すっかり日が暮れてしまいましたが、青竹の木賊垣完成しました!
木賊垣とは竹を立て並べていく竹垣で境界や塀、袖垣などに使います。
竹を固定する際は押し縁を用いずに縄止めや釘止めします。
縄掛けの木賊垣も美しいですが、今回は両面から鑑賞することと年数をかけて竹が枯れていくさまも楽しんでいただけるよう両面張りの釘止めにしました。
半割竹は経年で傷んだところだけ付け替えることができ、枯れた中に青竹が混ざるのもまた趣きがあります。
大量にあった半割竹ですが、O先生がほとんど洗ってくださいました
しかも親方が洗うより断然きれいな仕上がり・・
O先生ありがとうございました!!
それでは釘止めの木賊垣の制作手順を簡単に説明します。
まずコンクリートの基礎を据え付け、柱を建て込みます。
柱は土決めの場合もありますが、この地域の風の強さや竹垣の高さ、距離などを考慮して基礎に専用の金具で柱を止めつけました。
柱の材はアコヤを使用。
アコヤは地上での耐久年数50年という強い材です。
柱をバーナーで焼いて据え付け、桟木、無目板を取り付けます。
半割竹を一本ずつ取り付けていきます。
このとき無目板に直に乗せず上下2ミリほどの隙間を作ります。
竹は竹やさんに半割を作ってもらった上質の国産竹です。
肉厚でまっすぐのものが多いのですが、天然ものなのでどうしても曲りがあります。
竹の節の位置が揃わないようにずらして取り付けていきますが、隙間をなくすため少しずつ削ったり切込みを入れて曲りを調整します。
この作業に時間がかかりますが仕上がりに差が出るため根気よく調整します。
天板を取り付けて完成!!
空気が引き締まって凛とした空間になりました。
剪定とイベントでしばらく伺えず申し訳ありませんでした
剪定が終わり次第庭工事再開します
木賊垣とは竹を立て並べていく竹垣で境界や塀、袖垣などに使います。
竹を固定する際は押し縁を用いずに縄止めや釘止めします。
縄掛けの木賊垣も美しいですが、今回は両面から鑑賞することと年数をかけて竹が枯れていくさまも楽しんでいただけるよう両面張りの釘止めにしました。
半割竹は経年で傷んだところだけ付け替えることができ、枯れた中に青竹が混ざるのもまた趣きがあります。
大量にあった半割竹ですが、O先生がほとんど洗ってくださいました
しかも親方が洗うより断然きれいな仕上がり・・
O先生ありがとうございました!!
それでは釘止めの木賊垣の制作手順を簡単に説明します。
まずコンクリートの基礎を据え付け、柱を建て込みます。
柱は土決めの場合もありますが、この地域の風の強さや竹垣の高さ、距離などを考慮して基礎に専用の金具で柱を止めつけました。
柱の材はアコヤを使用。
アコヤは地上での耐久年数50年という強い材です。
柱をバーナーで焼いて据え付け、桟木、無目板を取り付けます。
半割竹を一本ずつ取り付けていきます。
このとき無目板に直に乗せず上下2ミリほどの隙間を作ります。
竹は竹やさんに半割を作ってもらった上質の国産竹です。
肉厚でまっすぐのものが多いのですが、天然ものなのでどうしても曲りがあります。
竹の節の位置が揃わないようにずらして取り付けていきますが、隙間をなくすため少しずつ削ったり切込みを入れて曲りを調整します。
この作業に時間がかかりますが仕上がりに差が出るため根気よく調整します。
天板を取り付けて完成!!
空気が引き締まって凛とした空間になりました。
剪定とイベントでしばらく伺えず申し訳ありませんでした
剪定が終わり次第庭工事再開します