車も入れる空中ゲートをアコヤ材とアイアンで作る!
大胆で世界に一つのパーゴラの庭の工事が完成しました.
アコヤは地上で50年腐らない高耐久天然木材です。
年数を追うごとに表面が風化して味わいの出る木材は美しいです。
ところが湿度の高い日本の雨ざらしの外部では木は数年で腐ってしまうのがネックでした。
せっかくパーゴラや板塀、デッキ等作っても数年で腐ってしまうのでは、木材を使わない方が良いという考えにたどり着いてしまいます。
そんな今までの常識を覆すアコヤは、木材の良さを発揮しつつ、外部で植物と合わせても強度が保てるというガーデナーにとって待ちわびた材料です。
「普段車を停めるわけではないけど、来客時や将来子供たちが成長したときには駐車場として使いたい」
そんな空間は是非庭にしましょう。
「駐車場」として考えると限られたことしかできませんが、植物の選定と植える位置を確保できれば、駐車スペースを兼ね備えた庭になります。
普段毎日使う駐車場の上につる植物が植えてあると、車が汚れてしまうのであまりおすすめできませんが、使用頻度の低い駐車場であれば庭として考えることが出来ます。
リビングに面していたり、南向きのスペースの場合、コンクリートを全面に打つと、照り返しで灼熱地獄になってしまいますが、上からも下からも緑に包まれるようデザインされた空間は、気温の上昇をやわらげ、植物の力で癒されます。
デザインの段階から思いが入り、連日図面や材料の拾い出しにかかりました。
こちら一帯はみなさんとても仲の良いご近所さん同士で、大げさな境界を作る必要はありませんが、リビングの正面にお隣のお風呂場の窓があるため、お互いに気を遣われる場面もあるかと思います。
そんな生活スペースの目隠しも兼ねたパーゴラと板塀・・さりげなく目隠ししつつ、奥のテラスにつながる導線の取り方次第で遠近感が生まれる方法を考えました。
3Dでぐるぐるシュミレーションして、回しながらどういう角度で取ったら奥行き感が出るかを試します。
そして日当たり、室内から見える風景、構造物との相性など踏まえ、どんな植物が育つと良いか想像して幸せな空想の世界へ・・。
二年後、三年後、十年後・・植物の生長と子供たちの成長を想像する時間が一番楽しい
工事スタート!
犬走のコンクリート打設工事。
家周りは水勾配を取って清潔に保ちます。
大工工事スタート!
日が落ちてちょっと暗い中の撮影になりました。
大工さんの職人技!
大工工事完成後、塗装工事。
塗装は下地にブラウン、上にホワイトを重ね、サンドペーパーでこすって木目を出します。
擦り仕上げは時間と根気との闘いです。
毎回腱鞘炎になりそうなこの作業、なんと、今回はご主人がご自分で擦り仕上げ!しかもプロ並み!
塗装後、オーダーメイドのアイアンのパネルをゲート部分と両サイドの目隠し部分に取り付け。
風通しとバラが咲いた時の部屋の中からの景色、誘引のしやすさ等考慮してデザイン。
リビングの掃き出し前にはみんなで座れるベンチを設置。
ここから子供たちが自由に出入りできるようになりました。
向かい側にも小さなベンチ。子供が多い地域なのでみんなで遊べるように。
お隣の窓も植物でやさしく目隠し
駐車場として車が入るときのため、わだち部分のみ御影石を据え付け。
ドアを開けて降りるときの踏み石も重要です。
耕運機で土壌改良
暑さに強いヒメイワダレソウ
芽が詰まっている生産者のもの。良い作りです。
初めてお会いしたときから、不思議な親しい感覚に包まれたHさまご家族。
どこかでお会いしたことがあるような・・・というか、もう長いことお付き合いしているような親近感(勝手に)
大切な方を通じてのご縁があったからですねご縁に感謝します!
そして何種類かバラをセレクトした中から奥さまがメインに選ばれたつるバラは「春霞」はるがすみ。
早咲きで透明感のあるひらひらと波打つ花弁がやさしい雰囲気のバラ。
一見バラには見えないかもしれないぐらい、自然な雰囲気のつるバラです。
6月の様子。
数年後にはきっと、絵のような風景が生まれますよ。
そして個人的におすすめした「アルバ・メイディランド」
やっぱり白バラは可愛い・・
毎年つるバラが花を咲かせ、夏には成長して日陰を作り、子供たちの成長とともに庭の風景が記憶に刻まれていく・・
そんな楽しいお庭になりますように
Hさま、先日はお久しぶりにお会いできて嬉しかったです
Nちゃん、ツチノコ見つかった?
なかなかお庭の記事をアップできず申し訳ありませんでした。
来月、バラの施肥に伺いますね
その時も子供たちに会えます様に・・
二人の対照的な話を聞きながら、ちょっとずつ成長していく姿が頼もしく・・
でもやっぱり変わらない個性に「そうこなくっちゃ!」という安心感を覚えるのでした。
これからも子供たちと庭の成長を見守っていきますよ
年月をかけて、お力になりたいと思います。
いつもありがとうございます!
大胆で世界に一つのパーゴラの庭の工事が完成しました.
アコヤは地上で50年腐らない高耐久天然木材です。
年数を追うごとに表面が風化して味わいの出る木材は美しいです。
ところが湿度の高い日本の雨ざらしの外部では木は数年で腐ってしまうのがネックでした。
せっかくパーゴラや板塀、デッキ等作っても数年で腐ってしまうのでは、木材を使わない方が良いという考えにたどり着いてしまいます。
そんな今までの常識を覆すアコヤは、木材の良さを発揮しつつ、外部で植物と合わせても強度が保てるというガーデナーにとって待ちわびた材料です。
「普段車を停めるわけではないけど、来客時や将来子供たちが成長したときには駐車場として使いたい」
そんな空間は是非庭にしましょう。
「駐車場」として考えると限られたことしかできませんが、植物の選定と植える位置を確保できれば、駐車スペースを兼ね備えた庭になります。
普段毎日使う駐車場の上につる植物が植えてあると、車が汚れてしまうのであまりおすすめできませんが、使用頻度の低い駐車場であれば庭として考えることが出来ます。
リビングに面していたり、南向きのスペースの場合、コンクリートを全面に打つと、照り返しで灼熱地獄になってしまいますが、上からも下からも緑に包まれるようデザインされた空間は、気温の上昇をやわらげ、植物の力で癒されます。
デザインの段階から思いが入り、連日図面や材料の拾い出しにかかりました。
こちら一帯はみなさんとても仲の良いご近所さん同士で、大げさな境界を作る必要はありませんが、リビングの正面にお隣のお風呂場の窓があるため、お互いに気を遣われる場面もあるかと思います。
そんな生活スペースの目隠しも兼ねたパーゴラと板塀・・さりげなく目隠ししつつ、奥のテラスにつながる導線の取り方次第で遠近感が生まれる方法を考えました。
3Dでぐるぐるシュミレーションして、回しながらどういう角度で取ったら奥行き感が出るかを試します。
そして日当たり、室内から見える風景、構造物との相性など踏まえ、どんな植物が育つと良いか想像して幸せな空想の世界へ・・。
二年後、三年後、十年後・・植物の生長と子供たちの成長を想像する時間が一番楽しい
工事スタート!
犬走のコンクリート打設工事。
家周りは水勾配を取って清潔に保ちます。
大工工事スタート!
日が落ちてちょっと暗い中の撮影になりました。
大工さんの職人技!
大工工事完成後、塗装工事。
塗装は下地にブラウン、上にホワイトを重ね、サンドペーパーでこすって木目を出します。
擦り仕上げは時間と根気との闘いです。
毎回腱鞘炎になりそうなこの作業、なんと、今回はご主人がご自分で擦り仕上げ!しかもプロ並み!
塗装後、オーダーメイドのアイアンのパネルをゲート部分と両サイドの目隠し部分に取り付け。
風通しとバラが咲いた時の部屋の中からの景色、誘引のしやすさ等考慮してデザイン。
リビングの掃き出し前にはみんなで座れるベンチを設置。
ここから子供たちが自由に出入りできるようになりました。
向かい側にも小さなベンチ。子供が多い地域なのでみんなで遊べるように。
お隣の窓も植物でやさしく目隠し
駐車場として車が入るときのため、わだち部分のみ御影石を据え付け。
ドアを開けて降りるときの踏み石も重要です。
耕運機で土壌改良
暑さに強いヒメイワダレソウ
芽が詰まっている生産者のもの。良い作りです。
初めてお会いしたときから、不思議な親しい感覚に包まれたHさまご家族。
どこかでお会いしたことがあるような・・・というか、もう長いことお付き合いしているような親近感(勝手に)
大切な方を通じてのご縁があったからですねご縁に感謝します!
そして何種類かバラをセレクトした中から奥さまがメインに選ばれたつるバラは「春霞」はるがすみ。
早咲きで透明感のあるひらひらと波打つ花弁がやさしい雰囲気のバラ。
一見バラには見えないかもしれないぐらい、自然な雰囲気のつるバラです。
6月の様子。
数年後にはきっと、絵のような風景が生まれますよ。
そして個人的におすすめした「アルバ・メイディランド」
やっぱり白バラは可愛い・・
毎年つるバラが花を咲かせ、夏には成長して日陰を作り、子供たちの成長とともに庭の風景が記憶に刻まれていく・・
そんな楽しいお庭になりますように
Hさま、先日はお久しぶりにお会いできて嬉しかったです
Nちゃん、ツチノコ見つかった?
なかなかお庭の記事をアップできず申し訳ありませんでした。
来月、バラの施肥に伺いますね
その時も子供たちに会えます様に・・
二人の対照的な話を聞きながら、ちょっとずつ成長していく姿が頼もしく・・
でもやっぱり変わらない個性に「そうこなくっちゃ!」という安心感を覚えるのでした。
これからも子供たちと庭の成長を見守っていきますよ
年月をかけて、お力になりたいと思います。
いつもありがとうございます!
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