週末、しばらく連絡を経っていた次男が帰ってきた。
長男の引っ越しの手伝いをするために。
長男が力のある次男に冷蔵庫やら運ぶのをお願いした。
最初は直接長男宅に行くとのことだったが急に実家戻ってくると言い出した。
おかげで家は急に賑やかになった。
私は何だか嬉しくて、週末はお酒を飲みすぎた。
もともと当たり前のように生活してた家族、煩わしいと思うことだって時にはあった。だけど久しぶりに揃って何だかやっぱり嬉しかった。
仕事を辞めて以来、車に関するバイトを見つけて始めた次男、心配していたけど何とかやってるようだ。
色々な車を配車する仕事は運転好きの次男には合ってるようだ。
仕事が暇だと大好きな車の洗車をすると話してた。正社員にとの話ももう出ているみたい。
仕事はまあまあ楽しいけど、まだ職場の人間関係がよくわからないと話していた。それでもようやくやりたい仕事は見つかったようだ。
何にしても運転系の仕事は人手不足、トラックで配達の仕事もしてきたし、誠実な働きぶりの次男ならどこでもやっていけそうだ。
人間関係だけがなかなかねえ、まあ、売り手市場なのだから自分がいいと思った環境の職場を見つければいいよ、なんて話をした。
次男もどうやら方向性が定まってきたようで少し安心できた。
それでもバイト生活だからお金もないし、少し痩せたかなと。
まあ、そんな経験も人生の中でも多少は必要なのかもしれない。
次男の住んでいる家は、とても寒いところ。
寒くて、お金なくて、厳しい仕事をしているのだから、母としてはせめて家にいる時は甘やかしてやろうと美味しいものを用意してやる。
昨日の夜、翌日がバイトだからと夜遅くに帰っていった。
いつもなら隣のスーパーで買い出し行ってやるのだけど、何かと物価も上がり、地元の方が安いだろう、と少しお金を持たせた。
そんなに高い金額じゃないけど「それだけあれば三週間は生活できるよ」と喜んでくれた。
甘やかしかもしれないけど厳しい社会に甘やかしてくれる母親って必要だと思うの。
次男、よく食べて暖かくして、また明日から頑張れよ。
長男の引っ越し荷物のうち、冷蔵庫はダンナの許可を得てダンナの実家に置いてもらうことになったらしい。ダンナの実家によると姑は相変わらずで、次男にもここに住めばいいと言ってきたそうだ。次男はもしかしたら生活があんまりにもしんどくなったら行くかもしれないなぁ(笑)まあ、孫なんだかそれもいいと私は思う。めんどくさい家族だから行かないだろうけどね。
ダンナはやっと姑の許可をもらったらしく、実家に引っ越ししてもともと住んでいた部屋に収まったらしい。
またこれで終わりとは思わない。