人生初の日傘

あなたは帽子派？日傘派？

これまでの私はずっと帽子派だった。

子どもの頃はもちろん、大学生の頃も帽子派。

自転車で走り回っていた大学時代には

まだ自転車に傘を取り付けることが出来るようなものはなかったから

どうしても帽子が必需品だった。

仕事をするようになっても、外に出て活動することが多く

傘をさす余裕もなくどうしても帽子が必要だった。

 

だからこれまでの人生で、私は一度も日傘というものを買ったことがなかったのだが

ついに人生で初めて日傘を買ったのだ。

なぜなら、あまりの暑さに耐えかねて・・・。

 

今日、暑い中本屋に歩いていく時

私は完全防備をして出かけた。

腕が焼けないように手の甲まであるアームカバーをして

頭には帽子、それから買って間もない日傘をさして。

 

これまで友人が夏には日傘をさして歩いているのを見ても

別段欲しいとも思っていなかったのだが

今年はジリジリと焼けつくような太陽の強い光に恐れをなした。

だから初めて日傘というものを購入する気になったのだ。

 

私の日傘は機能にこだわったもので、デザイン性に優れているとは思えない。

外側はシルバー、中は黒。

コンパクトで軽量というのが気に入った。

これなら旅行に出かけるときにもリュックに入れるのに困らない。

それがいちばん気に行ったところだった。

（もちろん、デザイン性のあるものに比べて値段が安かったことも選んだ理由の一つではあったが。）

 

話はちょっと飛んでしまったが、日傘をさしてみてどうだったか触れておきたい。

私が思っていた以上に、日傘は効果があると思った。

傘の下は、直接日が当たる時よりもうんと涼しく感じるのだ。

これが、この日傘は遮光率95％とうたっている理由なんだなと理解できた。

 

これまでは、日常的に外を走ることも多くて日傘に心惹かれることもなかったのに

やはり記録的な暑さのためにとうとう私も日傘派になったというわけだ。

最近は男性も日傘をさす人が出てきているというが

この辺りではまだあまりそんな様子は見られない。

男性たち、日傘はこの暑さを遮る優れものですよとお勧めしたい。