露花便り

福山市の庭師のブログです。庭師の仕事や日々の生活の中からやさしさに包まれる出来事や気付きを綴っていきます。

命のリレー

2016-11-24 21:29:36 | 日記
今日はお世話になった方のお通夜でした。

明るくて、パワーと男気に満ち溢れていて、

気持ち良いほど毒舌で一緒にいると楽しくて、思いやりのあるやさしい方でした。

昔、現場で親方と大喧嘩になり、ユンボを動かして危険な状態のときも真っ先に間に割って入ってくれました。

心無い噂や嫌がらせを受けて、誹謗中傷されていた時も

「あっちでこうようたで~とこっちに来ていうやつが一番いけん」とさらりと言ったり。

親方が若いころ、現場でミスをしてユンボでカーポートの柱に傷を入れてしまった時も
全く責めず、アイスを買ってきてくれて、修理代も半分見てくれた。

私の拙い庭のスケッチを褒めてくれて、事務所に飾ってくれたり・・。


箒で掃いたり、カイズカを見上げたりして言った言葉でさえも思い出が笑いとなって涙になって頭の中を廻る。


先日コンビニの店員の女の子がすごい剣幕でお客に怒鳴られてて、

周りの人もオロオロしてたけど、マックンがいたらきっと「どーしょーるん?」と言いながら自然に間に入ったに違いない。


この間も親方に「夏目さん、家を建てるならどこに頼む?」と言われて、

「沼隈に建てるなら、信用できるマックンに頼む」と答えたばかりだったのに。



突然すぎて言葉もみつかりませんが、とにかく残念で仕方ないです。


頂いた言葉の重みを噛みしめながら、一人でも多くの方にお伝えしたいと思い書いています。




マックンに頂いた格言のような言葉が心の奥でずっと私を支えてくれていました。

この言葉の数々を引き継いで、次の世代に伝えていきたいと思います。


いつか私もそちらに行ったら一緒にお酒を呑みたいです。

その時は笑い転げるほどの毒舌を期待しています。



ありがとうございました。















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