私はテレビを見るよりも、読書するほうが好きだ。
本屋で話題になっている本があった時、
友人からこの本は面白いと聞いた時、
本の紹介を読んで興味を持った本があった時など
図書館に行って探して借りたり、図書館のホームページで検索して借りたりすることが大好き。
この本は、たまたま図書館で見つけて借りることにした本だ。
ずいぶん前から自分の人生の終わりはどうなるのだろうか?
家族にどんなことをはなしておけばいいのだろうか?
病気になった時にはどうしてほしいかとか
持ち物処分に家族が困らないように処分して
持ち物を増やさないようにしておかないといけないのではないか
などなど割と気にしながら生きてきたつもりだ。
ところが、この本を読んでみたら、
自分が殆どと言っていいほど何の準備もできていないことが分かった。
平均寿命までまだまだ年数がある・・・といった甘い考えがどこかにある。
また自分が元気で当分の間生きるであろうという思いもある。
自分の持ち物処分・病気になった時の延命治療のこと・死んだときの葬儀のこと・お墓の問題
もっと真剣に考えて自分の考えをはっきりと家族に伝えられるようにしておかないといけない。
今そう考えている。
この本の中で一番心に残った文章は
『歳をとればとるほど、「かたづけ」に必要な体力と気力が低下していく。』
という文であった。
今は元気だからいつでもできる…と思っているけれどいつ何が起こるか分からない。
そんなおそれもあるのだから、やはり少しずつでも片付けを進めていきたいものだと考えている。
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