ここのところ深刻な暑さに見舞われていますが、熱中症対策は万全ですか?
外で作業の方は勿論ですが、室内に居られる方もたくさんの方が搬送されていますので、
水分補給や塩分補給など、気をつけてくださいね。
私も現場作業で暑さに慣れているつもりでしたが、毎日心が折れそうになるほどの暑さです
全く・・・暑い
温暖化の影響で気温が上がってしまい、植物の生態も変わってきました。
身近な園芸品種で言えば、ベゴニア・センパフローレンス。
真っ赤な八重咲き品種
10年前には夏の定番だった丈夫な草花ですが、瀬戸内近辺では
ここ数年、気温が35度を超える日が続くことで
溶けて壊死してしまうようになりました。
ベゴニア属は茎に水分を含み、みずみずした印象の植物です。
みずみずしいのでお水が好きと勘違いされ、毎朝毎晩鉢植えの根っこに
お水をたっぷりあげる方が多いです。
水が多いと徒長してだらしなく大きく伸びますが、
涼しい場所ではそれでも育ちます。
暑い場所ではそうもいかず、
気温が30度を超えると弱り始め、35度を超えると蒸散しきれない水分が
日中植物の体の中で高温になり、根や茎を腐らせます。
ホースに溜まった水と一緒です。
茎に多く水分を含んでいるということは、乾燥した場所で生きるための進化です。
まとまった量の雨が少なく、根に水を十分にもらえないが、空気中の湿度が高い、
もしくはスコールのように短時間だけ雨が降る・・・そんな環境で生き残るための
進化を遂げてきたのです。
ベゴニア属はなるべく涼しい場所で夏越しさせましょう。
そして、鉢土をいつもびしゃびしゃに濡れた状態にしないよう、乾燥気味に管理します。
たっぷりあげたいときは、夕方気温が下がってから水やりします。
シクラメン、クリスマスローズ、ティアレラ、セントポーリア等の植物も同じような管理で夏越させます。
葉も根も全てをカラカラに乾かすのではなく、鉢土のみを乾燥気味にし、
葉の部分の湿度を保つのがコツです。
水分を持つ葉がドーム状にこんもり茂ることで葉の乾燥を防ぎ、表土の乾燥を防いでいるのです。
植え替えは無駄に体力を消耗するので涼しくなる10月頃まで待ちます。
気温が高いうちは肥料は絶対にあげないでくださいね。
胃腸が弱った状態のときにステーキをすすめられる感じになりますよ(´Д` )
ベゴニア属といえば、シュウカイドウが大好きです。
以前京都の貴船を訪れた際、川床の涼しげな光景と川縁にびっしり咲きあがった
シュウカイドウが印象的でした。
目を潤すような美しい光景は、気温、水蒸気、匂い等と共に忘れられない記憶になりました。
実際に訪れた自然の景色から得られた情報や空気感は、脳に浸透します。
木でも草花でも植物に接するときは、葉や根っこから伝わる情報から、自生地や繁殖地を想像します。
植物がそんな姿かたちになったのは、たまたまではなくて、生き残るための理由があり
進化してきたからなのです。
そんな時間を想像したり推測したりして植物に寄り添います。
交配によって作り出された植物も交配の元になった植物のDNAは受け継ぎますから、
多少丈夫になっても基本的には好きな生育環境は同じです。
露花で育てている植物も水加減に気をつけています。
当分土に水やりせずに鉢土を乾燥させ、
葉を乾燥させないようにしようとケースにいれていたりする植物もありますが、
いつまでたっても土が乾燥しない。
ケースにも水が溜まってる・・・。
親方!!!!
暑いから乾燥するのは可哀想と思われているようです。
何度言っても変わらずびしゃびしゃにしています。
全てにまんべんなくあげるので、他よりたくさん水を欲しがる野ぶどうやツルバラ群生、
私が繁殖させているスミレ類は水切れで葉がしおれている
まんべんなく水やりするのはやめてください
お家で可愛がっている植物や庭木を一つずつ観察して、
欲しがっていない植物にはやらないことに気をつけて水やりしてみてくださいね
外で作業の方は勿論ですが、室内に居られる方もたくさんの方が搬送されていますので、
水分補給や塩分補給など、気をつけてくださいね。
私も現場作業で暑さに慣れているつもりでしたが、毎日心が折れそうになるほどの暑さです
全く・・・暑い
温暖化の影響で気温が上がってしまい、植物の生態も変わってきました。
身近な園芸品種で言えば、ベゴニア・センパフローレンス。
真っ赤な八重咲き品種
10年前には夏の定番だった丈夫な草花ですが、瀬戸内近辺では
ここ数年、気温が35度を超える日が続くことで
溶けて壊死してしまうようになりました。
ベゴニア属は茎に水分を含み、みずみずした印象の植物です。
みずみずしいのでお水が好きと勘違いされ、毎朝毎晩鉢植えの根っこに
お水をたっぷりあげる方が多いです。
水が多いと徒長してだらしなく大きく伸びますが、
涼しい場所ではそれでも育ちます。
暑い場所ではそうもいかず、
気温が30度を超えると弱り始め、35度を超えると蒸散しきれない水分が
日中植物の体の中で高温になり、根や茎を腐らせます。
ホースに溜まった水と一緒です。
茎に多く水分を含んでいるということは、乾燥した場所で生きるための進化です。
まとまった量の雨が少なく、根に水を十分にもらえないが、空気中の湿度が高い、
もしくはスコールのように短時間だけ雨が降る・・・そんな環境で生き残るための
進化を遂げてきたのです。
ベゴニア属はなるべく涼しい場所で夏越しさせましょう。
そして、鉢土をいつもびしゃびしゃに濡れた状態にしないよう、乾燥気味に管理します。
たっぷりあげたいときは、夕方気温が下がってから水やりします。
シクラメン、クリスマスローズ、ティアレラ、セントポーリア等の植物も同じような管理で夏越させます。
葉も根も全てをカラカラに乾かすのではなく、鉢土のみを乾燥気味にし、
葉の部分の湿度を保つのがコツです。
水分を持つ葉がドーム状にこんもり茂ることで葉の乾燥を防ぎ、表土の乾燥を防いでいるのです。
植え替えは無駄に体力を消耗するので涼しくなる10月頃まで待ちます。
気温が高いうちは肥料は絶対にあげないでくださいね。
胃腸が弱った状態のときにステーキをすすめられる感じになりますよ(´Д` )
ベゴニア属といえば、シュウカイドウが大好きです。
以前京都の貴船を訪れた際、川床の涼しげな光景と川縁にびっしり咲きあがった
シュウカイドウが印象的でした。
目を潤すような美しい光景は、気温、水蒸気、匂い等と共に忘れられない記憶になりました。
実際に訪れた自然の景色から得られた情報や空気感は、脳に浸透します。
木でも草花でも植物に接するときは、葉や根っこから伝わる情報から、自生地や繁殖地を想像します。
植物がそんな姿かたちになったのは、たまたまではなくて、生き残るための理由があり
進化してきたからなのです。
そんな時間を想像したり推測したりして植物に寄り添います。
交配によって作り出された植物も交配の元になった植物のDNAは受け継ぎますから、
多少丈夫になっても基本的には好きな生育環境は同じです。
露花で育てている植物も水加減に気をつけています。
当分土に水やりせずに鉢土を乾燥させ、
葉を乾燥させないようにしようとケースにいれていたりする植物もありますが、
いつまでたっても土が乾燥しない。
ケースにも水が溜まってる・・・。
親方!!!!
暑いから乾燥するのは可哀想と思われているようです。
何度言っても変わらずびしゃびしゃにしています。
全てにまんべんなくあげるので、他よりたくさん水を欲しがる野ぶどうやツルバラ群生、
私が繁殖させているスミレ類は水切れで葉がしおれている
まんべんなく水やりするのはやめてください
お家で可愛がっている植物や庭木を一つずつ観察して、
欲しがっていない植物にはやらないことに気をつけて水やりしてみてくださいね