北小路功光著「修学院と桂離宮」及び「花の行く方」によると
後水尾天皇に嫁いだ東福門院が最初に経験した宮廷行事が七夕だったそうだ。
お常御殿で七枚の梶の葉に、天皇と女御が七首の和歌を贈答しあったとある。
最初に御製
「七夕のたえぬちぎりをあまの河逢ふと嬉しき風や立つらん」
女御返歌
「いつしかに我もたのまん秋毎の七夕つめの中のちぎりを」
御製
「幾年をいざやながめん星合ひの空に行きかふあまのはつ秋」
女御
「東(あずま)にもけふや吹くらん星合ひの空もすずしき秋のはつ風」
御製
「かはらずも天の河原に年をふる七夕つめのちぎりからなん」
女御
「いひ初めしその古のいかなればたえぬ契りの秋を待つらん」
結びの御製
「けふよりぞ我もたのまん七夕のあふをたえせぬ秋の契りを」
後水尾天皇25歳、女御14歳の若さなのにさすがですね♪
女御は入内後一月も経たない時のことらしい。
旧暦の七夕なので、少し秋風がたっていたのでしょうか?
後水尾天皇に嫁いだ東福門院が最初に経験した宮廷行事が七夕だったそうだ。
お常御殿で七枚の梶の葉に、天皇と女御が七首の和歌を贈答しあったとある。
最初に御製
「七夕のたえぬちぎりをあまの河逢ふと嬉しき風や立つらん」
女御返歌
「いつしかに我もたのまん秋毎の七夕つめの中のちぎりを」
御製
「幾年をいざやながめん星合ひの空に行きかふあまのはつ秋」
女御
「東(あずま)にもけふや吹くらん星合ひの空もすずしき秋のはつ風」
御製
「かはらずも天の河原に年をふる七夕つめのちぎりからなん」
女御
「いひ初めしその古のいかなればたえぬ契りの秋を待つらん」
結びの御製
「けふよりぞ我もたのまん七夕のあふをたえせぬ秋の契りを」
後水尾天皇25歳、女御14歳の若さなのにさすがですね♪
女御は入内後一月も経たない時のことらしい。
旧暦の七夕なので、少し秋風がたっていたのでしょうか?