ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

ボヘミアン・ラプソディ殺人事件1

2018-12-28 12:47:00 | 日記
甲斐さん今年最後の「バイキング」も気にはなっているんですが(苦笑)
クドカンさん演出の「ロミオとジュリエット」を観てから
観劇熱に取り憑かれた奥さん(笑)

「ぴあ」や「ローチケ」を漁って「ヘンリー五世」のチケットをゲット♪
甲斐さんのライブ以外では「持っている」のか?(笑)
かぶり付きで、吉田鋼太郎さんと松坂桃李さんを拝める席らしい(笑)

でも、大阪公演は来年3月…「まだまだ先過ぎる~!」ということで
「SONGS」や「クロ現+」の録画はもちろん
YouTubeで、映画「ボヘミアン・ラプソディ」関連の動画や
【ボヘミアン・ラプソディ】のPV

「ライブ・エイド」や、1975年の来日公演などの映像を
例によって(笑)激しくリピートしていたかと思ったら
上映期間終了間際、立て続けに映画館へ足を運び
…って、結局、何回観たんだ?(笑)

通勤のお供の音楽は、甲斐バンドからクイーンに代わり…
というくらい「ボヘミアン・ラプソディ」ざんまいだったトコに
「ボヘミアン・ラプソディ殺人事件」なる番組を観てしまい(笑)
どうやら我が家の平成最後の年末は「クイーン」「クイーン」で暮れそうです(笑)

…で、この「ボヘミアン・ラプソディ殺人事件」は
NHKハイビジョンSP「世紀を刻んだ歌」の第2回に
「日英同盟から100周年」ということで取り上げられたもので
2002年3月27日に放送されたらしく

西田尚美さんとキリ・パラモアさんを「捜査官」役として
「♪ママ 人を殺してしまった♪」という歌詞が登場する
【ボヘミアン・ラプソディ】の謎に迫る…といった内容

2001年11月24日…フレディの没後10年の命日…に
生前のフレディの自宅前に集まったファンへのインタビューに始まり
20年間、不動だったクイーンのメンバー紹介へ…

映画の中で、フレディが「もし、俺がいなかったら、お前は…」と
大学卒業後のメンバー達それぞれの将来をまくし立てるシーンがあったけど
クイーンのメンバーは全員、かなりのインテリで

ブライアン・メイは、インペリアル大学理学部大学院で、赤外線天文学を研究
中学教師をやりながら音楽活動をしていたし
ジョン・ディーコンは、ロンドン大学電子工学部を首席で卒業、名誉学位を取得しているし

ロジャー・テイラーは、ロンドン医科大学で歯学を専攻後
インペリアル大学で生物学を学んだみたいだし
フレディは、イーリング美術大学でデザインやイラストを習得し
メイクや衣装など、クイーンのビジュアルコンセプトに活かしたらしい

そのイーリング美大でのロケに登場したのが
当時、フレディと同級生だったというティム・スタッフェル!?
ブライアン、ロジャーと一緒に「スマイル」として活動していたものの
ティムが他のバンドに移って、フレディが加入する件は
映画の冒頭で描かれてましたが

甲斐さんが「基本的には、導入部はもう、ホントよく出来てる
これ『X‐MEN』のブライアン・シンガーが監督なんですけど
まあ、あの人、ものすごい編集も上手いし
こう…ホントに良いテンポで行く人なんで、もうサクサクと…

生い立ちとか、そういうのはもうパーッと行って、導入部…
そいでもう、すぐクイーンのメンバーと知り合うという…」
…と話されていた映画のストーリーとは少し違い

ティムによれば「フレディは、時々スマイルで歌っていた」らしく(笑)
ティムの脱退後にフレディが加入したのは、自然な成り行きだったみたいです

ティムが、イーリング美大のトイレを指し示し
「ここで、ハーモニーの練習をしていた」など当時のエピソードを紹介した後に
「僕が辞めて良かった。そうじゃないと、クイーンの歴史はなかったのですから」
…と語ったことに、思わずゾクゾクっとしてしまいました

ともあれ…「クイーン」が誕生した1971年頃
ギタリストのジョン・ライドロウ氏によれば…
「当時のバンドは、音楽が良いと見た目は粗末
カッコいいバンドは演奏がダメ」だったらしく

「両方の良さが揃っていた」クイーンは最強…かと思いきや
当時の二大流行…プログレとグラムロック…の特徴を併せ持っていたことで
「オリジナリティの欠如」やら
「悪魔的な、神経を逆なでする音楽」やらと酷評されたようです(汗)

ただ、プログレと言っても「ノー・シンセサイザー」との断り書きがあり
ギターでシンセサイザーのような音を出したり
「多重録音」を駆使したりしていたらしい

ここで「サンプラザ中野くん」さんが「多重録音」について解説
当時の主流だった8トラックは「陸上競技のトラックと同じ」で
「1~8コースそれぞれに異なった音を録音」して
それをステレオ用(2トラック)テープに移すことを「トラックダウン」と言う

…といった説明の後【ボヘミアン・ラプソディ】のマスターテープ
(ステレオにミックスされる前のバラバラの音が録音されたもの)を
当時レコーディングに立ち会ったエンジニアの方が検証する場面があり
24トラックでの録音が始まったばかりの頃
24トラックの7倍分…180トラック以上あったことが判明

8トラの音を2トラに移しミックスするという作業を幾度となく繰り返し
…って、文字にすると簡単なんですが
実際にやるとなると、ものすごく煩雑で、膨大な時間がかかるんじゃないかと…?(汗)

前述のエンジニア、ガリー・ランガン氏が
「70年代には、今あるような設備は何もなかったんです
【ボヘミアン…】は教えてくれます
本当に望むことは必ず出来ると…
『しない』という言葉はあるけど
『出来ない』という言葉はないと…」と話された時

奥さんが改めて「【破れたハートを売り物に】にこだわった甲斐さん」を
思い浮かべたことは間違いないでしょう(笑)

中でも、一番複雑に音が重なっているのが「オペラパート」みたいで
映画では、テープが擦り切れそうになるくらい
フレディが、何度も歌い直しを指示するシーンがあったけど
「ジョンが曲を切ろうとしたらしい
オペラ部分は要らないと思ったんだ」とライドロウ氏

「新しいアイデアを思いつき、どんどん長くしようとするフレディ」と
「奇妙な歌詞や曲の構成に戸惑うメンバー」
「作者のフレディとメンバー達の間に確執が生まれた」ようです

でも、クイーンの担当プロモーターだったエリック・ホール氏によれば
「最初は16分もあったんだ!(笑)
突然『スカラムシュ、スカラムシュ、スカラムシュ…』
なぜヒットしたのか?いまだに判らない(笑)

とにかく、フレディは、このパートに最後までこだわった
周囲の困惑と反対にもメゲず、フレディは納得するまでヤメなかった」んだとか…
ここで、またまた甲斐さんとダブらせる奥さん(笑)

更に、映画の中で…完成した【ボヘミアン・ラプソディ】をEMI社長に聴かせた際
「【キラー・クイーン】みたいな曲が欲しいんだ!」と言われて

フレディより先に、メンバーが「同じことを2度はやらない」とか
「これがクイーンなんだ」と発言したシーンを観て
「某バンド」を重ね合わせたことは言うまでもアリマセン(笑)
コメント
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