
北海道だね

 

 

駐車場から朝里天狗岳を見る

それにしてもここは滝見用の駐車場?

登山では一般的じゃないしとにかく重宝なスペースだ。

 

 

所要時間の短い登山と滝見であったが充分満足出来た。

低い山なのに綺麗な沢あり登りごたえもあった
この山はあまり人が訪れなくこんなワイルドっぽい山のままでいいのだろう

久々の山と滝のセット

天気さえ良ければ最高であったが文句はやめておこう。


10月26日 訪問

 

 

 


白樺山(93山目)シャクナゲ岳(94山目)チセヌプリ(95山目)

2021年12月07日 21時00分31秒 | 山登り 後志

 

 

登山日:2013/10/6

山名:白樺山、シャクナゲ岳、チセヌプリ
標高:923m、1,074m、1,134m
場所:ニセコ

コース:白樺山コース
標高差:336m(シャクナゲ岳まで

ガイド標準時間:登り2時間10分 下り1時間50分 計4時間
ガイド評点:40点(初級)

札幌発:5:15
登山口着:7:30
出発:7:40
山頂:8:30(白樺山)10:30(シャクナゲ岳)12:05(チセヌプリ)
所要時間:4:25 
駐車場着:15:30
登山時間:7:50


9月後半から天気に恵まれて
ほぼ毎週のように山に出かけているが
もう遠出をする気もなく

かと言って近場はもう少し後でもいいので
2年前にアンヌプリとイワオヌプリに登ったのでニセコに出かける。

目国内岳も登っているので今回は新見峠から~白樺山~シャクナゲ岳
そして調子が良ければチセヌプリまでのピストン縦走の計画を立てた。


駐車場にはすでに5台。



おそらくほとんどが目国内岳へ向かっただろう
反対側の白樺山登山口~視界が良くなり目指す白樺山が眼前に。

 

山頂直下にミヤマアズマギクがまだ咲いていた!



6月には咲く花だけど
この時期に見れるなんてラッキーだ。

 

 

40分もかからず、まずは白樺山山頂に。



上部は岩場でミニ目国内岳のよう
そう言えばバックでガスに煙る目国内岳が映り込む

 

 

さあ縦走の始まり
まずはいったん下り931ピークを目指す



ここは山頂直下をトラバースかな
ガスは相変わらずだが雨の降る感じはしない
それで充分だ。

 

 

次に991ピークを目指す。

ここはザレ場もあり高山の雰囲気を味わえる
ここにもミヤマアズマギクが咲いていた。


正面から見るシャクナゲ岳とシャクナゲ沼。



目の前に見えるがここから沼のほとりまで
岩石地帯を下るのだ しかも苔付きで滑るので慎重に降りる。

 

 

沼のほとりにて。



本来ならこの正面に目国内岳が見えるはずだが・・・

 

 

これは沼のほとりからシャクナゲ岳を



紅葉を一番綺麗に感じた場所
日本庭園のようだ。

 

 

シャクナゲ岳へは全編、岩場の登りで結構楽しめる。

 



特に危険なところはないが降りだけは慎重に
鋭角な山容のため360度の展望が素晴らしい。

 

 

山頂から4山そろい踏み。



ガス煙る中

手前からチセヌプリ
一段低くニトヌプリ
アンヌプリそして最後方に
羊蹄山。

 

 

何とかひとつ見っけた


アカモノがまだ咲いていたなんてビックリだね

 

 

次はチセヌプリへ縦走。



この山の登りはすでに二つの山を超えて来ている身として
ちょっときつい

振り返ると縦走路とシャクナゲ岳と白樺山 奥に目国内岳も見えた。

 

 

シャクナゲ岳の山頂をズームで見て見たら
あの狭い山頂が満員のようだ。



早くに出て良かった

 

 

何とか難儀してチセヌプリ山頂へ。

 



これで残すところニセコでは
ニトヌプリ、ワイスホルン、岩内岳と雷電岳になった。
来年以降だね

戻りはピストンで

 

 

 

 

3山の往復で約8時間の楽しいプチ縦走だった。

樹林帯の少ないニセコでは今時期くらいが歩きやすいかな
神仙沼からもいいしチセ&ニトヌプリの登り返しも面白そう

コースが豊富なニセコ高原
毎年、違うコースを楽しみたいね

 

ギンリョウソウ




10月6日 訪問

 

 


積丹岳 (92山目)

2021年12月04日 21時18分43秒 | 山登り 後志

 

登山日:2013/9/28

山名:積丹岳
標高:1,255m
場所:後志積丹
コース:婦美コース
標高差:1,095m

ガイド標準時間:登り3時間20分 下り2時間20分 計5時間40分
ガイド評点:55点(中級)

札幌発:4:23
登山口着:6:30
出発:6:50
山頂:8:55
所要時間:2:05 
駐車場着:11:20
登山時間:4:30


ニペソツ山頂未踏を引きずっているようで
まー次はどこの山へ行こうかと

正直、今年はニペで燃え尽きたので遠出する気にならない
ひとつは高山植物のシーズンがおわったから
無理して遠くまで行く必要もないかなと


ちょうどいい山を見つけた
それが積丹岳で早速行ってみた




まさかの山小屋の充実と湧水。

 

 

 

それでは出発!

 

登山口からちょっと行っただけで3合目の標識!



これははっきり言ってうれしいですよ
1合目は山小屋からもっと下なんだろうね

本当にラッキーな気持ちにさせるね

 

 

この5合目まで平坦な道が続くのでほとんど疲れない
まぁこの後も登りはあるが急ではないし

 



登りやすい山
それが感想だね。

 

この辺からダケカンバ回廊が始まる
豪雪地帯ゆえ雪の重みで幹がこのようになるのだろう

こんな感じがしばし続くので頭部が注意だ。

 

 

 

 

こんな時期でも花が咲いていた!

いつもは良く見るこの花が実に貴重な存在に

エゾアキノキリンソウ。

 

 

この花も秋にはお馴染みだが
この株しか見ることはなかった。

もう終わりなんだろうね

エゾオヤマノリンドウ。

 

 

 

 

やっと9合目を過ぎて展望と山頂付近が見えてきた。

もうちょっと日が当たらないかな・・・

 

 

 

最後の急登から下の紅葉を

ちょっと早かったかな??

 

おおハイオトギリまで残っていた!

なんとつぼみもある

この時期に花が見れる登山はちょっと得した気分だね

 

 

そして無事山頂へ。



きつくなく楽なお山だった。

先行者がお一人

この人は健脚だなー
おそらくノンストップで登ったと思われる。

 

 

山頂から日本海を見てみる。

積丹町の街と漁港が見える
海が見える山もいいものだ

 

 

 

紅葉は「余別岳」までの尾根上。

残念ながら夏道はないので余別岳には雪道で登る。

 

目の前の山は半島の最高峰、余別岳とポンネアンチシ山。

着いたときはガスで山頂は見えなかったが
チャンス到来!

 

 

 

日本海の余市方面を見る
海岸線が綺麗だなぁ



やはり積丹の山
良く見ると左下のほうに小さく「ローソク島」がみえるよ。

 

 

それでは降りますか

 

下山ではすぐに景色が見えなくなるので、じっくり見ながらのゆっくり下山。

羊蹄山はすそ野までしかついに見えず

 

山頂ともお別れだ



 

数少ない花を撮りながら
もうすぐ一輪も無くなるねと
無くなった時は今年の山納めかな

 

 

結果として

良くある山のパターンでスタートは快晴
上に行くに連れガスや雲が多くなる
そして降りたらまた快晴

でも大体の景色は見れたし何より登りやすい。

山小屋の感じも良く畳と布団があるのだから泊まりたいくらい

出来れば余別岳への縦走路が整備されていたら尚更いいけど
開発が伴う便利は避けたほうがいいね

いいお山でした。





9月28日訪問

 

 


前目国内岳(69山目) 目国内岳(70山目)

2021年10月28日 10時17分25秒 | 山登り 後志

 

 

登山日:2012/7/28

山名:前目国内岳・目国内岳
標高:980m・1,202m
場所:ニセコ
コース:新見峠コース
標高差:460m

ガイド標準時間:登り2時間10分 下り1時間30分 計3時間40分
ガイド評点:40点(初級)

札幌発:3:10
登山口着:6:00
出発:6:30
山頂:7:00・8:05
所要時間:1:35 
駐車場着:10:25
登山時間:3:55


暑寒別岳登山から2週間後の登山になった
北海道での7月は1年で一番貴重な時期なのだが致し方なかった……


さて札幌からニセコまでは、そんなに天気は悪くなかったのだが
山に入って行くとガスが多い


駐車場に着くと車は1台もなく
ガスはもうもうと風はゴーゴーと
霧雨とか降りそうな雰囲気


主目的は季節外れのフギレオオバキスミレが見れるかどうか・・・
ちょっと一眠りして様子見の間に単独男性が入山

行くか!
やっと重い腰を上げる

 


早朝だからか朝露が多くて靴やズボンがビショビショに
レインパンツを履いていて良かった


さすがにキスミレは葉も茶色に変色し一株も花はダメ
7月末なら当然だ

まずエゾカンゾウが一輪

 

ニセコ山系の中でも花の多い山ではあるので
この時期にはハイオトギリが満開

 


30分ほどで前衛峰の前目国内岳に到着。

 

ここから一旦、コルまで降って行く
ところどころにベニバナイチゴの実がなっているね
もっと早ければあの綺麗な花がたくさん見れたのになぁ



このあたりの登山道にはハクサンボウフウやアキノキリンソウなど、すでに秋の感じ

 

独特のミヤマホツツジ

 

マルバシモツケも終わりごろ

 

エゾアジサイ

 

これは途中の岩場で見たアリドオシラン
7~8株は群れて咲いていたかな?
実にひさしぶり
今日見た花の中で一番嬉しかったね

 

シオガマキクは暑寒別岳にも咲いていた

 

アザミの一種

 

クルマユリ

 

相変わらずガスは多いが山頂までの登りは花が多いね

 

山頂手前の斜面はお花畑
時期的に種類は少ないがチシマフウロはそこかしこに。


アカモノ

 


やがて最後のコルへ出ると山頂が見えた
お 少し晴れてきたぞ

 

ズームで山頂を見ると
青空もある!

もちろん最後の岩場もくっきりと

 

 

そして岩場をよじ登り
無事山頂へ

 



まずまずのペースだったかな
全部の山がこれぐらいだと楽なのだが笑




山頂は風が強いが岩陰があるので大丈夫!
ガスが晴れて雷電山~岩内岳も時折見えた

 

雷電岳方面はよく見えず

 

沼も見えた

 

 

この山を超えて岩内岳や雷電山への縦走路があるが
今回はパス。

せめて下の湿原へとも思ったが見る限り、予想より遠く見えこれも断念して
下山に入る

帰途は山頂はくっきりと

 

 

車は増えているが登山者とはほとんどすれ違わず
向かいにも登山道があるのでそっちの山に行ったのだろう。




まぁニセコならチャンスはいつでもあるし
岩内岳から登ってもいいだろう


今年中にはまだ未踏のニセコ山系を登りたい


ここではもうすでに秋の気配が

 





7月28日訪問

 

 


塩谷丸山 (59山目)

2021年10月12日 12時36分07秒 | 山登り 後志

 

 

登山日:2012/5/6

山名:塩谷丸山
標高:629m
場所:小樽
コース:JR塩谷駅コース
標高差:579m

ガイド標準時間:1時間40分
ガイド評点:35点(初級)

札幌発:6:41
登山口着:7:50
出発:8:00
山頂:9:32
所要時間:1:32
駐車場着:11:35
登山時間:2:03


以前ならこの時期は海沿いの滝見で日本海を北上、南下したものだが
こう毎年行っていると新鮮味がない

だからと言って遠出してまでの時間もない
そこで近隣の登山となる。


今年の2山目は小樽の塩谷丸山
子供も登れる楽しい山です。

 

車がいっぱい!
人気があるなぁ

 

 

 


登山口に咲いていたこれは園芸種が飛んできたのだろう

 

まずはお花見で
今年初のカタクリ



春はこの花を一度は見ないとね


キクザキイチゲ


これもおなじみ
オオタチツボスミレ



うしろのトンガリが白いのです


エンレイソウ、エゾエンゴサク、キクザキイチゲ

 

さ、進もう

ここまでは楽だけど
この辺の取り付きからジグザグしながらちょっときつくなります




ただ天気も気温も上々で凄く気持がいいね

 

 

ジグザグ途中でフウフウハアハア汗のさなか
今年初で今日、ゆういつ見たシラネアオイ



ツイてたよね~

 

 

少しの登りで台形状の上に出る



台形状に出ると
途中に反射鏡?があったのでちょっとだけ横道(刈り分け道あり)

その下にだけ生えていたスミレ
先ほどのスミレと違う種類でトンガリが紫色だった。

タチツボスミレなのだろうか?
本当にスミレの種類はわからない

勉強もしていないけどww

 

 

山頂が見えてきたね



この廻りは笹薮
ウグイスが目の前で突然泣いてビックリした!

 

 

山頂基部からの登りは残雪だった

 



急で降りる時はちょっとだけ注意ね
雪質は良く支障はなかったけれども・・・・!



お約束の熊の足跡
小熊サイズか・・


母熊が一番注意なのでちょっと緊張したが
直近の足跡ではなさそう。

 

 

そして最初の山頂表示



とにかく天気がいいので気分がいい
海側を良く見るならこちらの山頂だね

さらに奥にもう一つの山頂が



岩場になっておりちょっとした高山気分が味わえるのもいいね!
錨が小樽、塩谷の山を表せている。

こちら側からは山側が綺麗に見える
遠いけど余市岳の残雪が綺麗だった


風が強いがポカポカのいい天気だったな

 

頂上からは360度の展望が
天狗山方向から余市岳~羊蹄山~ニセコ連山~積丹半島の山々

これは羊蹄山とアンヌプリかな?

 

そして一番の展望は積丹方面と海岸線
余別岳と積丹岳
余市の街と蘭島の街
美しい海岸線がこの高度で得られるのが、この山の素晴らしいところです

 


東小樽方面

 

この岩の上で写真を撮る人よく見かける!
崩れたら怖いからやらないけどw

 

この日の登山の総括は

天気が最高
景色が最高
花も見れたし言うことなし!!


ああ 滝があれば満点でしたな
また来年行きたいね。

 

 

 


ニセコアンヌプリ (54山目) イワオヌプリ (55山目)

2021年10月06日 21時00分48秒 | 山登り 後志

 

登山日:2011/10/9

山名:ニセコアンヌプリ イワオヌプリ
標高:1,308m 1,116m
場所:ニセコ
コース:ニセコ山の家コース
標高差:558m(アンヌプリ) 366m(イワオヌプリ)

ガイド標準時間:登り1時間30分 下り1時間 計2時間30分(アンヌプリ)
ガイド標準時間:登り1時間    下り40分  計1時間40分(イワオヌプリ)
ガイド評点:40点(初級)

札幌発:5:30
登山口着:8:10
出発:8:25(アンヌプリ) 11:50(イワオヌプリ)
山頂:9:53(アンヌプリ) 13:00(イワオヌプリ)
所要時間:1:28(アンヌプリ)2:15(イワオヌプリ)
駐車場着:11:38(アンヌプリ)14:15(イワオヌプリ)
登山時間:5:50

 

2011年11月の3連休のど真ん中でニセコへ行きました
天気は上々。

抜けるような青空の中、ニセコ山の家に着いたのは8時すぎ
超ビックリの車の多さでおそらく今までで一番多くの車を見ただろう


それでもまだ早いほうだったのだ・・・

 

 

せっかくニセコへ来たなら最高峰のアンヌプリへ登らないと
片道1時間半の登りなので難儀はしないだろう

とにかく天気がいいので気分が最高だ
秋風も爽やかで汗も少なくすみそうだ

途中から向かいにあるイワオヌプリが綺麗に見えてくる
展望も良いので退屈しない



もう少しで最初のピーク
これを超えると楽になるね


 




それにしても登山者の多さよ

 

 

高度が上がれば展望も益々良い
イワオヌプリの左にニトヌプリとチセヌプリ
右にワイスホルンが見える

 

 

すぐわかる昆布岳




稜線に出るとおそらく夏はお花畑のような平坦部分を
通りガイドと同じ1時間半で山頂へ着いた


ゆっくりだったね


 

山頂にはたくさんの人




そしてなんといっても羊蹄山の大展望だ

 

 


さあ、降りたら次はこっち

 

 

アンヌプリから下山後はすぐ道路向かいのイワオヌプリへ




ここは紅葉の名所であるがどうも今年は良くないらしい
急な階段をとにかく登り、一息ついたらまた階段だ
それでも登りきるとしばらくは平坦地を右に山頂を望みながら進む


隣の小イワオヌプリ




大沼との分岐から最後の登りだ
画は急登を上りきって山頂を見る

 

ここからは外輪の左側へ踏み跡があるが時間短縮と
行けそうなのでそのまま山頂めがけ直進する

ここの足場は硫黄でところどころに黄色の綺麗な結晶が
落ちている
ちょっと崩れやすいがほどなく山頂へ到着



天気は相変わらず最高で青空が綺麗だ
ここからは正面にアンヌプリがドーンとあり
倶知安の町並みも綺麗に見える

少し戻ると風よけの出来る斜面があり小休止
実に心地よい

 


アンヌプリと


車がすごい数

 




帰りは来た道を 左手にニトヌプリ
右奥にチセヌプリが見える

次回はこの二つだな

 

 

 

 

 

 

 

 

三連休のど真ん中で道中も登山も帰途中もすべて
車と人で埋まっていた

こんな賑やかな登山は初めてで、まぁハイキング気分で
気楽に登れて高地気分を味わえるのがここニセコの良いところ


画はニトヌプリへのルート クッキリと見える
次回でも来年でもぐるっと一回りしたいものだ



とても「楽しい」山登りの一日でした。


10月9日訪問 2山で約6時間のゆったり登山

 

 


狩場山 (47山目)

2021年09月18日 11時53分21秒 | 山登り 後志

 

登山日:2011/7/31

山名:狩場山
標高:1,520m
場所:道南
コース:千走新道コース
標高差:820m

ガイド標準時間:登り2時間40分 下り1時間50分 計4時間30分
ガイド評点:40点(初級)

札幌発:4:16
登山口着:7:47
出発:8:02
山頂:10:35
所要時間:2:33 
駐車場着:12:42
登山時間:4:40

 

道南の最高峰 狩場山へ一度は登りたかったので
行ってみた。


登山口には駐車場があり、7時半過ぎでもうすでに数台の車が
まぁ真夏の登山ではもう少し早くこないと暑いからね

車から降りてビックリなのは「アブ」!
ハチ並みにでかいのがブンブン飛んでせまってくる
車内で身支度し準備体操なしでとりあえず出発だ。


登山口の脇に橋があり覗いてみると
結構いい感じで
ナメ~釜~ナメの連続で



さあこれから登るぞと気合が入る

 

 

この山も花の多い山で有名だ。


一通りの種類は咲いているが
今年、まだ他に見ていないものを

白花のノビネチドリ?と思ったらオオヤマサギソウのようだ。

 

これも今年は初
ギンリュウソウ

 

お!狩場山といえばの黒いカタツムリ発見

 

そして狩場山を代表する花
フギレオオバキスミレの群落



こんなもんじゃないくらい咲いていました。

 

同じく黄色の花も多い シナノキンバイ

 

ミヤマキンポウゲが多いのも特色

 


ベニバナイチゴ まさか上に花があるとは思わず・・・
ピンボケが残念!

 

登山中は終始ガスの中で下を見ても上を見ても何も見えない
果たして稜線に出たらどうなるか…

 

やがて真駒内コースとの合流点
この近辺でヒグマの糞を見たが新しいものではないのでちょっと安心

 

さあもう少し

残雪もあり ここは豪雪地帯なのです

また黄色の花 ミヤマキンバイかな


チシマフウロ


ハクサンチドリ やはり花は多いね

 

よーし あと少し!

岩場があり小休止 ここより上が見えないので稜線の台地上か

 

ここは「南狩場」の山頂でもあることを知った

 

ここからは大きなアップダウンがなく台地上を歩くような不思議な感じだ
ここから増える花でイワイチョウがある

 

ミヤマキンポウゲのロード

 

エゾカンゾウもあるぞ

 

アオノツガザクラ

 

エゾウサギギクとハクサンチドリ

 

なんと もう山頂というのにこんな沼が

もう1,500メートルあるけどね

 

もうひとつかわいい小沼があります

まわりはイワイチョウに囲まれていた

 

そしてやっとのことで山頂へ



山頂には鳥居と標識がある



この看板は1段下りたところで休憩には良い場所だ

 

頂上はガスが立ちこめ視界はほぼゼロ
しかも食事中に霧雨に

うーん 滞在しても仕方がない 残念だが余韻なしで降りよう
急いで身支度し下山へ





下山の途中でやっと大平山が見えてきた


そして上を見ると山頂がスッキリと!



まぁこんなもんだね


日本海が見えたよ!

 

無事到着~雨にはたいして当たらなかったね アブがうるさいからすぐに車中へ。

 

狩場山といえば賀老の滝。
だが登山後に訪問するには私にはハードすぎる

降りるのは良いが登りがね・・・


今回、林道沿いからいい滝を見つけた
滝マニアでなければ特に紹介するまでもない
ものだろうが
自分として得な気分だ

このコースは賀老の滝やキャンプ場を通って行くので寄り道も出来るね。



登山は新道で近距離ではあるが湿度が高く
風が少ない急登続きはこたえた

それでもなんとか山頂までたどり着きうれしい。

花もたくさん見ることが出来て季節的にもギリギリ間に合いこれもうれしいかぎり

久々に展望のない山登りだったがこれも良し……。



7月31日 訪問

 

 


銭函天狗山 (36山目)

2021年08月24日 10時46分05秒 | 山登り 後志

 

登山日:2011/5/3

山名:銭函天狗山
標高:536m
場所:小樽
コース:銭函コース
標高差:417m

ガイド標準時間:登り1時間30分 下り1時間10分 計2時間40分
ガイド評点: 40点(初級)

札幌発:8:10
登山口着:9:20
出発:9:29
山頂:10:35
所要時間:1:06
駐車場着:12:11
登山時間:2:45

 

先週登った定山渓小天狗岳よりさらに低い銭函の天狗山へ
行ってきました

銭函天狗山は定山渓天狗山が「定天」と呼ばれるように「銭天」と呼ばれている
その姿は札幌から小樽へ向かう国道5号からも銭函の工業団地からも鋭い山頂が見えるはず。

登山口へは国道5号線から札樽道銭函インターに入る道を左折する

 

この日は他に2台ほど車があったと記憶がある
ちなみに自宅から登山口まで1時間以上もかかったのはなぜか思い出せないなぁ
コンビニで買い物でもしたのかも。

さて身支度と準備体操をして出発
最初だけ砂利の車道を歩く

道はほどなくして登山道へ GWだが雪があった


まだエンレイソウはつぼみだったね

 

途中でとても立派な山小屋「銭天山荘」



 

こちらの山も低山にしては立派な岩稜がある 頂上はその上だ

 

これを登る人がいるんだよね
ロッククライミングだけは絶対にやらない(笑)

 

下に見える景色はまずゴルフ場なのは寂しい


これは手稲の街並み

 

海が見えた!

 

さあもう少しと

 

ここはヤバイ

 

そして約1時間で山頂に到着 



山側の奥手稲山や春香山はガスのためついぞ見えず
海側は山頂のちょっと手前の岩稜上から見るのが良い
標識は二つ



天気予報は晴れのちくもりだがお日様が照ったのはほんの一瞬
下界には日が当たったようだ
雨が降らなかっただけで良し!

下は明るい感じ 日が照っていたのだろう
銭函の海岸線がきれいだ

 

小休止程度で下山する 青空だと良かったな

 

登山中にゆういつ危険と感じた箇所
ここから落ちたらただでは済まない
道幅もせまく要注意箇所だ

 

それでは 「銭天」の花を
低山ゆえ山頂にも木々が

これは単独女性が撮影していたので



他に登山者はすれ違いも含め5~6組
近くて手ごろな登山が楽しめる人気の山だね

 

 

続いて岩稜から下山中に偶然見つけた一株
登りや他には気づかず
何より私自身が初見の花なので良かった!

ナニワズ

 

こんなのも

 

最後はエゾエンゴサクとエンレイソウの共演
エンレイソウは今年初見 これが楽しいね

無事に駐車場へ到着

 

定山渓の小天狗よりもさらに小粒で
でも泥だらけの登山道はピリリと辛かった
特に急登の下りは要注意
長靴で行けば良かった

途中より単独女性(山ガール)と会話しながら楽しい下山

こんなこともあると余計楽しいよね


5月3日(火曜日)訪問