我が家のイチオシは「昭和元禄落語心中」です♪
甲斐さん絶賛の「落語・ザ・ムービー」に続き
NHKが「落語界」の活性化に一役買っているらしく
「おかげで忙しくなった」とおっしゃる噺家さんもいらっしゃるそうです
甲斐さんは、小学生の頃にお兄様方と
「落語家のマネ大会(笑)」をなさっていたくらい落語がお好きみたいですが
朝ドラ「ちりとてちん」や映画「しゃべれども しゃべれども」
主題歌をカバーされた「タイガー&ドラゴン」
近いところでは「赤めだか」など
「落語」をテーマにした作品について熱く語っておられましたよね?
だから…という訳ではないんだけど
この金曜夜のNHK枠を観るのがクセになっていたので
ホントに最初は、ただの習慣でチャンネルを合わせただけだったのに
岡田将生さんの老け役ぶりに「どうしちゃったの!?」と驚いたのが運のつき(笑)
「アタシはまた捨てられました」というモノローグに始まり
養女として引き取り育てた、同じ門下のライバルであり友人でもあった
「助六」の娘・小夏(成海璃子さん)から
「父ちゃんの敵だ、殺してやる!」と恨まれてる様子に
「なに?なに?なに?」と心惹かれ「ツカミはOK!」状態…(笑)
「品川心中」「野ざらし」「芝浜」「死神」など古典の名作を絡めながら
二人の出会いから、芸者みよ吉(大政絢さん)との恋
戦前戦後の落語界の様子など、長い回想シーンを経て
「現在」に戻り、クライマックスへと進む内に
落語に限らず「何か」に魅入られた人間の葛藤や孤独が丁寧に描かれ
タイトルの意味が腑に落ちるという具合になっていて
岡田さんは、ただのイケメンじゃないんだなあと
今更ながら納得した次第です(苦笑)
ちなみに、奥さんは、品行方正で真面目に稽古に励む「菊比古(岡田さん)」が
破天荒でも生来の才能と愛嬌で人気者の助六に大きく水を開けられ焦っている時に
八雲師匠(平田満さん)がかけた言葉
…「色気は隙から生まれる
完璧なものに色気はささない」…に食いつき
「じゃあ、甲斐さんは隙だらけってこと?(笑)」と大笑い…って、意味違くね?(笑)
もう1本、意外と印象的だった(失礼!)のが「結婚相手は抽選で」
少子化対策のため、25歳から39歳の独身男女を対象に
抽選で選ばれた相手とお見合いをする「抽選見合い結婚法」が施行され
3人断ると、テロ対策活動の支援部隊で2年間従事しなければならないという
「なんじゃ、そりゃあ!?」な設定に、ちょっと引き気味だったんですが(苦笑)
大半の対象者たちが「結婚し子供を設けないと
国から人として認められないのか?」…といった思いを抱きつつ
とりあえず結婚を決め「前線送り」を逃れたものの
あっという間に「性格の不一致」で離婚したり
病気で子供が産めない女性や「結婚はしない」と決めている女性が
「たった2年」と支援部隊に入隊する道を選択したり…
性的マイノリティや在日韓国人の方々にも触れられており
某議員の口から「生産性」発言が飛び出したように
昔ながらの結婚観にとらわれている社会に一石を投じたことに拍手でした
「なんじゃ、そりゃあ!?」と言うなら「ドロ刑」もいい勝負で(笑)
現職刑事が「伝説の大泥棒」とバディを組む…ってどーよ?(笑)
エンケンさんを始め、中村倫也さん、江口のりこさんなど
強力なバイプレイヤーズに惹かれて見始めたけど
「ながら見」…というより「ながらメインでチラ見」って感じで(笑)
「リーガルV」のプロデューサーの方が話されていた…
「ドラマを作る時、リアリティーと活劇の面白さ
どちらを優先させるかは永遠のテーマである
そこに、キャストやスタッフそれぞれの思い
予算などの事情が複雑に絡み合ってくる
ただ、面白さを優先させる場合でも
リアリティーを知らずにやるのと、知っていてやるのでは、天と地の差がある
それがプロデューサーの矜持だと思っている」
…との言葉に頷いてしまいました(苦笑)
で…「ブラックリベンジ」に続く第2弾「ブラックスキャンダル」ですけど
「リアリティー」はさておき(笑)
我々一般人からすれば「こういうことってあるのかも?」と
まあ、もちろん全てを鵜呑みにすることはないにしろ
「枕営業」の件など「もしかしたら…?」くらいには思える訳で(笑)
まるっきり「でっち上げ」のスキャンダルでも
いったん報道されたら最後、真偽そっちのけで断罪してしまう
マスコミに左右されやすい日本人(苦笑)の1人として、ちょっと反省…
もっとも、ヒロインの「復讐の動機」が
愛する夫を自殺に追い込まれ、妊娠中の子供を流産してしまう前作ほど
強いインパクトがなくて、説得力に欠ける気もナキニシモアラズかなあ…
そのぶん、ラストシーンの後味はかなりスッキリでしたけど…(笑)
余談ですが、このドラマが初主演でいらした山口紗弥加さんは
「まさか38歳で主役をやらせて頂けるなんて思いませんでした
諦めずに続けていれば、何かギフトが届く
芸能界って夢があるなあって…」とコメント(笑)
23歳の頃に、舞台「エレクトラ」の稽古で
蜷川幸雄さんから「千本ノック」を受けられ
「毎日、辞めたいと思っていた」らしく
「その考えを見抜かれていたみたいで…悔しくて泣いていたら
蜷川さんが『辞めたら終わり、お前、辞めんなよ
才能って、いつ花開くか判らないんだよ』って…」と
今回のオファーをお聴きになった時に思い出されたんだとか…
甲斐さん絶賛の「落語・ザ・ムービー」に続き
NHKが「落語界」の活性化に一役買っているらしく
「おかげで忙しくなった」とおっしゃる噺家さんもいらっしゃるそうです
甲斐さんは、小学生の頃にお兄様方と
「落語家のマネ大会(笑)」をなさっていたくらい落語がお好きみたいですが
朝ドラ「ちりとてちん」や映画「しゃべれども しゃべれども」
主題歌をカバーされた「タイガー&ドラゴン」
近いところでは「赤めだか」など
「落語」をテーマにした作品について熱く語っておられましたよね?
だから…という訳ではないんだけど
この金曜夜のNHK枠を観るのがクセになっていたので
ホントに最初は、ただの習慣でチャンネルを合わせただけだったのに
岡田将生さんの老け役ぶりに「どうしちゃったの!?」と驚いたのが運のつき(笑)
「アタシはまた捨てられました」というモノローグに始まり
養女として引き取り育てた、同じ門下のライバルであり友人でもあった
「助六」の娘・小夏(成海璃子さん)から
「父ちゃんの敵だ、殺してやる!」と恨まれてる様子に
「なに?なに?なに?」と心惹かれ「ツカミはOK!」状態…(笑)
「品川心中」「野ざらし」「芝浜」「死神」など古典の名作を絡めながら
二人の出会いから、芸者みよ吉(大政絢さん)との恋
戦前戦後の落語界の様子など、長い回想シーンを経て
「現在」に戻り、クライマックスへと進む内に
落語に限らず「何か」に魅入られた人間の葛藤や孤独が丁寧に描かれ
タイトルの意味が腑に落ちるという具合になっていて
岡田さんは、ただのイケメンじゃないんだなあと
今更ながら納得した次第です(苦笑)
ちなみに、奥さんは、品行方正で真面目に稽古に励む「菊比古(岡田さん)」が
破天荒でも生来の才能と愛嬌で人気者の助六に大きく水を開けられ焦っている時に
八雲師匠(平田満さん)がかけた言葉
…「色気は隙から生まれる
完璧なものに色気はささない」…に食いつき
「じゃあ、甲斐さんは隙だらけってこと?(笑)」と大笑い…って、意味違くね?(笑)
もう1本、意外と印象的だった(失礼!)のが「結婚相手は抽選で」
少子化対策のため、25歳から39歳の独身男女を対象に
抽選で選ばれた相手とお見合いをする「抽選見合い結婚法」が施行され
3人断ると、テロ対策活動の支援部隊で2年間従事しなければならないという
「なんじゃ、そりゃあ!?」な設定に、ちょっと引き気味だったんですが(苦笑)
大半の対象者たちが「結婚し子供を設けないと
国から人として認められないのか?」…といった思いを抱きつつ
とりあえず結婚を決め「前線送り」を逃れたものの
あっという間に「性格の不一致」で離婚したり
病気で子供が産めない女性や「結婚はしない」と決めている女性が
「たった2年」と支援部隊に入隊する道を選択したり…
性的マイノリティや在日韓国人の方々にも触れられており
某議員の口から「生産性」発言が飛び出したように
昔ながらの結婚観にとらわれている社会に一石を投じたことに拍手でした
「なんじゃ、そりゃあ!?」と言うなら「ドロ刑」もいい勝負で(笑)
現職刑事が「伝説の大泥棒」とバディを組む…ってどーよ?(笑)
エンケンさんを始め、中村倫也さん、江口のりこさんなど
強力なバイプレイヤーズに惹かれて見始めたけど
「ながら見」…というより「ながらメインでチラ見」って感じで(笑)
「リーガルV」のプロデューサーの方が話されていた…
「ドラマを作る時、リアリティーと活劇の面白さ
どちらを優先させるかは永遠のテーマである
そこに、キャストやスタッフそれぞれの思い
予算などの事情が複雑に絡み合ってくる
ただ、面白さを優先させる場合でも
リアリティーを知らずにやるのと、知っていてやるのでは、天と地の差がある
それがプロデューサーの矜持だと思っている」
…との言葉に頷いてしまいました(苦笑)
で…「ブラックリベンジ」に続く第2弾「ブラックスキャンダル」ですけど
「リアリティー」はさておき(笑)
我々一般人からすれば「こういうことってあるのかも?」と
まあ、もちろん全てを鵜呑みにすることはないにしろ
「枕営業」の件など「もしかしたら…?」くらいには思える訳で(笑)
まるっきり「でっち上げ」のスキャンダルでも
いったん報道されたら最後、真偽そっちのけで断罪してしまう
マスコミに左右されやすい日本人(苦笑)の1人として、ちょっと反省…
もっとも、ヒロインの「復讐の動機」が
愛する夫を自殺に追い込まれ、妊娠中の子供を流産してしまう前作ほど
強いインパクトがなくて、説得力に欠ける気もナキニシモアラズかなあ…
そのぶん、ラストシーンの後味はかなりスッキリでしたけど…(笑)
余談ですが、このドラマが初主演でいらした山口紗弥加さんは
「まさか38歳で主役をやらせて頂けるなんて思いませんでした
諦めずに続けていれば、何かギフトが届く
芸能界って夢があるなあって…」とコメント(笑)
23歳の頃に、舞台「エレクトラ」の稽古で
蜷川幸雄さんから「千本ノック」を受けられ
「毎日、辞めたいと思っていた」らしく
「その考えを見抜かれていたみたいで…悔しくて泣いていたら
蜷川さんが『辞めたら終わり、お前、辞めんなよ
才能って、いつ花開くか判らないんだよ』って…」と
今回のオファーをお聴きになった時に思い出されたんだとか…