腹の立つ事ぼやきブログ

今の政治は腹の立つ事ばかり。せめてブログでぼやかせて。

福島第一原発事故の賠償金は、東京電力の施設の転売によって作るべきだ。

2011年05月03日 18時47分54秒 | 政治
どうにも気になる事があります。
それは、東京電力の損害賠償についての発言です。

国会での清水社長の発言に、賠償については政府のご支援のもとに行うという。
水素爆発はベントが遅れた人災であるにもかかわらず、想定外の震災だと言い張る東電職員。
冗談じゃない。政府の援助と言うことは、我々の税金からだということなのだ。

世間では、アンケートに、震災復興税もやむを得ないという人が5割を超えるという。
又、ある人たちは、国民が平等に負担していくとか好ましいとか言っている。

可笑しくないですか、福島第一原発に限っては、間違いなく人災なのです。
国民は、福島第一原発の爆発事故は「人災」であることを忘れてはいけないと思う。

冷却用の電源が不能になったら、「何時間でどうなる」という事は、
原発を運営している東京電力や、保安委員会・保安院の連中は百も承知のはず。
又、理工系出身のバカ菅首相も、当然判っていたはずのことだ。

それを水蒸気爆発が起きてしまうまで、
爆発をしない工作(ベント)をしなかった、東京電力の判断力の甘さが招いた事故なのだ。

だから当然賠償は東京電力がすべてを行うべきである。
東京電力がこれからも存続していくことを前提とした、電力料金の値上げや
税金からの賠償金の捻出方法は許されない。

又、国家の最高責任者が「ベントを行え」と東京電力へ首相権限で命令を出しておれば、
今回の爆発事故は起こらなかったはずだ。

世界に原子力発電所という施設の信頼を一気に無くしてしまった責任は元より、
避難しなければならなくなった福島県民への責任は、どのように果たしていくのだろうか。

政官財の原発族と言われる連中もそうだが、一番の責任者は、
必死で総理大臣の椅子にしがみ続けるバカ菅首相だ。

事故発生から2ケ月になろうとしている今になっても、事故の検証さえ行われていない。
考え方ですがこの事故は、東京電力や、国家最高責任者の刑事罰に当たると考えても不思議ではない。

バカ菅首相さん、貴方はその責任を感じているのですか。