都道府県対抗男子駅伝大会 近づく

21日の日曜日には、広島で都道府県対抗男子駅伝が行われる。

毎年この時期に行われている大きな大会だ。

大会が近づくと、交通規制予告の看板があちこちにたてられる。
選手たちが走る大きな通りにはもちろんのこと
そこにつながる通りにも交通規制の案内表示が出る。

それを見ると、
「今年もまた駅伝が近づいてきたな。」と思う。

私のうちから選手が走る大きな通りまで近いので
何度か選手たちの走る様子を見に行って応援したことがある。

選手たちはものすごいスピードで目の前を駆け抜けていくので
姿を見るのはほんの、短い時間でしかない。

宮島口のロータリーのところからもう少し行ったところから折り返して
また戻って来るのをじっと待っていたこともある。

その後、姿が見えなくなったらうちに戻って今度はテレビで観戦する。

最終ランナーは、平和公園をぐるりと一周する感じ。
川が多い広島の街だから、橋もたくさんある。
橋はアップダウンもあるのでそこでランナーが抜いたり抜かれたりすることもある。

その様子を見るとハラハラドキドキする。

話は突然変わるが、
今日私はいつものように、西方面に向かって走り
一定の距離を走って折り返してから帰っていた。

するとちょうど信号のところで一台のトラックが止まった。
と、ドアが開き人がおりてきたではないか。
何するの？こんなちょうど信号の横断歩道のところで？

そう思いながら見ていたら
降りてきた人は、コーンをいくつも重ねたのをアスファルトの上に置いたのだ。

「そうか・・・。」
すぐにどうしてコーンをおろしたのか分かった。

「そうだね、日曜日には男子駅伝があるからその準備をしているんだね。
　早くからしないと間に合わないので、木曜日の今日から始めているのだな。
　本当にお疲れ様。」
心の中でそうつぶやく。

沿道にはたくさんの観客が押し寄せる。
観客が道路に飛び出て危なくないようにという配慮ももちろんあるだろう。
選手たちが走りやすい環境を作るという意味合いもあるだろう。
コーンやロープが使われるのは・・・。

いろんな人たちの協力や応援などがあってこそ成功する大会。

今年の男子駅伝もきっと大成功のうちに終わるのだろうな。
そんなことを思った私だ。

幸いこの日曜日は良い天気にも恵まれるようだ。
沿道でしっかり応援したいと思う。
今年の広島の選手たちに大いに期待したい。