少し前のお話ですが、今年2月、神戸市内の県立美術館に行きました。
ジブリ映画で背景を描かれている男鹿和雄さんの個展が開催されていたのです。
男鹿さんの絵は「絵」というよりも「語り」というか、一枚の絵から伝わってくるメッセージの多さに感動しました。
視点があたたかくて、動物も植物も人間も生きてるんだな...と思い出させていただきました。
そして、陰をもってはじめて陽が語れるように、戦争の残酷さや恐ろしさ、
虚しさを受け入れた強さがやさしさとなって、絵から語りかけているんだと感じました。
そして、驚くのは来場者の年齢層が広いことです。子供から年配の方まで老若男女、
様々な人々をとりこにしてしまう、どこか懐かしい、何年経っても色褪せない
物事の本質が描かれていました。
男鹿さんの絵のような図面が描けたらいいな...。
夢がある。
私がここ沼隈の里山にきて驚いたのは、ジブリがいっぱい溢れたような
美しい景色が、当たり前にそこにあることでした。
苔むしたタバコの乾燥小屋、
焼き杉板の分校、
レンガを積んだ炭焼き小屋、
棚田の石積み、
透き通った小川のせせらぎ...。
私にとって、どれも歓声をあげたくなるほどの懐かしい美しさでした。
ここは、ジブリがいっぱいです。
若い頃、DCブランド全盛期、私は華やかなアパレルの世界にいました。
センスや知識が先走り、表と裏なら表を重視する生活をしていました。
手作りのもの、垢抜けないものへの嫌悪感があり、自然と繋がろうなんて考えたこともなかった...。
全ては陰と陽だと感じています。
今は、そんな時代があったことに感謝しています。
今日、雨の中に佇む分校を前にして、美しさにみとれてました。
オレンジ色に紅葉した柿の葉。
大きく曲がりくねった幹の足元には野菊が雨に打たれてる...。
既製品や造形物だけでは感動することは出来ない。
本物になりたいです。
贋物はもういらない。
そんな想いでここにきたのです。
沼隈は神様に護られた本物の里山です。
事務所が完成したら、是非一度この空気を満喫しにいらしてくださいね。
お師匠...事務所はいつ完成するのでしょう...?
ジブリ映画で背景を描かれている男鹿和雄さんの個展が開催されていたのです。
男鹿さんの絵は「絵」というよりも「語り」というか、一枚の絵から伝わってくるメッセージの多さに感動しました。
視点があたたかくて、動物も植物も人間も生きてるんだな...と思い出させていただきました。
そして、陰をもってはじめて陽が語れるように、戦争の残酷さや恐ろしさ、
虚しさを受け入れた強さがやさしさとなって、絵から語りかけているんだと感じました。
そして、驚くのは来場者の年齢層が広いことです。子供から年配の方まで老若男女、
様々な人々をとりこにしてしまう、どこか懐かしい、何年経っても色褪せない
物事の本質が描かれていました。
男鹿さんの絵のような図面が描けたらいいな...。
夢がある。
私がここ沼隈の里山にきて驚いたのは、ジブリがいっぱい溢れたような
美しい景色が、当たり前にそこにあることでした。
苔むしたタバコの乾燥小屋、
焼き杉板の分校、
レンガを積んだ炭焼き小屋、
棚田の石積み、
透き通った小川のせせらぎ...。
私にとって、どれも歓声をあげたくなるほどの懐かしい美しさでした。
ここは、ジブリがいっぱいです。
若い頃、DCブランド全盛期、私は華やかなアパレルの世界にいました。
センスや知識が先走り、表と裏なら表を重視する生活をしていました。
手作りのもの、垢抜けないものへの嫌悪感があり、自然と繋がろうなんて考えたこともなかった...。
全ては陰と陽だと感じています。
今は、そんな時代があったことに感謝しています。
今日、雨の中に佇む分校を前にして、美しさにみとれてました。
オレンジ色に紅葉した柿の葉。
大きく曲がりくねった幹の足元には野菊が雨に打たれてる...。
既製品や造形物だけでは感動することは出来ない。
本物になりたいです。
贋物はもういらない。
そんな想いでここにきたのです。
沼隈は神様に護られた本物の里山です。
事務所が完成したら、是非一度この空気を満喫しにいらしてくださいね。
お師匠...事務所はいつ完成するのでしょう...?