のんべがぶえ土佐便り

人生の三本柱はズバリ!家族・音楽・ビール。
土佐の高知より、愛をこめて。

第65回高知県合唱祭

2024年06月17日 | 伸枝の日常


一昨日、高知県の合唱祭に参加しました。
舞台裏ではたくさんのスタッフが粛々と進行にあたっておられました。

さて私は講師として、演奏を聴きながら各団体への講評をまとめていく役割だったのですが、
張り切って書かせていただいた割には、今思うと「講評」ではなく「感想」になってしまったようで反省。
頭を冷やし、全体的な講評(説明・理由を加えながら批評すること!)を私自身のためにまとめてみます。

演奏するにあたって、歌詞の内容や音楽の流れに十分なイメージを持っていなければ、空気は歌声を意味あるものとして運んではくれません。さてイメージを持てたとして、それを実際に音にするためにいざ練習!これには色々な方法があり、様々な工夫が当日の演奏からも感じられました。言葉の発音の仕方、ブレスの取り方、体の動きを取り入れる等。では声そのものの使い方は?こちらには、まだ可能性が残されてるようでした。

いい声を目指さない合唱団はないと思います。しかし、音程やタイミングを揃えることで表現欲を満足させてしまったり、そもそも目指すいい声を見失っていることに気づかないでいるうち、声の維持管理はできていても展開や成長には至っていない、そんなことが起こりえます。
別の言い方もできます。表現したいものがある範囲を越えていなければ、声の可能性も見えてこない。ふとした気づきや何らかの疑問への答えとして、声や体の使い方に違ったアプローチを加えてみる、そうすれば(よく言われることですが💦)表現と技術の相乗効果~~~

幸い合唱は一人で行うものではありません。一つのフレーズを複数で支える方法、様々な声を生かしながら一人では出せない響きを作っていく方法でも、新しい表現ができます。
その合唱団にあった声磨き・音楽磨きを期待しながら、私自身も・・・

動画サイトで、
ドイツの音楽学校のレッスンを見てはふむふむ、
オペラ歌手の発声メソッドを見てはふむふむ、
誰でもできる!系を見ては「だらだら前置きばっかり!挙句の果てに結論はそれですか?」と腹を立てたり(笑)

エントランスの花も、私の応援団♪






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