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暑かったけれど

2017-08-07 13:04:15 | 日記
突然ですが、あなたにとってハチロクってどんな日ですか?

昨日は八月六日
私にとっては特別な日。

仕事を辞めたら平和記念式典に絶対に参列する
そう思ってきました。

これまでは、仕事の都合で
どうしても参加できにくい状況だったから。

え?もしかしたら私が被爆二世か三世かって?
そうではありませんが
子どものころからハチロクの日は
平和記念式典を見たり平和について学習したりしてきたので
自然と大切な特別な日であると思うようになったというのが
本当のところです。

はっきり言って、
毎日毎日平和について考えている人って少ないですよね?
頭のどこかにあっても、
仕事や自分の生活について一生懸命で
戦争とか平和とかあまり考えなくなっている。

今、あまり危機感を持てないような状況だから
安心しきっていると言えばいいのかな。

一年に一度くらい、戦争や平和についてしっかり考えてもいいのでは?

だから私はそれをハチロクと決め
平和記念式典に参列することにしました。

前日の五日から私は準備をしました。

何故か?
それは平和公園まで走って行き
式典に参列してからまた走って帰るという計画であったためです。

72年前のあの日、被災した人で歩いて逃げることができた人は
東に西に北に・・・とひどいやけどを負いながら
何十キロも歩いて逃げたという事実があり
少しでもその時の被災した人たちの思いを感じることができたら・・・と思いました。

ただでさえ暑い時期、しかもやけどを負っているのに
歩いて逃げる・・・ということがどれだけ大変なことだったか。

水を求めている人に水を与えたら亡くなったというから
生き延びた人は水も飲まずに歩いたのか?

そこは定かではないけれど
喉も乾いただろうにひたすら歩くしかなかった大変さを思うと
胸が苦しいような気持ちになる。
今元気な自分もその大変さを味わってみてもいいのではないか?

こんな気持ちで、自分勝手な行動をとるのだから
それで人様に迷惑をかけることはできない。
この高温が続いている時期に
この行動は、無謀すぎると言われるかもしれない。

倒れないようにある程度の準備をしておかなくては・・・。

そう考えていくつかの準備をして出かけました。

平和記念式典には、たくさんの人が参列していました。
若い人たちもたくさん参列していました。
冷凍おしぼりや水などを配ってくれていたのは若い人たちでした。

暑いのに、ボランティアでやっているんだろうなと思うと
感謝せずにはおれませんでした。

式典内容については、新聞やテレビなどで報道されているから
もう私は書きません。

式典終了後、私はある像のところに花を手向けて
また走って帰りました。

72年前、暑かったでしょう、今日も暑いですよ。
72年前、大変だったでしょう、今日も37度だそうで大変です。
なんて心の中で呟きながら・・・
無事に帰ることが出来ました。

なんだ、自己満足しているだけじゃないか、
そう思われるでしょうね。

でもこれが今の私にできる戦争や平和について考える行動の一つなんです。
コメント
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