やさしいバラの庭
いよいよ本日6月1日(日)はオープンガーデン最終日となります♪
まだ行かれていない方は是非この機会に訪ねてみてくださいね。
年数をかけて成長していくツルバラたちがたくさん・・バラの季節が毎年楽しみになるお庭です。
素敵なロザリアンの施主さまと直接お話できるのもオープンガーデンならではです。
拝観料は500円で、手作りのローズスイーツやプチドリンク、ガーデンマップ等ご用意されています。
バラ好きな方、お庭好きな方、バラの写真を撮りたい方はもちろん、
団地の中の限られた敷地で庭生活を楽しむ方法など参考になることがたくさんあるお庭です。
(注)2014年オープンガーデン終了に伴い、住所、地図等の個人情報を削除させて頂きました。
たくさんの方に足をお運び頂き、ありがとうございました!
来年を楽しみにしたいと思います。
北側外観
Before
↓
After
パーゴラの柱とハシゴ部分はアコヤ、腰板張りはサーモウッドを使用。
外部で経年耐える最高の木材です。
特にアコヤは数々の実績を持っています。
地上では50年、水中での耐久性は25年を超えるといわれ、湿度の高い日本には最適の材です。
塗料のブルーはピカルディ地方に伝わるピカールブルーをイメージ。
本来は植物の汁から抽出される天然の塗料です。
日本でいえばアイタデから藍染が生まれる感じですね。
柿渋や藍染と同じで、防虫・防腐効果があります。
バラが成長してくると、とても映える色です。
経年で塗装が剥げたりしてきたら味が出てきますね。
フランソワ・ジュランビルが覗いてる
アンティークレンガのテラスと小道
南側中庭
Before
↓
After
9ヶ月前のピエールドロンサール
↓
よみがえったピエール
私がバラの庭で最も大切だと思うことは
「バラ以外の植木や下草をどれだけ大切に育てているか」です。
バラに夢中になると、バラにしか目が行かなくなりがちですが、庭の中にバラしかないなんて不自然極まりないです。
バラ花壇を否定するわけではありませんが、個人的にバラだけの世界は造花みたいで落ち着かない。
主演女優ばっかりの映画なんてつまんないです。
樹木を美しく剪定し、日本の植生にあった植物をバラと混植させてこそ風景になるのです。
逆に言えば樹木をめちゃくちゃに剪定して、イングリッシュガーデン風に宿根草を根限り植えたのに収拾がつかず、
足の踏み場もないぐらいに足元を散らかしている人がいたとします。
それなのにバラだけをどう?綺麗に咲いたでしょ?というぐらいに咲かせていたら違和感を覚えます。
雰囲気や雑誌に載っているからとか、なんとなく綺麗なのではなくて、理由があって綺麗なのです。
ここはイギリスでもフランスでもなく、日本です。
日本の風景にしっとりと溶け込む空間は素敵ですよ
庭でホッとする時間をできるだけたくさん作りましょう。
そのためには、日本にもともとあるものや、馴染深い下草を取り入れてみてください。
珍しい植物のオンパレードや図鑑の庭はやめましょう。
バラだけが美しく咲くために他の何かが犠牲になり、悲しい思いをして生きているのも辛いですね。
縁があってお庭に連れてこられた植物たち、一株ずつに愛情を注いでください。
こちらのお庭の施主様は全ての植物に愛情を注いで育てておられます。
東側玄関前
Before
↓
After
Before
↓
After
たった9ヶ月でバラたちがこんなに美しく咲いたのは、施主さまの熱意と愛情です。
真夏の煮えたぎるような気温の中、たった一人で庭全ての土をふるいにかけ、根っこやガラを取り除かれました。
休日はもちろん、お仕事の日は朝4時から土の改良をし、その後出勤されるというハードな日々を送ってこられました。
引き取ったガラの総重量は4トンを超えました。
工事が終了した日には、「明日からもう来られないなんてさみしい、三人でずっと頑張ってきたのに」
と言ってくださった施主様・・・。わたしも思わずうるっとしました
その後も綺麗になった土を腐葉土や肥料などで改良し、真冬の休眠期、雪が舞う中苗を一本ずつ植えられました。
咲く期間は一瞬ですが、このやさしさ、愛らしさを見るために施主様のどんな頑張りがあったのかに
思いを巡らせ、可愛いバラたちを見に来てあげてくださいね
「やさしいバラの庭」来年、再来年もお楽しみに!
オープンガーデンが終了しましたら、追加工事に入ります
「やさしいバラの庭」ほか記事はコチラ
いよいよ本日6月1日(日)はオープンガーデン最終日となります♪
まだ行かれていない方は是非この機会に訪ねてみてくださいね。
年数をかけて成長していくツルバラたちがたくさん・・バラの季節が毎年楽しみになるお庭です。
素敵なロザリアンの施主さまと直接お話できるのもオープンガーデンならではです。
拝観料は500円で、手作りのローズスイーツやプチドリンク、ガーデンマップ等ご用意されています。
バラ好きな方、お庭好きな方、バラの写真を撮りたい方はもちろん、
団地の中の限られた敷地で庭生活を楽しむ方法など参考になることがたくさんあるお庭です。
(注)2014年オープンガーデン終了に伴い、住所、地図等の個人情報を削除させて頂きました。
たくさんの方に足をお運び頂き、ありがとうございました!
来年を楽しみにしたいと思います。
北側外観
Before
↓
After
パーゴラの柱とハシゴ部分はアコヤ、腰板張りはサーモウッドを使用。
外部で経年耐える最高の木材です。
特にアコヤは数々の実績を持っています。
地上では50年、水中での耐久性は25年を超えるといわれ、湿度の高い日本には最適の材です。
塗料のブルーはピカルディ地方に伝わるピカールブルーをイメージ。
本来は植物の汁から抽出される天然の塗料です。
日本でいえばアイタデから藍染が生まれる感じですね。
柿渋や藍染と同じで、防虫・防腐効果があります。
バラが成長してくると、とても映える色です。
経年で塗装が剥げたりしてきたら味が出てきますね。
フランソワ・ジュランビルが覗いてる
アンティークレンガのテラスと小道
南側中庭
Before
↓
After
9ヶ月前のピエールドロンサール
↓
よみがえったピエール
私がバラの庭で最も大切だと思うことは
「バラ以外の植木や下草をどれだけ大切に育てているか」です。
バラに夢中になると、バラにしか目が行かなくなりがちですが、庭の中にバラしかないなんて不自然極まりないです。
バラ花壇を否定するわけではありませんが、個人的にバラだけの世界は造花みたいで落ち着かない。
主演女優ばっかりの映画なんてつまんないです。
樹木を美しく剪定し、日本の植生にあった植物をバラと混植させてこそ風景になるのです。
逆に言えば樹木をめちゃくちゃに剪定して、イングリッシュガーデン風に宿根草を根限り植えたのに収拾がつかず、
足の踏み場もないぐらいに足元を散らかしている人がいたとします。
それなのにバラだけをどう?綺麗に咲いたでしょ?というぐらいに咲かせていたら違和感を覚えます。
雰囲気や雑誌に載っているからとか、なんとなく綺麗なのではなくて、理由があって綺麗なのです。
ここはイギリスでもフランスでもなく、日本です。
日本の風景にしっとりと溶け込む空間は素敵ですよ
庭でホッとする時間をできるだけたくさん作りましょう。
そのためには、日本にもともとあるものや、馴染深い下草を取り入れてみてください。
珍しい植物のオンパレードや図鑑の庭はやめましょう。
バラだけが美しく咲くために他の何かが犠牲になり、悲しい思いをして生きているのも辛いですね。
縁があってお庭に連れてこられた植物たち、一株ずつに愛情を注いでください。
こちらのお庭の施主様は全ての植物に愛情を注いで育てておられます。
東側玄関前
Before
↓
After
Before
↓
After
たった9ヶ月でバラたちがこんなに美しく咲いたのは、施主さまの熱意と愛情です。
真夏の煮えたぎるような気温の中、たった一人で庭全ての土をふるいにかけ、根っこやガラを取り除かれました。
休日はもちろん、お仕事の日は朝4時から土の改良をし、その後出勤されるというハードな日々を送ってこられました。
引き取ったガラの総重量は4トンを超えました。
工事が終了した日には、「明日からもう来られないなんてさみしい、三人でずっと頑張ってきたのに」
と言ってくださった施主様・・・。わたしも思わずうるっとしました
その後も綺麗になった土を腐葉土や肥料などで改良し、真冬の休眠期、雪が舞う中苗を一本ずつ植えられました。
咲く期間は一瞬ですが、このやさしさ、愛らしさを見るために施主様のどんな頑張りがあったのかに
思いを巡らせ、可愛いバラたちを見に来てあげてくださいね
「やさしいバラの庭」来年、再来年もお楽しみに!
オープンガーデンが終了しましたら、追加工事に入ります
「やさしいバラの庭」ほか記事はコチラ
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