客間の前に東西に植えられていた五葉松と錦松。
どちらも大きく立派な松ですが、剪定がひどい状態でした。
苔や菌類、ダニ、マツカレハ等、病気や害虫もいっぱいもぶれています。
剪定前
写真の錦松は長年枝先の同じ場所で切り詰められているため
枝の付け根が細く枝先が太い。
おまけに逆枝ばかりで枝を作っているため、中に枝がひしめき合い、グリグリになっていました。
年数が経った姿を早く再現しようとして不自然に枝を下げると
松本来の美しさは損なわれます。
剪定後
東西両横綱といういかつい雰囲気だったので、五葉松は別の場所へ移動して錦松を中心に植栽していきます。
ぎゅうぎゅうだった逆枝と不要枝を抜いて中まで光が入るように透かします。
幹のゴツゴツとした力強さとは対照的に枝先は繊細でゆったり優雅に伸ばします。
剪定と消毒、施肥など手をかけて4、5年で元気になるよう直していく予定です。
板塀の腰石積みも継続中。
山から出たばかりの岡山産の御影石を割って加工しています。
目地合わせに時間がかかりますが、丁寧に美しいものを作るという想いでひたすら作業しています。
いつもはチマチマ作業に癇癪をおこす親方も今回は慎重です。
一個一個の石に名前をつけているぐらいなので、相当大切にされているのでしょう。
左から一郎、次郎、三郎、四郎・・・・相変わらずネーミングセンスない・・・・ヾ(・∀・;)!!
作業中現場に飛んできた飛行船。
どこに行くんだい
植木の移植のタイムリミットが迫っているので焦ります。
来週が正念場です。
Oさま、いつもお気遣い頂きありがとうございます!
お優しい心遣いに感謝します
来週も引き続きよろしくお願い致します